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●製品概要
今年4月に英語版を先行リリースしましたが、GUIと基本マニュアルを日本語に翻訳した日本語版をこのほどリリースしますので、改めてご紹介します。
AllplanシリーズはドイツのCADメーカーNemetschek社Allplan GmbHにより開発されたBIM統合ソリューションです。Allplanシリーズのうち、Architecture(一般建築モジュール)とEngineering(RC構造物モジュール)を弊社で取り扱っています。
この2つはプログラムとしては同一のもので、多くの基本的な機能は共通していますが、どちらのモジュールのライセンスを購入するかによって各モジュールを特徴付ける機能が使用可能となり、前者と後者に分かれます。
●機能・特徴
Allplan2009 Architecture
基本的な2D、3DのCAD要素の描画はもちろん、壁・柱・スラブなどの建築要素に対して、厚さ・層数・材質などの属性を設定してモデル作成を行えます。各階の床から天井までの高さを予め定義しておき、各階の建築部材ごとに個別のファイルで管理されます。また、様々なデザインの窓・ドア・ファサードなどの部材もライブラリに登録されており、きめ細かい意匠検討が可能です。平面図、立面図などの2D図面と3D(アニメーション)画面が常にリンクしながら、モデルの確認を行えます。
ほとんどすべてのコマンドが、メニューからだけでなく、ポインタ移動によって瞬時に現れるパレットにアイコンとして用途に応じて分類・格納されており、アイコンが散乱することなく、作業画面を広く使えます。
また、頻繁に使用する部材をウィザードとして登録しておくことにより、複雑な属性を持った部材でも、ウィザードパレットからのドラッグ&ドロップで簡単に配置できます。
完成後のモデルに対して、日時・都市名を指定することにより、1日の日射の当たり方、影のでき方を検討する機能もあります。また、モデル周囲にカメラ視点軌跡を設定して、動画を作成することもできます。
Allplan2009 Engineering
構造工学、土木工学、鋼構造物、道路・都市デザイン、橋梁などの大規模構造物のためのモジュールです。Architectureと多くの機能を共有しながら、RC構造物、鋼構造物、道路・都市デザインなどに関する機能が加わっています。Architecture
同様、2D図面と3D画面が常にリンクしており、3D画面では、コンクリートを好みの透過表示にしてあらゆる方向から配筋の様子を確認することもできます。
RC構造物に関する大変便利な機能として、FFコンポーネント機能があります。これは、棒鋼、メッシュ、肋筋など、様々な形状の鉄筋がライブラリに登録されており、鉄筋径、本数、コンクリートかぶりなどを細かく調整し、さらに、調整済みの鉄筋集合体がドラッグ&ドロップで、任意の大きさ・形状のコンクリートの型枠形状に自動的にフィットするものです。鉄筋同士の衝突検出機能もあります。フィクスチャ(コンクリートの中に埋め込まれる金属部材)についても、様々な種類のものがライブラリに登録されています。配置された鉄筋のリストもコマンド1つで自動的に作成されます。その他、HVAC要素の配置も行えます。
道路・都市デザイン関連の機能を使用すると、デジタル地形モデルを作成し、その上に建物、橋、道路、鉄道などを配置し、テクスチャを貼り付けることによって、3D画面で都市景観の検討も行えます。
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●日時 : 2009年11月18日(水)〜20日(金) ●会場 :東京コンファレンスセンター・品川
『Allplan(Architecture)日本語版』/『Allplanの韓国における建築適用事例』
11月18日(水) 13:40〜 「建築・BIM」セッション
『Allplan(Engineering)日本語版発表』/『Allplanの韓国における土木適用事例』
11月19日(木) 10:40〜 「CAD&VR」セッション |
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■Allplan2009 日本語版 リリース予定日:2009年11月 |
(Up&Coming '09 晩秋の号掲載) |
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