今回は、国内5指に数えられる大手建設コンサルタント「八千代エンジニヤリング
株式会社」をご紹介します。
八千代エンジニヤリングは、総合建設コンサルタントとして、「高度技術者集団として、顧客と社会に貢献する」を基本コンセプトに活動されています。
昭和38年創業以来、業務を拡大され、現在では、博士15名技術士306名を有する高度技術者集団として、国内外で広く活動されています。特に水循環などの環境関連事業や総合防災事業へ注力され、新分野・新技術については、PFI業務が起動に乗ったほか、社会資本の維持管理、政策評価・事業評価、保険・福祉、PM・CM等に拡大進出を図られています。
今回は、フォーラムエイトと同じく東京都目黒区中目黒に所在する本社を訪ね、お話をお聞きしました。
フォーラムエイトの製品ライセンスは、全国24事業所、部門で、多数のライセンスを登録されている弊社ユーザの中でも最大級のユーザです。
本社橋梁部では、上部工、下部工をはじめ、多くのUC-1シリーズライセンスを利用されています。
上部工では、UC-BRIDGEをよく活用されているとのことですが、他のUC-1シリーズも含めて鉄道橋の対応として限界状態設計法への対応要望を挙げていただきました。
これに関連して、UC-win/FRAME(3D)については、先日弊社主催協議会にも参加された上で、活荷重等の対応等が進めば有効な活用方法を試行して社内にも広げることができるのではないかとお考えです。
UC-win/FRAME(3D)は、1月に活荷重等の対応を行ったVer.1.03をリリースする予定です。
次に下部工関係では、「橋脚の設計」をはじめ、多くの製品を利用されており、調表出力や詳細出力の品質等に評価をいただきました。
「RC下部工の設計計算」は、概略検討において優れたプログラムとして評価はするが、詳細出力への対応と価格面の要望を挙げられています。
「RC下部工の設計計算」は、現在ラーメン橋脚の設計計算に限定した版を廉価で提供しており、補強設計にも対応した詳細設計計算書を出力できるプログラムとしてご説明させていただきました。
弊社に対する全般的な要望としては、既に橋梁部として保守・サポート契約を締結していただいていますが、ライセンス管理に関してライセンスサーバなどアプリケーションソフト資源の有効活用について、提案されました。高価なソフトでも購入しやすくなるとのお考えです。フォーラムエイトとしては、現在提供しているネットワークプロテクト(NetPRO)の改善などを検討していきたいと考えています。 |
▲景観デザイン研究会優秀作品に
選定された芦田川大橋(広島県) |
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今後の展開の一つとしてプロポーザルなどの技術提案にも力を入れていきたいとのことです。
ビジュアル資料の作成については、本社では早い段階からCGを利用されており、高品質な資料の作成が可能な体制であるとのことですが、フォーラムエイトのVRソフトUC−win/Road についても評価をいただいており、全社的には4部門で導入していただきました。とりわけ、2003年第2回3D/VRコンテストでは、大阪支店の作品(下段画面)が参加者投票の結果、優秀賞を受賞しておられます。今後も高度活用を進められるものと思います。
御多忙の中、取材に快く応じていただいた情報センター担当課長 末田俊久様、橋梁部谷口和昭様、阿部雅史様ほか皆様に深く御礼申し上げます。 |
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▲第2回3D・VRシミュレーションコンテストbyUC-win/Roadで優秀賞を受賞したVRデータ「大津市街路改修事例」画面キャプチャ
(八千代エンジニヤリング(株)大阪支店) |
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