Civil Engineer's Forum-FORUM8
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Ver. 日付 内  容
9.00.00 '19.04.25 ■プログラムの機能追加
  1. 64bit版に対応しました。メモリを大量に消費する大規模モデルの入力や結果確認およびページ数の多いレポート出力が可能です。
  2. 2つのアウトラインを選択して距離と分割数(または位置)を入力することにより、両者の中間の大きさを持つアウトラインを自動的に作成する機能を追加しました。
  3. オンラインヘルプに対応しました。キーワード検索も可能です。
  4. 英語ヘルプに対応しました。オンラインヘルプ(Web)とpdfファイルで提供されます。
  5. UC-1/RC断面計算 Ver6/7/8 で保存されたファイルの断面形状をインポートできるようにしました。

■プログラムの機能改善
  1. 断面を指定して示方書条項を選択することにより、照査用詳細入力とM−φ特性を迅速に作成する入力画面を追加しました。
  2. 平板要素の結果の数値テーブル「平板要素(Max/Min)」および「平板要素 現在情報」にガウス点番号を表示するようにしました。
  3. FEM解析後の個別結果において、各時刻歴結果グラフに表示される現ステップを意味する赤丸の大きさを変更できるようにしました。変更はシステムオプション「描画オプション」で可能です。
  4. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面」の「断面サムネイル」と断面サムネイルから呼び出す断面編集画面に、材料色で表示するボタンを設けました。ボタンを押すと材料色で指定された色で断面要素が着色されます。
  5. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面」の「断面サムネイル」と断面サムネイルから呼び出す断面編集画面に、主軸座標系zp-ypを表示するボタンを設けました。ボタンを押すと主軸座標系zp-ypが表示されます。
  6. H29道示IIIのせん断補強筋が負担できるせん断力の合計値の特性値Ssを算出するときに、せん断スパンaがd/1.15より小さいときは、Ss式中のd/1.15をせん断スパンに置き換えて算出するようにしました。
  7. H29道示IIIのせん断補強筋に生じる応力度σsを算出するときに、せん断スパンaがd/1.15より小さいときは、σs式中の1.15/dを1/sp(sp:せん断スパン)に置き換えて算出するようにしました。
  8. 入力データのレポート出力「要素|M−φ要素の(M,φ)一覧表とグラフ」のグラフタイトルや縦横の軸目盛の文字サイズを小さくしました。
  9. 入力データのレポート出力に平板要素の照査機能「損傷指標」を出力しない設定を追加しました。

■プログラムの不具合修正
  1. フレーム要素の抽出クエリの設定を行って断面照査を行うと、抽出キーで抽出されたフレーム要素の抽出結果を正しく取得できず、断面照査するときの断面力が間違っている場合がある不具合を修正しました。
  2. H29道路橋示方書V耐震設計編の変位による照査(PFD変位照査)で免震橋の設定をした場合に、変位の制限値に係数αm=2.0を考慮していなかった不具合を修正しました。
  3. 断面に配置されているPC鋼材を削除した後に、プレストレス荷重を削除しても実際には削除されていなかった不具合を修正しました。
  4. ナビゲーション「モデル特性|平板要素の断面|平板断面」の平板レイヤの設定で「Ec算出方法を「材料」または「任意設定」にしているときに、コンクリートの応力ひずみ曲線における最大ひずみの算出が正しくない不具合を修正しました。従来は「Ec算出方法」が常に「COM3」で算出されていました。
  5. 平板断面の設定でレイヤを非線形にした状態で、ナビゲーション「モデル特性|解析設定」で材料特性を線形に変更すると、非線形要素の初期剛性が解析に使用されていましたので、レイヤの設定を弾性に変更した上で解析するようにしました。
  6. ナビゲーション「モデル特性|解析設定」で収束方法を「Engineer's Studio」とした場合に、非線形平板要素の低減係数w(過去の最大引張ひずみに応じたひび割れ平行方向の応力に乗じる係数)を考慮していなかった不具合を修正しました。収束方法を「WCOMD(非線形平板)」とした場合は問題ありません。
  7. リボン「結果|個別結果|ファイバー要素」内でカテゴリを「ひずみ」とした場合において、ひずみコンタ図の凡例の任意設定の最大値と最小値を自動の値より小さく入力すると、コンタ図が正しく描画されない不具合を修正しました。
  8. 許容曲げ応力度の詳細レポート出力において「中立軸から圧縮側縁端までの距離」が不適切な表現でしたので「中立軸から中立軸直交方向正側縁端までの距離」に変更しました。また、引張側鉄筋の「中立軸位置からの距離」の数値の符号が間違っていましたので修正しました。いずれも計算結果には影響しません。
  9. 二軸曲げを受ける許容曲げ応力度の結果で中立軸角度が傾いている場合に、詳細レポート出力において「中立軸から圧縮側縁端までの距離」と「中立軸から引張側縁端までの距離」の数値が正しくない不具合を修正しました。計算結果には影響しません。
