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土谷忠温代表取締役社長 佐々木喜昭課長 |
今回ご紹介するユーザ様は、福井県鯖江市の株式会社構造設計研究所です。
構造設計研究所は、同社代表取締役の土谷忠温現社長が橋梁メーカーである川崎重工業(株)勤務を経て、昭和54年地元福井に戻られ、創業された建設コンサルタントです。土谷社長は、京都大学大学院にて橋梁工学を専攻されており、一貫して橋梁の設計に関わりを持たれています。創業当時は、地元の建設コンサルタントが少なかったそうですが、現在では大きく増加してきているとのことです。この中で、県下有数の建設コンサルタントとして、橋梁、道路、河川など幅広い分野の設計業務を手掛けられています。
設計の受託業務は、やはり福井県内の業務が多く、県、市、国土交通省などから受注されています。現在の厳しい状況の中で着実に収益を上げられていますが、これには、創業当時からの方針として、「社内で業務をこなす」という徹底した内作方針が貢献しています。ただし、幅広いニーズに応えるためには、技術力に加え、ソフトウェアの活用が必要です。このため、構造設計研究所では、フォーラムエイトのほとんどの製品を導入いただき、広く活用しておられます。また、合わせて他社のソフトも必要なものは導入して使いこなすという方針で臨まれています。このソフトウェアの積極的な利用は、創業当初のPCのパッケージソフトが無かった時代から進められており、センター端末の利用、専用機の利用、パソコンの利用と変遷してきていますが、当初は自社開発主体でほとんどのソフトを開発して利用していた状況が、現在はアプリケーションパッケージソフトの利用に変わってきているとのことです。
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▲設計スタッフのみなさん |
フォーラムエイトの設計計算については、土谷社長ご自身が使用され、直接ご質問をいただくことも多く、貴重なご意見をいただいています。特に「ヘルプ」に関しては、ヘルプコンテンツの改善、出力の改善を要望され、フォーラムエイトでも全製品の共通した改良事項として取り組むこととなりました。
今話題の電子納品に関しては、受注者側でのソフトやスキルの問題はそう無いであろうとのお話しで、既にデータ納は一般的になってきているとのことでした。また、ISO9001については、既に2000年7月に認証取得されています。
今後の業務や事業の展開については、先は読めない厳しい状況の中であることは間違いないという前提で、今後、受注前にしなければならないことが増える傾向にあり、これを工夫することが大切だというご意見です。既にこれに対応した業務の提案を行う計画であり、先取的な姿勢が大変印象的でした。
お忙しい中、取材に応じていただきました土谷社長並びに社員の皆様に御礼申し上げます。今後もさらなるご発展をお祈り申し上げます。 |
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▲関谷2号橋 |
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▲勝山南大橋(九頭竜川) |
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