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Q&A集 Q&A集
Ver. 日付 内  容
1.00.00 '02.04.04 初版リリース。
1.00.00

1.00.01
'02.04.15 ■主な修正内容
・一連設計時の支保工入力データを、単独設計にコピーする機能を実現しました。
・断面変化に関する入力情報(使用鋼材、設置方法、孔径、変化位置etc)の印刷を設計条件に追加しました。
・中間杭で[座屈スパンに1/βを考慮する]とすると、計算エラーが発生する不具合を修正しました。
・慣用法で適用基準が鉄道標準の断面計算用土圧計算時に、水位なしの条件であるにもかかわらず、掘削側にG.L.0.00mからの水圧が載荷し、結果的に受働側側圧が卓越し、断面力・支保工反力が小さく計算される不具合を修正しました。
・旧データ読み込み時に、鋼材テーブルデータの鋼材寸法および単位質量を0のまま図面作成を実行した際にエラーメッセージを表示するようにしました。
・「図面生成に失敗3」というメッセージで図面生成がエラーになる不具合を修正しました。
・アンカー支保工の単独設計で作成したデータが、一連設計(アンカー支保工)を流すと一連設計のデータに書き換えられてしまう不具合を修正しました。
・支保工のみの旧データを読込んだ直後に、初期入力にて新たデータを作成した際に必要根入れ長や反力が正しく計算されない不具合を修正しました。
・適用基準が鉄道標準の場合に、慣用法の計算結果一覧の1次掘削時の根入れ長の安全率が0.00表示となっていた点を修正しました。
・掘削がない土留めは検討できないにもかかわらず、計算時に警告メッセージなどが何も表示されず、計算が正常に終了したかのように感じられてしまう不具合を修正しました。
・壁長が設定されていない旧データを読み込んだ場合に4面図が異常表示していたので、その場合は壁長のデフォルト設定をするように修正しました。
・プリンタの環境によって本来点線で印刷されるべき線(法面、定常性)が、実線状態になる現象がありましたので修正しました。
・「地中連続壁」フォームのガイド図内の記号説明に不備がありましたので修正しました。
・メインウィンドウの形状確認図において、SMW壁(はつり落としの場合)の円弧が、場合によって円で作図される不具合を修正しました。
・建築学会側圧係数法で、自立時(1次掘削時)の断面力外力表の説明文に、不要なランキン土圧式が印刷される不具合を修正しました。
・データの設定順序によっては、親杭でかつ盤ぶくれが「土留め壁と地盤の摩擦抵抗を考慮する方法(鉄道標準)」の場合に計算に移行してしまう場合がありましたので、データチェックを強化しました。
・メインウィンドウのタイトルバーの表記形態を変更しました。

■ヘルプの修正内容
・ヘルプQ&Aを追加しました。
慣用法編Q4−7、Q2−19、Q4−8。弾塑性法編Q2−14、Q5−3、Q1−11。底面安定編Q4−2。共通編Q3−7、Q1−6、Q1−7。
1.00.01

1.00.02
'02.04.22 ■主な修正内容
・列車荷重を入力したにもかかわらず、弾塑性解析時の側圧には考慮されていない不具合を修正しました。
・数量表の印刷で、一部改ページ処理のミス,語句の変更,表罫線の異常について修正しました。
・計算確認の弾塑性法総括表の支保工反力,盛替工反力画面に、6段以降の反力が表示されていない不具合を修正しました。
・図面作成において、数量表の鋼矢板の単位質量が間違っている点を修正しました。
・中間杭の数量表データに、前回データが残っている点を修正しました。
・入力データを変更して図面作成を行わずに数量表の印刷を確認した場合に、前回の数量表が印刷されてしまう不具合を修正しました。
・腹起し材の出力で、一部記述ミスがあったので修正しました。
・表示項目で「計算確認表示」の固定セルの色を変更した場合は、再計算をしないと結果確認画面には反映されませんので、再計算を必ずしていただくような制御を入れました。

■ヘルプの修正内容
・ヘルプの[計算理論及び照査の方法]−[弾塑性法編]−[弾塑性法の概要]の「■弾塑性法による土留め壁の設計内容」に記載ミスがありましたので修正しました。
1.00.02