  10. 許容曲げ応力度の詳細レポート出力においてコンクリートや鉄筋などの材料にの位置を表す「中立軸からの距離」の数値は距離なので、符号付きから符号を無視して絶対値としました。
  11. PFD残留変位照査の設定で、δy用の基部要素に指定された要素のM−φ特性にPFD照査用詳細入力がない場合に、PFD残留変位照査の表形式入力画面の列「直接δy」 のチェックをはずした後に許容変位タブをクリックするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  12. FEM解析後に節点や要素を選択して右クリックメニューから時刻歴結果画面を呼び出すときに、1回目は「ファイバー要素 時刻歴結果」、2回目に「節点 時刻歴結果」を呼び出すと、2回目の呼び出しでアドレス違反エラーが発生していた不具合を修正しました。
  13. 入力データのレポート出力において「モデル表示」の2D表示が正しく処理されていたなかった不具合を修正しました。
  14. 固有値解析実施後に結果付きで保存しようとすると「データ保存時に予期しないエラーが起きました。」というエラーメッセージが表示されて保存できない場合がある不具合を修正しました。これは一度照査まで行った後に結果付きで保存し、その後結果フォルダを削除するなどした場合に発生していました。
  15. Engineer's Studio本体と各オプションを合わせた15個のライセンス認証を行う処理に時間がかかる問題を修正しました。
  16. 簡易形状RC断面で作成した断面に対する付着応力度の照査を行い、詳細レポート出力をすると周長算定の詳細が出力されていなかった不具合を修正しました。
  17. 簡易照査画面のひずみ平面や応力度分布の3次元図の大きさを調整するボタンのイメージが正しくなかった不具合を修正しました。
  18. 計算するランと計算しないランが混在するf3dファイルを読み込むと断面照査の設定が作成されない不具合を修正しました。
  19. ナビゲーション「荷重|ランの定義」の平均荷重ケースを自動複製できない不具合を修正しました。
  20. 断面照査用詳細入力とそこから呼びだされる簡易照査のデータが不整合な状態になっているファイルを読み込むとファイル読込みの途中でプログラムが強制終了する不具合を修正しました。
  21. 古いバージョンのファイルを読み込み、一旦保存した後に、再度そのファイルを読み込もうとするとアドレス違反エラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
  22. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力リスト」の鋼板に関して、許容値のタイプが「自動」のときに表示される鋼板種類が不適切でしたので正しい表示にしました。照査結果には影響しません。
  23. ばね要素の抽出キーの結果画面テーブルのヘッダにおいて、「TFzl」と表示されていた不具合を「Tzl」に修正しました。
9.00.01 '19.06.05 ■プログラムの機能追加
  1. 最新のヘルプファイル(CHM、PDF)をプログラムが自動的に確認し、最新版があればダウンロードしてインストール先フォルダのファイルを更新するようにしました。システムオプションに更新確認をするかどうかの設定や確認間隔を変更する設定があります。
  2. ナビゲーション「表示設定|節点・要素」において、フレーム要素の名称を表示させて「断面」の列にチェックを入れたときにソリッド表示の中に埋もれていた名称を常に画面手前に表示するようにしました。
  3. 断面要素の設定画面の鉄筋を配置する「断面要素 鉄筋エディタ|変換」等の入力画面を表形式に変更しました。

■プログラムの不具合修正
  1. ばね値を与えた支点に多点入力(節点荷重、節点加速度、節点強制変位)を行うと解析結果が正しくない不具合を修正しました。この不具合はVer 8.0.0以降の版に内在していました。
  2. 波形を入力した動的解析でシーケンス荷重の設定「継続時間種別」を「選択範囲」とした場合に最終ステップが解析に使用されていない不具合を修正しました。この不具合はVer 7.0.1以降から内在していました。
  3. 連行荷重を用いた活荷重の影響線解析において、複数の集中荷重の位置が起点側から昇順に並んでいない場合に、計算結果が正しくない不具合を修正しました。
  4. H29道示III[5.5.1] の「Mydmin < Md < Mydmax」照査とH29道示III[5.7.1(3)]の「Mudmin < Md < Mudmax」照査を任意設定のレポート出力に追加したときにレポート出力の数値が間違っていた不具合を修正しました。照査結果画面は問題ありません。
  5. ファイバー要素のラン結果「材料ひずみ」のコンタ図が正しく描画されていない不具合を修正しました。
  6. メッシュ要素の座標系を変更してFEM解析を行っても変更されたメッシュ要素の座標系が平板要素断面力等のコンタ図や数値に正しく適用されていない不具合を修正しました。節点変位等の計算自体は正しく処理されていますので、一旦ファイルに保存した場合はこの問題は発生しません。
