|
|
フォーラムエイトでは、3次元弾塑性地盤解析GeoFEAS3Dを導入されているユーザー様を対象に、従来のGeoFEAS2D弾塑性地盤解析の2次元モデルに加え3次元モデルについても、地盤を中心としたモデル化、初期データ作成をサポートする地盤解析支援サービスを開始しました。
荷重や形状の対称を考慮する必要がある場合、例えば地滑り斜面の抑止杭、トンネルの交差部、杭基礎周辺の近接施工影響検討などについて、3次元解析を必要とすることがあります。また、構造物と地盤との相互作用等においてフーチングのねじりモーメントなどは3次元でなければ解析することができません。そのため、実際の構造物をモデル化するにあたり経済性および合理的な解析をするためには3次元解析が不可欠な場合が多いと考えられます。
GeoFEAS3Dは、静的な問題について地盤の非線形性を13種類の土の構成則を使い分けることで、解析対象について適切なモデルを作成し、変形や応力分布を求めることができます。また、地盤の盛土や切土に伴うステージ解析、構造物との相互作用の解析、トンネル掘削に伴う切羽の安定解析、または、せん断強度低減法を用いて斜面や地滑りの立体的な安定解析をすることができます。 |
|
地盤解析シリーズWeb見積 |
本支援サービスは、弊社技術サポートグループ及び開発スタッフがバックアップを行います。特に、FEM解析において最も面倒なデータ作成から、操作上のテクニックを要する解析結果の処理、可視化までの一連の流れを含めて、3次元FEM解析がスムーズに行えるサービスとなります。本サービスには、サービス価格がすぐわかる標準見積システムを用意しています。基本的には、節点数、ステージ数などで見積を算定できます。
余談になりますが、GeoFEAS3Dのプレ部およびポスト部は、3次元のモデルを操作しやすいように様々な機能を持っています。プレ部の入力画面は3Dモデルを作成するのに便利な機能をそろえており、拡大縮小、作業平面の定義、立体・平面・鳥瞰などの表示の機能を有するほか、構造物や地盤を各グループに分け、表示上色分けや表示/非表示の切り替えが容易になっています。ポスト部の出力画面は、変形図のほか応力・ひずみの各出力内容についてコンター表示、ベクトル表示が可能であり、事例では変形と応力コンターを組み合わせて表示しています。
■事例1 杭基礎
杭基礎について解析した(節点数2180、ステージ数2)事例です。入力は杭基礎の対称性を利用して1/4断面を作成し、複製して解析対象の半断面を作成しました。荷重は、通常の集中や分布荷重のほか震度法による地震荷重や水位設定により水圧荷重を考慮することができます。本事例ではフーチング上面に等分布荷重を載荷した場合を設定しました。ステージ設定は、初期応力解析を実施し地中内の応力分布を解析したのち、実際に杭基礎に加わる荷重を考慮しています。
杭基礎解析
●節点数=2180 ●ステージ数=2 ●梁要素未使用 ●3次元通常モデル |
解析支援サービス費例 |
¥486,158(税込 \510,465) |
|
|
|
杭基礎解析(プリプロセッサ) |
|
杭基礎解析(プリプロセッサ) |
|
|
|
杭基礎解析(ポストプロセッサ) |
|
杭基礎解析(ポストプロセッサ) |
|
■事例2 橋脚とトンネル解析
既存の橋脚の周辺でトンネル施工があった場合の近接施工影響検討を行った事例(節点数10,347、ステージ数2)です。杭基礎の橋脚がある周辺でトンネル施工があった場合に地盤の変形や杭体の応力度増分を予測することができます。地層は基盤層、中間層、表層の3層に分けました。入力画面では3層を色分けすることで材料物性の設定や座標の設定などを容易にしています。杭は鋼管杭を設定し、トンネルには覆工を設けており、解析モデルではそれらの構造物を面要素で設定し、地盤との影響検討をリアルに再現しています。ステージ設定は、初期応力解析を実施し、トンネルの掘進に合わせてステージを細かく設定することが可能ですが、本事例では最終段階のみを解析しています。
橋脚とトンネル解析
●節点数=10、347 ●ステージ数=2 ●梁要素未使用 ●3次元通常モデル |
解析支援サービス費例 |
¥852,821(税込 \895,462) |
|
|
|
橋脚とトンネル解析(プリプロセッサ) |
|
橋脚とトンネル解析(プリプロセッサ) |
|
|
|
橋脚とトンネル解析(ポストプロセッサ) |
|
橋脚とトンネル解析(ポストプロセッサ) |
|
|
|
(Up&Coming '09 早春の号掲載) |
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|