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Multiframe CONNECT Edition v21.2リリース |
Multiframe/Multiframe Advancedのインストーラの共通化
インストーラが一本化されました。起動時に現れるライセンス選択ダイアログで、利用できるライセンス(Multiframe/Multiframe Advanced)を確認、設定することになります。
カラーピッカー変更
グリッドを使用したものに修正され、すべての色と太さが一目でわかり、コピー・ペーストなども使用可能になりました。また、ダブルクリックによりソートできます。
ツールバー位置のリセット
ツールバーのレイアウトは、Windowsのレイアウトに応じて変わります(小さくすると崩れてしまう)。それを解消するためにツールバーの配置をデフォルト状態にリセット出来るようになりました。
Multiframe機能紹介「モデル作成方法:球体」 |
今回は、Multiframeで“球体”のフレームを作成する手順を簡単にご紹介させていただきます。
作成するモデルの概要は以下のように想定します。
・直径:10000mm、分割数:36(円周水平、垂直方向とも)
1. 「作成メニュー|生成|円弧」
フレームウィンドウにて、”正面表示”に切替えます。「作成メニュー|生成|円弧」より、図のように設定してOKをクリックし、部材を生成します。
注)Multiframeの生成メニューでは、ビューの表示状態によりメニューで指定する数値の座標系が異なります。 |
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■図1 概要図(平面) |
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■図2 「作成メニュー|生成|円弧」 |
2. 「作成メニュー|複製」1
”3D表示”に切替え、すべての部材を選択します。「作成メニュー|複製」より、タイプを「球状形」とし、図のように1回コピーします。
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■図3 「作成メニュー|複製|球状形」 |
3.各節点間に部材を追加します。
4.「作成メニュー|複製」2
表示を“上面表示”に切替え、「作成メニュー|複製|球状形」より残りの分をコピーします。この時注意するのは、コピー回数を”34”としてコピー後に部材が重ならないように選択することです。
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■図4 部材追加 |
■図5 複製後 |
5. 「作成メニュー|複製」3
最後の区間の分を、図のように部材を選択して「作成メニュー|複製|球状形」より、
コピー回数を”1”としてOKをクリックします。これで上半球が完成しまた。
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■図6 部材選択状態 |
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■図7 上半球完成 |
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6. 「作成メニュー|反転」
“正面表示に切替えて部材をすべて選択します。「作成メニュー|反転」より、「反転の中心点:y」、「既存構造への接続、選択を複製」にチェックを入れてOKをクリックします。これで球体が完成しました。
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■図8 完成 |
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開発元:Bentley Systems(Formation Design SystemsはBentley Systemsに吸収合併)
■Multiframe 21.02 日本語版 2017年リリース |
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(Up&Coming '17 盛夏号掲載) |
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