Ver. |
日付 |
内 容 |
2.0.0 |
'18.01.31 |
■主な改訂内容
- 平成29年11月 道路橋示方書・同解説に対応しました。
- Ver.1から変更のある項目は、以下のとおりです。
(1)杭基礎:杭頭結合部の照査に対応しました。
(2)杭基礎:負の周面摩擦力に対応しました。
(3)杭基礎:永続変動作用のフーチング前面水平抵抗に対応しました。
(4)杭基礎:永続変動作用の杭突出部水平荷重(流水圧、動水圧、慣性力)に対応しました。
(5)杭基礎:斜杭に対応しました。
(6)杭基礎:押込み力に対する周面摩擦力(2D分)を控除する設定を追加しました。
(7)直接基礎:結果確認及び計算書表示において、1.0(D+L)の種類を「−」で表示するようにしました。
(8)直接基礎:支持力係数Nγをφ<13の場合にも算定するようにしました。また、φ=0の時はNγ=0となります。
(9)直接基礎:計算書一覧に対応しました。
(10)鋼管矢板基礎:部材照査に対応しました。
(11)ケーソン基礎:部材照査に対応しました。
(12)地中連続壁基礎:安定照査及び部材照査に対応しました。
(13)共通:入力データ出力に対応しました。
※連動できる製品は、平成29年道路橋示方書・同解説に対応した次の製品が対象です。(今後リリース予定です。)
「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.2」
「橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.2」
「箱式橋台の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.2」
「ラーメン式橋台の設計計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.2」
■不具合対応
- 杭基礎:計算書作成の偶発作用の出力項目設定が保持されない不具合を修正しました。
- 杭基礎:杭体照査の総合判定及びPHC杭の引張応力度制限値の不具合を修正しました。
- 杭基礎:PHC杭のスパイラル鉄筋を考慮しない設定で考慮されてしまう不具合を修正しました。
- 杭基礎:回転杭の杭軸方向ばね定数Kv計算において、杭先端の杭径Dpに羽根径を用いていない不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.0.1 |
'18.03.13 |
■主な改訂内容
- 杭基礎:安定の耐荷性能照査(永続変動作用時)において、荷重タイプ(1.0(D+L))を検討ケースから除外するように変更しました。
■不具合対応
- 杭基礎:杭体データ及び杭頭結合部画面で、不要なチェック処理を行っている不具合を修正しました。
- 杭基礎:杭頭結合部の計算結果が表示されないケースがあり、これを対策しました。
- 杭基礎:摩擦杭の支持形式の違いを考慮する係数λfを0.75で計算している不具合を修正しました。
- 杭基礎:極限支持力の算出方法で「入力」を選択している場合の回転杭の引抜力制限値の算出ミスを修正しました。
- 杭基礎:回転杭の引抜力制限値の計算書において、本来考慮できない杭の有効重量Wの計算過程を出力している不具合を修正しました。
- 杭基礎:場所打ち杭の降伏曲げモーメントの特性値Myc算出にコンクリートの応力度−ひずみ曲線の応力度の制限(≦(2/3)・σck)を考慮していない不具合を修正しました。
- ケーソン基礎:永続変動作用時の安定計算を実行すると、応答なしになる不具合を修正しました。
- 鋼管矢板基礎:計算書の「設計条件」−「押込力/引抜力の制限値」に許容の表記があったのを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.0.2 |
'18.04.09 |
■要望対応
- 杭基礎:永続/変動作用時のせん断部材照査(場所打ち杭)において、せん断力に対する限界状態のモーメントMは、杭頭の部材降伏における制限値Mydを使用するように拡張しました。