1.00.03
'02.05.20 ■主な修正内容
・断面力用載荷荷重の符号が反転する層に最大曲げ発生位置がある場合に、その反転層の処理が無視され、最大曲げモーメントが正しく計算されない不具合を修正しました。
・腹起し材の面外座屈スパンの取り方に誤りがありましたので修正しました。
・設計対象切ばりに直交する切ばり本数がゼロの場合の面外座屈スパンの取り方に誤りがありましたので修正しました。
・小規模土留めの際に、断面計算の仮想支持点の取り方に誤りがありましたので修正しました。
・[部材|切ばり材]のヤング係数が、弾塑性解析部に反映されていない不具合を修正しました。
・平面形状を直線として支保工位置を入力する壁を「前後壁」とした際に、[平面形状(中間杭)]ダイアログの図が正常に描かれない不具合を修正しました。
・検討ケースデータの入力において、[慣用法による照査を行う]および[小規模土留めの検討を行う]の制御に一部不備がありましたので修正しました。
・SMW壁で、孔径≦中心間隔の場合は、入力でエラーメッセージを表示するようにしました。
・建築学会で切ばり支保工の計算をした際に、印刷の許容曲げ応力度fb2の単位がkgf/cm2で印刷されてしまう不具合を修正しました。
・初期入力で中間杭をなしとしているにもかかわらず、出力の平面形状図に中間杭が描画されてしまう不具合を修正しました。
・ヘルプの[計算理論と照査の方法]−[弾塑性法編]−[弾塑性法による土留め壁の設計]−[水平方向地盤反力係数]に記載ミスがありましたので修正しました。

■ヘルプの修正内容
・ヘルプQ&Aを追加しました。
慣用法編Q7−4。弾塑性法編Q4−7。底面安定編Q3−6。
1.00.03

1.00.04
'02.05.29 ■主な修正内容
・鉄道標準の場合は、親杭横矢板の場合もη=1として、掘削底面以深は素直に親杭フランジ幅に地盤バネを考慮するように地盤バネの計算を修正しました。
・慣用法適用基準を建築学会とした場合に、[部材]の各ダイアログにおいて本来は不要な入力項目が表示されてしまう点を修正しました。(単独設計も同様)
・[検討ケース]ダイアログの地盤改良において、被圧地下水圧考慮を「しない」と設定しても、計算に反映されない点を修正しました。
・[検討ケース]の撤去時の描画図に、不要な盛替え梁のマークが表示される不具合を修正しました。
・慣用法適用基準が建築学会の時に、[地層−建築三角形]ボタンが掘削側でも有効表示されてしまう不具合を修正しました。
・[結果確認|支保工]の切ばり火打ちおよび隅火打ちの表が異常になることがある不具合を修正しました。
・パイピングの計算で、背面側の浸透流路長がゼロ(砂礫層控除後)の場合については、計算可能とするようにしました。
・Q&Aの[弾塑性法編]−[Q2−13]に一部不備がありましたので、記載を変更しました。
・作図条件の変更(Ver1.12)に伴うヘルプの変更がされていませんでしたので、対応しました。

■ヘルプの修正内容
・Q&Aを追加しました。
1.00.04

1.00.05
'02.06.07 ■主な修正内容
・システムリソースのチェック機能を追加しました。
・建築学会(昭和63年)の時に[考え方|慣用法]で根入れ長計算用主働土圧式をランキンにすると、[地層|背面側]の[建築三角形]ボタンが無効になる点を修正しました。
・[ファイルの保存]ダイアログの[ヘルプ]ボタンはクリックしても無効ですので、削除しました。

■ヘルプの修正内容
・ヘルプQ&Aを追加しました。共通編Q1−8、Q7−2。
1.00.05

1.00.06
'02.07.10 ■主な修正内容
・SMW壁の計算において[計算確認]-[壁体断面照査]を確認すると、ソイルセメント表の項目名の表示が異常となる点を修正しました。
・SMW時の[部材|壁体]の[ソイルセメント]−[照査に用いる土圧の抽出ケース]は「照査に用いるケース」に変更しました。
・[基準値|設計用設定値|慣用法]の[β算出時のBは杭幅のn倍とする]の設定が、[考え方|慣用法|自立時Changの計算に用いる水平地盤反力係数]を直接入力としている場合に計算に全く反映されていなかった点を修正しました。
・3D表示において、撤去時ケースを選択してもその状態を表示しない不具合を修正しました。
・[考え方|弾塑性法]で入力した形状バネ値が、確定後、再び画面確認するとゼロとなり無効になっている不具合を修正しました。
・[部材|壁体|設計基準強度]のダイアログヘルプで「SMW指針」という名称がありますが、正式文献名がどこにも示されていませんでしたので参考文献に追加しました。
・土留め工の3D描画をUC-win/Road等で利用するための機能拡張として、3DSファイルのコンポーネント単位の保存に対応しました。

