New Products |
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土木設計業務/工事完成図書 電子納品支援ツール |
●新規価格
●リリース |
98,000円
2017年 3月3日 |
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本製品は、国土交通省/農林水産省/NEXCO(旧日本道路公団)の土木設計業務および工事完成図書についての電子納品業務を支援するツールです。1製品で土木設計業務、工事完成図書、地質調査業務、測量業務などに対応し、電子納品媒体作成を支援します。
今回の改訂で、国土交通省平成28年3月基準に対応しました。対象となる要領案は次の通りです。
- 土木設計業務等の電子納品要領
- 工事完成図書の電子納品要領
- CAD製図基準
- デジタル写真管理情報基準
- 測量成果電子納品要領
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国土交通省より提示されている改定事項について、主なものを取り上げます。
i-Constructionデータの納品
i-Constructionのデータを格納するためのデータフォルダ「ICON」が、土木設計業務、工事完成図書の両方で追加されました。要領で定められた他のフォルダと同様に、格納するデータがない場合は作成する必要はありません。
4文字拡張子の許容
オリジナルファイルなどに使用するMicrosoft Word、Excelなど4文字拡張子のファイル名の許容については、これまでは明確になっておらず、使用にあたっては受発注者間協議などが必要でした。今回の改訂では、4文字の拡張子が使用可能であることが明記されました。
電子納品支援ツールのXMLチェックでも4文字拡張子のファイル名に対応し、許容されている箇所についてはエラー表示を行わないよう変更しております。 |
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▲図1 4文字拡張子チェックへの対応 |
圧縮図面ファイルへの対応
電子納品のCADデータのフォーマットは、原則としてSXF(P21)形式が指定されていました。今回、新たにSXF(P21)形式のデータをZIP方式で圧縮したSXF(P2Z)形式も使用できるようになりました。
本形式では容量が大きくなりがちなP21ファイルの容量の軽減を図ることが可能です。また、SAFファイルやラスタファイルも含めて1ファイルにまとめることができ、CAD製図基準において10以上のラスタファイルを使用することもできます。
本製品に付属のCAD朱書きツールではSXF(P2Z)形式に対応しており、プレビュー、朱書き、一括出力などが行えます。
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▲図2 CAD朱書きツール:P2Z形式の一括出力 |
測地系について 測地系についてはこれまで、日本測地系(旧測地系)、新測地系(世界測地系)のいずれかが対象でした。本基準より世界測地系がJGD2000、JGD2011の2種類に区分されるようになりました。
土木設計業務、工事完成図書の境界座標について世界測地系(JGD2011)に準拠すると定められています。ただし、JGD2000の測地系で取得した場合はJGD2011への変換の必要はありません。境界座標は国土地理院の次のサービスより取得できます。
電子媒体の規定変更 DVD-Rの使用が協議なしで標準となりました。さらに容量が大きくなる場合は、協議の上BD-Rの使用が可能です。
CD-Rで提出する場合の論理フォーマットがISO9660 Level1からJolietを原則とするように変更されました。ファイル名の制約、8文字+拡張子3文字が緩和されます。また、電子納品要領では原則としてファイル名は半角英数大文字であると規定されていますが、CD-Rのフォーマット定義上では日本語ファイル名の使用も可能となります。 |
電子納品支援ツールVer.15.1.0では国土交通省平成28年10月の地質・土質調査成果電子納品要領、平成28年4月の地籍調査成果電子納品要領への対応を予定しております。 |
(Up&Coming '17 春の号) |
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