Ver. |
日付 |
内 容 |
4.00.02 |
'10.02.08 |
このリリースはUC-win/Road Chinese Version V4.0の初期リリースです。
■新機能と機能改善
- 新しい道路の生成機能と小段のラウンディング
道路の切土と盛り土の計算が、UC-win/Road 4.0で大きく改善されました。最終的な3D表示が良くなり、法面の異なる部分を詳細に編集することがきます。また、小段のラウンディングの半径を追加可能です。
小段の終端部を表現するために、「小段のラウンディングモデル作成ツール」を使用可能です。
- コンテキスト
コンテキストは、UC-win/Road 4.0の新しい概念です。VR環境のほとんどのパラメータを一組で保存し、クリックのみで、これらのすべての設定を適用することが可能です。例えば、コンテキストを使うことで一つの交通状態と天候状態を他の状態に簡単に変化させることができます。コンテキストでは、以下の要素を保存可能です:
交通量のパラメータ
描画オプションの殆どのパラメータ
メインで使われているカメラの位置
モデルの可視と不可視
さらに、スクリプトとシナリオでコンテキストを使用することが可能です。カスタマイズされたショートカットボタンをシミュレーションパネルに追加することも可能です。
- 交通コネクタ
交通コネクタは、UC-win/Road 4.0のもう1つの新しい概念です。この機能は、異なる道路上の任意の点を接続することで、交通をある点から他の点へと移動させることが可能です。この機能は、ユーザーが運転している車に対しても適用することができます。例えば、以下のことが簡単に可能です:
予め定義されたルートの作成
ランプ接続による道路同士を接続せずに道路を接続
長い道路を、後で交通コネクタで接続する道路に分割
道路終点の通過を防ぐことでユーザーが永遠に運転可能なデータの作成
- 新規作成、カスタマイズ可能な車の性能
車の性能のパラメータをUC-win/Road 4.0で編集することが可能です。
更には、エンジンブレーキとクリープを車の性能モデルに追加可能です。
- 天候の特殊効果
雨と雪の特殊効果が改善されました。雨粒の色とその透過率は、雨粒の重さと空の色から自動的にセットされます。
描画オプション画面では、天候のパラメータをセットするために適切な方法を適用します。
- 照明
UC-win/Road 4.0は、夜間シミュレーションを強化するために新しい照明機能を導入しています。
車両のヘッドライト:
この機能を使用して、運転シミュレーション中、リアルな車のヘッドライトを表現可能です。
オブジェクトのブルーム効果:
この機能を使用して、弱いグロー光源としてモデルのパーツを見せることが可能です。
スポットライトの光源:
この機能により、シーンで多くの局所的な点光源を配置可能です。この機能は、街灯の表現に大いに役立ちます。
- ステレオ投影
UC-win/Road は、現在、2つのステレオ投影の方法がサポートされています。
各々の視点(左、中心、右)のために、左右の目用の2つの画面を独立して出力する方法。各々の画面を作成可能なこの方法で、異なるビデオ出力で表示されるように単純でパッシブな投影システムにUC-win/Road
を接続することができます。
NVIDIAR QuadroRビデオカードのステレオバッファによるステレオ投影をサポートしている投影/表示ハードウェアへのステレオ投影のサポート。
- ユーザインターフェースの更新
UC-win/Roadのほとんどの画面が修正されました。メイン画面、道路断面の編集画面、車両グループの編集画面、シミュレーションパネルの特に改善されました。
シミュレーションパネル
シミュレーションパネルの内容を新しく選択することができます。コントロールをドラッグによりパネルの外へ出したり、簡単なドラッグ&ドロップ操作でパネルの表示順の変更が可能です。
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4.00.02
↓
4.00.03 |
'10.04.08 |
■追加機能
- 新規プラグイン:S-PARAMICS連携プラグイン
- 新規プラグイン:Communication プラグイン
- ゲームコントローラのサポートが改良されました。今回の改良によりゲームコントローラの状態確認に殆どCPUタイムを使用しないようにしました。今後は、UC-win/Road実行中、コントローラを接続、非接続した場合、ハードウェアの認識のためのUC-win/Road再起動の必要はありません。
- シナリオの交通制御の編集画面におけるカメラの飛行モードが改善されました:ロール角はメイン画面の値が適用されます。
- 3Dキャラクタの改善
- キャラクタサイズの内部計算が改善され、画面上でキャラクタが非表示の時、表示パフォーマンスが最適化されるようになりました。
- キャラクタデータファイル内で実際に有効なアニメーションを設定画面上で選択可能になりました。
- マイクロシミュレーションプレーヤーの改善:
- ユーザ車両近くの車輌を制御する新しい機能を追加しました。この機能により、マイクロシミュレーションプレーヤーでシミュレーション実行中、マニュアル運転が可能になります。ユーザ車両近くのシミュレーション車輌は、衝突を避けるための減速や停止が可能です。この制御機能は、OpenMicroSimファイルから読み込まれたデータを上書きし、マイクロシミュレーションプレーヤーの高度なオプション内で有効、無効の設定が可能です。
