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最新アクションカム事情 |
HARDWARE INFORMATION
2018-No.4 |
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アクションカムは小型軽量で、フリーハンドで撮影できることから、アウトドアスポーツの動画撮影によく使われています。防塵、防水機能もあり、場所や天候を選ばず撮影できることが大きな特徴です。主なメーカのカメラをリストにしてみました。
品名 |
GoPro Hero6 |
HDR-X3000 |
STYLUS TG-Tacker |
Key Mission170 |
メーカー |
GoPro |
SONY |
オリンパス |
ニコン |
画質※1 |
4K 60 |
4K 30P |
4K 30P |
4K 30P |
寸法 |
62.3×44.9×33(mm) |
29.4×47.0×83.0(mm) |
35.0×56.5×93.2(mm) |
66.4×46.8×42.7(mm) |
重量 |
117g |
114g |
180g |
134.5g |
防水 |
10m |
IPX4相当 |
30m IPX8相当 |
10m IP6相当 |
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▲カメラ比較 |
※1 最大解像度 |
共通する機能としては、ビデオ、写真、連写が可能です。ビデオ撮影だと4K解像度での撮影が現状の標準となっているようです。4Kビデオカメラについては、本誌“2013年 新年号”の本コーナーにて、業務用4Kカメラが100万円を切るコストで入手できると報告しておりましたが、アクションカムの価格帯は数千円〜数万円です。5年で10分の1以下まで下がるとは当時は想像できませんでした。
アクションカムは各メーカからリリースされていますが、この分野のカメラの人気に火をつけたのがGoProです。SNSの利用者の増加に伴い、その特徴が目を引きあっという間にユーザを獲得していったという印象を受けます。ラインナップ数も他社メーカを抜きん出ています。そこで、最新情報を紹介するにあたり、GoPro Hero6を早速購入してみました。
取扱説明書説に従い、フレームからカメラを取り出し、バッテリを装着します。メモリカードは同梱されていないので、マイクロSDXC-I 64GBを用意しました。4K動画では2時間の録画が可能です。あとはUSB充電ケーブルを接続してしばし充電されるのを待ちます。
なお、スマートフォンのアプリも用意されていて、インストールをしておくと、アップデートの更新、映像の確認等ができます。
タッチパネルから、4K60フレームモードに切り替え、撮影を開始してみました。
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▲設定画面:「4K」を選んで、パネルをタッチすると確定します。 |
撮影後は、デジカメと同様USB経由か、SDカードからデータを取り出せます。動画はWindowsならWindows Media Playerで再生できます。4Kモニタにて動画を再生すると、ちらつきもなく綺麗な動画が表示されました。紙面ではお伝え出来ないのが残念ですが、技術の進歩を感じました。
なお、電源ボタンを押すごとに、ビデオ→写真→写真(連写)で撮影モードの切り替えが行えるようです。
スマートフォンを持っている人にとっても、小型、低価格、タフさなどから魅力的なデバイスだと思います。フォーラムエイトポイントバンクで、交換入手できますので、興味のある方はご検討されてはいかがでしょうか。
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▲内容物:GoPro Hero6(フレーム付き)、バッテリ、充電ケーブル、 接着式カーブ+フラットマウント |
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