  7. 64bit版において、モデルを新規作成後に節点や断面がない状態でナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|フレーム要素」の「+」ボタンを押すと「0による浮動小数点演算」エラーが発生する不具合を修正しました。
  8. 32bit版において、モデルや断面のDXF/DWGインポート/エクスポート機能が正常に動作していない不具合を修正しました。
  9. 64bit版を4K等の高解像モニターを使用するコンピュータにインストールすると画面レイアウトやフォントサイズが乱れる不具合を修正しました。
  10. 断面照査の詳細な内容を印刷プレビューするとアドレス違反エラーが発生する場合がある不具合を修正しました。詳細な内容とは、リボン「レポート|レポート設定|標準出力」中の「断面照査」やリボン「照査結果|総括表、道示照査」が該当します。
9.00.02 '19.08.28 ■プログラムの不具合修正
  1. 計算しないランが存在するときに平均荷重ケースのばね要素の照査結果で応答値がゼロになる不具合を修正しました。
  2. 鉄道の活荷重の設定画面において「異符号区間に載荷されている軸重を考慮」にチェックを入れてもその設定が正しく処理されていなかった不具合を修正しました。
  3. 断面から自動生成するばね要素(M−θ)モデルにおいて、平均荷重ケースの許容回転角が間違っていた不具合を修正しました。
  4. フレーム要素時刻歴クエリで保存対象ではないフレーム要素の個別結果で「モーメント-曲率」を表示させるとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  5. 64bit版のナビゲーション「モデル特性|M−φ特性|M−φ特性サムネイル」において、M−φ特性をダブルクリックすると範囲チェックエラーが発生する不具合を修正しました。
  6. 複数の活荷重領域が定義されており、かつ、計算しない活荷重領域が1番目に存在するとき、2番目の計算する活荷重領域に対する影響線結果の活荷重が描画されない不具合を修正しました。
  7. 平板断面の設定でレイヤを追加したときに追加したレイヤに対して平板鉄筋断面が適切に表示されない場合がある不具合を修正しました。
  8. FRPヒステリシスのヤング係数の数値が単位と整合していなかった不具合を修正しました。
  9. 平板要素のDXF/DWGエクスポートで、三角形1次要素がエクスポート対象外となっていた不具合を修正しました。
  10. 任意設定のレポート出力「断面照査(PFD含む)」でモデルの表示をサイドビューにすると画面表示はサイドビューになりますが、印刷プレビュー画面ではデフォルトビューの状態で表示される不具合を修正しました。
  11. システムオプションで作業フォルダを変更してFEM解析を実施した場合や、FEM解析実施後に作業フォルダの場所を変更した場合に、変更前のフォルダが解析に使用されていた不具合を修正しました。
  12. フレーム要素着目点の表形式入力画面において、複数行を選択して上下に移動するボタンを押して移動させようとしても移動できない不具合を修正しました。
9.00.03 '19.11.27 ■プログラムの機能追加・改善
  1. ナビゲーション「モデル特性|アウトライン|アウトラインサムネイル」の「上部構造」で作成したアウトラインを分解するボタンを追加しました。中空ホローを分解すると円形アウトラインが生成されます。多室箱桁を分解すると中空部が直接入力の図形に変換されます。これにより、複雑な形状の上部構造断面の作成が容易になります。また、ナビゲーション「モデル特性|アウトライン|アウトライン要素|直接入力」に図形の頂点座標を変更できるように拡張しました。
  2. 免震支承を設置した連続橋の動的照査に関するサンプルデータ「BlueBookBridge_Mphi_TypeII_Dosi2017_Isolation.esx」を追加しました。H29道路橋示方書V耐震設計編の変位照査、残留変位照査、せん断耐力照査、ばね要素照査の例となっています。
  3. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面要素」の一覧表形式に「断面定数として考慮」の列を追加しました。
  4. フレーム要素に割り当てている断面とファイバー要素に割り当てているファイバー断面の断面が一致していない場合をモデルチェック処理において検出するようにするとともにメッセージを出して計算できないようにしました。
  5. 入力データのレポート出力で断面に主軸zp-ypを図示するようにしました。
  6. 任意設定のレポート出力で設定したレポートリストの名称をレポート出力のタイトルに表示するようにしました。
  7. 入力データのレポート出力「照査設定、部分係数設計、限界状態設計法」に「設定が無い断面要素詳細出力(照査共通設定)」というオプションを追加しました。チェックオフにすると設定がない断面要素は出力されません。設定がない断面要素が多い場合にページ数を減らすことができます。
  8. ばね要素のM−θ関係を自動算出させる場合に、ばね要素の要素座標系に参照部材が指定されていないとエラーメッセージが表示されますが、そのメッセージ内容をわかりやすくしました。

■プログラムの不具合修正
