本製品で考慮する作用の種別は、死荷重データ(D)、および、支点沈下(SD)の2種類が対象となります。これら以外の作用の種別データは本製品では入力表示を省略しています。
荷重値に対する部分係数の基本的処理は、以下のとおりです。
荷重値=入力荷重値×荷重係数γq×荷重組合せ係数γp
特に連続桁の場合は、先行して打ち込んだコンクリートに、引張応力が生じるケースがあるので、適切なブロック割りと打ち込み順序の検討を行い、発生する引張応力度を小さくするよう計画・検討を行う必要があります。また、打ち込み日の間隔をあけ(すなわち、養生期間を長くとること)、コンクリート応力度の制限値を高めることも有効となります。これらの検討をソフトウェア上で効率よく確認できるのが、本製品の特長となります。