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Q&A集 Q&A集
Ver. 日付 内  容
5.00.00 '05.12.28 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
 ・H形鋼杭に対応しました。
 ・軸力変動を考慮した杭基礎レベル2地震時照査に対応しました。「レベル2地震時基本条件」−「計算条件」画面の『軸力変動を考慮したレベル2地震時照査=考慮する』と設定してください。
 ・道示準拠時の直接基礎の照査において、フーチングの前面抵抗を考慮した照査に対応しました。
(入力部)
 ・杭基礎の『打込み杭の換算根入れ比』,『打込み杭の設計N値』の入力箇所を、「計算条件」画面から「杭配置」−「根入れ比」画面に移動しました。
 ・水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計時、「作用力」画面確定時、浮力無視/考慮の何れかケースのみ照査可能とのメッセージを表示するようにしました。
 ・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(杭基礎)」画面において、[水位高連動]ボタンによる『予備計算用水位』の連動方法を、「水位(地震時)」,「鉛直力算出用水位」から選択できるようにしました。
 ・直接基礎のフーチングの前面抵抗を考慮した照査において、「設計条件」−「埋戻し土」画面の地盤反力係数が1方向分しか入力できていなかったため、両方向の入力ができるよう拡張しました。
 ・液状化の判定の「検討位置」−[N値測定点]画面において、N値測定点の自動セット時、地層境界に対しても測定点を設定できるようにしました。
(計算部)
 ・杭基礎の杭体応力度照査において、杭頭結合条件が「剛結・ヒンジ」であっても、杭頭剛結の断面力のみを用いて照査できるようにしました。「計算条件」−「設計条件」−「杭体応力度」画面で『剛結,ヒンジの計算項目=剛結のみ』を選択してください。
 ・場所打ち杭の断面変化位置の算定において、荷重ケースごとに算出される変化位置からどのケースの変化位置を採用するか不明のため、従来、最も深い位置としていましたが、杭体応力度/許容応力度の許容比が最も大きなケースの断面変化位置を採用することができるよう選択を設けました。「断面計算」画面で『断面変化位置の決定方法』を選択してください。
 ・杭基礎の底版許容応力度法照査において、せん断照査位置より外側に杭列が存在しない(杭反力が作用しない自重によるせん断力のみが生じる)ケースのせん断照査を行うことができるよう選択を設けました。「底版設計」−「計算条件」画面で『照査断面より外側に杭列が存在しない場合のせん断照査=する』と設定してください。
 ・鋼管矢板基礎の仮締切りの計算において、以下の機能拡張を行いました。
   ・支保工の検討に用いるH形鋼を腹起し/切梁検討用で別々に設定できるようにしました。
   ・支保工(腹起し)の検討に温度変化に伴う軸力増加(ΔN)を考慮できるようにしました。「仮締切り」−「基本条件」画面で考慮するか否かを指定してください。
 ・直接基礎の支持力係数Nqの算出において、θcrの線の下側(Uの領域)の算出に対応しました。
(図面作成)
 ・帯鉄筋・組立筋のフックの入力方法を変更しました。
 ・杭頭結合方法や杭頭補強鉄筋の有無にかかわらず、常に「杭頭結合計算」−「杭径・底版形状」画面で入力された『杭の埋込み長』を用いて図面作成を行うようにしました。
(その他)
 ・インストール時、カスタムセットアップにより図面作成機能をインストールするか否かを選択できるようにしました。
※これにより、「基礎の設計計算」のみライセンスを所有している場合など、図面作成機能を必要としない場合、インストールサイズを約50MB削減することが可能です。

【不具合対策】
(入力部)
 ・「地層」画面の[読込]ボタンによる地層データ読込みにおいて、「杭配置」画面が未入力状態の杭基礎データのとき、警告が表示され読み込むことができない不具合の対策を行いました。
 ・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭作用力」画面において、杭頭作用力を変更直後に[計算実行]ボタンを押下しても、変更した杭頭作用力が計算に反映されない不具合の対策を行いました。
(計算部)
 ・杭基礎の「計算条件」画面の『根入れ比≦5の極限支持力度』のスイッチを変更したとき、自動計算でも押込み支持力の上限値が再計算されない不具合の対策を行いました。
 ・増し杭工法時の底版レベル2地震時照査において、連続フーチングの柱間照査を行い,上載土が底版上面より低いとき、まれに計算時にエラーが発生し、計算が正しく終了しないケースがあり、これを対策しました。
 ・鋼管矢板基礎のレベル2地震時照査において、設計地盤面が基礎天端より下がるとき、受働土圧および地盤反力係数を誤って設計地盤面ではなく頂版下面より算出していた不具合の対策を行いました。
 ・直接基礎の根入れ部の極限水平支持力において、レベル1地震時における地盤の受働土圧を、道示W式(解11.5.10)ではなく共通編2.2.6により算出していた不具合の対策を行いました。
※「道路橋示方書・同解説平成14年3月」の正誤表(社団法人日本道路協会)に未対応であった。
(出力部・結果確認部)
 ・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「液状化無視/考慮,地震動タイプT/U,浮力無視/考慮」の出力において、2.5次元解析のとき、杭体断面力,地盤反力度が同一の杭を同タイプとして出力しており、地盤反力度の上限値が異なる杭も誤って同タイプとして出力するケースがあり、これを対策しました。
 ・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「設計条件」の出力において、「橋脚の設計」との連動時、底版補強(上面増厚のみ)を行うとき、不必要な下面補強鉄筋を出力していたため、削除しました。
 ・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「断面力算出」の出力において、レベル2地震時安定計算が計算不能となるケースがあるとき、エラーが発生するケースの対策を行いました。
 ・杭基礎の設計調書「基礎工設計調書(その3)」において、以下の不具合を修正しまた。
    ・流動化検討時で基礎が降伏に達していないとき、『流動力』を0と出力していた不具合の対策を行いました。
    ・レベル2地震時のみフーチング前面の水平抵抗を考慮するとき、「フーチング前面の地盤抵抗」に『2(無視)』と出力していた不具合の対策を行いました。
(図面作成)
 ・鋼管ソイルセメント杭において、計算部で入力される「最下端杭の杭長」に「固化体の余裕長」が含まれているにも関わらず、図面作成部では含まずに作図していた不具合の対策を行いました。
 ・帯鉄筋の加工図作成時のデータチェックに誤りがありエラーが発生する不具合の対策を行いました。
(その他)
 ・連動時、底版許容応力度法照査を行うと設定されたデータファイルの読込みを行うと、基礎側で底版許容応力度法照査が行われてしまう不具合の対策を行いました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.00.00」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「プログラム概要」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「機能及び特長」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「杭基礎の設計との入力箇所の対比表」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「ファイル」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「許容値」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「予備計算・結果確認」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版形状」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「断面計算」−「断面計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「断面計算」−「場所打ち自動配筋」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭頭結合計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版設計(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「杭本体」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「地盤データ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版前面水平抵抗」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「杭体応力度」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「基礎バネ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「基本条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「仮締切り」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地中連続壁基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「底版形状」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「作用力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「基礎バネ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「液状化の判定」−「検討位置」の『[検討位置]ダイアログ−[N値測定点]ボタン』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」−「杭基礎」−「(2)杭体データ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算書作成」−「[杭基礎]」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「図面作成」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」−「比較表出力条件(設計調書出力条件)」
・「操作方法」−「UC−1連動」−「橋脚連動用XMLファイル」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭バネ定数の計算」の『(1)杭の水平方向地盤反力係数』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭体の断面計算と杭の断面諸定数の取扱い」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭体応力度照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「水平変位の制限を緩和する杭基礎」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「橋台特殊条件(側方移動/盛りこぼし橋台)」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「場所打ち杭の自動配筋」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「底版許容応力度法照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「杭本体の材料非線形性」
・「計算理論及び照査の方法」−「鋼管矢板基礎」−「仮締切り部の計算」の『■支保工の検討』
・「計算理論及び照査の方法」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路橋示方書)」−「フーチング前面の抵抗を考慮する場合の作用力」(追加)
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路橋示方書)」−「滑動」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路橋示方書)」−「鉛直支持力」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路公団)」−「フーチング前面の抵抗を考慮する場合の作用力」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路公団)」−「滑動」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路公団)」−「鉛直支持力」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1−1」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1−5」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1−8」
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23−1」
5.00.00