- 杭基礎:偶発作用時のせん断耐力照査(場所打ち杭)において、ウェブ圧壊の制限値照査は廃止し、杭基礎全体の斜引張破壊の制限値との比較のみとしました。
- 杭基礎:版としてのせん断照査で杭中心位置が照査断面上にある場合の計算機能を拡張しました。
- 杭基礎:杭基礎:永続/変動作用におけるPHC杭のせん断照査(限界状態1)に対応しました。
■不具合対応
- 杭基礎:永続/変動作用時の回転杭において、引抜力の有効重量Wの算出ミスを修正しました。
- 杭基礎:偶発作用時における作用力指定時のPHC杭せん断耐力計算書ミスを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.0.3 |
'18.04.27 |
■不具合対応
- 鋼管矢板基礎:押込力/引抜力の制限値算出において、鋼管矢板の有効重量Wの算出ミス及び周長U2の出力ミスを修正しました。
- 直接基礎:地盤の粘着力Cが計算に反映されていない不具合を修正しました。
- 直接基礎:「基準値」−「荷重ケース」で設定する方向名称が計算書に正しく反映されていない不具合を修正しました。
- 杭基礎:偶発作用において、場所打ち杭のせん断耐力算定ミスのケースがあり、これを修正しました。
- 鋼管矢板基礎:永続変動作用における安定計算(仮想井筒梁解析)において、継手管のせん断剛度(入力値)を2倍した値で、計算している不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.0.4 |
'18.06.04 |
■要望対応
- 鋼管矢板基礎:基礎側面の鋼管矢板の鉛直反力の算出方法を改良しました。
- 杭基礎:杭部材照査でエラーが発生した場合のメッセージ内容を改善しました。
■不具合対応
- 直接基礎:Y方向検討時の滑動照査時のモーメントが0となり、有効載荷面積に考慮されない不具合を修正しました。
- 直接基礎:円形時の断面積及び地盤反力度の算出ミスがあり、これを修正しました。
- 杭基礎:永続変動作用の計算書一覧表が出力される不具合があり、これを修正しました。
- 杭基礎:予備計算の押込力/引抜力の直接指定が反映されないケースがあり、これを修正しました。
- 鋼管矢板基礎:本体設計時のX方向設計時の鉛直反力にY方向の鉛直反力が設定される不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.0.5 |
'18.07.20 |
■要望対応
- 杭基礎:安定計算のkh補正前変位(初期変位)を計算書に出力するように改善しました。
- 杭基礎、直接基礎:フーチング照査の耐久照査(腐食)ケースにおける計算と出力改善を行いました。
- 杭基礎:旧H24下部工連動時の地層データ(支持層の先端N値等)を残すように改善しました。
- 杭基礎:偶発作用時のせん断耐力照査(場所打ち杭)において、ウェブ圧壊の制限値(Sucd)照査を行うようにしました。
- 杭基礎:フーチング照査の計算書における改ページ処理を改善しました。
- 杭基礎:照査断面より外側に杭列が存在しない場合のせん断スパンの取扱いを改善しました。
- 鋼管矢板基礎:側面水平方向せん断kSHDを0.6KHDで計算するように改善しました。
※H24年道示と同じ理由で両面を考慮するための仕様変更です。
- 鋼管矢板基礎:永続変動作用の継手のせん断剛性のデフォルトを変更しました。
※平成29年道路橋示方書では、継ぎ手管のせん断剛性,抵抗力の上限値は永続作用、変動作用、偶発作用で同じ値を使用します。
- 鋼管矢板基礎:杭の押込み力の制限値を拡張しました。
■不具合対応
- 杭基礎、直接基礎:1.0(D+L)のケースをフーチング照査の耐荷性能照査で行っている不具合を修正しました。
- 杭基礎:計算書のフーチング下面中心作用力の表が1ページ内に収まって表示されない不具合を修正しました。