■ヘルプの修正内容
・アンカー工法についての説明を、ヘルプのQ&Aの[アンカー支保工編]−[Q1−1]に追加しました。
・初期入力の形状の入力説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q3−8]に追加しました。
1.00.06

1.00.07
'02.08.07 ■主な修正内容
・土圧係数を直接入力して計算した後、結果詳細の印刷プレビューを実行すると、「書式文字列'%2d'は正しくないか引数の型と一致しません。」というエラーメッセージが出る点を修正しました。
・切ばり火打ちが行列で有ったり無かったりした場合に、メインウィンドウの3Dが正常に描画されない点を修正しました。
・切ばり火打ちが行列で有ったり無かったりした場合に、メインウィンドウの3面図と図面作成が、支保工入力形状と異なる点を修正しました。
1.00.07

1.01.00
'02.08.27 ■主な改訂内容
・「山留め設計施工指針」2002年2月(社)日本建築学会に対応しました。
・弾塑性法の解析法(T)に対応しました。
・柱状図(条件印刷、調書、図面)に対応しました。
・表入力のCut&Pasteに対応しました。
・出力書式の設定に一部対応しました。
※詳細は製品ヘルプの[概要]−[バージョンおよび改良点]−[Version 1.1.0について]をご参照ください。

■主な修正内容
・入力データの出力で、アンカーの摩擦抵抗の単位が「N/mm2」であるにもかかわらず「kN/m2」としていた不具合を修正。
・弾性域長の計算において、掘削底面直下1.0m範囲の格点を無視していた不具合を修正。
・支保工形式が「自立式」の場合には、[考え方|弾塑性法]の「弾塑性解析用側圧を用いた掘削時の根入れの安定計算」が選択できない仕様であるにも拘らず、選択ができ、計算結果として不適切な内容になることから、選択不可とするように修正。
・慣用法による土留め壁の設計(親杭横矢板)で最終掘削時の断面力の計算、(1)結果要旨の項目が上部より4行のみ印刷され、それ以下(土圧図、断面力等)が印刷されない不具合を修正。
・ヒービングの印刷中、「検討開始半径X’max」は「検討終了半径X’max」の誤りである点を修正。
・「入力モード」で各寸法値を変更し、「形状確認」をせずに「計算確認」モードに移行後、「形状確認」ボタンを押下した場合、変更した値が3面図に反映されない不具合を修正。
・地層ダイアログにおいて、[掘削側]←→[背面側]を切替えていると入力したデータが無くなってしまう不具合を修正。
・[地層]ダイアログで[掘削側]がクリックされている状態で、再度[掘削側]をクリックすると変更したデータが消去され、選択していない相手側のデータに置き換えられてしまう不具合を修正。
・単純梁法により支保工反力を計算する際に、親杭以外で、掘削底面〜仮想支持点間の側圧(主動側圧から受動側圧を差引いた残りの側圧分)を考慮していない不具合を修正。
・法面の影響による上載荷重が、土留め壁の計算に反映されたことが印刷出力上で確認できるようにしました。
・支保工の計算結果(確認画面と計算書結果一覧)に鋼材本数を出力するようにしました。
・最終的に採用している仮想支持点の情報が、印刷出力上で確認できるようにしました。
・[計算書作成]の[結果一覧]の「■根入れ長に対する照査結果」の一覧表に、ボイリング,ヒービング,パイピング,支持力で算定された必要根入れ長を印刷するようにしました。
・隅火打ちスパンLs1の取り扱いを変更しました。詳細は製品ヘルプの[概要]−[バージョンおよび改良点]−[Version 1.1.0について]をご参照ください。
・部材情報に0.0があるデータ(旧データ)を読み込んだ場合に、図面生成を行うと表示されるエラーメッセージを変更し、対処内容をわかりやすくしました。
・壁体の種類が親杭横矢板の場合、図面作成において、土留め板の作図範囲を「地表面および水位の深度の高い方〜掘削下面」から「壁体天端〜掘削下面」に変更しました。
・「図面確認」において、「設定(S)」→「背景色設定(B)」を「システム色設定(S)」に変更し、その設定値を各図面に反映する機能に対応しました。
・「図面確認」において、「図面印刷」時の図面一覧表示領域を拡張しました。
・「図面確認」において、DWG・DXF出力時に丸文字の○が真円の場合は円として出力するように変更しました
・「図面確認」において、DWG・DXF出力時に線種ピッチが極端に短くなる場合がある点を対策しました。
・「図面確認」において、DWG・DXF出力時に直径寸法線の両端に不要な線分が付加される場合がある点を対策しました。
・「図面確認」において、SXF出力時に寸法線の線と寸法文字が異なる色で出力される場合がある点を対策しました。
・「図面確認」において、図面の色設定の変更が保存したPSGファイルに反映されない場合がある点を対策しました。
・「図面確認」において、鉄筋引出線を移動すると矢印が消える場合がある点を対策しました。
・「図面作成」において、「基準値」−「作図条件」−「レイヤ属性」画面のレイヤ分類に「柱状図」を追加しました。
・「図面作成」において、「基準値」−「作図条件」画面の作図条件データを変更した後に「作図条件」画面の「取消」ボタンを押して作図条件データの変更を取消した場合、作図条件データが変更されている場合がある点を対策しました。

