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開発元であるFormation Design Systemsより、MultiframeのVer.13 (英語版)がリリースされました。今回は、その主なバージョンアップ内容を紹介します。
●64bit バージョン
- Windows7の64bitに限り、Multiframe 64bitを使用することができます。なお、VistaとXPの64bitでは動作しません。32bit版ではメモリ使用量が2GBの制限がありますが、64bit版では理論上128GBのメモリが使用できるので、大容量のモデルを扱う方には64bit版をお勧めいたします。
●平板要素の任意形状の開口処理
- 図1のような平板要素上で、任意の点をクリックして形状を作成します。クリックする点はメッシュの格点である必要はなく、自由な点でかまいません。最後の点をダブルクリックすると、開口処理が施されリメッシュされます。
●風荷重(Multiframe4Dのみ)
- 風荷重の入力画面が追加されました。風速の入力によって荷重をかけることができます。荷重値は風速などから自動計算されます。
●短期応力に対する許容応力度の割増(AIJ)
- 短期応力時には、「鋼構造設計規準」に従い、許容応力度を50%割り増して断面算定します。
●不安定構造に対する処理
- 図2に示す吊り構造のように、力の釣り合いがとれず不安定構造となるような解析に対して、解析可能となるようプログラム内部の処理を追加しました。
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▲図2 不安定な構造 |
●マルチコアCPUのサポート
- 近年主流となっているマルチコアCPUに対応しました。お使いのコンピュータのCPUがマルチコアの場合は、パフォーマンスの向上が見込めます。今後もさまざまな側面から計算部の改善に取り組んでいきます。
現在、フォーラムエイトにてプログラムの日本語化を鋭意進めていますので、どうぞご期待ください。
■TV会議システム
弊社の各拠点をつないだTV会議システムを利用して、セミナーを開催いたします。お近くの会場をご利用ください。
Multiframeセミナー
●日時 : 2011年 5月 25日(水) ●参加費 \15,750
●本会場 フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
開発元:Formation Design Systems:フォーメーション デザイン システムズ
■Multiframe Ver.13 日本語版 2011年2月リリース予定 |
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(Up&Coming '11 新春号掲載) |
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