5.00.01
'06.02.14 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
・杭基礎の層厚をmm単位で入力,計算できるようにしました。
・水平変位の制限を緩和する杭基礎の設計において、浮力無視/考慮時の同時計算に対応しました。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、頂版打設後に対する照査に対応しました。
(入力部)
・杭基礎の「杭配置」−「データ」画面の『杭長』を『設計杭長』に変更しました。
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「底版許容値」画面上に、許容付着応力度τacの取扱いについての説明を表記しました。
・PHC杭の「杭本体」−「杭種別データ」画面において、入力表のスパイラル鉄筋の断面積に『Ah』と表記しました。
・「基準値」−「杭基礎」−「杭体データ」−「PHC杭」画面において、任意で設定できる杭体データの『換算断面二次モーメント』の入力最大値を1桁増やしました。
・地中連続壁基礎の「形状」−「形状寸法」画面の隔壁位置の入力上限を、9.999(m)から99.999(m)に拡張しました。
・液状化の判定の「検討位置」画面において、『層厚』,『D50』,『D10』の小数以下桁数をそれぞれ拡張しました。
(計算部)
・SC杭の断面諸元の初期値を変更しました。
 1)杭径1100(mm)を追加しました。
 2)杭径1200(mm)の厚さを140(mm)から150(mm)に変更しました。(本設定は「基準値」−「杭基礎」−「杭体データ」−「SC杭」画面で変更することが可能です。)
 3)ヤング係数比の初期値を6.0から5.71に変更しました。
・底版レベル2地震時照査において、最小鉄筋量照査に対応しました。「底版設計」−「計算条件」画面の『最小鉄筋量照査=する』と設定してください。
・底版最小鉄筋量照査において、Mc=Muとなる鉄筋量の算出を行うようにしました。
(図面作成)
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭補強鉄筋」画面が未入力で「杭頭カットオフ」画面が入力済みとき、杭頭カットオフ照査用の補強鉄筋を図面側に連動するようにしました。
(UC−1連動)
・連動時の杭基礎の設計において、上位製品で底版寸法を変更したとき、基礎側の「杭配置」画面を未入力状態にし、杭の再配置を行うようにしました。

【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「底版設計」−「曲げ照査位置(レベル2)」画面において、「杭位置を照査位置に加える」としたとき、照査位置数が上限の10点を超え、「設定値が範囲外です」とエラーが発生するケースがあり、これを対策しました。
(計算部)
・杭基礎レベル2地震時のせん断耐力照査において、斜杭ありで『M−φ算出用軸力の取り扱い=杭列ごと反力』のとき、杭基礎のせん断耐力の合計が正しく算出されない不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎で作用力を直接指定してレベル2地震時照査を行うとき、設計地盤面が基礎天端以深となった場合でも、基礎本体の慣性力が正しく計算に考慮されないケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎のレベル2地震時照査において、立上り・締切り方式で設計地盤面が頂版下面以深となり、且つモデル化方法を『基礎天端』としているとき、内部土の慣性力の算出に誤りがあり、過大に考慮していた不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、直線部の支保工バネ算出に誤りがあり、切梁の断面積A2ではなく腹起しの断面積A1を用いて算出していた不具合を修正しました。
・直接基礎の底版許容応力度法照査において、せん断スパンaが正しく求まらない不具合の対策を行いました。
(出力部・結果確認部)
・Ver.5.00.00でVer.4.05.04で作成したデータファイルを読込み、再計算を行わずに計算書の「レベル2地震時の照査」のプレビューを行うと、エラーが発生し計算書が表示されないケースがあり、これを対策しました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「設計条件」−「5.杭本体データ」の出力において、マイクロパイルのとき、『鋼管厚』が常に0.0(mm)と出力される不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「形状寸法図」の出力において、作用力を直接指定した杭基礎の設計のとき、誤った上載土厚を用いて図化するケースがあり、これを対策しました。
・軸力変動を考慮した杭基礎レベル2地震時照査のとき、「レベル2地震時計算」−「詳細表示」結果確認画面の『降伏曲げMy』に、常に死荷重時のMy値を表示していた不具合の対策を行いました。
(UC−1連動)
・下部工製品との連動時、ファイル読込みを行うと、「杭頭結合計算」−「底版許容値」画面のデータが再設定され、初期状態となってしまう不具合の対策を行いました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.00.01」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「材料」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版設計(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版設計(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「地盤データ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版前面水平抵抗」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「底版許容応力度法照査」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「底版レベル2地震時」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「仮締切り」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「底版設計」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「計算・結果確認」−「底版照査(許容)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「計算・結果確認」−「底版照査(レベル2)」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「水平変位の制限を緩和する杭基礎」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「底版許容応力度法照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「底版照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「鋼管矢板基礎」−「仮締切り部の計算」−『■計算方法』
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版照査」−「レベル2地震時照査」
・「Q&A」−「鋼管矢板基礎」−「5.支持力、周面摩擦力」−「Q5−5」
・「Q&A」−「鋼管矢板基礎」−「5.支持力、周面摩擦力」−「Q5−10」(削除)
・「Q&A」−「鋼管矢板基礎」−「9.仮締切り」−「Q9−2」
5.00.01

5.01.00
'06.04.03 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
・根入れの浅いケーソン基礎の設計に対応しました。
・水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計において、従来、検討対象外としていた、常時,暴風時の照査に対応しました。これにより、「橋脚の設計」との連動時においても水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計を行うことが可能となります。
(入力部)
・杭基礎のメイン画面の平面図上に施工工法を表示するようにしました。
(計算部)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、0.00(m)の層厚の層が存在する場合でも照査可能としました。
・鋼管矢板基礎の頂版の部材計算において、上側鉄筋量が下側鉄筋量の1/3以下となる場合であっても計算可能としました。
・鋼管矢板基礎の頂版のレベル2地震時照査において、脚柱下端外縁に作用する鋼管矢板の水平反力による曲げモーメントに、外周鋼管矢板だけでなく隔壁鋼管矢板の水平反力も考慮するようにしました。
・鋼管矢板基礎の盤ぶくれの照査において、N値が2以下の軟弱粘性土においても、粘着力から推定した周面摩擦力を考慮できるようにしました。
・杭基礎,鋼管矢板基礎,ケーソン基礎,地中連続壁基礎,直接基礎のフーチングまたは頂版の部材計算において、常に釣合鉄筋量照査を行うようにしました。
(出力部・結果確認部)
・水平変位の制限を緩和する杭基礎の設計時、「設計条件」−「バネ定数および許容支持力・引抜力」の水平方向地盤反力係数,受働土圧強度に低減係数DEを考慮した値を出力するようにしました。
・杭基礎の「計算・結果確認」−「レベル2地震時計算」−「総括表」において、判定がOKのとき、許容率(%)(計算値/許容値)を表示するようにしました。
・鋼管矢板基礎の「部材計算」−「頂版の計算」−「レベル2地震時」の出力において、「4)鋼管矢板および中打ち単独杭の杭頭部拘束モーメント」の項目名を、「4)外周鋼管矢板および隔壁鋼管矢板の杭頭部拘束モーメント」に変更しました。
(UC−1連動)
・「橋脚の設計」との連動時の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「設計条件」の出力において、配置による入力における底版配筋の種類数が5種類以上のときでも出力可能としました。
(図面作成)
・図面生成時に使用していた全角文字「( ) =/」を半角文字に変更しました。