- 杭基礎:フーチング照査(永続変動作用)で腐食・疲労の結果に地震時ケースが表示される不具合を修正しました。
- 杭基礎:杭体照査の断面力出力ミスを修正しました。
- 杭基礎:作用力自動計算時で液状化無視/考慮の場合、計算書の出力ミスを修正しました。
- 杭基礎:フーチング限界状態1の判定ミスを修正しました。
- 鋼管矢板基礎:設計条件の極限支持力の特性値の出力に不具合を修正しました。
- 杭基礎:フーチング照査(最小鉄筋量)を行う場合、計算実行にモジュールのアドレス違反が発生するケースを修正しました。
- 杭基礎:杭体画面の非表示(自動配筋)のタブが表示される不具合を修正しました。
- (直接基礎:基礎底面地盤の極限鉛直支持力の特性値算出時のB,Dの扱いを修正しました。
- 直接基礎:「許容偏心量」の表示を「偏心量の制限値」に変更しました。
- 杭基礎:版としてせん断照査スイッチ(杭中心位置が照査断面上にある場合)を「照査しない」とした場合、本来版照査として計算すべきケースで照査を行っていない不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.0.6 |
'18.09.03 |
■不具合対応
- 杭基礎:レベル2地震動の応答塑性率照査における場所打ち杭のせん断耐力制限値の算出ミスを修正しました。
- 杭基礎:フーチング照査(偶発作用)で最小鉄筋量照査を行う場合、ツリー判定ミスのケースがあり、これを修正しました。
- 液状化の判定:計算書の結果一覧表で罫線が途中で切れるケースがあり、これを修正しました。
- 鋼管矢板基礎:頂版部材照査でアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
- ケーソン基礎:側壁鉛直方向の部材計算で0割エラーが発生する不具合を修正しました。
- 杭基礎:PHC杭の部材照査において、曲げモーメントの限界状態1曲げ応力度の算出ミスのケースがあり、これを修正しました。
- 杭基礎:偶発作用柱基部断面力を指定する場合のフーチング下面中心作用力に慣性力分が集計されていない不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バージョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.1.0 |
'18.09.21 |
■要望対応
- 杭基礎:場所打ちコンクリート杭の鉄筋かご無溶接工法に対応しました。
- 杭基礎:計算書の結果一覧表に対応しました。
- 杭基礎:ESエクスポートに対応しました。
- 杭基礎:場所打ち杭サンプル計算例(Pile_5.PFJ)を追加しました。
- 杭基礎:PHC杭のせん断照査においてせん断スパン比の影響(参考資料8)を考慮するようにしました。
- 杭基礎:PHC杭の杭体と杭本体(L2)画面の連動ボタン機能を改善しました。
- 杭基礎:道示W P.547 軟岩を支持層とする打込み鋼管杭の軸方向押込み力の推定方法に対応しました。
- 杭基礎:PHC杭の部材照査(永続作用支配状況における耐荷性能照査の前提)を追加しました。
- 杭基礎:杭部材照査の計算書を改善しました。
- 杭基礎:永続変動作用の計算理論の説明をヘルプに追記しました。
- 杭基礎、直接基礎:係数考慮前/後の値を入力するのかを画面で明記するようにしました。
- 杭基礎:杭頭接合部 鉄筋ピッチ表示機能を追加しました。
- 共通:既存サンプルデータの内容を更新しました。
- 共通:旧道示版作成のxprファイル読込制限を追加しました。
- 鋼管矢板基礎:基礎底面水平方向せん断 ksの数値結果の出力に対応しました。
- 鋼管矢板基礎:鉛直反力の詳細出力に対応しました。
- 杭基礎:1/2MmaxとL(1/2Mmax)を画面印刷時に出力するように改善しました。
- ケーソン、地中連壁、鋼管矢板基礎:xprインポート時に荷重タイプも含めて取り込むように改善しました。
