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●はじめに
「電子納品支援ツール Ver.9」は、国土交通省/農林水産省/NEXCO(旧日本道路公団)の土木設計業務及び工事完成図書についての電子納品業務を支援する総合環境支援ツールです。1製品で土木設計業務、工事完成図書、地質調査業務、測量業務などに対応し、電子納品媒体作成を支援します。
電子納品支援ツール Ver.9では、主に以下の改訂を行いました。
(1)TECRIS, CORINSの項目の入力支援機能を追加(国交省基準のみ)
(2)CAD朱書きツール Ver.4に更新
(3)各種電子納品運用ガイドライン(案) 国土交通省 平成21年6月に対応
(4)製品添付の自在眼を Ver.11に更新
●TECRIS, CORINS の項目の入力支援機能
業務管理ファイル、工事管理ファイルのXML管理項目入力時のTECRIS, CORINSの項目の入力支援機能に対応しました。TECRIS,
CORINSで定義された項目を分類から選択・検索し、各種コードなどの入力が可能になりました。
入力支援の対応項目は以下の通りです。
TECRISコード入力支援
・住所情報(住所、住所コード)
・水系-路線情報(水系路線コード、水系路線名)
・発注者情報(発注者機関コード、事務所名)
・業務分野コード
・業務キーワード
CORINSコード入力支援
・工種-工法形式
・住所情報(住所、住所コード)
・発注者情報(発注者大・中・小分類、発注者コード)
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▲CORINS発注者情報入力 |
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▲TECRIS水系-路線情報入力 |
●CAD朱書きツール Ver.4
CAD朱書きツールをVer.4に更新いたしました。主な改訂内容は以下のとおりです。
- 「SXF Ver.3.1」に対応
・フィーチャ要素として、クロソイド曲線と弧長寸法に対応
・属性付加機構の仕様変更に対応
・SAFファイルの仕様変更に対応
・ハッチング対応項目の追加
・既定義シンボルの形状を描画できない場合は、規定シンボル名称を文字列要素で描画するように対応
・モノクロラスターを透過表示できるように対応
- 「SXF表示機能及び確認機能要件書(案) H21.3」に対応
- 「CAD製図基準(案) 平成20年5月」に対応
基準に基づいた図面のチェック機能に対応し、図面サイズ、尺度、線種、線の太さ、線色、CADデータ内の文字、CADデータ中の縦書き文字、ファイル名、レイヤ名、線の太さ、文字の大きさのチェックを行うことが可能です。
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▲CAD製図基準(案) 平成20年5月 チェック設定 |
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▲CAD製図基準(案) 平成20年5月チェック結果 |
●各種電子納品運用ガイドライン(案) 国土交通省 平成21年6月に対応
電子納品支援ツールVer.9では、国土交通省 平成21年6月改定の以下の基準(ガイドライン)に対応しました。
・電子納品運用ガイドライン(案)【土木工事編】
・電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】
・CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)
・電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】
「電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】」に関しては、追加、変更された測量成果ファイル名のリネームへの対応のみ行っています。
●製品添付の自在眼を Ver.11に更新
オリジナルファイルプレビュー、XML使用禁止文字チェック、サムネイル作成機能で使用しております、自在眼マルチビューアをVer.11に更新いたしました。自在眼Ver.11では、Microsoft
Word, Excel, PowerPoint 2007形式のファイルの表示に対応しました。
●今後の予定
平成21年8月以降適用開始の、「地質・土質調査成果電子納品要領(案) H20.12版」がすでに公開されておりますので、この基準への対応を行う予定です。また、「電子納品運用ガイドライン(案)【測量編】
H21.6版」で定義されました、測量に関するサブフォルダ構造の変更にも対応予定です。
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●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
■電子納品支援ツールVer.9 リリース日:2009年6月30日 |
(Up&Coming '09 秋の号掲載) |
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