【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「計算条件」−「設計条件」−「杭」画面で施工工法を変更したとき、施工工法によっては、最大周面摩擦力度が再計算されないケースがあったため、これを対策しました。
・2.5次元解析によるレベル2地震時照査を行っていたデータを変更し、水平変位の制限を緩和する杭基礎の設計を行うよう計算条件を変更したとき、エラーが発生し「地盤データ」画面を開くことができない不具合の対策を行いました。
(計算部)
・杭基礎の杭体応力度照査において、既設杭/増し杭ともに場所打ち杭で、それぞれの杭長が異なるとき、「断面計算」画面で『既設杭』ページを開いた状態で[確定]終了すると、計算時に0割エラーが発生する不具合の対策を行いました。
・2.5次元解析による杭基礎レベル2地震時照査において、杭径,杭長が異なる杭が混在しているとき、地盤から決まる杭の極限引抜き力の算出,及び出力に誤りがあり、これを対策しました。
・橋台増し杭工法のレベル2地震時照査において、「計算条件」−「基本条件」画面で『荷重の向き=負方向』が選択された状態で[確定]終了すると、レベル2地震時照査に失敗し計算が行われない不具合の対策を行いました。
・直接基礎の基礎底面の許容鉛直支持力算定において、支持力係数の算出に用いる荷重の傾斜tanθ(=HB/V)が微小な値(0.0001以下)となるとき、支持力係数Nγの算出に失敗するケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の杭頭結合部のレベル2地震時照査において、作用力を直接指定して照査するとき、誤った死荷重時鉛直力を用いて鋼管矢板に作用する軸力を算出していた不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の側壁水平方向の部材照査において、照査位置に作用する静水圧の算出に誤りがあり、照査位置より下方の水圧を作用荷重に考慮して断面力を算出していた不具合対策を行いました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎「レベル2地震時の照査」−「底版照査」の出力において、底版形状によっては、図の出力に失敗し、計算書を出力することができない不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」の出力において、「底版レベル2地震時照査=する」としているにもかかわらず、照査結果が全く存在しないとき、出力時にエラーが発生しプレビューすることができない不具合の対策を行いました。
・Ver.5.00.01において、杭基礎,直接基礎の底版照査結果のWord出力を行うことができない不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の「レベル2地震時の照査」−「頂版に作用する鋼管矢板の反力」の出力において、流動力検討時,または作用力を直接指定してレベル2地震時照査を行うとき、不必要な設計水平震度が出力されていたため、これを削除しました。
・杭基礎,直接基礎の底版許容応力度法照査で最小鉄筋量照査がOUTのとき、ツリービューの「底版照査(許容)」がNG表示されない不具合の対策を行いました。
・杭基礎の設計調書の「基礎工設計調書(その3)」において、流動化検討時、死荷重時の水平変位が0.00以上となるときの基礎天端の水平変位に対する許容変位に誤った値を出力していた不具合の対策を行いました。
(UC−1連動)
・UC−1連動時の底版レベル2地震時照査において、上位製品でフーチングのコンクリートの設計基準強度σckを変更しても、基礎側の「材料」画面を確定終了しないと平均せん断応力度τcが更新されない不具合の対策を行いました。
(その他)
・鋼管矢板基礎,ケーソン基礎,地中連続壁基礎時の橋脚連動用XMLファイルのインポートにおいて、常時,レベル1地震時の荷重ケースごとの水位に誤りがあり、標高ではなく底版下面からの高さを連動していた不具合の対策を行いました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.01.00」(追加)
・「概要」−「プログラムの機能概要」−「機能及び特長」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」の『■低減係数』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」の『全項目選択不可条件』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「材料」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「杭本体」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「地盤データ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版前面水平抵抗」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「底版レベル2地震時照査」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「基本条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「形状(根入れの浅いケーソン基礎)」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「予備計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「鉄筋」−「(充実断面)」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「鉄筋」−「(根入れの浅いケーソン基礎)」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「計算・結果確認(根入れの浅いケーソン基礎)」−「レベル2地震時」−「荷重」
(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「計算・結果確認(根入れの浅いケーソン基礎)」−「レベル2地震時」−「部材計算(スラブ)」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「ケーソン基礎」−「計算・結果確認(根入れの浅いケーソン基礎)」−「常時,レベル1地震時」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「計算・結果確認」−「底版照査(レベル2)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「液状化の判定」−「検討位置」の『[検討位置]ダイアログ−[N値測定点]ボタン』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」−「直接基礎」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算書作成」の「■ケーソン基礎」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「計算実行」の「■ケーソン基礎の計算内容設定項目」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の「比較表出力条件(設計調書出力条件)」
・「操作方法」−「UC−1連動」−「UC−1製品との連動」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形を考慮した解析方法」−「底版照査」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「水平変位の制限を緩和する杭基礎」
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「根入れの浅いケーソン基礎」(追加)
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版照査」−「レベル2地震時照査」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1−14」(削除)
・「Q&A」−「杭基礎」−「4.支持力、周面摩擦力」−「Q4−8」
・「Q&A」−「液状化の判定」−「1.設計方法」−「Q1−2」
5.01.00

5.01.01
'06.04.06 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、杭体モーメントが全塑性モーメントあるいは終局モーメントに達した部材の曲げ剛性を、コンクリート杭は道示W12.10.4(P.412)図-解12.10.3のY−U区間,鋼管杭及び鋼管ソイルセメント杭はY−Y’区間の勾配に対する低減率を設定していただく方法にて変更できるようにしました。
(入力部)
・場所打ち杭の断面変化位置算出において、自動計算により決定された第3断面位置における応力度が許容応力度を超えるケースがあるため、常に許容応力度以内となるよう改善しました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「結果一覧」および「基礎杭計算結果一覧表」の出力において、場所打ち杭のとき、鉄筋かぶりを出力するようにしました。
・杭基礎の「予備計算」−「許容支持力・引抜力の計算」および「レベル2地震時の照査」−「予備計算」−「押込み支持力の上限値」の出力において、各層の粘着力cを出力するようにしました。
・杭基礎の「断面計算」−「杭体応力度」の出力において、場所打ち杭のとき、帯鉄筋の間隔sおよび必要鉄筋量Awreqの算出式を出力するようにしました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.01.01」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形を考慮した解析方法」−「杭本体の材料非線形性」
・「計算理論及び照査の方法」−「鋼管矢板基礎」−「仮締切り部の計算」−「■盤ぶくれの検討」
5.01.01

5.01.02
'06.05.10 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
・鋼管矢板基礎の「部材」−「頂版・矢板結合部」画面において、鉄筋本数の入力上限を一桁拡張しました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「断面力算出」の出力において、橋台基礎の「c)鉛直土圧および地表面載荷荷重」の鉛直土圧の載荷幅Lの記号をL’に変更し、分かりやすい表現となるよう改善しました。
・鋼管矢板基礎の「部材計算」−「頂版の計算」の出力において、頂版厚,上載土厚の記号に同じ『h』を用いていたので、異なった記号を表記するようにしました。
・直接基礎の「設計条件」−「形状および作用力」の出力において、『※水平力H,モーメントMの符号は安定計算に影響しないため絶対値で計算する。』と出力するようにしました。
(UC−1連動)
・「橋脚の設計」との連動時に水平変位の制限を緩和する杭基礎の設計を行ったとき、不必要なタイミングで基礎側の「作用力」画面が未入力状態となっていたため、未入力状態とならないよう改善しました。

【不具合対策】
(入力部)
・「橋台の設計」との連動時において、平行四辺形の底版形状のとき、杭の配置によっては「レベル2地震時照査」−「底版設計」画面を確定終了することができないケースがあったため、これを対策しました。
(計算部)
・増し杭工法時の作用力自動計算において、2.5次元解析のとき、既設死荷重時のY方向/X方向の水平力,モーメントが、計算を行うたびに入れ替わる不具合の対策を行いました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「断面計算」−「杭体応力度」の出力において、常時,レベル1地震時の計算対象が1方向のみで、計算書の出力設定を『出力方向の順番=X→Y方向』としたとき、曲げ応力度,せん断応力度の結果の表が改ページされないケースがあり、これを対策しました。
・杭基礎の「予備計算」−「許容支持力・引抜力の計算」の出力において、「地層」−「計算条件」画面で『液状化の判定を行う』が指定されているとき、粘着力cが正しく出力されないケースがあり、これを対策しました。
・根入れの浅いケーソン基礎において、計算書の「レベル2地震時に対する検討」−「地盤反力の算定」−「安定計算結果一覧表」の「応答変位時の算定」が出力されないケースがあり、これを対策しました。
(図面作成)
・増し杭の加工図が「図面生成条件」で設定した縮尺で作図されない不具合の対策を行いました。

【その他の修正】
(入力部)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、次の条件のとき、計算実行時に警告メッセージを表示するようにしました。
 1)応答変位となる状態(上部構造慣性力作用位置の水平変位=応答変位)が求まらないとき。
 2)上部構造慣性力作用位置の水平変位が実情にあわない結果となったとき。
・「レベル2地震時基本条件」−「計算条件」画面の「塑性化した部材の曲げ剛性の取扱い」の低減率の初期設定を1/10000にしました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.01.02」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「作用力」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「地盤データ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版前面水平抵抗」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「水平変位の制限を緩和する杭基礎」
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-35」(追加)
5.01.02