- ケーソン基礎:側壁水平方向の部材照査において腐食計算結果は省くように改善しました。
- 図面:数量計算書出力に対応しました。
■不具合対策
- 杭基礎:単独設計時の土圧力がフーチング照査に考慮されていないケースがあり、これを修正しました。また、「作用力の指定方法」=「入力」の場合において、土圧力画面を確定すると、底版下面中心における作用力に土圧力が考慮される不具合を修正しました。
- 杭基礎:永続変動の安定計算(及び杭体計算)を実行すると、杭体画面で設定したPC鋼材量が基準値の設定値に変更される不具合を修正しました。
- 鋼管矢板基礎:脚注下端作用力」画面−「柱の浮力:考慮する/考慮しない」のスイッチ(H29年道示版は削除)について、
「柱の浮力:考慮する」(内部固定)の状態が正しい動作になりますが、柱の浮力:考慮しないで作用力を集計している不具合を修正しました。
- ケーソン基礎:円形時の基礎底面の鉛直方向地盤反力係数の算出ミスを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.1.1 |
'18.11.02 |
■要望対応
- 杭基礎:杭軸方向ばね定数 γu及びγyの出力桁を小数点以下7桁まで出力するようにしました。
- 杭基礎:安定計算(偶発作用)の印刷時のタイトル内容を改善しました。
■不具合対策
- 杭基礎:PHC杭 コンクリートの斜引張応力度(限界状態1) τの算出式の出力ミスを修正しました。
- 杭基礎:下部工連動時の所定動作でフーチング主鉄筋材質が杭体の鉄筋材質情報を上書きし、材質画面(杭体)画面で変更した鉄筋材質で正しく計算されない不具合を修正しました。
- 杭基礎:偶発作用時のフーチング前面抵抗計算書の表が崩れる不具合を修正しました。
- ケーソン基礎:連結筋の限界状態1 Myc算出ミスを修正しました。
- ケーソン基礎:頂版支持部の必要鉄筋量算出ミスを修正しました。
- 直接基礎:支持層が岩盤のときの鉛直荷重に対する耐荷性能の安定照査で、D+EQのケースの照査が行われない不具合を修正しました。杭基礎:鋼管ソイルセメント杭の杭部材照査で抽出モーメントが0となるケースがある不具合を修正しました。
- 杭基礎:杭頭接合部の計算書のイメージ図でフーチング高が表示されない不具合を修正しました。
- 杭基礎:計算書一覧において、偶発作用のフーチング部材判定ミスの不具合を修正しました。
- 杭基礎:杭体から決まる引抜きの上限値において、「杭体の鋼材と杭頭補強鉄筋の小さい方より算出」を選択した場合、杭頭補強鉄筋の材質取得ミスを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.1.2 |
'18.12.04 |
■要望対応
- 杭基礎:耐久性能の杭部材照査において、場所打ち杭:鉄筋の引張応力度、PHC杭:斜引張応力度の照査機能を追加しました。
■不具合対策
- 杭基礎:偶発作用の結果確認画面の断面力(曲げ、せん断、地盤反力)が実値の1/10程度で描画される不具合を修正しました。
- 杭基礎:回転杭の変位の制限照査(引抜力制限値)の算出ミスを修正しました。
- 杭基礎:偶発作用の杭体から決まる引抜き支持力の上限値算出において、杭体の鋼材と杭頭補強鉄筋の小さい方を選択した場合、杭頭補強鉄筋の鉄筋量の計算ミスを修正しました。
- 鋼管矢板基礎:偶発作用時の頂版部材照査の制限値算出ミスを修正しました。
- 杭基礎:軟岩を支持層とした場合の打込み鋼管杭のKv算出ミスを修正しました。
- 杭基礎:杭基礎:計算書一覧において、判定結果ミス(偶発作用)及び結果の抽出ミス(杭部材照査,杭頭結合部)を修正しました。
- 杭基礎:杭頭結合部の計算書において、軸力の単位ミスを修正しました。
- 直接基礎:フーチング前面抵抗を考慮する場合に不要な計算書が出力される不具合を修正しました。
- 鋼管矢板基礎:永続変動作用画面の水位連動ボタン処理にミスがあるケースを修正しました。
- 杭基礎:杭部材照査において、杭頭水平反力が0.0時の正曲げ、負曲げの判定ミスを修正しました。
