New Products |
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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年 9月
UC-1 CALS/CADシリーズ |
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UC-1エンジニア・スイート/CADセミナー |
●開催日 : 2013年11月13日(水)9:30〜16:30
●本会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢 にて同時開催
●参加費:1名様 \18,000 |
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現在、鉄筋コンクリート構造物の設計から施工段階において取り扱われている配筋図面は2次元が主流のため、主鉄筋・配力筋・組立筋などの配筋関係を確認するのが困難な場合があります。弊社では、構造物中の鉄筋を実際の鉄筋径にて3次元表示することで、詳しい配筋状態を確認することの出来る「3次元配筋ビューワ」(3次元配筋生成およびその表示機能)を開発し、UC-1設計シリーズのCAD統合版製品への組み込みを行いました。
2011年10月より、3次元配筋ビューワの機能を拡張し、配筋状態を3次元表示するだけでなく、躯体や鉄筋の新規作成、鉄筋どうしの干渉チェックなどを可能とする3次元配筋CADをリリース致しました。今回は、この3D配筋CADの視点移動の操作や干渉チェック機能の拡張を行いましたので、以下にご紹介致します。 |
従来の視点移動の操作では、マウスにより任意の位置に移動させることしかできず、確認に適した視点を探し出すのが困難でした。本バージョンでは、以下の新機能により配筋状態をより効率よく確認できるようになります。
表示されている鉄筋がウインドウに収まる位置への移動
画面に表示されている全ての鉄筋がウインドウにちょうど収まる位置に視点移動が行えます。これにより、鉄筋一覧から鉄筋の表示・非表示を切り替えることで、任意の鉄筋のみを含む配筋状態の全体図の把握が容易に行えるようになります。
鉄筋の形状・組に沿って移動
選択した鉄筋の形状、もしくは組に沿って、スライドバー操作により視点の移動が行えます。特定の鉄筋の周囲の状態の確認が容易に行えるようになります。
図面に対応した位置への移動
図面一覧から選択した図面に対応した位置への視点移動が行えます。視点は、図面に設定された作図面に含まれる全ての頂点がウインドウにちょうど収まり、設定された矢視方向を向く位置に移動します。これにより、図面と配筋状態の比較が容易に行えるようになります。
▲図1 荷重条件(水平方向任意荷重)画面
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従来の干渉チェック機能では、鉄筋同士の干渉を回避するために、各鉄筋に対して、X、Y、Z方向への移動量をそれぞれ入力する必要があり、適切な移動量を知るには値の入力と干渉チェックの実行を繰り返す必要がありました。また、干渉しない鉄筋位置に移動させても、移動状況は図面には反映されませんでした。本バージョンでは、これらについて改善しました。
鉄筋のマウス操作による移動:マウスドラッグにより鉄筋の移動が可能です。移動後の様子はリアルタイムで更新されるため、干渉状況を目視で確認することができます。また、移動方向は任意の方向だけでなく、鉄筋かぶり方向、配筋ピッチ方向に制限することもでき、最適な鉄筋位置を探すのが容易になります。
干渉チェックのリアルタイム実行:鉄筋を移動させながら、リアルタイムで干渉チェックが行えます。鉄筋の移動結果に対して、即座に干渉状況を確認することができます。なお、干渉チェックの実行タイミングを、マウスドラッグ中やドラッグ完了時にすると、移動した鉄筋に対してのみ再計算が行われます。個別に計算は行わずに、最後に一括して計算することもできます。
鉄筋移動の図面への反映:鉄筋移動後、配筋を再生成することにより、鉄筋の移動結果を図面に反映できます。鉄筋の移動に伴う配筋状態の変化を図面で確認できるようになります。
干渉チェック結果の出力:干渉チェック結果の表出力に対応しました。干渉状況を本製品がインストールされていないPCでも確認することができます。また、報告書作成の際にも便利です。
▲図2 荷重条件(水平方向任意荷重)画面
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