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Vol. 27

情報処理学会×表技協共催セミナー
「ここまで来た!空間表現の先端事例と技術動向 〜CG/CV/VR/HCIの最先端〜」開催レポート

開催日
2020年2月4日(火) 13:00〜17:30
主催
(一社)情報処理学会/(一財)最先端表現技術利用推進協会
協賛
(一社)照明学会/(一財)映像情報メディア学会/(一社)電子情報通信学会/(一社)電気学会

一般社団法人情報処理学会からは、羽倉賞に作品をご推薦いただくなど、表技協の活動に多大なご協力をいただいております。この度、情報処理学会×表技協共催セミナーをフォーラムエイト東京本社のセミナールームで開催し、53名の皆様にご参加いただきました。本セミナーでは、VRデバイスや高解像度ディスプレイの普及に伴い、3次元デジタルコンテンツへの需要がますます高まっていることを背景とし、CG/CV/VR/HCIの各分野に関して、産業界・学術業界で活躍中の講演者の方々より、最先端研究から産業応用まで幅広い視点から発表いただきました。また、オープニングとして、ヤフー株式会社の田島 玲氏にもご挨拶をいただいています。


 「CG研究最前線」
土橋 宜典氏(北海道大学 大学院情報科学研究院 准教授)

最先端のCG研究について、その背景や歴史から、機械学習の導入や、キャラクターアニメーション、レンダリングなどの分野で急速に進化している技術といった、最近の傾向までを解説。雲や煙などのアニメーション生成やレンダイング手法、風切り音のリアルタイム生成、光の屈折といったCG表現に関する取り組みについても紹介しました。

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 「Shade3D最新機能・事例紹介」
御厨 啓補(株式会社フォーラムエイト Shade3D開発グループ)

Shade3D最新版のVer.20で対応したPBRマテリアル、リニアワークフロー機能、3Dアノテーションをはじめとした設計CADとの連携によるBIM/CIM対応機能強化と併せて、各種活用事例や今後の技術動向を見据えた展望について、デモを交えながら紹介しました。

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  「VRの産業応用」
新田 純子(株式会社フォーラムエイト 執行役員)

インフラ計画の初期段階で複雑な合意形成を可能にし、土木・自動車・防災・環境・教育・医療など様々な分野を結び付けて広く適用できる点、ドライブシミュレータなどのシステムへ柔軟に展開可能な点など、UC-win/Roadによるデジタルツインやコネクティッドインダストリ推進の可能性に注目し、多様な産業分野におけるVR活用事例を紹介しました。

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 「ディープラーニングの最新 CG/CV 応用」
金森 由博氏(筑波大学 システム情報系 情報工学域 准教授)

写実的CG、画像処理にかかわる最新のディープラーニング手法についてとして発表。乱数(ノイズ)からの画像生成による写実性の劇的な向上や、低解像度と高解像との2段階学習による画像生成手法、動きと色変化を予測した景観画像のアニメーション生成、微分可能レンダリングのぎじゅつによる画像からの形状・テクスチャ・光源推定など、注目の技術について紹介しました。

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 「表現の支援とHCI」
宮下 芳明氏(明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授・学科長)

写実的CG、画像処理にかかわる最新のディープラーニング手法についてとして発表。乱数(ノイズ)からの画像生成による写実性の劇的な向上や、低解像度と高解像との2段階学習による画像生成手法、動きと色変化を予測した景観画像のアニメーション生成、微分可能レンダリングのぎじゅつによる画像からの形状・テクスチャ・光源推定など、注目の技術について紹介しました。

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表現技術検定開催!
「建設ICT」7月8日(水)、「まちづくり」7月15日(水)、初開催「情報処理」7月29日(水)
※新型コロナウイルス感染症対策として、4月24日(金)より日程を変更いたしました。

表現技術検定とは

日本では平成28年度より第5期科学技術基本計画の5カ年計画が実施されており、「第4次産業革命」(IoT時代のものづくり)と銘打って、イノベーションを巡る熾烈な国際競争に打ち勝つための方向性が政府より示されています。表技協ではこのような背景のもと、当協会の基本方針である「最先端表現技術に関連する人材育成・社会への貢献」を実現すべく、企業や技術者がICT等をベースにイノベーションの担い手となるモチベーションを提供することを目的として、学習用テキストの構築、研修および達成程度の目安としての「表現技術検定」を企画いたしました。
検定は以下の3つの部門で構成されています。

  • 「表現技術検定(建設ICT)」
  • 「表現技術検定(まちづくり)」
  • 「表現技術検定(情報処理)」 NEW!