  1. 2019年10月8日にマイクロソフト社より配信されましたWindows Updateの更新プログラムによる影響で、弊社製品のライセンス認証において「通信エラーです」、「socket error=13」(または「socket error=8」)というメッセージが表示され、ライセンス認証が出来ない場合がありました。これを修正しました。併せて、弊社ホームページQ&AのQ1-45をご確認ください(http://www.forum8.co.jp/faq/webactivqa.htm#q1-45)
  2. 限界状態設計法のせん断耐力算出において、有効高さdの算出を円形とした場合に45度分布の鉄筋面積Awを部材軸方向の引張鉄筋比pwに考慮すべきでしたが、図心より引張側の鉄筋面積としていた不具合を修正しました。
  3. 荷重ケース結果のモデル図に表示される荷重ケース名称が間違っている場合がある不具合を修正しました。
  4. ナビゲーション「荷重|ランの定義|初期状態」の「ラン」タブにおいて、「ランで初期断面力を使用」のチェック状態が固有値解析の初期状態の計算に影響していましたので影響しないように修正しました。
  5. 断面照査用詳細入力において、終局強度法-曲げの示方書条項が「NEXCO二集 FRP」「海洋架橋 H17」「アラミド研 H10」「JH二集」のいずれかに対して、タイプIの「Edesを考慮」をオンにしても、それを考慮したM−φ特性が正しく算出されていない不具合を修正しました。
  6. 照査実施後に任意設定のレポート設定「曲率照査(PFD含む)」の中で新規にレポートリストを追加するとき、右側のナビゲーションの設定(フィルタ、判定、フィルタ対象、ソート設定など)が正常に動作していなかった不具合を修正しました。
  7. フレーム要素の個別結果画面で「現ステップ」タブに数値が表示されない不具合を修正しました。
  8. 任意設定のレポート出力「曲率照査」で平均荷重ケースに対して「計算の詳細をレポートに含める」にチェックを入れても正しくレポート出力されない不具合を修正しました。
  9. 任意設定のレポート「抽出キー」において、右側のナビゲーション「抽出クエリ|抽出キー」で、レポートリストの選択を切り替えたときに、抽出キーの選択が外れる場合がある不具合を修正しました。
  10. 平均荷重ケースが無いデータに対して任意設定のレポート設定で「平均から」と指定し、FEM解析にレポート設定を削除するとアクセス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  11. 解析設定の活荷重(影響線解析)にチェックが入っている状態でシーケンス載荷の解析を行うとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。解析設定画面で「シーケンス載荷」に変更した場合は解析設定「活荷重(影響線解析)」のチェックをオフにします。「シーケンス載荷」のファイルを読んだときは解析設定「活荷重(影響線解析)」のチェックをオフにします。
  12. Ver 9.0.2で保存したデータを、それよりも古いバージョン(Ver 9.0.0、Ver 9.0.1)で読み込んで保存した場合に、壊れた状態になる問題を対策しました。従来、部分的にデータ構造が拡張された上位版で保存したデータファイルは、旧版で読めないようしておりますが、Ver 9.0.2はデータの一部拡張があるにも関わらずそれ以前のバージョン(Ver 9.0.0、Ver 9.0.1)からは拡張がないと判断されて読むことが出来ていました。本版において、データ構造に拡張があることが下位版にも認識できるように修正しました。
  13. 解析設定の収束方法が「Engineer's Studio」のときにナビゲーション「モデル特性|平板要素の断面|平板断面」の列「弾性」がチェックオンの状態で、かつ、ナビゲーション「節点と要素|平板要素|メッシュ要素」において鉄筋が設定されている場合、解析実行時に「in.xml」が作成できないというエラーが発生する不具合を修正しました。この場合は鉄筋を考慮した剛性で計算されます。
  14. 任意設定のレポート「モデル図、固有値解析、荷重ケース、ラン、抽出キー、影響線、断面照査(PFD含む)、限界照査、塑性率照査、PFD変位照査、曲率照査(PFD含む)、残留変位照査(PFD含む)、ばね要素」において、右側のナビゲーション「カメラ|ユーザーレビュー」で回転や移動をしても正しく反映されていなかった不具合を修正しました。
  15. ナビゲーション「モデル特性|アウトライン|アウトラインサムネイル」から呼び出すアウトライン要素の編集画面で図形の幅や高さなどの入力値を選択状態にしたときに有効数字が不足して表示されていた不具合を修正しました。
  16. 64bit版のナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」において、示方書条項「道示-V H24 [Mu,Ma]」を指定しても、タブ「道示V H24オプション」がまだ入力されていない場合に、鉄筋の応力ひずみ曲線の表示εst2に「NAME+1」という不正な表示がされていた不具合を修正しました。32bit版ではこの問題は発生しません。
  17. 断面を作成する画面に全体座標系という表示がされていましたが、断面作成には無関係なので表示しないようにしました。
