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API/ミドルウェア |
IT TERMS INFORMATION
2016-No.3 |
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最近では誰でも簡単にアプリケーションを作成できるようになりました。アプリケーションを作成する上で欠かせないのがAPI(Application Programming Interface)です。APIとは、アプリケーションが他のアプリケーション(またはソフトウェア)の機能を利用するためのインタフェースであり、アプリケーションを開発する際にはこのAPIを使用することで既存アプリケーションの機能を簡単に利用することができます。APIは様々なアプリケーションから提供されています。OSはもちろんのことGoogle MapsやYouTube、さらには郵便番号を検索するAPIなども存在します。これらのAPIを使用することで、既存アプリケーションの機能を取り入れたアプリケーションを作成することができます。
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■APIとアプリケーションの関係 |
ミドルウェアは、OSとアプリケーションの間に存在するソフトウェアであり、APIを持っています。アプリケーションはミドルウェアを仲介して利用することがよくあります。なぜなら、アプリケーションを開発する上でミドルウェアを利用するメリットがたくさんあるからです。メリットのひとつとして、マルチプラットフォームに対応したミドルウェアを使用することで、アプリケーションはOSの違いを意識する必要がなくなります。通常、アプリケーション開発者は対応する予定のOSに対して各実装を行う必要がありますが、ミドルウェアが代行してくれるので、その必要がなくなります。ミドルウェアは日々進化し、私たちが意識する必要もなくなりつつあります。近い将来、ハードウェアやOSに依存することなく様々なアプリケーションを使うことができる日が来るでしょう。
前述のような現実に近い力感・触感を、バーチャルリアリティ技術によって操作者に提示する装置のことを、一般的に「ハプティックデバイス」と呼びます。コンピュータの仮想空間内でオブジェクトに接触した際、その触角をあたかも現実世界で起こったかのように、操作者に伝える仕組みです。
すでに市販されているハプティックデバイスもいくつかあります。最も著名なSensAble technologies社のPHANTOMは、ペン形状のデバイスを通して、仮想空間内の物体を触ることができるものです。その他、yberGlove Systems社のCyberGraspや、東京工業大学佐藤研究室によるSPIDARなどがあります。
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■SDKプラグインを利用した開発による連携 |
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■プログラマはミドルウェアのAPIを利用して開発。
ミドルウェアが各OSのAPIに合わせてくれる |
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