■ヘルプの修正
建築学会基準(2002年)への対応、および、他の改訂内容への対応のため、全般的に変更がなされています。旧版ヘルプを印刷出力されている場合は、申し訳ございませんが全体の入れ替えをお願いいたします。
1.01.00

1.01.01
'02.09.11 ■主な修正内容
・アンカー長の丸めの誤差判定処理を強化しました。
・[形状決定]ウィンドウにおいて、断面変化数が11区間入力できてしまう不具合を修正しました。(最大は10区間)
・土留め板の必要板厚を、小数点以下を切り上げて印刷するように修正しました。
・土留め工の設計計算(*.ADMW)データの読み込みで、平面形状の支保工本数(幅/支保工水平間隔)が50本を超えるデータを読み込もうとすると、エラーが発生し読み込みに失敗する点を修正しました。
・設計対象壁の設定を変更された後に柱状図を確認しないで図面生成に行くと、図面生成が正常に行われない不具合を修正しました。
・[支保工検討条件]ダイアログ−[中間杭]タブにおいて、検討部材一覧表のN4の単位が(tf)となっている点を修正しました。
・適用基準が建築学会平成14年,鉄道標準基準の場合に、[慣用法の計算結果]ウィンドウ−[根入れ部の安定計算]タブのメモ欄の表示に不備がある点を修正しました。
・ボイリングの2層系地盤の計算において、a-a'面、b-b'面両方で安全率を満足する必要根入れ長を計算するように修正しました。
・ボイリングの2層系地盤の計算結果表示において、[支持力・底面安定照査結果総括]ウィンドウの[ボイリングの結果]の表示内容に不備がある点を修正しました。
・直交する切ばりがない場合に、曲げスパン(座屈スパン)の算定に誤りがある点を修正しました。
・単独設計へのコピー機能で、反力だけをコピーする機能を追加しました。

■ヘルプの修正
・断面変化についての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q3−10]に追加しました。
・単位幅当りの計算についての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q3−11]に追加しました。
・必要根入れ長の印刷についての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q6−1]に追加しました。
・数量表の印刷についての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q6−2]に追加しました。
・一次掘削時についての説明を、ヘルプのQ&Aの[慣用法編]−[Q2−21]に追加しました。
・両壁一体解析についての説明を、ヘルプのQ&Aの[弾塑性法編]−[Q2−14]に追加しました。
1.01.01

1.01.02
'02.10.18 ■主な修正内容
・OSがWindowsXPの場合に、プログラムがデータファイルから起動できない点を修正しました。
・片方向のみにしか切ばりおよび切ばり火打ちが存在しない平面形状が矩形のデータで、設計対象壁を切ばりが存在しない方向にすると、切ばり火打ちの計算でエラーが発生する不具合を修正しました。
・作図条件の入力で、データ名称登録段階での取り消しや「作図条件データ名称」選択での確定が反映されない不具合を修正しました。
・図面生成の際に、配筋情報を作成する箇所でピッチ情報を小数第1位止めで丸め処理される為、残り寸法の値が正常ではなくなる不具合を修正しました。
・鉄道標準の腹起しの設計時に使用する曲げモーメントの算出方法を一部変更しました。詳細はヘルプの[計算理論及び照査の方法]−[切ばり支保工編]−[鉄道標準]−[腹起し]をご参照ください。
・切ばり支保工の単独設計の場合に、基準にかかわらず腹起しの曲げモーメント算出式を選択できるようにしました。
・入力データ−一覧表印刷−詳細印刷が、[全印刷]により一連で印刷できるようになりました。
・Word出力すると、分数箇所の改行幅が狭く、重なったように表示(印刷)される点を改善しました。
・画面のモデル図および出力時の側面図の上載荷重値の前に「q=」と追記して表示するようにしました。