5.01.03
'06.07.04 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
・杭基礎のレベル2地震時照査において、杭体から決まる引抜き支持力の上限値Ppuの算出方法として、杭体の断面剛性から決まる上限値と杭頭補強鉄筋から決まる上限値の小さい方を採用する方法に対応しました。「レベル2地震時基本条件」−「計算条件(1)」画面の『杭体から決まる引抜き支持力の上限値』により選択してください。
※参考文献:「道路橋の耐震設計に関する資料(平成9年3月)社団法人日本道路協会」(P.4-31)
(入力部)
・「地層」−「地層線」画面において、地層傾斜を考慮しない場合の層厚の最小値を、0.100(m)から0.010(m)に変更しました。
・杭基礎の「計算条件」−「設計条件」−「その他の条件」画面の常時,レベル1地震時の許容変位量の上限値を50.0(mm)から99.0(mm)に変更しました。
・杭基礎の「予備計算・結果確認」画面において、H形鋼杭,任意杭のとき、[全計算]ボタンを押下しても、「許容支持力」画面の許容支持力・引抜力を初期設定しないようにしました。
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭径・底版形状」画面において、鋼管及び鉄筋の材質に応じた『溶接長の計算に用いる許容せん断応力度τsa』を自動設定できるようにしました。
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「底版許容値」画面において、各許容値の入力上限を緩和しました。
・地中連続壁基礎の「形状」画面において、隔壁数が1のとき、内空幅の下限値(側壁幅の3倍以上)に対する制限を入力画面上で行うようにしました。
(計算部)
・杭基礎の杭頭結合計算において、SC杭のとき、鋼管杭とPHC杭のどちらに準じて計算を行うか指定できるようにしました。「杭頭結合計算」−「基本条件」画面で選択してください。
(出力部・結果確認部)
・直接基礎の「安定計算結果」−「地盤反力に対する検討」の出力において、台形分布(X>B)のとき、地盤反力の作用幅Xは表示しないようにしました。
・杭基礎の「基礎工設計調書(その1)」において、土質定数の低減係数DEの表記を、『1.0.2』から『1.1/6』に変更しました。
(図面作成)
・鋼管杭・鋼管ソイルセメント杭・PC杭・PHC杭において、底版埋込部(配筋エリア1)に帯鉄筋(または組立筋)を配筋するか否か選択できるようにしました。
・杭頭結合部の杭頭〜鉄筋先端の距離(鉄筋長TL)を各段ごとに設定できるようにしました。
【不具合対策】
(入力部)
・増し杭工法で斜杭考慮時、杭列数の上限の判定に誤りがあり、計算可能な杭列数にもかかわらず計算できないケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の「仮締切り」−「施工ステップ」画面において、データによってはアドレスに対する読み込み違反のエラーメッセージが表示されるケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板の部材(頂版,頂版・矢板結合部,杭頭結合部)の「荷重ケースの設定」画面において、荷重ケースの参照番号が1〜60ではなく1〜30となっていた誤りを修正しました。
・地中連続壁基礎の「形状」画面において、隔壁位置に対する警告メッセージの誤りを修正しました。
・直接基礎の「底版形状」画面において、多柱式橋脚の底版レベル2地震時照査を行う条件のとき、計算対象外としているX方向にテーパが付いた形状とした場合でも、チェックが行われず計算を行うことができる不具合の対策を行いました。
(計算部)
・橋脚基礎の増し杭工法時、「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(杭基礎)」画面の既設死荷重時における水平力Hd’,モーメントMd’がレベル2地震時照査に反映されない不具合の対策を行いました。
・杭基礎のレベル2地震時照査において、作用力直接指定による橋脚基礎のレベル2地震時照査を行っていたデータを変更し、橋台基礎にした時、誤った設計荷重を用いてレベル2地震時照査を行ってしまう不具合の対策を行いました。
(出力部・結果確認部)
・地層傾斜を考慮した杭基礎レベル2地震時照査において、軟岩・土丹を支持層とする打込み鋼管杭のとき、計算書の「レベル2地震時の照査」−「予備計算」−「押込み支持力の上限値」の『地盤から決まる極限支持力』に誤った値を出力していた不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の「仮締切り計算」−「変位・断面力図」の出力において、総ステップ数を超える変位・断面力図が出力されるケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の「レベル2地震時の照査」−「計算結果」の出力において、流動化検討時以外のとき、降伏時,最終震度時の『上部工慣性力作用位置変位』が正しく出力されない不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の「部材計算」−「側壁鉛直方向」の出力において、充実断面の時、『中空断面』と出力される箇所があったため、これを削除しました。
・杭基礎の設計調書において、寸法値を等ピッチで出力している時、寸法線及び寸法値の位置が正しく出力されない不具合の対策を行いました。
(UC−1連動)
・「橋脚の設計」との連動時、橋脚側の「材料」−「地盤/埋め戻し土」画面の『hG』,『γt』を変更しても、基礎側の「地盤データ」画面が未入力状態とならず、設定した上載土厚,上載土の単位重量が「上載荷重」,「受働土圧強度」に反映されないケースがあり、これを対策しました。
・橋脚連動用XMLファイルのインポートにおいて、作業中の計算条件と異なる条件のデータをインポートしたとき、作業中の条件が優先され、不正な計算条件となるケースがあり、これを対策しました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.01.03」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「断面計算」−「場所打ち自動配筋」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭頭結合計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版設計(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版設計(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「部材」−「頂版」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「部材」−「頂版・矢板結合部」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「部材」−「杭頭結合部」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地中連続壁基礎」−「形状」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「液状化の判定」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「図面作成」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭頭と底版の結合部の計算」
・「Q&A」−「杭基礎」−「4.支持力、周面摩擦力」−「Q4−8」
・「Q&A」−「杭基礎」−「4.支持力、周面摩擦力」−「Q4−18」(追加)
・「Q&A」−「杭基礎」−「18.他「UCー1シリーズ」との関連」−「Q18−2」
5.01.03

5.01.04
'06.08.21 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
・直接基礎の鉛直支持力照査において、「設計要領第二集橋梁建設編4章基礎構造(H.18.4)日本道路公団」における極限支持力の算出に対応しました。「設計条件」−「検討項目」画面の「設計要領(道路公団)」を「H18年」と設定してください。
(入力部)
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭補強鉄筋」画面において、最大かぶりの制限を緩和しました。
・杭基礎レベル2地震時照査において、作用力を指定してレベル2地震時照査を行うとき、全作用力に初期作用力を含めるか否かのスイッチを設けました。「レベル2地震時基本条件」−「計算条件(1)」画面にて選択してください。
・杭基礎の「地盤データ」画面において、非常に大きな水平地盤反力係数kHEが算出された場合、入力画面を確定終了することができないケースがあるため、kHEの入力桁数を1桁増やし、確定終了できるよう改善しました。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、支保工設置段数を10段に拡張しました。
(計算部)
・増し杭工法時の底版レベル2地震時照査において、照査断面内の有効鉄筋量が0となるケースのときの警告メッセージが不適切で分かりづらかったため、改善しました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の設計調書において、以下の修正を行いました。
 ・「基礎工設計調書(その1)」において、全杭同一条件のとき、「支持地盤の種類」を出力するようにしました。
 ・「基礎工設計調書(その2)」において、水平変位の制限を緩和する杭基礎のとき、「計算ケース2(1.浮力無視,2.浮力考慮)」を出力するようにしました。
 ・「基礎工設計調書(その2)」において、場所打ち杭のとき、杭体の使用鉄筋(径,本数,鉄筋量),使用帯鉄筋,必要帯鉄筋量を出力するようにしました。
 ・鋼管矢板基礎の「本体計算」−「設計外力」の「(4)慣性力」の出力において、地震時設計地盤面が基礎天端より下がった場合、基礎本体の慣性力は分布荷重として載荷するとの説明を出力するようにしました。