- 杭基礎:斜杭時の押込力引抜力の制限値(使用値)が変更できない不具合を修正しました。
- 鋼管矢板基礎:L2基本条件画面の塑性化を考慮する/しないの選択が計算に正しく反映されていない不具合を修正しました。
- 杭基礎:永続変動作用の杭部材照査(斜杭を含むケース)ツリー判定の不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.1.3 |
'19.01.07 |
■要望対応
- 杭基礎:杭部材照査において、杭頭水平力PH=0のときの正曲げと負曲げの機能を拡張しました。
※「計算条件」−「設計条件」−「杭体照査」の杭頭水平力PH=0時の正曲げ、負曲げの扱いで設定します。
- 杭基礎:固有周期算定用の基礎ばねに用いる杭の軸方向ばね定数Kv算出機能を拡張しました。
※「計算条件」−「設計条件」−「k値・Kv値」固有周期用Kv算定における杭先端の鉛直方向地盤反力係数の取扱いで設定します。
※「予備計算・結果確認」−「Kv値」Kv(固有周期)(使用値)をご確認ください。
- 杭基礎:杭頭結合部の定着長に関連する入力画面の制御を改善しました。
- 杭基礎:単杭における計算書一覧の表作成を改善しました。
- 杭基礎:杭のサンプル(Pile_1.PFJ〜Pile_6.PFJ)の設定を見直しました。
- 杭基礎:杭頭結合部の計算書において、耐荷性能照査の補足コメントを常に出力するように改善しました。
■不具合対策
- 杭基礎:地盤の変形係数の推定方法「標準貫入試験のみ(N値が5以上の粘性土)」を選択した場合、杭部材照査のξ1取得ミスを修正しました。
- 杭基礎:計算書作成−結果一覧表(PHC杭、軸力及び曲げモーメントに対する限界状態1)の抽出ミスを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.2.0 |
'19.02.07 |
■要望対応
- 杭基礎、直接基礎:3Dアノテーション(寸法表示)に対応しました。
- 杭基礎:PHC杭のせん断スパン計算時の杭の分割ピッチを入力できるようにし、計算時間を短縮できるようにしました。
- 杭基礎、ケーソン基礎、地中連続壁基礎、鋼管矢板基礎:偶発作用時の計算で、液状化無視/考慮ごとに基礎塑性化を「期待する/しない」を設定できるようにしました。
- 杭基礎:地盤の変形係数の推定方法を計算書に出力するようにしました。
- 杭基礎:場所打ち杭の帯鉄筋情報を計算書に出力するようにしました。
- ケーソン基礎、地中連続壁基礎、鋼管矢板基礎:各入力画面で、係数考慮前/後のどちらの値を入力するのかを明記するようにしました。
- 鋼管矢板基礎:矢板の鉛直反力の表に隔壁矢板の結果を表示するようにしました。
■不具合修正
- 杭基礎:鉄筋かご無溶接工法において、L型(L6×50×50)の断面積Aの値を5.644cm2へ修正しました。
- 鋼管矢板:矢板の鉛直反力の合計において、頂版範囲の合計を10分割ではなく5分割で算出していたのを対策しました。
- 液状化:N値測定点の入力画面で、測定点を最大個数入力すると、エラーが発生するのを修正しました。
- 杭基礎:橋台フーチング照査(永続変動時)において、前趾と後趾と逆に計算し、計算書(結果確認)に出力しているケースがあり、これを修正しました。
- 杭基礎:回転杭の軸方向ばね定数の鉛直方向地盤反力係数kvを羽根径で計算していなかったのを修正しました。
- ケーソン基礎:頂版張出なしのときに、頂版支持の部材照査の制限値(σba)が0になっていたのを修正しました。
- ケーソン基礎:作業室天井スラブの部材照査(施工時「荷重水満載状態/水替え状態」)において、曲げに対する照査の危険ケースが正しく抽出されていなかったのを修正しました。
■ヘルプ修正
1.概要
- バージョン及び改良点−Ver.2.0.0〜
- 必要システム及びプロテクト−必要システム
2.操作方法
- メニューの操作−入力−杭基礎−偶発作用−基本条件(橋脚)