■ヘルプの修正
・鉄道標準の断面計算用土圧についての説明を、ヘルプのQ&Aの[慣用法編]−[Q4−9]に追加しました。
・列車荷重についての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q3−12]に追加しました。
1.01.02

1.01.03
'02.11.05 ■主な修正内容
・鉄道標準の平成14年4月正誤表に対応しました。詳細は、製品ヘルプの[概要]−[バージョンおよび改良点]−[Version 1.0.3について]をご参照ください。
・掘削底面付近の粘着力が0であることより安定数の検討が省略された場合に、詳細印刷にて安定数の検討の項目が排除され、(1)検討条件→(3)ヒービングの検討結果と印刷されてしまう不具合を修正しました。また、この場合の画面表示も改善しました。
・設計対象壁が右壁しか指定していないにも拘らず、支保工の設計の印刷では、(1)支保工反力を採用した壁が「左壁側」になってしまう場合のある不具合を修正しました。
・[初期入力]ダイアログで[支保工位置を入力する壁]を「前後壁」にすると、解析法Tの支保工バネ定数が誤って算定される不具合を修正しました。
・アンカー支保工の単独設計の画面を閉じる際に、例外エラーが出る場合のある点を修正しました。
・アンカー支保工の単独設計の入力およびエラーチェックの制御に不備があった点を修正しました。
・図面において、鋼矢板が互い違いに二重に配置されてしまう場合がある点を修正しました。
・親杭横矢板の軽量鋼矢板(木材板)で、断面図の作図枚数と数量に違いがある点を修正しました。
・[初期入力]ダイアログの平面形状寸法の説明に、入力は壁の内側間距離であることを補足しました。
・ファイルの保存時に、会社名、作成者、ファイルコメント等の情報が入力・保存できるようになりました。
・初期入力画面で、左右方向および前後方向の入力が解りやすいようなガイド図に改善しました。

■ヘルプの修正
・各ケースごとの水位の設定についての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q3−13]に追加しました。
・アンカーの摩擦抵抗値の入力についての説明を、ヘルプのQ&Aの[アンカー支保工編]−[Q1−2]に追加しました。
1.01.03

1.01.04
'02.11.14 ■主な修正内容
・土留め壁の剛性検討の表印刷の一部(全壁体変位量、許容変位量、判定の欄)が乱れて印刷されてしまう不具合を修正しました。
・解析法Tにおいて、掘削側の地盤バネ強度がゼロの層については、地盤バネ強度=0のバネが働くと考え、弾性点扱い(バネを付けて無載荷)とするように修正しました。
・SMWで芯材を全孔で設置した場合に、「(U−U面)は、くびれ部分の間隔」という不要な注釈が印刷される点を修正しました。
・解析法Tで、最終掘削時の弾性域率が要弾性域率(50%で設定)未満であるのに、判定が○となっている不具合を修正しました。
・「開く」,「上書き保存」アイコンの説明表示が「ファイル」になっている点を修正しました。
・中間杭を設けていない場合でも、中間杭計算用の地層数のデータチェックを行ってしまう不具合を修正しました。
・鉄道標準の支保工計算において、L/r>93の場合に、σcaz(許容軸方向圧縮応力度)の算式において、計算、印刷ともに、(L/r)^2の2乗を考慮していない不具合を修正しました。
・平面形状を直線とした時に、支保工の計算印刷に使用する照査位置図を一部点線として印刷するようにしました。
・3DSファイルの支保工に関する部分を、部材ごとかつ段ごとで出力するようにしました。