  18. モデル内の節点や要素にマウスをかざすとマウス位置に存在する節点や要素の名称が表示される機能がありますが、その名称が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
9.01.00 '20.04.22 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 作成するモデルの目的に応じてナビゲーションに表示される項目を制御する機能「入力設定」を追加しました。材料特性が線形か非線形か、荷重載荷方法がケース載荷かシーケンス載荷か、フレーム要素を使用するかしないか、平板要素を使用するかしないか、照査をするかしないかの設定に応じて入力が必要な項目が表示され、入力が不要な項目は隠されます。非表示にしてもデータ自体は削除されません。
  2. 複数の節点を直線状や円弧状に並び替える「節点の規則配置」機能を追加しました。
  3. 断面、M−φ特性、ばね特性、平板断面などが、どの要素に使用されているかを表示する「従属要素の表示」機能を追加しました。アウトラインはどの断面に使用されているかが表示されます。
  4. ナビゲーション「固有値解析と減衰|減衰モデル」内で表内をクリックするとグラフ内の四角がハイライトされるようにしました。
  5. ナビゲーション「固有値解析と減衰|減衰定数」にあるランに設定されている減衰定数等のデータを他のランにも一斉にコピーする機能を追加しました。
  6. ランをコピーするとランに設定されている減衰定数等のデータもコピーするようにしました。
  7. ばね要素と減衰要素の結果をテキスト形式で保存するCSVエクスポート機能を追加しました。
  8. 示方書条項が「H14道示V、H24道示V、H29道示V、NEXCO二集RC」の場合に設定する横拘束鉄筋の拘束効果を考慮したコンクリートの応力ひずみ曲線に対して、橋軸方向解析時と橋軸直角方向解析時とで有効長dや体積比ρsが異なることを考慮できるように、zp軸回りとyp軸回りの個別入力に対応しました。同様に、示方書条項が「JH二集、NEXCO二集FRP、海洋架橋H17、アラミド研H10」の場合に設定するFRPの拘束効果を考慮したコンクリートの応力ひずみ曲線に対してもFRPの有効長や体積比をzp軸回りとyp軸回りに個別に入力可能としました。また、終局ひずみ発生位置についてもzp軸回りとyp軸回りに個別に入力可能としました。これにより橋軸方向と直角方向とでかぶりが異なる場合を考慮できます。
  9. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面特性オプション」にプレストレス1次力の値と図心から断面上下左右端部までの距離を追加しました。
  10. 断面サムネイルやレポート出力の断面の図に断面幅や断面高さ、鉄筋の配置情報の寸法線を表示するようにしました。断面要素毎に寸法線を表示するかしないかのスイッチもあります。
  11. せん断照査に関する補正係数CeとCNを直接入力できるようにしました。CeはH14/H24道示IV/VとH22土工指針、CNはH14/H24道示IV/Vが対象です。
  12. 計算しないランに対して残留変位照査、塑性率照査、橋脚変位照査が設定されている場合でもFEM解析が実施できるように改善しました。
  13. 全ての組合せ荷重ケースと組合せ対象となっている基本荷重ケースの設定状況を一覧形式で確認したり設定を変更したりできるようにしました。
  14. ナビゲーション「節点と要素|フレーム要素|フレーム要素」から呼び出す断面選択ウィンドウの大きさを変更すると、他のフレーム要素に対して呼び出した時でも前回変更後の大きさで表示されるように改善しました。記憶されるウィンドウサイズはプログラムを起動している間有効です。
  15. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面要素」に削除する機能(ボタン)を追加しました。
  16. モデルをDXF/DWGにエクスポートすると同一座標の2個の節点の節点名称が重なっていたので重ならないように改善しました。
  17. 列にチェックを入れる場合の表形式入力画面で、全行に対してチェックをオン/オフできるようにヘッダにマークをおきました。マークをクリックすると全行のチェック状態をオンまたはオフにできます。
  18. ナビゲーション「部分係数設計|PFD照査用詳細入力リスト」において道示IIIの部材種類をRCからPCあるいはその逆に変更したときに変更前の設定を破棄するようにしました。
  19. FEM解析後の結果スケール(変位、反力、曲げモーメント、軸力、せん断力、加速度等)の表示を従来のパーセント表示だけでなく、単位付きの実寸(たとえば曲げモーメントの場合、1.234m/kNm)でも表示できるようにしました。
  20. 抽出キーで抽出されたフレーム要素の抽出結果を抽出クエリの単位で個別に表示できる選択スイッチを追加しました。
  21. 入力データのレポート出力において、鉄筋とPC鋼材の「1本配置、直線配置、楕円配置、矩形配置、小判配置」に関する凡例図をまとめて出力するように改善しました。
