New Products |
|
|
●最新版製品価格 |
●リリース 2011年3月(日本語版 別売)
仮設工 |
|
|
|
フォーラムエイトでは現在、中国基準により正確に対応したUC-1製品として、「RC断面計算」、「土留め工の設計 Ver.2」、「橋台の設計 Ver.2」、「擁壁の設計 Ver.2」の4製品について開発を行っています。いずれの製品も中国語版と日本語版の両方(別売)をご用意する予定です。
本ページでは、「土留め工の設計 Ver.2」について、前号で紹介できなかった計算結果確認機能や印刷機能についてご紹介します。なお、本バージョンで対応した中国基準の土圧理論や全体安定照査(円形すべり法)などについては、89号で紹介していますので、併せてご覧ください。
適用基準および参考文献
- 「建築基坑支護技術規定(JGJ 120-99)」
- 「建築辺坂工程技術規範(GB 50330-2002)」
- 「建築地盤基礎設計基準(GB 50007-2002)」
適用範囲
本製品の主な適用範囲は以下の通りです。
-
計算法 |
慣用法 (根入れ長の計算、断面力の計算、支保工反力の計算、壁体応力度照査)
弾性法 (断面力の計算、支保工反力の計算、壁体応力度照査) |
壁体 |
鋼矢板、軽量鋼矢板、親杭横矢板、鋼管矢板、SMW壁、地中連続壁 |
支保工 |
自立式、切ばり支保工、アンカー支保工、切ばり+アンカー併用工 |
底面安定 |
ボイリング、パイピング、ヒービング、盤ぶくれ |
その他 |
全体安定照査(円形すべり法)、転倒照査、不浸透性の検討など |
|
計算内容
計算法としては、「慣用法」および日本の弾塑性法レベルに近いと考えられる「弾性法」に対応しています。断面力の計算では、各掘削ケースごとにフレーム解析を行います(図1・図2)。また、掘削底面の安定照査や全体安定照査(円形すべり法)、決定根入れ長に対する転倒照査などを行うことができます。
|
|
|
■図1 フレーム解析モデル(慣用法) |
|
■図2 フレーム解析モデル(弾性法) |
計算結果の確認
[計算確認]画面では、図3や図4のように慣用法や弾性法の結果総括表や詳細(根入れ部の安定計算結果や断面力、変位、支保工反力)を確認することができます。断面力に関しては掘削ケースごとに、フレーム解析結果を確認することも可能です(図5)。また、壁体断面照査や支保工、掘削底面の安定、円形すべり法などに関しても、結果総括や詳細を確認することができます(図6)。
|
|
|
■図3 計算確認(慣用法の結果総括表) |
|
■図4 計算確認(慣用法の計算結果) |
|
|
|
■図5 計算確認(フレーム解析結果) |
|
■図6 計算確認(円形すべり法) |
印刷機能
計算書の印刷(プレビュー)機能として、設計条件と計算結果の詳細をすべて印刷する「全印刷」(図7)や設計条件のみを印刷する「設計条件」、計算過程等を省いた各照査の結果一覧表のみを印刷する「結果一覧」(図8)などがあります。また、特定の章のみを印刷したり、任意の照査項目を除いて印刷を行うなど、細かい設定を行うことができます。
|
|
|
■図7 計算書作成(全印刷) |
|
■図8 計算書作成(結果一覧) |
本製品が中国市場に受け入れられるよう、リリース後もユーザ様からのご要望、ご指摘に対応していきたいと考えています。また、本製品の全体安定照査(円形すべり法)は、今後日本版にも組み込む予定ですので、そちらもぜひご期待ください。
※画面は開発中(日本語)のものです。 |
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|