■ヘルプの修正
・切ばり支保工のスパンについての説明を、ヘルプのQ&Aの[共通編]−[Q3−14]に追加しました。
1.01.04

1.02.00
'02.12.05 ■主な修正内容
・3D描画の壁体と掘削面にテクスチャを貼り付けることが可能となりました。
・本プログラムのデータファイルの内容が一覧で確認できる「データファイルビューワ」機能を追加しました。
・SMWの断面照査結果で、[照査に用いるケース]を「最終掘削時のみ」にした場合に、撤去時ケースについても印刷、結果表示をしてしまう不具合を修正しました。
・アンカー支保工の一連設計時に、腹起しの鋼材重量に誤りがある点を修正しました。
・アンカー支保工に傾角と水平角を設定した際の3Dの描画が、実際に入力したデータの状態と異なる不具合を修正しました。
・印刷の見出し設定を一部見直し、改ページ位置について改善しました。
・印刷項目のある部分のチェックを外した場合に、次の章の見出しを改ページしてページの先頭になるようにしました。

■ヘルプの修正
・ヘルプの[計算理論及び照査の方法]−[弾塑性法編]−[弾塑性法に用いる諸元について]−[切ばり及び盛替えばりのバネ定数]の記載を改善しました。
・ヘルプの[概要]−[機能概要]−[計算機能と作図機能の相違点]に、計算側仕様と3D表示・作図側仕様の相違点を記載しました。
1.02.00

1.03.00
'03.01.20 ■主な改訂内容
・OCF検定(P21)合格版 図面確認を実装すると共に、図面ファイルの拡張子を「*.PSG」から「*.PSX」へ変更しました。 ※この変更により生成された図面ファイル「*.PSX」は、UC−Draw Ver3.00.00以降でのみ編集可能となりますので、ご注意ください。
・切ばり火打ちおよび隅火打ちの鋼材長(座屈スパン)を初期入力から内部計算してセットするようにしました。
・ヘルプのテキスト検索の対象を、本プログラムで使用している全ヘルプファイルとしました。

■主な修正内容
・[計算確認|弾塑性法|詳細確認]の変位図等の出力において、枠線などのスタイル設定が常に初期化された状態になってしまう不具合を修正しました。
・弾塑性解析結果の対比図・重ね合せ図で、標高情報が正に高い場合に、モーメント図,せん断力図,変位図がうまく出力されず、図が潰れてしまう不具合を修正しました。
・支持力の適用基準が仮設指針で、壁体種類が「SMW壁」「地中連続壁」の場合に、「施工方法:仮設指針の方式」と印刷するようにしました。
・[計算確認|支持力・底面]のヒービングで、仮想支持点が桁溢れ(***)表示になる不具合を修正しました。
・慣用法の下方支点反力について、[考え方|慣用法]の「支保工反力の計算ケース」が「最終掘削時のみ」場合は、画面表示並び結果一覧印刷から控除するように修正しました。
・弾塑性法の解析法Tをアンカー支保工で計算した場合に、プレロードを「考慮する」としてもプレロードに関する計算を行わない不具合を修正しました。
・切ばり火打ちの3Dで、切ばり−火打ち交差部の描画にズレが生じる点を修正しました。
・形状決定画面で「安定数Nb=-100.00」の表示についての説明をコメント欄に表示するようにしました。
・土圧係数直接入力時の受働土圧係数の上限値を整数部1桁から2桁に変更しました 。
・[初期入力]で撤去時を行うとしているにもかかわらず、撤去時ケースを作成していない場合(本支保工を撤去する撤去次数が全てゼロ)はエラーを表示するようにしました。
・ファイル名を付けて保存とした時に、既存のファイル名を指定しても上書きするかどうかのメッセージを出すようにしました。
・ヘルプ表示時に、目次タブを初期表示するようにしました。
・柱状図の土質記号「礫(質土):○」と「砂(質土):●」が、SXF出力時に同じ大きさの「○」で出力されるため、土質記号の判別が正しくできない不具合を修正しました。
・寸法線属性の旧データコンバートで、棒矢印の反転線分が正しく変換されていない不具合を修正しました。
・複数線引出線のハンドル編集が、「1.1本の鉄筋から引き出されている引出線である。」の条件の場合に正常に行えない不具合を修正しました。

■ヘルプの修正
・ヘルプの[計算理論及び照査の方法]−[切ばり支保工編]−[一連設計]の記載を改善しました。
・ヘルプの[サンプルデータ]の説明をわかりやすい場所に移動しました。
1.03.00

