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●新規価格
●アップグレード価格 |
359,000円
179,500円 |
●リリース 2015年11月30日
UC-1 水工 |
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「水門の設計計算 Ver.4」は、主に任意荷重の機能強化を行いました。従来の任意荷重は死荷重のみ設定可能でしたが、これに加えて任意水平荷重、常時・地震時など作用ケースを指定した任意荷重、慣性力の作用方向を制限した任意死荷重を新しく設定可能としました。また、堰柱床版上の任意荷重にも対応しました。
これ以外に、Mu算出、堰柱水流方向のせん断耐力算出に対して計算条件を直接指定できる機能の追加などを行っています。
以下に今回のバージョンアップで対応した主な機能についてご紹介いたします。 |
任意荷重の入力画面に、新しい入力項目として「作用ケース」、「方向」を追加しました。「作用ケース」は、「常時/地震時/全て」から1つを選択します。これは、常時と地震時で荷重条件が異なるものに対応したものです。
「常時」を選択した場合は、許容応力度法の常時ケースのみ載荷します。「地震時」を選択した場合は、地震時、およびレベル2地震動照査、設計水平震度の自動計算、Engineer's
Studio®エクスポートモデルに載荷します。「方向」は、「死荷重(鉛直力)/水流方向水平力/直角方向水平力/慣性力のみ」から1つを選択します。
また、従来の「慣性力」は「考慮/無視」のみの選択でしたが、Ver.4では「全方向/なし/水流方向/直角方向/上流方向/下流方向/左方向/右方向」からの選択としました。地震時慣性力がこの方向に作用した場合のみ、慣性力が作用します。 |
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▲図1 堰柱天端の任意荷重入力画面
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堰柱床版上の任意荷重を設定可能としました。ただし前述した任意荷重の入力項目「方向」は死荷重のみに制限しています。
これ以外の入力項目「作用ケース」、「慣性力」は指定可能です。
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▲図2 堰柱床版上の任意荷重入力画面 |
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終局曲げモーメントMu算出時の終局ひずみ発生位置は、従来は最外圧縮縁の鉄筋位置に自動設定していました。これに対してお客様から、断面端部など任意の位置を指定したいというご意見をいただき対応しました。 |
水流方向照査時の堰柱断面のせん断力を負担する有効幅は箱抜幅を除外した堰柱幅としていましたが、Ver.4では有効幅範囲の直接指定を可能としました。有効幅範囲内の箱抜き面積を除外して有効高を算出します。
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▲図3 断面条件の直接指定画面
(せん断力負担は堰柱断面のみ) |
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以上、新バージョンについて紹介させていただきました。
これからもご要望を取り入れて、改良・改善に努めてまいります。どうぞご期待ください。 |
(Up&Coming '16 新年号掲載) |
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