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ボックスカルバートの設計セミナー |
●開催日・場所 : 2012年6月26日(火) 9:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム ※TV会議システムにて
東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催
●参加費 : 1名様 \15,000 (税込 \15,750) |
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「BOXカルバートの設計Ver.11」では、主に次の項目に対応しました。
- 土圧軽減(NEXCO)対応
- 地震時検討(NEXCO)の多層地盤対応
- 端部とハンチ端の曲げ応力度同時照査
- 内空活荷重ケースの組合せ拡張
- 分布活荷重入力
- 計算書出力書式の改善
- レベル2地震時の強制変位による方法
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「設計要領第二集カルバート編 NEXCO」の平成23年7月版から追加された土圧軽減ボックスカルバートについて、1〜3連ボックスカルバートの断面方向の検討に対応しました(図1)。
頂版上の発泡スチロール(EPS)厚さの入力を用意し、頂版上の土被り高から発泡スチロール厚さ分を引いて頂版上の土被り荷重を算出します。また、設計要領の鉛直土圧の説明箇所では、鉛直土圧係数αは1.0を基本とするが、側壁中央ではαが小さい場合の方が不利になることがあるため、α=1.0および0.5の両方で照査する旨が記述されています。この内容を元に、鉛直土圧係数の入力を2種類用意し、部材設計、安定計算とも鉛直土圧係数2種類分の照査を同時に行います。
■図1 盛土画面
なお、今回の土圧軽減法への対応は、検討対象=通常設計または地震時検討(NEXCO)で、適用基準=NEXCOの場合のみを対象とします。また、本件の検討を行う場合、以下の制限事項がございます。
基礎形式≠杭基礎 |
連結部照査しない |
踏掛版設置しない |
単層盛土 |
最大最小土被り一括計算=しない |
[初期入力]自動設定は無効 |
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検討対象が地震時検討(NEXCO)の場合、これまで底面より上は盛土として単一層の場合のみを対象としておりましたが、底面より上が多層地盤の場合においても検討が行えるよう対応しました。地層は地表面から最大30層まで入力可能としています(図2)。
■図2 地盤画面
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1〜3連の常時、レベル1地震時の曲げ応力度照査において、端部とハンチ端の同時照査に対応しました。隅角部照査位置を部材端(部材内面)設定時にハンチ端の同時照査が可能となります。結果確認画面や計算書で端部とハンチ端の結果を並べて確認できます。また、総括表や調表出力では、端部とハンチ端の両結果の内、厳しい方を抽出して端部として出力します(図3)。
■図3 結果確認画面
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これまで内空活荷重をある活荷重ケースに組み合わせた場合、その活荷重ケースは単独で検討することができませんでしたが、活荷重単独ケースも検討が行えるよう対応しました。単独ケースでの照査も行うか否かのスイッチを用意しています。
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レベル2地震時照査オプション機能(部材非線形解析)について、これまで地盤変位は応答変位荷重として考慮していましたが、地盤変位を強制変位として考慮できるよう対応しました。本機能はオプション機能のバージョンアップが必要となります。
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これまで任意活荷重は地表面上に載荷する輪荷重を対象として入力を用意しておりましたが、分布荷重としての入力方法を追加しました。また、結果一覧計算書において照査位置図の引出線の向きを実際の抽出側(外内)に合わせて作図する等の計算書出力書式の改善を行っています。 |
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