  22. 入力データのレポート出力で基本荷重ケースの図や組合せ荷重ケースの図は、それらが複数あるときに個別スケールで作図されていましたが、共通スケールで作図させるスイッチを設けました。
  23. 平板要素のCSVエクスポートを「プリミティブ単位で平均する」設定で行うとプリミティブ内のガウス点は全て同じ数値が並んでいました。この場合はガウス点毎ではなく、プリミティブ毎に出力するように改善しました。
  24. ファイバー要素用のコンクリートヒステリシス「Hoshikuma + 堺-川島」のE'c9は解析に使用されていませんので編集不可にしました。また、E'desにゼロを入力できるようにしました。
  25. 曲率照査のレポート出力において許容曲率をφyとした場合の表現を「許容曲率φy」から「降伏曲率φy」へ、「φ<=φy」から等号なしの「φ<φy」に変更しました。
  26. 4節点の平板要素をソリッド表示したときに厚みの絵に余分な線が描画されていましたので取り除きました。

■プログラムの不具合修正
  1. 示方書条項が「道示-IV H14 [5.1.3]」、「道示IV H24 [5.1.3]」、「土工指針 H11 [3.2.2(2)]」、「土工指針 H22 [5.4.3]」のときの許容せん断応力度照査において、「τm≦τa1」のτa1に乗じる補正係数CN(軸方向圧縮力による補正係数)を自動算出するときに曲げモーメントがゼロのときにCN=2となってしまう不具合を修正しました。具体的には軸力がゼロのときは補正しないと考えてCN=1としました。
  2. PC鋼材ヒステリシスの破断ひずみを任意入力してもファイルに保存されない不具合を修正しました。
  3. ナビゲーションから節点座標などの表形式入力画面を表示させた後にリボン「ファイル|閉じる」を実行すると「The CustomListUIProxy not create yet」というエラーが発生する不具合を修正しました。
  4. 計算結果をCSVエクスポートすると最終ステップの結果が出力されない不具合を修正しました。
  5. FEM解析後に、リボン「結果|レポート設定|任意設定|抽出キー」の表内で設定されている行を削除するとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  6. 曲率照査の個数が多いときにメモリ消費量が増大する問題を対策しました。
  7. FEM解析を実行するとポストプロセス終了後にメモリ消費量が増大する不具合を修正しました。32bit版ではメモリ不足エラーとなる場合がありました。64bit版ではメモリ不足には至りませんがメモリ消費量が増大していました。
  8. シーケンス載荷でのステップ数が11万のように大きい場合に「予期せぬエラーが発生してソルバーが強制終了されました」というSolverエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
  9. ポストプロセス中にエラー「Memory stream results differ」が発生する場合がある不具合を修正しました。
  10. 解析設定の収束方法が「WCOMD」のとき、かつ、ナビゲーション「モデル特性|平板要素の断面|平板断面」の列「弾性」がチェックオンの場合は計算できないエラーを出して計算できないようにしていましたが、鉄筋が定義されていない場合は、計算できるように変更しました。
  11. 平板要素を削除した後にFEM解析を実行すると平板要素の変形図が正しく描画されないことがある不具合を修正しました。この不具合は描画に関してのみなので、節点や要素の計算結果の数値に不具合はありません。
  12. 直接入力したアウトラインの頂点に対してR付けやハンチを設定すると、設定値によっては図形が成立しない場合がありましたので修正しました。これによりUC-win/FRAME(3D)で図形として成立するアウトラインが正しく処理されるようになりました。
  13. ナビゲーション「部分係数設計|PFD照査用詳細入力」において鋼製橋脚の板厚を入力データのレポート出力として出力すると単位が間違っていた不具合を修正しました。計算自体は正しく実施されていますので計算結果には影響しません。
  14. UC-win/FRAME(3D)のモデル設定で「許容曲率用の安全係数を直接入力する」がオフでかつ任意設定のM−φ特性のf3dファイルを読むと、M−φ特性の安全係数が正しく取り込まれない不具合を修正しました。
  15. 平板要素を選択して呼び出す設定画面「平板要素 地盤ばね生成」のばね要素の座標系をベクトル指定で定義するとき、負の値を入力しにくい問題を修正しました。
  16. UC-BRIDGEから「ファイル入出力|「RC断面計算 Ver.5」へのエクスポート」によってエクスポートされたRC断面計算Ver.5のデータを本製品がインポートできない不具合を修正しました。
  17. ナビゲーション「節点と要素|ばね要素|ばね要素」において、ばね特性が割り当てられていないときにナビゲーション「固有値解析と減衰|ばね要素剛性低減」の画面を表示させようとするとアクセス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  18. 任意設定のM−φ特性を定義し、塑性率照査の設定画面で「降伏変位」タブや「限界変位」タブをクリックするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  19. H29道路橋示方書V耐震設計編の変位照査を実施した後に詳細レポート出力すると、θy,resの値が正しく出力されていなかった不具合(ラジアンで出力されていた)を修正しました。レポート出力の不具合であり、計算結果には影響しません。