- メニューの操作−入力−鋼管矢板基礎−レベル2地震時基本条件(橋脚)
- メニューの操作−入力−ケーソン基礎−偶発作用(レベル2地震時)基本条件(橋脚)
- メニューの操作−入力−地中連続壁基礎−偶発作用基本条件(橋脚)
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2.2.1 |
'19.03.07 |
■要望対応
- 杭基礎:杭先端条件の初期値を「ヒンジ」に変更しました。
- 杭基礎:偶発作用時の場所打ち杭詳細計算書にせん断耐力上限式を追加しました。
- 直接基礎:地盤反力照査において底面反力の作用幅xが負値となる場合には、判定結果を「―」で表示するようにしました。
- 共通:「基準値」−「コンクリート材質」画面に初期化ボタンを追加しました。
■不具合対策
- 杭基礎:場所打ち杭のM−φ算出用軸力の扱い「杭列ごと反力」を選択した場合のせん断耐力の計算/計算書の表が崩れる不具合を修正しました。
- 杭基礎:橋台フーチング(永続変動)の後趾側の水位高が正しく計算に反映されていない不具合を修正しました。
- ケーソン基礎:部材照査の計算/計算書の不具合を修正しました。
- 鋼管矢板基礎:頂版設計時のMyd及びMudが正しく算定されないケースがあり、これを修正しました。
- 鋼管矢板基礎:杭頭設計時のMyの値が正しく算定されない不具合を修正しました。
- 杭基礎:柱基部作用力(X方向のみ)の場合、フーチング下面作用力が更新されない不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バージョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.3.0 |
'19.03.19 |
■要望対応
- 杭基礎:杭体断面変化の自動決定、場所打ち杭の自動配筋に対応しました。
- 杭基礎、直接基礎:設計調書への出力に対応しました。弊社独自の書式として、下記を用意しています。
1.基礎工設計調書 杭基礎、直接基礎
2.下部工設計調書 フーチング
3.杭基礎比較一覧表
※設計調書を出力するには、「調表出力ライブラリVer.2」を当製品と別にインストールする必要があります。
- ケーソン基礎、鋼管矢板基礎:基礎ばね結果の出力に対応しました。基礎ばねインポートに対応した下部工製品にて読みこむことができます。
- 杭基礎:仮想コンクリート断面照査の耐荷性能照査から1.0(D+L)の荷重ケースは、省くようにしました。
■不具合対策
- 鋼管矢板基礎:鋼管本体計算の計算結果一覧表において、表が正しく表示されない不具合を修正しました。
- 杭基礎:ウェブコンクリート圧壊のコンクリートが負担できる平均せん断応力度の最大値の記号を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バージョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.3.1 |
'19.04.04 |
■要望対応
- 杭基礎:設計調書に回転杭の材質を出力するようにしました。
■不具合対策
- 杭基礎:設計調書において、場所打ち杭を選択した際に照査方向の取得の誤りにより、設計調書出力時と震度連携ファイル保存時にエラーが発生することがあったのを修正しました。
- 杭基礎:設計調書の偶発作用時のレベル2地震時の照査において、せん断照査の結果に0が表示される場合があったのを修正しました。
- 杭基礎:PHC杭の部材照査において、せん断力照査時のbwに誤りがあったのを修正しました。
- 杭基礎:計算書結果一覧において、偶発作用時のフーチングの版としてのせん断照査の耐力表示に誤りがあったのを修正しました。
- 直接基礎:極限支持力の照査において、底版が円形の際に底面積が有効載荷面積で計算されているのを修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バージョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.3.2 |
