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道路土工 |
道路標識柱の設計計算 Ver.3
路側式や片持ち式の道路標識柱の設計計算プログラム
●新規価格
●リリース |
173,000円
2019年3月 |
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「道路標識柱の設計計算」は、『道路標識ハンドブック 2012年度版(一般財団法人 全国道路標識標示業協会)』(以下、ハンドブックと記す。)に準拠し、道路標識柱の設計計算を行うプログラムです。
2019年3月末日リリースを予定している「道路標識柱の設計計算Ver.3」は、次の項目の対応を予定しています。
・門型標識(トラス構造)の計算に対応
・鋼管杭基礎の計算に対応
・ケーソン基礎の地盤反力度算定に対応
以下にこれらの概要を紹介いたします。
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多数のご要望を頂いていました「門型標識(トラス構造)」の計算に対応いたしました。一口に門型標識と言っても、その形状は、多種多様で、柱や梁の本数が異なる場合や、トラス構造になっていない場合がございます。そのため、Ver.3では、最も一般的と考えられる図1のような形状(柱2本、梁4本)に対応いたします。
また、対応する計算内容といたしましては、以下の通りとなっています。
・梁および柱の計算
・継手部(梁と柱の仕口)の計算
・柱脚部の計算(アンカーボルト4本、リブプレート4枚)
・斜風時の検討
・基礎の計算(直接基礎、H鋼杭基礎、鋼管杭基礎)
ところで、ハンドブックに記載されている門型標識の計算例では、図1(上)のように左右対称かつ標示板が1枚でなければなりませんでした。そこで、本製品では、単純梁の計算を応用し、図1(下)のような左右非対称および複数標識の計算に対応し、自由な設計を実現いたします。
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図1 「門型標識」 |
図2 「門型標識の入力画面」 |
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Ver.3では、杭基礎の入力におきまして、鋼管を選択できるようにいたします。これまでは、鋼管を計算に用いる場合、H鋼のデータベースにて周長や断面積を鋼管の値に調整して頂く必要がありましたが、新たに鋼管のデータベースを実装するため、その必要がなくなります。
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図3 鋼管のデータベース |
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これまでは、ケーソン基礎における地盤反力分布の算定と前面地盤の安定計算が可能でした。Ver.3では、従来の計算に加え、ケーソン基礎における地盤反力度の算定に対応しました。
また、これまでは、ケーソン基礎において道路方向直風時の照査のみ行っていましたが、Ver.3では、道路方向常時の照査、道路横断方向の照査、基礎底面の安定照査(滑動、地盤支持力)にも対応し、これまでよりも詳細な照査が可能となりました。
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今後の開発予定といたしましては、初期よりご要望頂いているNEXCOの設計基準に対応すること、「門型標識」の機能拡張、「Engineer's Studio®」の計算部を用いた骨組解析機能の実装、「基礎の設計・3D配筋(H29道示対応)」との連動を予定しています。ご期待ください。 |
(Up&Coming '19 春の号掲載) |
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