【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「杭配置」−「斜杭」画面で斜杭を指定しても、設定したデータが破棄され、正しく斜杭と認識されないケースがあり、これを対策しました。
・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(杭基礎)」画面上の[作用力計算]ボタン押下時、「不正な浮動小数点数演算命令」エラーが発生するケースがあり、これを対策しました。
・Ver.5.00.01以前のバージョンで作成した水平変位の制限を緩和する杭基礎のデータを読込み、「地盤データ」画面に入ると、入力された上載荷重,杭間隔÷杭径の値が計算値に置き換わってしまう不具合の対策を行いました。
(計算部)
・場所打ち杭の断面変化位置算出において、抵抗モーメントの算出に用いる鉄筋量として最小鉄筋量または任意の鉄筋量を指定している場合、第3断面の断面変化位置が正しく求まらない,または計算が完了しないケースがあり、これを対策しました。
・流動化の影響を考慮した杭基礎レベル2地震時照査において、「地層」画面で流動荷重強度を算出している時、誤った流動荷重を杭体に載荷するケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、施工総ステップ数,支保工設置ステップ,底盤コンクリート打設ステップを変更した場合、不必要なステップに支点バネが載荷されてしまうケースがあり、これを対策しました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「底版許容応力度法照査」−「断面力算出」の出力において、照査断面より外側の有効杭列の杭鉛直反力が0.000(kN)と出力されるケースがあり、これを対策しました。
・ケーソン基礎の計算書の「部材計算」−「刃口」の「1.荷重」の出力において、オープンケーソンのとき、内側から刃口に作用する荷重の説明に誤りがあり、これを修正しました。
・杭基礎の「基礎工設計調書(その3)」において、次の記述ミスを修正しました(1.5kheW→1.5khcW,央老塑性率→応答塑性率)
(その他)
・鋼管矢板基礎において、橋脚連動用XMLファイルをインポートとしたとき、「作用力」−「脚柱下端作用力」画面の「橋軸直角方向」を開かないと、インポートした上載土厚が橋軸直角方向の設計外力の計算,及び計算書に反映されない不具合の対策を行いました。
・杭基礎の入力テキスト出力において、常時,レベル1地震時の作用力の方向(X方向/Y方向)が逆に出力される不具合の対策を行いました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.01.04」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」の『(3)作用力を指定する場合』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『(2)杭基礎の設計計算』
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(道路公団)」−「滑動」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「斜面上の基礎(道路公団)」−「滑動」
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-27」
・「Q&A」−「直接基礎」−「1.設計方法」−「Q1-5」
5.01.04

5.02.00
'06.11.07 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(全般)
・杭基礎レベル2地震時照査において、底版下面中心における作用力を直接指定できるよう改善しました。(「レベル2地震時基本条件」画面で設定してください。)
・鋼管矢板基礎の割増後の許容応力度を、5.00(N/mm2)単位に丸めるか否か、設計者の方のご判断で選択できるようにしました。(「基準値」−「鋼管矢板」−「その他」画面で設定してください。)
・鋼管矢板基礎の頂版のレベル2地震時部材照査に用いる斜引張鉄筋本数を、任意に指定可能としました。(「レベル2地震時計算(部材)」−「頂版」−「せん断照査」画面で指定してください。)
(入力部)
・「地層」−「土質一覧」−「土質データ(1)」画面において、地盤の変形係数α・Eoの入力,設定方法を拡張しました。
・杭基礎の「材料」−「その他」画面において、「上載土の単位重量」の入力下限値を0.0(kN/m3)にしました。
・杭基礎の「作用力」−「柱下端作用力」画面において、『水位』の入力上限値を99.9(m)にしました。
・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」−「裏込土」画面において、橋台背面土砂の単位重量の入力下限値を、0.10(kN/m3)から0.01(kN/m3)に変更しました。
・場所打ち杭の「杭本体」−「杭種別データ」画面において、横拘束筋の断面積Ah,帯鉄筋(斜引張鉄筋)の断面積Awを個別に指定できるよう改善しました。
・杭基礎の「地盤データ」画面において、設計地盤面直下に非常に微小な層厚の層が生じたとき、まれに水平方向地盤反力係数が求まらない(収束しない)ケースがあったため、計算できるよう改善しました。
・杭基礎の「地盤データ」画面の『杭間隔÷杭径』の算出において、増し杭工法で「レベル2地震時基本条件」−「計算条件(2)」画面の『増し杭工法時の杭間隔÷杭径の算出方法』スイッチが『杭最小間隔÷最大杭径』のとき、整形配置でない場合は警告を表示し設計者の方が決定した値を入力していただくよう仕様を変更しました。
・鋼管矢板基礎の「予備計算・結果確認」画面に、鋼管矢板基礎としてのモデル化の目安を表示するようにしました。
・「地層」画面の液状化の判定において、礫質土のNa(粒度の影響を考慮した補正N値)を内部計算する場合でも、計算スイッチSW=0であれば、土の平均粒径D50が未入力(=0.000)でも計算実行できるよう改善しました。
(計算部)
・場所打ち杭の自動配筋において、最大鉄筋径で許容応力度を超えた場合でも、計算を中断せず、最大鉄筋径における計算結果(NGの結果)を表示するようにしました。
・水平変位の制限を緩和する杭基礎の設計時においても、群杭としての軸方向押込み力に対する検討を行えるようにしました。
・水平変位の制限を緩和した杭基礎の設計時、基礎バネ計算に対応しました。
・PHC杭のせん断耐力照査において、JIS杭のみを用いて設計を行うケースを想定し、スパイラル鉄筋を考慮しないせん断耐力照査を行えるようにしました。
・仮締切り計算の頂版打設後の検討において、頂版打設の範囲に生じる先行変位を考慮した計算方法を追加しました。(「仮締切り」−「基本条件」画面で先行変位を考慮するか否かを選択してください。)
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎において、従来、安定計算がOUTのとき、レベル2地震時部材計算を行っていませんでしたが、他の基礎にあわせ、OUTであっても照査するよう仕様の変更を行いました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「底版照査(レベル2)」画面に「抽出結果」ページを設け、制限値に対して最も厳しいケースを表示するようにしました。
・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」の『杭頭座標』の出力において、杭1本ごとの座標ではなく各方向の座標を示したものであるとの注釈を追記しました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「設計条件」−「5.杭本体データ」の出力において、単杭(1列杭)のとき、計算に用いない「軸力=0.0時」のM−φ関係を出力しないようにしました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「断面力算出」の出力において、斜杭を有する時、斜角を考慮した杭頭反力による断面力の算式を出力するよう改善しました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」の版としてのせん断照査結果表において、OK/OUTの判定を出力するようにしました。
・液状化の判定の「液状化の判定」−「一覧表」の出力において、液状化の判定を行わない(計算スイッチ『SW』=0、またはごく軟弱な土層と判定される層)に対しては、『判定』欄には「──」を出力するようにしました。
・「地層」−「低減係数」画面の[液状化の詳細出力]ボタンより表示される液状化の判定の詳細出力から、不必要な「護岸高さ」を削除しました。
(その他)
 ・杭基礎のサンプルデータ(Kui_2.F8F)のスパイラル鉄筋/PC鋼材の値を適正な値に変更しました。