  20. 任意設定のレポート出力で「ランの結果」を追加した時の名称が「時刻歴結果」となっていましたので変更しました。また、「ランの結果」の出力内容にランの名称やステップを追加しました。
9.01.01 '20.05.20 ■プログラムの不具合修正
  1. 断面のzp軸回りとyp軸回りとで横拘束筋の体積比ρsが異なる設定の場合に、断面から生成したM−φ特性の各値(曲率、曲げモーメント)が正しくない不具合を修正しました。具体的には、zp軸回りの正側は正しい数値でしたが、zp軸回りの負側とyp軸回りの正側と負側が正しく算出されていませんでした。
  2. 活荷重の入力データに関するレポート出力において、T荷重の衝撃係数を計算した値は正しいにもかかわらず、計算した算出式の表示が間違っていた不具合を修正しました。
9.01.02 '20.07.30 ■プログラムの機能追加・改善
  1. 示方書条項が「H14道示V、H24道示V、H29道示V、NEXCO二集RC」の場合に設定する横拘束鉄筋の拘束効果を考慮したコンクリートの応力ひずみ曲線に対して、橋軸方向解析時と橋軸直角方向解析時とで断面補正係数が異なることを考慮できるように、zp軸回りとyp軸回りの個別入力に対応しました。同様に、示方書条項が「JH二集、NEXCO二集FRP、海洋架橋H17、アラミド研H10」の場合に設定するFRPの拘束効果を考慮したコンクリートの応力ひずみ曲線に対しても個別に入力可能としました。
  2. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面サムネイル」から呼び出す画面に骨組み線の位置を表す点を図示するようにしました。ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面特性オプション」で骨組み線の位置(Cz,Cy)を移動していると追随します。
  3. 任意設定のレポート出力で数値を表示させた状態での断面力図が多数ある場合に、複数のレポート出力リストを選択した状態で文字サイズの変更を行うと選択されているリスト全部に反映されるようにしました。

■プログラムの不具合修正
  1. H24道示VのRC断面のzp軸回りとyp軸回りとで横拘束筋の体積比ρsが異なる設定の場合に、断面から生成したM−φ特性の各値(曲率、曲げモーメント)が正しくない不具合を修正しました。具体的には、zp軸回りの正側は正しい数値でしたが、yp軸回りの正側と負側が正しく算出されていませんでした。
  2. 断面を構成する断面要素の順番が、コンクリート、PC鋼材、鉄筋となっている場合に、せん断耐力算出用補正係数Cptを算出するときの鉄筋面積Acptがゼロになる不具合を修正しました。
  3. ばね特性「テトラリニア非対称+緩衝装置」が「簡易入力」の場合に入力された値が正常に動作していなかった不具合を修正しました。
  4. 断面から自動生成するばね要素(M−θ)モデルにおいて、抽出キーが絶対値ABSの場合に平均荷重ケースの許容回転角が間違っていた不具合を修正しました。
  5. H29道路橋示方書IIIコンクリート橋編のPC部材に対する照査を行って標準レポート出力を行うとRC部材としての照査が部分的に出力されてしまう不具合を修正しました。
  6. ナビゲーション「部分係数設計|PFD照査用荷重定義」の「作用の種類」に「地震以外」という選択肢がありましたが、表現が不適切でしたので、「i) 永続又は変動No.2-9」に変更しました。これに伴い、他の選択肢を「レベル1(変動)、レベル2-タイプII(偶発)、レベル2-タイプII(偶発)」から「ii) 変動No.10、iii) 偶発No.11タイプI、iii) 偶発No.11タイプII」に変更しました。
  7. 鋼製橋脚の残留変位照査の詳細レポート出力において、表中のMyc、φycの値が間違っていた不具合を修正しました。レポート出力の表示の問題なので計算結果には影響しません。
  8. 照査用詳細入力で入力されたデータのレポート出力において、bW、bF、lの値が間違っていた不具合を修正しました。印字ミスなので計算結果には影響しません。
  9. ナビゲーション「部分係数設計|PFD照査用詳細入力」において、「鋼製橋脚」の適用範囲を確認するためのパラメータRF等がzp(+)タブだけ正常に動作しており、その他のzp(-)タブ、yp(+)タブ、yp(-)タブに対しては正常に動作していなかった不具合を修正しました。
  10. 材料データベースのアラミド繊維シート「AT-90」の厚さ0.387mmについて、出典文献「土木学会:コンクリート・ライブラリー101、連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針、H12.7」の正誤表に基づき、0.378mmに変更しました。
