MAXSURF V21.14の新機能 Maxsurf Modeler
トリメッシュサーフェスをPartから生成する
PartはMaxsurf Structureで定義した部品(フレーム、デッキ、プレート等)で、デザインファイル(.msd)に含まれます。Partからトリメッシュを生成するには、トリメッシュメニューから、Trimash|Generate from Partsを選びます。このメニューは、デザインファイルに少なくとも一つのPartが含まれている場合に選択可能となります。以下のようなダイアログが表示されます。
図1 Generate Trimash for Partsダイアログ
メッシュを作成したいPartをチェックし、予想輪郭長さを入力します。
トリメッシュをライノセラス3dmファイルフォーマットに変換する
MAXSURF Modelerはトリメッシュをライノセラスの3dmファイルに保存したり、ライノからトリメッシュを読み込んだりすることができるようになります。サーフェスの属性は、パーツ名、色、外側矢印そしてアセンブリー情報が保持されます。
図3 Maxsurf Modelerのトリメッシュ面(左)を、
ライノセラスにエクスポートしている(右)
トリメッシュのボンディング
トリメッシュウェルディングは、新しいトリメッシュボンディング機能に置き換わります。トリメッシュボンディングは、2つの異なるサーフェスに共通のエッジを持たせることにより、NURBSサーフェスのボンディングと似た仕組みで機能します。ボンドされたエッジのトリメッシュノードが変更されると、そのノードを共有するもう一方のトリメッシュのノードも変更されます。2つのトリメッシュがボンドされると、ボンドされたエッジは、トリメッシュボンド表示ボタンによって表示できます。ボンディングは近接する三角エッジが完全に一致させ、CFDやFEAの解析に必要な属性となります。
ボンディングは2つのトリメッシュサーフェスと一つのカーブを用いて実行します。カーブは、二つのメッシュがボンドされて生じる交差線を意味します。アセンブリーウインドウから、ボンドしたい2つのトリメッシュとボンドの境界線を表すカーブを選択します。そして、Bond
TrimeshesをTrimeshメニューより選びます。