- 移動オブジェクトをクリックすると、そのパスが表示されるようにしました。
- MD3キャラクタのアニメーションが改善されました。
- ユーザインターフェースが若干改善されました。
- マイクロシミュレーションプレーヤープラグインのメインコマンドをスクリプトから制御できるようにしました。
- シナリオ:
- シナリオの状態が一時間に1台以上の割合で生成された移動モデルを参照するとき、生成された全てのインスタンスが、条件が満されているかどうかの決定に考慮されます。以前は、生成される最初のインスタンスだけが考慮されていました。
- モデルコマンドのイベント編集画面で"リセット"コマンドが有効になりました。あるシナリオからモデルのコマンドが実行される時、イベント終了時にはコマンドが自動的にリセットされません。リセットする場合は、"リセット"コマンドを代わりに呼ばなければなりません。
- 森林:
- 森林の編集画面の樹木の最小サイズを1mから0.1mにしました。
- 森林の樹木配置のランダム性を改善しました。
- スクリプト実行中に複数のサウンドを同時再生できるようにしました。
- ECODriveプラグインの結果画面に表示される会社ロゴをカスタマイズできるようにしました。
- 交差点の3Dメッシュの置換に読み込まれた3DSモデルのスケールが再計算されるようにしました。
- 車輌の編集画面でのマウスホイールの動作を改善しました。
- 道路断面の編集画面で点が挿入されたとき、その点の初期座標が挿入された位置になるようにしました。以前は常に(0,0)に初期化されていました。
■不具合修正
- シナリオのイベント編集画面で道路側面モデルを選択できるようにしました。
- 経緯度座標表示の不具合を修正しました。
- 地形選択画面をリサイズするボタンを再度有効にしました。
- 「高度な照明」オプションが有効な場合の樹木の光の計算を改善しました。
- 運転シミュレーションを開始するときに発生していたメモリリークの問題を修正しました。
- シミュレーションパネルの幾つかの不具合を修正しました。
- 湖沼の編集画面の取消ボタンを追加しました。
- 飛行ルートの頂点を示す球が表示される際に発生していたメモリリークの問題を修正しました。
- 道路平面図で取消ボタンが押された際、デフォルトの地域設定が適用されていた不具合を修正しました。
- 道路断面の登録画面での問題を修正しました。
- 道路断面の編集画面において切り土/盛り土の編集部で発生していた不具合を修正しました。
- 3Dモデルの編集画面において幾つかの部品が移動、マージ、削除された3Dモデル(*.rm)を保存した際に発生していた不具合を修正しました。
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4.00.03
↓
4.00.05 |
'10.07.14 |
プロテクト方式を変更しました。国際版と同じようにUSBハードキー、あるいはWeb認証だけで製品の認証が可能になりました。
レンタルライセンスの提供形態が可能になりました。
■追加機能
- ドライブシミュレーションプラグインによりSENSO-Drive (www.sensodrive.de)
のSENSO-WheelをUC-win/Roadで使用可能になりました。
- ドライブシミュレーションプラグインがCarSim V8.02へのリンクをサポートしました。
- Civil 3DプラグインがAutoCAD Civil 3Dの最新バージョン(2009, 2010 そして2011)をサポートしました。
- 交差点の入れ替えで使用される3DSモデルについて、3Dモデルの編集画面からオフセットの変更や回転が可能になりました。
- UC-win/Roadインストーラにi-Driveシミュレータの新しいドライバを同梱するようにしました。
■追加機能
- MD3キャラクタのデフォルトアニメーションを正しく保存するようにし、rdファイルを開くとき正しく展開するようにしました。
- 上体アニメーションを含まないMD3キャラクタに関する幾つかの問題を修正しました。
- 地形選択画面をリサイズするボタンを再度有効にしました。
- マイクロシミュレーションプレーヤー:
- マイクロシミュレーションプレーヤーであるMD3キャラクタモデルを表示するとき発生するエラーを修正しました。
- RDファイルを再度開くとき、例えシミュレーションファイルがrdファイルと同じドライブに保存されない場合であってもシミュレーションファイルを再度読み込むようにしました。
- マイクロシミュレーションプレーヤーで、xmlの拡張子が大文字の場合に発生する不具合を修正しました。「高度な照明」オプションが有効な場合の樹木の光の計算を改善しました。
- 地形
- 地形を編集する際、地形パッチ上に配置されたオブジェクトの標高が正しく更新されるようにしました。
- 地形の境界付近に地形パッチが作成される際に発生するアサーションエラーを修正しました。
- UC-win/Road データベースブラウザにおいて、伝送エラーによりダウンロードプロセスが中断された時、通常状態に戻るようにしました。
- 交差点の入れ替えにより配置された3Dモデル表面上を車輌が正常に走行するようにしました。
- 交差点の編集画面を閉じる際に発生するアクセス違反を修正しました。
- 20x10km地形における道路生成プロセスの時間を改善しました。
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