HARDWARE INFORMATION
最新デバイス・2010-No.2 |
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Fuji FinePix REAL 3D W1
富士フィルムFinePix REAL 3D W1(ファインピックス リアル 3D W1)は、世界で最初の一般消費者向け3Dステレオカメラです。現在は日本のみでの発売ですが、いずれ海外でも発売されるとのことです。
このカメラは2つの独立した10MPレンズで2つの画像をキャプチャーし、MPO(Multi-Picture
Object)という新しいフォーマットで合成します。3Dの写真や動画は640 x 480ピクセルで記録され、
FinePix REAL 3D V1 モニター、またはNvidia's 3D Vision を装備したパソコンで見ることが出来ます。(各々の必要な装備はご確認ください。)MPOフォーマットはこのカメラで初めて使用されるもので、まだこれから発展していくようです。FinePix
REAL 3D V1 モニターの方は、裸眼でFinePix REAL 3D W1背面の3Dモニターのように見ることが出来ます。
3D画像に異なった効果をもたらす両レンズの視差調整など、多くの機能が用意されています。このカメラは2Dモードでも使用でき、各々のレンズで同時に2枚の写真(広角/望遠、カラー/モノクロ・・・)を撮ったり、普通の10MP(1,000万画素)デジタルカメラとして使ったりすることもできます。2DモードではJPEGで画像が記録されます。FORUM8では、UC-win/Road
Ver.4 3Dステレオ機能と合わせて活用することを検討しています。
3Dステレオ技術は、一般消費者市場でも急速に普及しており、ニューメディアや3Dテレビのようなインターフェース機器の発売も加速しています。また、現在ではカメラは娯楽用に限られているようですが、表示方式だけでなくソフトウェアが進歩すれば、さらに実用に耐えるものになることでしょう。
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▲景色を左と右のレンズでとらえた画像 |
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▲3D(画像)の見かけはより小さなオブジェクトの方がより効果的です。 |
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▲このカメラはオフセットされた2つのレンズが特徴です。
背面のモニターは3D表示します。 |
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富士フィルム http://www.fujifilm.co.jp/
※社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
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(Up&Coming '10 新春号掲載)
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