Ver. |
日付 |
内 容 |
6.00.00 |
'20.05.07 |
■変更内容
【機能追加・改善】
■基準関連
- 「建築基礎構造設計指針(2019年 日本建築学会)」(以下、2019基礎指針)の支持力、水平力の検討に対応しました。
- 「鉄筋コンクリート基礎構造部材の耐震設計指針(案)・同解説(2017年 日本建築学会)」(以下、2017部材指針)の杭体照査に対応しました。
具体的な対応項目は下記の通りです。
■入力関連
- 「計算条件」画面において、設計用限界値算定用の低減係数の入力を追加しました。
- 「計算条件」画面において、「水平力検討」画面に解析モデルの選択、地盤変位の考慮の設定を追加しました。
- 「地層(登録)」画面において、PS検層から求めた微小ひずみ時の地盤の変形係数EPSの入力を追加しました。
- 「地層(登録)」画面において、地盤の変形係数E0の測定方法によらずα=80を自動設定できるようにしました。
- 「地層(登録)」画面において、地盤の変位の入力を追加しました。地盤の変位を考慮する場合のみ表示されます。
- 「設計軸力」画面において、雪荷重の入力を追加しました。
- 「設計軸力」画面において、性能グレードの入力を追加しました。
- 「設計水平力」画面において、性能グレードの入力を追加しました。
- 「設計水平力」画面において、作用方向の入力を追加しました。
- 「設計水平力」画面において、地盤変位を考慮する場合の設定を追加しました。
- 「設計水平力」画面において、作用力を「上部構造慣性力」と「基礎部慣性力」に分けて入力するように変更しました。
※旧データで作用力を直接指定している場合は、「上部構造慣性力」として読込ます。
■計算関連
- 単杭としての鉛直支持力の照査に対応しました。
- 単杭としての負の摩擦力の照査に対応しました。
- 単杭としての引抜き抵抗力の照査に対応しました。
- 地震時の地盤変位を考慮した応力評価(応答変位法)に対応しました。
- 群杭フレームモデルによる解析に対応しました。
- 地盤の変位を考慮する場合に建物の固有周期と地盤の固有周期の比による低減に対応しました。
- 群杭係数ξの計算に対応しました。
- 場所打ち鉄筋コンクリート杭の杭体照査(曲げ、せん断)に対応しました。
- 場所打ち鋼管コンクリート杭の杭体照査(曲げ、せん断)に対応しました。
- PHC杭の杭体照査(曲げ、せん断)に対応しました。
- PRC杭の杭体照査(曲げ、せん断)に対応しました。
- 鋼管杭の杭体照査(曲げ、せん断)に対応しました。
※軸圧縮の照査は未対応です。
※SC杭,RC杭は「2001基礎指針」の方法のみ対応しています。
※性能グレードSで杭体非線形の照査は未対応です。
■結果確認、出力関連
- 用語、記号等を「2019基礎指針」に合わせて調整しました。
【不具合修正】
- 場所打ちコンクリート杭で終局せん断照査時の応力中心距離j算定式中のd(有効せい)をb(杭断面を正方形置換した場合の幅)として計算していた不具合を修正しました。
■ヘルプの修正
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.6.0.0」(追加)
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「計算条件」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「材質」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層(登録)」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭(登録)」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「支点データ」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭配置」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「設計軸力」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「設計水平力」
- 「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「M−φ」
- 「計算理論及び照査の方法」−「支持力の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」−「水平抵抗力の検討」
- 「計算理論及び照査の方法」−「許容曲げモーメント」
- 「計算理論及び照査の方法」−「許容せん断力」
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6.00.01 |
'20.07.17 |
■変更内容
【機能改善】
- 施工工法と許容支持力算定方法の組合せにおけるデータチェックを強化しました。
- 「水平力検討」の計算において、計算経過状況の表示を追加しました。
【不具合修正】
- 工法「回転貫入」が選択時に杭先端断面積の扱いを「直接指定」とした場合に杭先端断面積が正しく反映されない不具合を修正しました。
上記修正に伴い、回転貫入時の鋼管杭の先端断面積の扱いを下記に変更しました。
・杭先端断面積の自動算定に対応しました。自動算定時には、羽径を用いた閉塞断面積を適用します。
・杭先端断面積を直接指定とした場合に「押込」「引抜」「負(負の周面摩擦検討)」毎に入力できるようにしました。
※上記修正により旧バージョンと結果が異なる場合がございます。
Ver.6.0.0で作成されたデータについては、計算結果を保持するため読込時に下記の設定とします。
・杭先端断面積の扱い「直接指定」
・先端断面積(u)の入力値を「押込」「引抜」「負(負の周面摩擦検討)」毎の入力値へ反映
- 2019年基礎指針に準じた地盤の許容支持力を算定する場合、鋼管杭の先端断面積は「共通」の設定によらず、閉塞断面積を使用するように変更しました。
※上記修正により、開端断面積を選択していた場合は結果に影響がございます。
■ヘルプの修正
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.6.0.1」(追加)
- 「操作方法」−「計算条件」
- 「計算理論及び照査の方法」−「2019基礎指針」−「支持力の検討」
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6.00.02 |
'20.10.09 |
■変更内容
【機能改善】
- 「水平力検討」の計算において、単杭梁ばねモデルで荷重増分法が適用された場合を結果確認画面で確認できるようにしました。
【不具合修正】
- 杭体非線形解析において曲げモーメントがMuを超えた場合に剛性が取得できず、エラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
- 曲げモーメント-軸力図を支点別に出力した場合、杭と地盤の組合せのみ考慮したタイプNo(水平力検討時のタイプとは異なる)を出力していましたが、これを削除しました。
■ヘルプの修正
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.6.0.1〜Ver.6.0.2」
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6.00.03 |
'20.12.04 |
■変更内容
【機能改善】
- 入力範囲の拡張を行いました。
・基礎スラブ根入れ効果による水平力の低減率
・鋼管杭の最小杭外径
- 「設計条件|水平力検討|共通|設計断面力の割増係数」の初期値を変更しました。
※2019年基礎指針を選択した場合、PHC杭について、断面力の割り増しと設計限界値の低減が両方考慮される初期設定となっていたため、設計断面力の割増係数の初期値を1.0に統一しました。
【不具合修正】
- 下記条件を満たす場合に設計水平力画面の確定時のチェックにかかり、入力が完了できない不具合を修正しました。
・「基本条件|水平力検討|終局|解析モデル:群杭フレームモデル」
・「基本条件|水平力検討|終局|杭体モデル:非線形」
・設計水平力にて、2ケース目の軸力を一度も割り当ててないデータ
■ヘルプの修正
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.6.0.1〜Ver.6.0.3」
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6.00.04 |
'21.03.04 |
■変更内容
【不具合修正】
- 群杭フレームモデルの計算で最終部材の上面が層境または断面境の場合に地盤ばねが正しく作成されず、エラーが発生する不具合を修正しました。
■ヘルプの修正
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.6.0.1〜Ver.6.0.4」
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