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●省力タイプの形状拡張追加
受台と竪壁が一体となった省力タイプ形状において、設計対象が多い竪壁に絞りがある形状の設計に対応にしました。
●頂版の橋軸方向スパン長指定、中詰め土により荷重の扱い拡張、
T形梁のスターラップ指定の拡張
頂版の設計では、直角方向のスパン長だけでなく、橋軸方向のスパン長も直接変更できるようにしました。前壁,側壁,隔壁における三辺固定版の設計では、中詰め土が全載状態でない時の土圧強度を図のように平均値/照査位置の強度から選択可能にしました。T形梁設計では、側壁と隔壁毎にスターラップを個別に指定できるようにしています。
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■箱式橋台の設計計算 Ver.3 リリース予定日:2007年6月末
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●前壁と頂版の隅角部の照査、剛体照査時の張出長の考慮、土圧荷重図の表示改善、剛性モデルの算出過程表示
隅角部の照査では、桁受け台がない時は胸壁と頂版の隅角部の照査を選択できるようにしました。フーチングの剛体照査では、上限値を考慮する際の照査として「設計要領」(NEXCO)に基づき竪壁長を控除しない底版長による照査を可能にし、あわせて直接基礎の強固な地盤においては上限値のみの照査を検討できるように上限値の照査とβ・λの照査を選択できるようにしました。 |
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計算書においては、土とコンクリート時の土圧図は側壁に沿って表示することで視覚的にわかりやすくし、震度算定用の剛性モデルにおいてはプログラム内部においてラーメンモデルから1本棒モデルに変換している算出過程として、フレームモデル,断面二次モーメントを表示することで計算過程がわかりやすくなっています。 |
■ラーメン式橋台の設計計算 Ver.3 リリース予定日:2007年6月末
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「BOXカルバートの設計(下水道耐震)Ver.3」では、「下水道施設の耐震対策指針と解説2006年版」((社)日本下水道協会)の改訂による埋戻し土の土質定数を考慮した計算、および、「杭基礎設計便覧(平成18年度改訂版)」((社)日本道路協会)への対応を行います。以下にその概要をご紹介いたします。
●埋戻し土の土質定数を考慮した計算
『計算に用いる土質定数は、原地盤のものを用いる。ただし、小口径の矩形きょのように外径に対して開削幅が広く、かつ埋戻し土の強度が周辺地盤と大きくことなると判断される場合は、埋戻し土の土質定数も考慮する。』と記載されており、この埋戻し土の土質定数を考慮した計算への対応を行います。埋戻し土の土質定数を考慮することで水平方向地盤反力係数、水平土圧が変わり、水平バネ、水平荷重が変化します。
本プログラムでは、埋戻し土の入力および埋戻し土の土質定数を用いる項目(常時/地震時,底面地盤)の選択を設け、選択されている項目により常時土圧、常時底面バネ、地盤の特性値TG、地震時変位振幅、地震時側面バネ、地震時底面バネ、地震時周面せん断力の算出に埋戻し土の土質定数を用いることが可能です。なお、埋戻し土の土質定数の入力は、底面までの入力としています。
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●杭基礎設計便覧対応
今回の杭基礎設計便覧の改訂は、本プログラムの以下の項目に影響があります。
・PHC杭、SC杭の断面性能
・RC杭の許容応力度
・杭頭結合部設計
・PHC杭、RC杭、SC杭のせん断力に対する設計(許容応力度法)
変更内容を簡単にご紹介いたします。
・PHC杭、RC杭のせん断応力度に対する設計:平均せん断応力度は等積箱形断面に換算した部材断面幅b、部材断面の有効高dを用いる。
・SC杭のせん断力に対する設計:せん断応力度は鋼管のみ有効として算出する。
・杭頭結合部設計:押抜きせん断応力度では、端部の杭を対象とし、せん断面がフーチング側面を横切る場合右式で照査する。
本プログラムでは、「杭基礎設計便覧(H19.1)に準じる」のチェックを設け、チェックの有無により新旧便覧(平成19年と平成4年)どちらも計算可能とします。
UC-win/UC-1ユーザ協議会 〜第5回UC-win/FRAME(3D)協議会 FORUM8デザインコンファランス〜 |
2007年 9月 27日(木) 東京本社 東京コンファレンスセンター・品川
技術セッション : 浸水対策技術セミナー/上下水道・河川
基調講演 : 「これからの浸水対策に向けて」
開発者講演 : 「氾濫解析ソフトウェアの最新動向」、「下水道シリーズと下水道CADの機能」
詳 細 |
■BOXカルバートの設計(下水道耐震)Ver.3 リリース予定日:2007年7月末
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