【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「杭配置」画面において、地層傾斜なし,杭長杭径変化なしのと何れかのとき、最小杭間隔の判定に誤りがあり、正しい杭間隔にもかかわらず警告が表示されるケースがあり、これを対策しました。
・SC杭+PHC杭でPHC杭のせん断力照査を行うとき、「計算条件」画面を確定終了すると、スパイラル鉄筋の配置区間が初期化され、せん断力照査が正しく算出されない不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(ケーソン基礎)」画面において、作用力を直接指定するとき、[作用力計算]ボタンによる鉛直力V’が正しく算出されないケースがあり、これを対策しました。
(計算部)
・水平変位の制限を緩和した杭基礎の照査において、まれに杭先端付近に大きなモーメントが発生するケースがあり、これを対策しました。
・水平変位の制限を緩和した杭基礎の照査において、底版前面水平抵抗を「考慮する(道示/国鉄)」から「考慮しない(無視)」に変更したとき、誤って底版前面水平抵抗を考慮した計算を行ってしまう不具合の対策を行いました。
・鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭で杭頭仮想鉄筋コンクリート断面のMyの算出方法が「押込側=死荷重反力,引抜側=軸力0」のとき、「杭本体」−「M−φ」画面の『杭頭仮想コンクリート断面の降伏モーメントMy』が正しく算出されないケースがあり、これを対策しました。
・杭基礎レベル2地震時照査において、斜杭を考慮する時、押込み支持力の上限値,引抜支持力の上限値が正しく算出されないケースがあり、これを対策しました。
・杭基礎の底版レベル2地震時照査において、多柱式橋脚で柱間の照査を行わない時、まれに「不正な浮動小数点数演算命令」が発生し、計算が実行されないケースがあり、これを対策しました。
(出力部・結果確認部)
・直接基礎の「計算・結果確認」−「支持力計算」−「照査結果」画面において、底版前面抵抗を考慮した場合の滑動照査結果『fs(根入れ)』が、判定結果がOUTでも赤表示とならない不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「断面力算出」−「b)杭反力」の出力において、斜杭を有する時、杭頭水平反力による曲げモーメントに誤った値を出力していた不具合の対策を行いました。
・鋼管矢板基礎の計算書において、橋台基礎の時、計算に影響のない不必要な項目が出力されている箇所があったため、これを削除しました。
・直接基礎の「許容鉛直支持力」−「地盤の許容支持力」の出力において、斜面上の基礎(道路公団)で斜面傾斜角β’=0.0(度)のとき、常時の許容鉛直支持力Qaに誤った値を出力していた不具合の対策を行いました。
(図面作成)
・帯鉄筋または組立筋がフレア溶接の場合、鉄筋表内のフレア溶接箇所の合計数が正しくないケースがあり、これを対策しました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.00」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版形状」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版設計(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基礎条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基礎条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版設計(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「杭本体」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「底版レベル2地震時」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「仮締切り」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時基本条件(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「計算・結果確認」−「レベル2地震時(部材)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「底版設計」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「液状化の判定」−「検討位置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「液状化の判定」−「計算・結果確認」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『(2)杭基礎の設計計算』−「2.基礎工設計調書」−「(3)その3」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「安定計算および杭体断面力の計算」−『(3)フーチングの変位と杭頭反力』
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「水平変位の制限を緩和する杭基礎」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の耐力の照査」−「作用力を指定してレベル2地震時照査を行う」
・「計算理論及び照査の方法」−「鋼管矢板基礎」−「頂版の設計」−「■頂版の計算」
・「計算理論及び照査の方法」−「鋼管矢板基礎」−「レベル2地震時」
・「計算理論及び照査の方法」−「ケーソン基礎」−「安定計算:常時,暴風時,レベル1地震時」
5.02.00

5.02.01
'07.01.17 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
・鋼管矢板基礎の「形状」画面において、隔壁継手間隔誤差が許容誤差を超えた場合の警告メッセージを強化しました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「設計条件」の出力に以下の項目を追加しました。
 「1.基本条件」 :『計算分割数』,『Y-U,Y-Y'区間の低減率』
 「7.作用力」 :『橋脚の終局水平耐力に大きな余裕があるか』
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「設計条件」の出力において、「7.作用力」の設計水平震度の表には、検討ケース(方向,地震動タイプ)のみ出力するよう改善しました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「設計条件」の出力において、「橋脚の設計」との連動時、計算に用いないスターラップは出力しないようにしました。
・鋼管矢板基礎の出力において、常時,レベル1地震時の仮想井筒梁計算/レベル2地震時計算/基礎バネごとに、継手管外径による補正を考慮した継手のせん断剛度,耐力を出力するようにしました。
・設計調書のレベル2地震時照査結果の出力において、基礎の塑性化を考慮しない(応答塑性率の照査を行わない)場合、基礎の変位の判定結果(回転角≦0.02rad)は出力しないようにしました。

【不具合対策】
(計算部)
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、弾塑性解析による計算時、最下層の最下部材内に弾性領域と非線形領域の境界が生じた場合、鋼管矢板の断面力が正しく算出されない不具合の対策を行いました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「設計条件」−「1.杭の条件」の斜角の出力において、地層傾斜あり,杭径・杭長変化ありのいずれかの条件で全杭の斜角が同一のとき、誤った斜角が出力される不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」の出力において、増し杭工法で杭列数が多いとき、杭頭座標の注釈が次項の表と重なって出力されるケースがあり、これを対策しました。
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「底版照査」−「設計条件」の出力において、「橋脚の設計」との連動時、「既設底版上面の鉄筋」が常に『考慮しない』と出力される不具合の対策を行いました。
・杭基礎の「計算・結果確認」−「底版照査(レベル2)」−「抽出結果」画面において、耐力に対して最も厳しい結果に誤ったケースが抽出される場合があり、これを対策しました。
・直接基礎の「底版レベル2地震時照査」−「設計条件」の出力において、設計水平震度khcFの値が正しく四捨五入されない(Ex:0.2950→0.29)ケースがあり、これを対策しました。
・ケーソン基礎の「予備計算」−「基礎底面地盤の許容鉛直支持力度」の出力において、充実断面で許容鉛直支持力度の算式としてオープンケーソンを用いるとき、誤ってニューマチックケーソンの算式を出力していた不具合の対策を行いました。
(図面作成)
・図面確認のSXF出力において、引出線の引出部と表示部が同一角度の場合に結合して出力されないケースがあり、これを対策しました。
(その他)
・「杭基礎の設計Ver.3」(Ver.3.00.03〜Ver.3.02.01)のデータファイル読込みにおいて、杭基礎レベル2地震時照査を行わないデータのとき、「ファイルの読込みに失敗しました」と表示され読み込むことが出来ない不具合の対策を行いました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.01」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭配置」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「基本条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「鋼管矢板基礎」−「形状」
・「Q&A」−「杭基礎」−「23.地震時保有水平耐力」−「Q23-22」
5.02.01

5.02.02
'07.03.06 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
・杭基礎の「材料」画面において、場所打ち杭の鉄筋の降伏点の入力制限を緩和しました。
(計算部)
・ケーソン基礎のレベル2地震時照査において、構造系が不安定となるなど計算不能となった場合の警告メッセージを詳しくしました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「安定計算」−「負の周面摩擦力に対する検討」の出力において、『杭頭に加えられた死荷重による杭頭荷重Po』は計算を行う方向のみ出力するようにしました。
(その他)
・製品ヘルプをWinHelp形式からHtmlHelp形式へ変更しました。

【不具合対策】
(計算部)
・杭基礎の底版許容応力度法照査において、照査可能な条件にもかかわらず計算できないケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の「仮締切り計算」−「根入れ長の検討」の出力において、計算対象外(最下段の切梁が第1ステップで設置される)のケースであっても、計算が正常に完了した最後の結果が出力されるてしまうケースがあり、これを対策しました。
(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「計算・結果確認」−「レベル2地震時計算」−「荷重変位関係」画面において、死荷重時(水平震度0.0時)に微小な(-0.0000以下の)負の水平変位が生じるとき、最初の線が描画されないケースがあり、これを対策しました。
・鋼管矢板基礎の「仮締切り計算」−「計算結果一覧表」の出力において、外周鋼管矢板の材質としてSKY400/SKY490が混在している時、締切部/井筒部の材質ごとの最大応力度が正しく抽出されないケースがあり、これを対策しました。
(図面作成)
・場所打ち杭において、図面作成モード『鉄筋|主鉄筋』画面内の定尺鉄筋への補正が正しく行われないケースがあり、これを対策しました。
(その他)
・杭基礎のファイル読込みにおいて、地層傾斜,または杭径・杭長の異なる杭があり、「杭配置」画面が入力されていない状態で保存されたデータファイルのとき、読込み時にエラーが発生し正しく読み込むことができない不具合の対策を行いました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.02」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「着目杭の指定」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「レベル2地震時」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算・結果確認」−「基礎バネ」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「レベル2地震時基本条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」−「杭基礎」−「(4)その他」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「杭バネ定数の計算」−「(1)杭の水平方向地盤反力係数」
・「計算理論及び照査の方法」−「杭基礎」−「補強設計(増し杭工法)」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「底版照査」−「レベル2地震時照査」
5.02.02