1.03.01
'03.04.10 ■主な修正内容
・「F8 出力編集ツール」Ver.1.00.01に対応しました。
・標高が高い場合に、慣用法自立時の根入れ長描画図が潰れる不具合を修正しました。
・突出がある場合の慣用法の検討条件の印刷で、地層情報の表に不要な層が印刷されてしまう不具合を修正しました。
・テクスチャファイルが指定されたフォルダにない場合にエラーが表示され、表示項目の設定でのテクスチャ設定も行えず、回避不能となる点を修正しました。
・アンカー計算時で、深いすべり面の基準点を仮想支持点とした場合に、「土圧最下端がすべり面基準点よりも浅くなっています。」というエラーが発生する点を修正しました。
・自立式の場合に、[計算確認|総括表]に「支保工反力の結果」ボタンが表示される点と、[計算書作成|結果一覧]においても不要な印刷がある点を修正しました。
・中間杭を千鳥配置にしているにも拘らず、重量分担幅が切ばり間隔のままで計算されている不具合を修正しました。
・対比図の撤去切梁の印刷を、画面にあわせて点線とするようにしました。
・[部材|切ばり]および[部材|アンカー]の入力画面に、支保工段数の増減方法をガイド表示するようにしました。
・[基準値|設計用設定値|最小根入れ長]画面に、本入力値を反映する方法をガイド表示するようにしました。
・B−B断面図で壁体内に水位がない場合でも水位を作図してしまう点を修正しました。
・F8_PPF.DLLを最新(Ver1.31)に更新したところ、柱状図入力画面の「計算書柱状図確認」で、「表紙」ページが表示される不具合を修正しました。
・図面確認でDWG・DXF出力したファイルを他の汎用CADで読み込むと、「未定義の線種がある」という旨のエラーメッセージが表示され、正常に読み込めない場合がある点を修正しました。
・図面において、引出線の矢印の一部が正しい線幅で印刷されない不具合を修正しました。
・小さな線が図面確認のSXF出力チェックにかかり、メッセージが表示される不具合を修正しました。

■ヘルプの修正
・[弾塑性法結果総括]ウィンドウおよび[弾塑性法による弾性域長の照査について]のヘルプに記載ミスがあった点を修正しました。
・ヘルプの[計算理論及び照査の方法]−[弾塑性法編]−[弾塑性法に用いる諸元(側圧、地盤バネ)について]−[切ばり及び盛替えばりのバネ定数]のヤング係数の記載を誤解のないように修正しました。
・前バージョンで、ヘルプ表示時に目次タブを初期表示するようにしましたので、メニュー操作およびスピードボタンのヘルプに記載されている「ヘルプ(キーワード検索)」を修正しました。
・ヘルプの[計算理論および照査の方法]−[部材応力度照査編]−[部材応力度照査の概要]に注意点を追記しました 。
1.03.01

1.03.02
'03.04.24 ■主な修正内容
・自立撤去時の慣用法の照査を行うと「無効なポインタ操作」エラーが発生する場合がある点を修正しました。
・剛性検討時のバネ値がゼロになっている際のエラーメッセージの表記が、旧製品のものであった点を修正しました。
・適用基準が建築学会平成14年の時に、検討ケースの地盤改良データで入力した[水平地盤バネkH]の数値を、正しくプログラム側で認識できていない不具合を修正しました。
・適用基準が建築学会平成14年で、[地層データ]画面確定時に「入力エラー掘削側の[建築三角形]に入力制限を超えているデータがあります」という不正な制御が働く不具合を修正しました。
・切ばり支保工の単独設計で、適用基準を建築学会(平成14年)とすると、検討部材の編集ダイアログに座屈Lbが表示されないので数値が入力できない不具合を修正しました。
・切ばり支保工の計算結果の印刷で、単位表記に誤りがあった箇所を修正しました。
・切ばり支保工の単独設計で、入力の初期値に誤り(温度軸力,鉛直荷重)がある不具合を修正しました。

