|
●xpswmm 総合情報 Vol.10 |
●xpswmm2009リリース
日本国内における内水ハザードマップの作成の遅れを対策するため、昨年末から国土交通省にて内水ハザードマップに関する技術指針についての検討会が設けられており、指針改訂を含む市町村レベルでの内水ハザードマップの作成が推進されていく見込みです。氾濫解析と管内水理解析とを連動させた精緻な内水氾濫シミュレーションを特徴とするxpswmmの本領発揮されるステージが広がる中、今春、xpswmmの新バージョンが製品名を新たに『xpswmm2009』としてリニューアルされました。 |
|
|
●開発計画
今後、xpswmm2009英語バージョンの日本語及び中国語カスタマイズを行い、日本語版xpswmmj2009及び中国語版xpswmmc2009のリリースをスケジュールしておりますので、リニューアルされるxpswmm2009に是非ご期待下さい。
●新機能
リニューアルしたxpswmmにおける新機能の使用例をご紹介します。
◆CADコネクター
CAD図面においてマンホールや管路、副流域がレイヤー別に分けられている場合、レイヤーを直接ノード・リンク等にコンバートできるので、モデル作成が大幅に省力化されます。
|
|
背景図としての
CADファイルのインポート
|
|
|
CADファイルのインポートによる
リンクの自動設定
|
|
|
CADファイルのインポートによる
副流域の自動設定
|
◆Land XMLのインポート
Land XMLを介したデータ互換により、土木設計CAD(Civil3D)やVRソフト(UC-win/Road)、他の下水道設計ソフト(iPipe)で作成した下水道管網や地表面TINファイルをxpswmmにインポートできます。例えば、iPipeでの設計計算結果(上流側管底高・下流側管底高・管径)及び地表面TINをそのままxpswmmの解析用モデルとして使うことができるようになりました。
▲設計ソフト(iPipe)で作成した下水道ネットワーク |
|
▲xpswmmでのLand XMLのインポートによる
解析モデル自動生成 |
ここで、下水道設計ソフトにて土被り設計条件として使用した地表面TINファイルは、xpswmmにおける二次元氾濫シミュレーションにおける氾濫原として、新たな用途で使うことができます。
▲インポートした地表面TINファイルでの地表面横断図の出力 |
◆UC-win/Road for xpswmm 開発中
xpswmmの三次元可視化を実現するツールで現在、フリーの解析結果(浸水深)を提供していますが、これを拡張し、「流速」、「ハザード」を動的に表示でき、下水道等ネットワークのモデリングをインポートできるツールを開発中です。
|
xpswmmセミナー
●日時 2009年 6月 23日(火) 13:30 〜 16:30 ●参加費 : \15,000 (1名様・税込 \15,750)
●本会場 フォーラムエイト東京本社 GTタワーセミナールーム TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡にて同時開催 |
|
|
(Up&Coming '09 新緑の号掲載) |
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|