5.02.03
'07.06.26 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
・杭基礎の「地盤データ」画面において、『杭間隔÷杭径』の入力上限値を20.0にしました。
・鋼管矢板基礎の外周鋼管矢板の配置方法の見直しを行い、隔壁考慮時の直線部配置本数を従来よりも想定した形状に近い配置とすることができるよう改善しました。(場合によっては、従来のバージョンと異なる配置となるケースがあります。ご検討の配置となっているか、再度チェックしてくださいますようお願いいたします。)
(出力部・結果確認部)
・安定計算から独立して杭頭結合計算のみを設計する場合でも計算書を出力できるようにしました。
・鋼管矢板基礎、ケーソン基礎、地中連続壁基礎の「レベル2地震時の照査」−「設計条件」の出力において、設計水平震度の表に検討ケース(方向,地震動タイプ)のみ出力するよう改善しました。
・杭基礎の設計調書「比較表混在(許容応力度法)」において、設計荷重(Vo,Ho,Mo)と照査結果(δ,Pmax,Pmin)を異なる荷重ケースから抽出していたため、同一ケースの結果を出力するようにしました。

【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「杭本体」−「その他」画面において、浮力無視/考慮を同時計算するとき、『引抜支持力の上限値(浮力無視)』の入力値が計算値に置き換わるケースがあり、これを対策しました。
(計算部)
・鋼管矢板基礎の常時,レベル1地震時の仮想井筒梁計算において、負方向に作用力を載荷したとき(作用水平力<0.0で負の水平変位が生じるとき)、計算結果が正しく算出されない不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎のレベル2地震時安定計算において、基礎底面地盤に塑性化領域が生じた場合の回転バネ値の補正に誤りがあり、正しい回転バネが計算に反映されず、場合によっては安定計算がエラー終了するケースがあり、これを対策しました。
・ケーソン基礎の橋台レベル2地震時照査において、基礎が降伏に達し応答塑性率の照査を行う条件のとき、応答変位時(上部構造の慣性力作用位置での水平変位が応答変位に達した状態)ではなく、最終震度時(khA)の状態を用いて基礎の変位照査,および部材照査が行われていた不具合の対策を行いました。
・ケーソン基礎の側壁水平方向の部材照査において、照査位置に作用する静水圧の算出に誤りがあり、照査位置より下方の水圧を作用荷重に考慮して断面力を算出する不具合の対策を行いました。
・根入れの浅いケーソン基礎の常時,暴風時,レベル1地震時の地盤反力度の照査において、円形,または小判形のとき、浮上りが生じる場合の地盤反力度算出処理の収束計算が正しく行われず、誤った地盤反力度を用いて照査されるケースがあり、これを対策しました。
(出力部・結果確認部)
・ケーソン基礎の作業室天井スラブの応力度照査において、完成後の曲げ応力度に対する最も厳しい結果の抽出処理に誤りがあり、誤った結果が出力されるケースの対策を行いました。
・根入れの浅いケーソン基礎の「常時,暴風時,レベル1地震時に対する検討」−「転倒に対する検討」において、円形基礎の断面二次モーメントの算出式に誤りがあり、これを訂正しました。

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.03」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「計算条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「杭頭結合計算」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「設計条件」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「直接基礎」−「レベル2地震時基本条件」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(設計要領)」−「フーチング前面の抵抗を考慮する場合の作用力」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(設計要領)」−「最大地盤反力度」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(設計要領)」−「転倒」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(設計要領)」−「滑動」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「水平地盤(設計要領)」−「鉛直支持力」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「斜面上の基礎(設計要領)」−「最大地盤反力度」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「斜面上の基礎(設計要領)」−「転倒」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「斜面上の基礎(設計要領)」−「滑動」
・「計算理論及び照査の方法」−「直接基礎」−「斜面上の基礎(設計要領)」−「鉛直支持力」
・「Q&A」−「直接基礎」−「1.設計方法」−「Q1-3.」
・「Q&A」−「直接基礎」−「1.設計方法」−「Q1-4.」
5.02.03

5.02.04
'07.07.10 ■追加機能および修正(変更)内容

【要望対応】
(図面作成)
・鋼管杭・鋼管ソイルセメント杭において、材質を変更できるようにしました。
・杭配置図の作図方法に「時計回り方向の90度回転」を追加しました。

【不具合対策】
(計算部)
・鋼管矢板基礎の仮締切り計算において、地盤の非線形性を考慮した収束計算に誤りがあり、一度塑性化した領域が弾性領域に転じた場合でも、塑性部材として計算し塑性部材として出力されていた不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
・地中連続壁基礎の安定計算において、鉛直バネの補正が正しく行われず、必要な計算精度が得られないケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
(出力部・結果確認部)
・根入れの浅いケーソン基礎の設計時、計算書の「安定計算(レベル2地震時)」−「設計条件」−「6.作用力」に不要な『橋脚の終局水平耐力』が出力されていたため削除しました。(Ver.5.02.03)
(UC−1連動)
・Ver.5.02.03において、上位製品に杭反力が連動されず、杭反力が全て0.0となる不具合があり、これを対策しました。(Ver.5.02.03)
(図面作成)
・杭配置図の軸方向線が正しく作図されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.02.00〜)
・PHC杭・PC杭において、現場継手の寸法線が作図されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.5.02.02〜)

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.04」(追加)
・「概要」−「必要システム及びプロテクト」−「必要システム」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「基準値」−「・荷重ケース」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「設計調書」の『A杭基礎の設計計算』−『1.基礎工詳細設計調書』−『(2)その2 および その3』
・「計算理論及び照査の方法」−「地中連続壁基礎」−「安定計算:常時,暴風時,レベル1地震時」
・「サポート」−「ご購入についてのお問合せ」
5.02.04

5.02.05
'08.02.01 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
・杭基礎の「杭頭結合計算」−「杭頭補強鉄筋」画面で杭頭補強鉄筋を変更したとき、2.5次元解析でM−φを自動計算する場合であっても、「杭本体」画面を未確定状態にし、レベル2地震時照査用の杭頭補強鉄筋の再設定を促すよう改善しました。
・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」画面において、柱基部断面力を指定してレベル2地震時照査を行うとき、次の拡張を行いました。
 1)死荷重時に柱基部に生じる断面力を指定して照査できるよう拡張しました。
 2)柱基部鉛直力に負値を指定できるようにしました。(ただし底版下面の鉛直力には負値を許可しない。)
・杭基礎の検討条件を増し杭工法に変更したとき、既設杭の杭体応力度照査用の設計データを初期化しないようにしました。(「断面計算」画面のデータ)
・SC杭のヤング係数比の初期値を5.71から6.00に変更しました。(新規作成時)

(出力部・結果確認部)
・直接基礎の「許容鉛直支持力」−「地盤の許容支持力」の出力において、設計要領第二集(NEXCO)準拠時、寸法効果に関する係数B*の算式に「ただし、1≦B*とする」との説明を追加しました。
・直接基礎の「底版レベル2地震時照査」−「断面力算出」−「b)地盤反力」の出力において、水平方向せん断地盤反力を示す図の矢印の向きを逆向きにしました。

(その他)
・ファイルを開くを選択したとき、データ更新時であれば開く前にファイル保存を行いますが、ファイル保存後ファイルを開く処理が行われずメイン画面に戻っていたため、そのままファイルを開くことができるよう改善しました。

【不具合対策】
(入力部)
・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」画面を[確定]終了したとき、杭本数が100本以上でスパイラル鉄筋を考慮しないと設定したとき、エラーが表示され画面を確定することができないケースがあり、これを対策しました。(2次元解析,PHC/PC杭,スパイラル鉄筋を考慮しない,杭列数×杭行数>100本のとき)(Ver.5.02.00〜)