講習内容・テキストおよび試験問題は、関連の基礎知識や具体的な事例から専門的な方法論・提案手法までを網羅しております(修了者には認定証を授与)。

また、全国10会場にて開催となっておりますので、お近くの会場にて受講いただけます。

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初開催 表現技術検定「情報処理」

現代社会には、情報が溢れています。テクノロジーの進化により、その量は増え続けています。情報リテラシーとは、情報を使いこなす技能のこととです。情報とは何か? 情報から得られる知識とは何か? 本講習では、情報に関する基本的な考え方から、最新の技術まで分かりやすく学ぶことができます。更に情報を収集、分析する手法としての統計の基礎について学び、Excelによる実習を行います。

項目 表現技術として要求される事項等
情報概論 I (1)現代社会と情報リテラシー ・情報とデータ       ・コンピュータとインターネット
・情報リテラシー      ・知識マネジメント
情報概論 II (1)情報分析 ・情報分析と抽象化識  ・データからの知識発見  ・データマイニング
(2)情報セキュリティ ・個人認証技術      ・暗号化技術
(3)情報社会と危機管理 ・知的財産権        ・情報機器管理
統計基礎 (1)統計と情報 ・統計学の歴史      ・統計分析とデータ
・基本統計量        ・相関関係
・データのばらつきとヒストグラム
統計実習 (1)統計分析演習(Excel実習) ・データの集計とグラフ作成
・分散と標準偏差     ・標準得点と偏差値     ・回帰分析
演習 (1)検定 ・講習内容についての検定を実施

D-Kレポート  長谷川章氏プロデュース「デジタル掛軸」
2020年デジタル掛軸開催スケジュールはこちら

東別院 初鐘×D-K Live デジタル掛け軸  2019年12月31日(火)〜2020年1月1日(水) 愛知県名古屋市 東別院

年末の恒例イベントとなっている東別院でのデジタル掛軸は、今年も大きな盛り上がりを見せました。NHK「ゆく年くる年」の中継も入り、約3分ほどの映像が全国に放送されました。他にも、“山田純平× 熱響打楽”による和楽総合芸術集団が織りなす日本古来の伝統的な音色の和太鼓演奏、日本の伝統の神髄、能楽師“辰巳満次郎”氏の創作能舞の舞、日本古来の楽器である三曲の演奏などの舞台や、着物DKカフェが行われました。多くの来場者が、幻想的な光と日本の伝統文化に包まれる特別な年越しのひとときを過ごされていました。


Wonder Experience イルミナイト万博「永遠の万華鏡」  2019年12月6日(金)〜29日(日) 大阪府吹田市 万博記念公園

今回で2回目となる「太陽の塔 × デジタル掛軸」は、万博公園が主催する「イルミナイト万博」のメインイベントとして開催されました。今回は太陽の塔の過去の顔がある裏側に演出。正面で実施されたイルミネーションと、100万枚に及ぶ色鮮やかなデジタル画像が毎秒変化するプロジェクションアートとのコラボレーションを多くの来場者が鑑賞しました。

虚空蔵法輪寺 令和元年 デジタルカケジク  2019年12月13日(金)〜22日(日) 京都府京都市 法輪寺

京都嵐山の冬の風物詩として「嵐山花灯路」は、「渡月橋」をはじめ、「竹林の小径」、「天龍寺」、「常寂光寺」 などがライトアップ。その中でも、法輪寺でのデジタル掛軸は、中心的な役割を果たしています。

デジタル掛軸〜光のアートウォール〜  2019年12月6日(金)〜25日(水) 富山県小矢部市

建物の壁一面を巨大なキャンバスに見立ててデジタル掛軸を投影し、光のアートで包み込みました。オープニング当日は、北陸地方(石川・富山・福井)のテレビ局全9局が取材に訪れ、夕方のワイド番組で生中継されました。


今後の開催予定

国立工芸館オープニングイベント
国立工芸館が東京から金沢に移転
2020年夏オープン予定(東京オリンピック前)

国立工芸館オープニングイベント
大阪御堂筋を中心に毎年開催されている「光の饗宴」は、コアプログラムとエリアプログラムで構成されており、大きな賑わいを演出。
11月中〜12月末予定


お問い合わせ先
一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会
State of the Art Technologies Expression Association

Tel. 03-6711-1955  FAX. 03-6894-3888
mail : info@soatassoc.org  HP : http://soatassoc.org/


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