  11. 任意設定のレポート出力「フレーム要素時刻歴」などで複製等により追加された「グラフ形式」を削除できない不具合を修正しました。「未使用のグラフ形式を削除」ボタンによって削除できるようになりました。
  12. 平板要素に鉄筋を配置し、任意設定のレポート出力にて「平板要素鉄筋|平板鉄筋表示」と「X/Y軸で表示」に設定すると、印刷プレビューしたときに平板要素全体が青一色になってしまう不具合を修正しました。
9.01.03 '20.10.26 ■プログラムの不具合修正
  1. M−φ特性のzpとypのそれぞれに照査用詳細入力を設定したVer 9.0.3のファイルを読み込むと、zp軸回り用とyp軸回り用の有効長dを設定した新しい照査用詳細入力を作成し、それをM−φ特性に割り当てる処理が正常に動作せず、「無効なクラス型キャスト」エラーが発生する不具合を修正しました。
  2. 照査用詳細入力画面において、横拘束鉄筋の拘束効果を考慮したコンクリートの応力ひずみ曲線の設定で、断面補正係数を「円形」としたVer 9.0.3のファイルを読み込むと「矩形」となってしまう不具合を修正しました。
  3. ナビゲーション「照査設定|断面照査用詳細入力」または「部分係数設計|PFD照査用詳細入力」において、断面の指定がされていない空白となっている状態で、断面サムネイルの中で断面を自動複製するとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  4. 平板要素断面力のコンタ切断図の3次元コンタをスムージング完全で表示させている状態でガウス点にマウスカーソルを当てると画面下部のステータスバーに表示される数値が正しくない不具合を修正しました。コンタ図自体や数値表では正しい値が表示されています。
  5. 示方書条項が「H14/H24道示-IV [5.1.3]、土工指針 H11 [3.2.2(2)]、土工指針 H22 [5.4.3]」の平均せん断応力度の照査「τm<τa1」をオフ、「τm<τa2、Awreal≧Aw」をオンに設定している場合に、「τm<τa2」 のτmが「計算されませんでした」と表示され、「τm/τa2」の比率が算出されない不具合を修正しました。
  6. 道路橋示方書の残留変位照査、塑性率照査、橋脚変位照査の設定でh1xとh1yのいずれかがゼロの場合にNANという計算結果がでていました。原因はh1の楕円が成立していないために解無しの状態になっていたためです。このような場合はh1をゼロとするようにしました。hBxとhByについても同様です。
  7. 円筒座標系コマンドを使って、複数のプリミティブを内包しているメッシュ要素の要素座標系を自動設定するときに、各プリミティブが同一平面内に存在しているとみなす閾値が厳しすぎる場合がありましたので緩和しました。その結果、各プリミティブの図心位置が共通平面から1mm以内であること、かつ、各プリミティブの法線ベクトルの角度差が5度以内であれば、同一平面内であると判定されます。
  8. ナビゲーション「固有値解析と減衰|減衰定数」にあるボタン「定数チェック」を押すと、Rayleigh減衰のαとβの設定が「デフォルト」の場合でも「任意設定」の値を比較する処理となっていましたので、比較しないように修正しました。
  9. 固有値解析のみを実行して結果付きで保存した後、それを読み込むと結果モードにならない不具合を修正しました。
  10. 平板要素のCSVエクスポートを「レイヤでの応力とひずみ」に関して実施すると、ヘッダの単位が左右にずれていた不具合を修正しました。
  11. 示方書条項が「道示-V H14 [Mu,Ma]」に設定されていた場合に、塑性率照査のエラーメッセージが「道示H29が指定されていますが、道示H24道示を指定してください。」と間違っていた不具合を修正しました。
  12. リボン「モデル|プラグイン|断面ジェネレータ」で断面を作成するときに「ファイバー断面」にチェックを入れてOKボタンを押すとアクセス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  13. i端とj端に異なる断面を割り当てたフレーム要素の変形図をソリッド表示すると正しい描画をしない場合がある不具合を修正しました。描画処理の問題なので計算結果には影響しません。
  14. 任意設定のレポート出力「フレーム要素時刻歴」を追加したリストを削除しようとするとアドレス違反エラーが発生する不具合を修正しました。
  15. ナビゲーション「モデル特性|フレーム要素の断面|断面サムネイル」に表示される断面の図とそこから呼び出す画面での断面の図における主軸座標系zp-ypの位置が正しくなかった不具合を修正しました。描画の問題であり、計算自体は正しく実施されていますので計算結果には影響しません。
  16. 照査設定に関する入力データのレポート出力において、H24道路橋示方書IIIコンクリート橋編のコンクリート応力ひずみ曲線は入力するものがないので「入力データなし」と出力されていましたが、入力データがない鉄筋の応力ひずみ曲線は図示されていますので、コンクリートについても図示するようにしました。
  17. 標準出力レポート「曲率照査」を出力しない設定にしても、節タイトル「曲率照査結果」だけが出力される不具合を修正しました。
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