「パイプラインの計算」では、埋設条件や荷重条件より複数土被りについて検討し、結果確認や計算比較表の結果としては数値結果を確認することができました。今回、計算結果を数値だけではなくグラフ化することが可能です(図4)。グラフ表示は、「常時の検討」だけではなく「耐震計算」の結果についても表示することができます。グラフ化される際の横軸は土被りとなりますが、縦軸については検討対象や適用管によって異なります。「常時の検討」の場合は許容水圧となり、「耐震設計」は次のようになります。
●継手構造管路
1.ダクタイル鋳鉄管,塩化ビニル管,強化プラスチック管
管体応力(N/mm2),継手伸縮量(mm),屈曲角(°)
2.ポリエチレン管
継手伸縮量(mm),屈曲角(°)
●一体構造管路
1.ダクタイル鋳鉄管,塩化ビニル管,ポリエチレン管,
強化プラスチック管,ひずみ(%)
このように結果をグラフ化することで、複数の土被りに対する結果を一目で確認することができます。
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