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橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)のなぜ? 解決フォーラム

旧基準の設計データ読み込みについて

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「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」では、旧基準(H24年道示)対応製品である「橋台の設計・3D配筋(旧基準)」のデータ読み込みに対応しています。このとき、旧データ読み込み後に必要な入力について紹介いたします。

旧データファイル読み込み

「橋台の設計・3D配筋(旧基準)」のデータを読み込むには、ファイルメニューより「ファイルを開く」を選択後、ファイルの種類で「H24設計データファイル(*.f4a)」を選択することで読み込むことができます。ファイル読み込み時には、荷重の名称の変更ができ、荷重名称の変更では、旧基準でこれまで使用されていた「常時」、「地震時」の荷重名称を平成29年道路橋示方書の作用の組合せ「D」,「D+L」,「D+EQ」の名称に変更します。また、「H24設計データファイル読み込み」時の制限事項は、次の通りです。

「制限事項」

制限事項については、平成29年道路橋示方書にて明確になっていない制限値や計算内容がある場合に読み込みを不可としています。

  1. 適用基準は、平成29年道路橋示方書となります。
  2. 既設構造物や補強設計はできません。
  3. 鉄筋材質は、基準に記載されているSD345,SD390,SD490となります。
  4. 基礎形式による制限事項は、直接基礎は水平地盤のみとなり、斜面上基礎の計算を行うことができません。杭基礎は、平成29年道路橋示方書に記載されていない杭種や盛りこぼし橋台、側方移動、2.5次元解析の特殊条件での設計は、行うことができません。

※杭基礎の2.5次元解析は、「基礎の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)Ver.3」で対応します。「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」では、基礎連動により対応可能となります。

読み込み後の処理について

ファイル読み込み後、「躯体形状」から「考え方」までの入力は、制限事項にかからない項目について、そのまま読み込まれます。また、限界状態設計法となったことにより、計算で不要になった「許容値」及び、制限値のデフォルトが登録されている「基準値」は、取り込まれません。

ファイル読み込み後、作用組合せに「1.0(D+L)」と「D+TH+EQ」の作用ケースを設計に使用する組合せに応じて追加する必要があります。また、直接基礎については、支持地盤の種類を確認します。

図1  取り込み対象

1.0(D+L)について

「永続/変動作用時の荷重ケース」の組合せにおいて、1.0(D+L)のケースを追加します。本ケースは、「平成29年道路橋示方書 W下部構造編」 P.167の基礎の変位の制限を検討するケース及び「平成29年 道路橋示方書V コンクリート橋・コンクリート部材編」 P.187のコンクリートの疲労の耐久性能を検討するケースとなります。

D+TH+EQについて

「永続/変動作用時の荷重ケース」の組合せにおいて、D+TH+EQのケースを追加します。「平成29年道路橋示方書に基づく設計計算例」 P.399において、D+EQと照査に用いる抵抗係数が異なる場合があることから、D+TH+EQケースも組合せに考慮されています。

支持地盤の種類について(確認事項)

直接基礎が選択されている場合は、「初期入力」画面の「材料・荷重」の支持地盤の種類の確認が必要となります。平成29年道路橋示方書では、支持地盤の種類によって、「鉛直地盤反力度の制限値」や「鉛直荷重による限界状態1」の計算方法が変わります。

図2 旧データ読み込みのイメージ



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