(計算部)
・杭基礎の予備計算時、誤って杭タイプ数の上限(20タイプ)により計算を行うことができないケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
・杭基礎の常時,レベル1地震時の安定計算において、「予備計算・結果確認」−「層厚」画面にて最下層の層厚を0.0と設定したとき、エラーが発生し結果を得ることができないケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.05.02〜)
・杭基礎の群杭としての許容支持力照査において、「地盤面(常時)」が0.000(m)以外のとき、「計算・結果確認」−「安定計算」−「群杭」画面を開くと、誤った根入れ長にて再計算される不具合があり、これを対策しました。(Ver.4.05.00〜)
・場所打ち杭のせん断応力度照査において、主鉄筋の段落し位置に帯鉄筋の配置が異なる区間の境界が設定され、この位置にて応力度照査が行われたとき、下区間の主鉄筋と上区間の帯鉄筋の設定を用いて応力度が算出されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.4.05.00〜)
・杭基礎の杭体応力度照査において、断面下端位置に最大せん断力が発生するケースのとき、誤った曲げモーメントを用いてせん断応力度が算出される不具合があり、これを対策しました。(Ver.4.05.00〜)
・作用力直接指定による杭基礎レベル2地震時照査において、2.5次元解析のとき、杭体のM−φ算出に用いる軸力として、初期作用力(死荷重時の鉛直力)ではなく全作用力時の鉛直力を用いていた不具合の対策を行いました。(Ver.5.02.00〜)
・杭基礎レベル2地震時照査において、M−φ自動計算のとき、「基準値」−「鉄筋の許容応力度」画面の『降伏応力度σy』の設定が、「杭本体」−「M−φ」画面の杭頭仮想鉄筋コンクリート断面の降伏モーメントに反映されない不具合の対策を行いました。(Ver.3.04.00〜)
・杭基礎レベル2地震時照査において、高耐力マイクロパイルのとき、杭体から決まる押込み,引抜き支持力の上限値の算出に用いる芯鉄筋の断面積に誤りがあり、正しい上限値が算出されない不具合の対策を行いました。(Ver.3.04.00〜)
・杭基礎の「底版照査(レベル2)」−「抽出結果」−「せん断照査(版)」画面において、版としてのせん断照査結果の抽出に誤りがあり、まれに最も厳しいケース以外が表示されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.5.02.00〜)
・ケーソン基礎のレベル2地震時照査において、基礎が降伏に達し応答塑性率の照査を行うとき、最終震度にて構造系が不安定となり終局状態を求めることができなくなった場合、最終震度時の結果が全て0.00となるケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
・ケーソン基礎,地中連続壁基礎の常時,暴風時およびレベル1地震時の側壁水平方向の部材照査において、基礎本体に生じる地震時の最大地盤反力度を前面地盤からのみ抽出する条件のとき、荷重の作用する向きにかかわらず、常に水平変位が正値となる方向を前面側として抽出していた不具合があり、この対策として、水平力が作用する方向(作用水平力の符号により判定)から抽出するようにしました。(Ver.3.03.02〜)
・ケーソン基礎の側壁鉛直方向の部材照査において、小判形の橋軸方向に対し、せん断耐力照査時の有効高が正しく算定されず、有効高が若干小さく評価されていた不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
・地中連続壁基礎のレベル2地震時安定計算において、詳細な応答変位となる状態を求める過程で構造系が不安定となったとき、計算が完了せず結果を取得できないケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)

(出力部・結果確認部)
・杭基礎の「レベル2地震時の照査」−「予備計算」−「Mーφ」の出力において、マイクロパイルのとき、計算式中の絶対値(||)が正しく出力されない不具合の対策を行いました。(Ver.5.00.00〜)
・地中連続壁基礎の「設計条件」−「地盤反力度の許容値,上限値」−「1)基礎底面の地盤反力度の許容値」の単位が、"kN/m2"ではなく"kN/m3"となっている誤りを訂正しました。(Ver.1.00.00〜)
・地中連続壁基礎の「部材計算」−「頂版」−「地震時保有水平耐力法」の出力において、設計荷重の水平震度『khc』を『Cz・khco』と表記するようにしました。(Ver.2.00.00〜)

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.05」(追加)
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「地層」−『■低減係数』
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「底版設計(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「底版設計(橋台)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「オプション」
・「計算理論および照査の方法」−「杭基礎」−「レベル2地震時照査」−「基礎の非線形性を考慮した解析方法」−「底版照査」
5.02.05
↓5.02.06
'08.05.16 ■追加機能および修正(変更)内容
【要望対応】
(入力部)
 ・ケーソン基礎の「作用力」画面において、設計外力を再計算する必要があるにもかかわらず、再計算せずに安定計算が行われるケースがあるため、基礎形状変更時などにおいては、警告を表示し再計算を促すようにしました。

(計算部)
 ・杭基礎の杭体応力度照査において、杭体応力度の抽出ケース(杭頭剛結/杭頭ヒンジ)と抵抗曲げモーメントの抽出ケース(杭頭剛結/杭頭ヒンジ)が異なるケースが生じていたため、同一ケースから抽出するようにしました。

(出力部・結果確認部)
 ・直接基礎の「設計条件」−「形状および作用力」の出力において、基礎幅や作用力の記号が形状図と数値出力で異なっていたため、統一しました。

【不具合対策】
(入力部)
 ・杭基礎の「レベル2地震時基本条件」−「基本条件(杭基礎)」画面において、底版下面標高/作用力算出用水位を1(mm)単位で指定しているとき、[作用力計算]ボタンを押下すると、まれにエラーが発生するケースが、これを対策しました。(Ver.3.02.00〜)
 ・杭基礎の「杭本体」画面において、PHC杭,PC杭でスパイラル鉄筋を考慮しないとき、スパイラル鉄筋の入力が不完全との警告が表示されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.5.02.00〜)

(計算部)
 ・杭基礎の杭体応力度照査において、断面変化が行われているとき、杭先端のせん断力が最下断面内で最大となる場合であっても、このせん断力が最下断面のせん断応力度照査に用いられない不具合の対策を行いました。(Ver.4.05.00〜)
 ・杭基礎レベル2地震時照査において、「計算条件」−「入力条件」画面で「地盤データ=自動計算」と設定しているとき、「杭配置」−「錆代・その他」画面にて錆代を変更しても、「地盤データ」画面のレベル2地震時の水平方向地盤反力係数が再計算されない不具合の対策を行いました。(Ver.1.00.00〜)
 ・杭基礎の底版レベル2地震時照査において、柱形状が円形,小判形の時、まれに、曲げ照査時の断面力に照査断面上の杭頭反力が考慮されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.2.01.03〜)
 ・杭基礎の底版レベル2地震時照査において、橋脚の設計との連動時、多段配筋時の有効高が正しく算出されず、誤った作用曲げモーメントを用いて照査されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.2.01.00〜)
 ・杭基礎の連続フーチングのレベル2地震時照査において、底版下面中心の作用力を指定してレベル2地震時照査を行うとき、入力された柱基部断面力が正しいか否かを示す誤差判定および警告が正しく行われないケースがあり、これを対策しました。(Ver.5.02.00〜)
 ・ケーソン基礎の「予備計算」−「地盤反力度の上限値」の出力において、ケーソン本体が地表面から突出する状態のとき、液状化考慮時の水平地盤反力度の上限値の割増係数αpが正しく出力されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.2.01.04〜)

(出力部・結果確認部)
 ・杭基礎の「設計条件」−「杭配置図・側面図」の側面図の出力において、地層傾斜時、地層が正しく出力されないケースがあり、これを対策しました。(Ver.1.00.00〜)
 ・杭基礎の「安定計算」−「杭反力及び変位の計算」の出力において、盛りこぼし橋台設計時以外であっても、荷重ケース名に「地盤変位荷重載荷」と出力されるケースがあり、これを対策しました。(Ver.3.05.00〜)
 ・杭基礎の「基礎杭計算結果一覧表」の出力において、2次元解析で地層傾斜,杭径・杭長変化をいずれも考慮しないとき、『鉛直反力(PNmax/PNmin)』の抽出された杭番号が正しく出力されない不具合の対策を行いました。(Ver.3.05.01〜)

(その他)
 ・UC−1連動において、盛りこぼし橋台の杭基礎の設計のとき、支承設計用の常時基礎バネが正しく連動されない不具合の対策を行いました。(Ver.4.01.01〜)

■ヘルプの追加
・「概要」−「バージョン及び改良点」−「Ver.5.02.06」(追加)
・「操作方法」−「標準的な処理の流れ」−「設計手順」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋脚)」
・「操作方法」−「メニューの操作」−「入力」−「杭基礎」−「レベル2地震時」−「基本条件(橋台)」
・「Q&A」−「杭基礎」−「1.適用範囲、準拠基準等」−「Q1-8」
・「Q&A」−「杭基礎」−「5.地盤反力係数、杭軸方向のバネ定数」−「Q5-11」
・「Q&A」−「杭基礎」−「19.その他」−「Q19-1」
・「Q&A」−「直接基礎」−「2.入力方法」−「Q2-1」
・「サポート」−「ご購入についてのお問合せ」
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    ・基礎の設計計算 Ver.1

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