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●xpswmm 総合情報 Vol.12 |
●下水道展'09の出展報告
7月28日(火)〜31日(金)に下水道展'09横浜が開催され、当社ブースでは、最新バージョンxpswmm2009の新機能紹介を中心に当社の下水道関連製品の紹介と、リリース直前のUC-win/RoadプラグインUC-win/Road
for xpswmmによる氾濫解析結果の最新VRの展示を行いました。
●ブース展示報告
展示会日程として、中国地方を中心とした梅雨前線に伴う記録的集中豪雨の直後ということもあり、浸水対策に対する関心が高まっていたことが実感されました。特に山口県防府市では前年に土砂災害警戒区域に指定され、警戒区域を示したハザードマップの作成前のため住民への周知が図れなかったこと、同地区における佐波川の洪水ハザードマップが10年前から更新されていなかったことが、被害要因の一つとして挙げられており、当社が現在促進しております氾濫現象のVRによる可視化に対して、下水道関係者からの関心と期待を頂戴しました。更に、本年はxpswmmの開発元であるXP
Softwareから招いた技術者2名にも当社ブース対応の機会を設け、日本国内の水文技術者の皆様との技術交流の場として有意義な意見交換を行っていただくことができました。
●出展者プレゼンテーション報告
本年の下水道展では、例年行っているブース展示に加え、今回のためにオーストラリアより来日頂いたXP
Software水工部門長であるDr.Ashis Deyによる出展者プレゼンテーションを行いました。
プレゼンでは、「xpswmmによる下水道管内水理を考慮した内水氾濫解析」と題して、xpswmm2Dを用いた1D/2D解析の最新の事例研究に関する報告を行いました。本研究では、シドニーから南約14kmにある流域面積130haの沿岸地区を対象とし、研究目的として
(1)既往最大洪水における実績降雨の引伸しにより作成した複数年の計画降雨に対する氾濫挙動の把握
(2)洪水ハザードマップの作成
(3)流域地形の水理特性の把握
(4)浸水リスク管理の展開のための基礎構築
をテーマとして講演を行いました。xpswmm2Dにおける最新の氾濫解析モデルの構築について、聴講者との活発な質疑応答を交えた技術交流となりました。
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▲下水道展出展者プレゼン様子 |
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▲xpswmm2Dを用いた最新の事例研究 |
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xpswmmセミナー
●日時 2009年 10月 22日(木) 13:30 〜 16:30 ●参加費 : \15,000 (1名様・税込 \15,750)
●本会場 フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
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■xpswmm 2009 Ver.11.0 リリース日:2009年6月22日 |
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(Up&Coming '09 秋の号掲載) |
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