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代表取締役社長 高柳義髣l |
今回は、株式会社協和コンサルタンツをご紹介いたします。同社ではFORUM8設立当初から当社製品を御導入いただき、現在では東京支社、大阪支社、福岡支社等主要7拠点で御導入いただいております。この中から、UC−1、UC−win、Mighty
Bridgeシリーズ50製品をご利用いただいている東京支社を訪問しました。
株式会社協和コンサルタンツは、昭和36年に3名の技術者により東京都練馬区に設立され、これまで順調に業容を拡張され現在では、従業員数350名を超える総合建設コンサルタントとして揺るぎ無い地位を築いておられます。工学博士8名、弁護士1名、技術士30名他有資格者を多数擁しておられ、本年1月には全国の4支社を含む18事業部でISO9001認証を取得されています。「人和心」を経営理念として揚げ、人々の心を豊かに育んでいく文化と社会創生の実現を目指しておられます。同社での情報技術への取り組みは早く、全社LANシステムは3年前に構築されています。全国22拠点、全社員、一人一台パソコンを配置し、E-mail、社内電子掲示板、リソース管理(会議室予約等)、ファイル/プリンタ共有を実現し、情報共有化を図っておられます。
更に建設CALSの実現に向け、AutocadMapの全技術社員への完全配備、より高度な情報化戦略拠点として情報関連事業部を設立されGIS活用コンサルティング、デジタルコンテンツの企画開発、CG/モンタージュの制作なども手がけられています。設計部門との連携をとり、来年度から建設省で実施される設計成果品の電子納品も同社では既に実施されています。更に社内の技術情報共有化による業務効率及び技術の向上を目指し、技術データベースを構築し運用されています。このデータベースには、これまでの同社の技術成果品が約2,500件、使用頻度の高い基準書、標準図等が約100図書、既に登録されており、今後は様々なアプリケーションデータを新たに追加し、社内で幅広く活用できる体制を整えていきたいとの事です。
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▲WCOMD解析画面 |
多数ご利用頂いている当社製品の中では、「橋脚の設計計算」「杭基礎の設計計算」「土留め工の計算」等の利用頻度が高いとの事です。UC−winシリーズでは、UC−win/RCおよびUC−win/WCOMDを導入いただいています。右の図は、「UC−win/WCOMD」を使用した解析画面です。同解析は、昭和40年台の旧設計指針で設計施工されたPCオーバーブリッジが阪神淡路大震災と同レベルの地震動に対してどの程度の耐震性能を有するかを検証するもので、骨組みモデルの動的解析により大まかな構造物の震動特性を掴み、WCOMDにより更に詳細な鉄筋コンクリート部材の挙動を解析されています。本業務で初めてWCOMDを使用された社員の方からは、「FEMモデルのメッシュ生成が非常に楽にできる。今後WCOMDを利用する機会が増えるだろう。」とのコメントを頂戴しました。本製品の有効性をご確認いただき更に高度利用の機会が増えることを期待します。
今後も株式会社協和コンサルタンツの益々の発展をお祈りいたします。
また、お忙しい中今回の取材にご協力頂きました皆様に御礼申し上げます。
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▼東京支社技術一部の皆様 |
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▼コンクリート壁面にレンガタイルをレンダリング処理した修景設計例 |
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