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新バージョン『xpswmm2011』英語バージョンが8月初旬にリリースされました。
現在、弊社では『xpswmm2011』英語バージョンのリリースにつづき、9月初旬にxpswmm2011日本語バージョンのリリースを予定しておりますので、是非ご期待下さい。 |
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近年、本プロダクトが積極的に推進してきた1D/2D統合解析の日本での実務での導入機会が増加してきました。
1D/2D統合解析の更なる普及には、多くの技術者に実際に1D/2D統合解析がどのようなものか使用していただく機会を提供していきます。
本バージョンより、最小の1万セルXP2Dモージュルが標準機能となります。まずは最低セル数の制限版にて1D/2D統合解析をご体験下さい。
最新バージョンの主な改定内容につきまして、以下にご紹介します。 |
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追加機能
◆マルチドメインモージュルの追加
2010バージョンまでは、全地表面氾濫流域を一様にメッシュ分割しかできなかったことに対して、2011バージョンでは、氾濫流域に複数の領域(マルチドメイン)を定義でき、それぞれの領域に異なるメッシュサイズを定義できるようになりました。
また、定義したメッシュ範囲(グリッド範囲)を任意に回転し、実際の地形(道路や流線)に合うように調整できます(図1)。
この機能により、解析精度が必要な領域に小さいメッシュサイズで、そうでない領域に大きいメッシュサイズで複数のメッシュサイズで定義すれば、メッシュ数の制限の中でメモリを節約することができ、解析速度も速くなります。
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■図1 マルチドメイン |
このツールで、選択した複数のシングル・リンクを多重リンクに変換し、開水路を追加します(図2)。
本ツールにより、道路沿いの暗渠を多重リンクに変換して、暗渠のシミュレーションに加えて、道路側溝や道路表面流を表現することができます。
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■図2 2重排水パッチ変換ツール |
◆GISファイルからノードやリンクのインポート
シェップファイルに保存されている点や線データとその属性をxpswmmにノードやリンクとしてインポートすることができるようになりました。その際、シェップファイルにあるノード・リンクの属性をxpswmm内のデータベース変数に割当てることも可能になりました。
◆流出の集中時間の計算機能
集中時間/ピークへの到達時間の計算機能を「単位ハイドログラフ法」と「SCS流出法」のダイアログに追加されました(図3)。
ここで、下記の9つの計算方法が使用可能です。
Friend's Equation,Modified Friend Formula,Kinematic Wave,Alameda,Izzard,Kerby,
Kirpich,Federal Aviation Authority,and Bransby Williams.
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■図3 TCの計算 |
改訂機能
◆雨水貯留施設の設計最適化
4つの設計オプションで、ノード・リンクを自動的に最適化します(図4)。
- 下流放流管の最適化:ノードでの最大貯留レベルを超えないように下流放流管の管径が自動的に決定されます。
- 貯留量の最適化:最大貯留高を超えた場合、貯留規模を自動的に変更します。
- 下流放流管と貯留量の最適化:まず、既存の放流管で貯留規模が最適化され、それでも、流下しきれない場合、次に放流管の管径が最適されます。
- 下流への放流量を制限します。
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■図4 雨水貯留施設の設計最適化の設定 |
◆時系列出力のポイントで、流速の大きさ、方向とその標高データを同時に表示可能
2Dアクティブエリアを横断する点群での流速の大きさ、方向とその標高データが表示(数値化)できるようになりました。
◆2Dシナリオマネジャー:複数のシナリオ結果の比較検討
◆2D変動形状:ダムや堤防の決壊シミュレーション |
xpswmmセミナー
●日時 : 2011年10月4日(火) 9:30〜16:30 ●参加費 : \15,000(1名様・税込\15,750)
●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールームTV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催 |
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(Up&Coming '11 秋の号掲載) |
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