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大型船への応用
- 大型船建造で求められる要求の1つとして、出力の精度が挙げられます。Maxsurfが採用している外板展開方法は、2次曲がりを持つ外板の生成テクニックに必要となる、ピンジグや曲げ型などの情報の自動生成を可能にしています。また、外板の形状情報は、ShipConstructorやその他のCADシステムへデータを移行して詳細設計に用いることを容易にしています。
大型船設計と製造工程ソフトウェア
- Maxsurfが大型船設計に適している点として、次のような項目が挙げられます。
1.パラメトリックトランスフォーメーション
Maxsurfのパラメトリックトランスフォーメーション機能は、既存デザインに対し、なめらかさを維持したまま、要求されるデザインパラメータに素早く形状を変更することを可能にします(図1)。長さ、幅、深さ、排水量などの線形的な変化以外に、デザイン係数(プリズマティック係数、ブロック係数等を含む)の指定によるモディフィケーションが可能になっています。
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▲図1 パラメトリックトランスフォーメーション |
2.ハルフェアリング
船舶運航会社にとっては、競争力を高める上でど運航コストの削減が課題となりますが、燃料コストの上昇に伴い、ハル形状の最適化と抵抗の最少化が従来に増して重要になってきています。このため、デザインに対する妥協は許されないことなのです。Maxsurfのデザイン哲学は、サーフェスフェアリングという言葉に集約されると言えるでしょう。NURB原理による、変化の最少化と、見たままの機能、つまりサーフェスの画面表示は、モデルのありのままの姿であり、モデルをただよく見せようとする機能ではないのです。
3.Hydromaxモデルと分析機能
タンク定義のためにサーフェスを使えば、Hydromaxで扱えないタンク形状はありません。
4.Workshop構造定義
多くの機能は、日本の造船所からの要求に応えることにより追加されたものです。以下のような機能がそれにあたります。
- 高精度な外板展開計算
- 外板曲げ出力には、ピンジグ、曲げ型、見通し線、対角線等が含まれます。
- なめらかなロンジスチフナの生成
- スチフナ逆直線の出力
- ウェブフレームカットアウト形状
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Maxsurfセミナー
●日時 : 2011年 3月 18日(金) 9:30〜16:30 ●参加費 : \15,000 (1名様・税込 \15,750)
●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
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■Maxsurf Ver.15日本語版 2010年10月リリース済み |
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(Up&Coming '11 新春号掲載) |
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