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●Maxsurf 総合情報 Vol.8 |
ハイドロスタティックスと復原性
Hydromaxオーバーヴュー
HydromaxはMaxsurfのデザイン船舶について、インタクトと損傷時について、インターラクティブな復原性計算を、グラフィック機能を駆使し、素早く提供します。
Maxsurfによりモデリングされたあらゆる船体に関して、その復原性の評価を行います。Maxsurfで使われる(トリムされた)NURBサーフェイスをそのままHydromaxで読込むため、オフセットテーブル入力などの準備作業は不必要です。Hydromaxでの作業は、全てグラフィカル・マルチウインドウ環境で行なわれるため、全てのデータが、グラフィックと表形式双方で同時に表示され、パラメーターの変更がなされた場合には、自動的にアップデートが行なわれます。タンクおよびコンパートメントモデリング機能が、Hydromaxに備わっているため、Maxsurfのサーフェイスを使うことなく、素早く正確なモデリングが行なえます。
スタビリティークライテリア(復原性評価基準)機能は、各種船級協会や各国政府等のスタビリティー要求の評価を、Hydromax上でシミュレートするためのツールです。 |
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トリメッシュ(TriMesh)
Maxsurfのバージョン13から追加されたトリメッシュによる自動フィッティング機能を使うことにより、Hydromax計算用の素早い試計算を行なうことが可能になりました。
MaxsurfのNURBサーフェイスは、非常に精度の高いフェアなハル形状をモデリングするのに適しており、このサーフェイスをHydromaxに取り込む事は、同様に精度の高い解析結果が得られます。しかし、例えば既存のデザインのハイドロスタティックス計算のみを素早く行いたいような場合、正確なモデリングをマニュアルで行なうことはその作業時間がネックになります。
トリメッシュ機能は、Maxsurf空間のマーカーポイント(オフセット)を元に自動的に曲面を生成するものですので、既存のオフセット、CADデータ、手書き2次元線図から、短時間に船体曲面を生成してくれるのです。
パッチサーフェイス
4本の曲線により定義されるサーフェイスを生成します。4本の曲線は、閉じたものでなければなりません。つまり、最初の曲線の最後のポイントが次の曲線の最初のポイントと重なっている(以下同様)。曲線はそれぞれ、ポイントの数、硬さ、種類が異なっていても問題ありません。
コマンドにより、エッジが指定されたサーフェイスが素早く生成され、生成後の形状の修正も可能となっています。
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Maxsurf体験セミナー
●日時 : 2009年 2月 3日(火) 13:30〜16:30 ●参加費 : 無料
●本会場 : フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
■Maxsurf v14.0 日本語版 リリース予定日 未定 |
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(Up&Coming '09 新春特別号掲載) |
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