'19.05.14 |
■要望対応
- 一般事項内容の初期値を改善しました。
- 液状化:計算書において、表から数値がはみ出さないように表を調整しました。
■不具合対策
- 杭基礎:場所打ち杭の部材照査 正曲げのξ1:調査・解析の係数が 0.00で出力されるケースがあるのを修正しました。
- 杭基礎:杭先端部の周面摩擦を考慮しない範囲がL2に反映されないケースがあるのを修正しました。
- 杭基礎:設計調書の書式において、「その4」のテンプレートの名称が「その3」となっていたのを修正しました。また、脚注の参照項目は削除しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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2.3.3 |
'19.06.10 |
■要望対応
- ケーソン基礎:以下の計算書の改善を行いました。
・基礎ばね、予備計算(地盤反力係数)におけるBvの出力桁調整
・予備計算の基礎底面地盤の鉛直支持力度の制限値 ζCの出力追加
・支持地盤を"軟岩or硬岩"とした場合の表記改善
・予備計算:地盤反力の上限値の出力桁調整
・頂版・施工時の断面力算出:施工時の荷重分担計算のW出力桁調整
・作業室スラブ・施工時の荷重:Wcの出力桁調整
・基礎底面地盤の鉛直支持力度の制限値 調査・解析係数・抵抗係数の出力改善
- 杭基礎:杭頭結合部の形状図描画の改善しました。
■不具合対策
- ケーソン基礎:以下の計算及び計算書ミスを修正しました。
・支圧応力度の制限値(※基準値−コンクリート材質画面のσba初期値を変更しました)
・応答塑性率の照査の記号の表示
・安定計算(偶発作用)の計算結果・詳細出力に不要な項目が出力される
・部材照査:側壁水平方向の完成後水平荷重作用時 荷重係数
・部材照査:側壁水平方向の施工時、完成後の項にある耐久性能照査の抽出結果が正しく表示されない
・部材照査:頂版支持部の制限値
・部材照査:刃口の断面力算定に施工時荷重係数が考慮されていない
・予備計算:基礎底面地盤の鉛直支持力度の制限値 ξ1及びφYの出力
・側壁鉛直方向の部材破壊の「応答値」の誤表記
・側壁鉛直方向のせん断照査のタイトルがない
・パラペットの静水圧の計算書
・Wpの計算に荷重係数が考慮されていない
・永続・変動作用・施工時、偶発作用のS図描画
・水平方向地盤反力度の上限値で粘性土αp上限が1.5ではなく3.0になっている
・部材破壊の表記(応力度→特性値)
・平均せん断応力度関連の表記
・限界状態3と表記すべき箇所に限界状態1
・底面地盤の鉛直支持力の制限値 軟岩時 調査・解析係数/抵抗係数が0になる
・計算書の予備計算の鉛直支持力(岩盤時)
・基礎底面の地盤種別で粘性土が選択できない
- 鋼管矢板基礎:レベル2地震時の予備計算の値が、本体計算後に最後に計算した荷重ケースの永続/変動作用時の予備計算の状態(EQ無し、またはEQ有り)に入れ替わる不具合を修正しました。
- 杭基礎:予備計算の固有周期用Kvが更新されないケースがあり、これを修正しました。
- 杭基礎:フーチング照査(永続変動作用)で計算書出力時にアクセス違反エラーが発生するケースがあり、これを修正しました。
- ケーソン基礎:頂版と側壁連結部のMycが正しく算出されない場合がある不具合を修正しました。
- 鋼管矢板基礎:永続/変動作用時の本体計算において、鋼管杭が突出している状態の場合に計算に誤りがあるのを対策しました。また、EQケース以外にも突出部の荷重が考慮される場合がある不具合を修正しました。
■ヘルプ
- [概要|バー ジョン及び改良点|Ver.2.0.0〜]
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