■ヘルプの修正
・[初期入力]ダイアログのヘルプで、隅火打ちスパン等の説明図を追加しました。
1.03.02

1.03.03
'03.05.21 ■主な修正内容
・ファイル出力(Word他)した場合に、設計条件側面図(ステップ図)の上載荷重値が抜けたり、法面の影響図においても寸法値が抜けるなどの不具合を修正しました。
・鉄道標準を選択した場合に、一連設計で中間杭の支持力計算並びに中間杭の応力度計算が正しく行われない(許容鉛直支持力が0、応力度が0)不具合を修正しました。
・道路公団の支保工せん断照査(τ=s/0.85*h*t)に使用するhを、h=Hとすべきところ (H-2*t2)としていた不具合を修正しました。
・切ばり支保工の照査位置の印刷で、前後方向なのに採用壁が「右(または左)壁」と印刷される不具合を修正しました。
・ブラケットのタイプ1,2の相違について、[基準値|ブラケット]画面にガイド表示するようにしました。
・自立式の計算で、変位の出力項目のδ3の計算式都高速・道路公団の方法」に変更しました。
・適用基準が「仮設指針」「下水道事業団」「首都高速」「道路公団」の場合は、最大値一覧の変位の内容を、剛性検討時の変位を印刷するようにするにしました。
・剛性の検討結果がNGの場合、画面で赤表示するようにしました。
・計算結果一覧表の出力において、親杭横矢板式の場合は、親杭ピッチを出力するようにしました。
・Co(粘着力)の上限値を999.9kN/m2から9999.9kN/m2へ拡張しました。
・SY295の鋼矢板の許容せん断応力度の初期値を150N/mm2に、SY390については195N/mm2に変更しました。
・親杭の場合に、初期入力で「建築学会(平成14年)」とした場合は、壁体応力度の初期値を、許容曲げ応力度は195N/mm2に、許容せん断応力度は110N/mm2とするようにしました。
・設計条件の印刷において、火打ちを無しとした場合に、表にスパンおよび取り付け角度を出力しないようにしました。
1.03.03

1.03.04
'03.06.10 ■主な修正内容
・慣用法適用基準が道路公団の時、断面計算用土圧の地質による係数βの算出において、[基準値|設計用設定値|断面計算用土圧]の硬軟粘土判定N値(Nx)」を参照せず、Nx=4を内部固定値扱いとした不具合を修正。
・鉄道標準の中間杭の支持力計算で、計算書の内容が、本来ならば仮設指針と等価であるべきところ、下水道基準の出力形式となり、工法名も違うものが印刷される不具合を修正。
・Ver1.03.03固有の症状であるが、前後方向の壁を検討するとした場合に切ばり支保工の反力計算後(支保工反力取得時)にモジュールエラーが発生する不具合を修正。
・自立時の許容変位量を「掘削深さの3.0%」とした場合に、前壁と後壁の許容変位量が逆になっている不具合を修正。
・土木学会の支持力係数算定において、壁先端地層(掘削側)の内部摩擦角が40°を超過した時の係数算定に誤りがあり異常値となる不具合を修正。
・複数の図面を編集後、一括印刷した場合、現在編集中の図面以外の編集が印刷結果に反映されていない不具合を修正。
・水の単位体積重量の入力桁を##.#→##.##kN/m3にしました。
・掘削自立時の特性値計算において、着目層内で収束計算に失敗する場合があったので計算内容(精度)を一部改善しました。
・SXF出力時、「UC-Drawフォント」の代替えフォントのデフォルトを「MS明朝」から「MSゴシック」へ変更しました。
1.03.04

1.03.05
'03.07.16 ■主な修正内容
・入力データの出力で、「親杭の土圧作用幅係数」が、[慣用法]−[親杭]−[掘削底面以深の土圧作用幅と側面抵抗の扱い]で指定した基準と一致していない不具合を修正しました。
・中間杭の支持力計算で、杭先端からの良質層が2mに満たない場合に入力地層が足りないというエラーが発生してもメッセージが表示されず、許容支持力ゼロとして計算処理が行われる不具合を修正し、計算エラー制御を有効にしました。
・入力データの「掘削底面の安定」の印刷で、「検討しない」項目については、検討項目そのものを出力しないようにしました。
1.03.05

1.03.06
'03.07.30 ■主な修正内容
・ヒービング照査でアンカー支保工の場合に、安定数の検討までしか結果表示(結果一覧含む) されない不具合を修正しました。
・自立時の検討で、壁体変位がNGであるにも拘らず、[計算確認|慣用法|詳細確認|断面力、変位、剛性検討]では判定がOKと表示される不具合を修正しました。
・単独設計時の火打ちの取り付け角度の入力制限を、現行の20〜70度から1〜89度に緩和しました。

■ヘルプの修正内容
・[Q&A|共通編|適用範囲]にQ1-9を追加しました。
1.03.06

1.03.07
'03.08.25 ■主な修正内容
・[基準値|鋼材|ブラケット]画面にて確定時にモジュール'DODOMECAD.EXE'のアドレスエラーが発生する不具合を修正。
・支保工鋼材の出力で断面積Aの単位が(cm2)であるべきところ(m2)になっている不具合を修正。
・慣用法での撤去時切梁支保工反力値が弾塑性法による定常性検討の有無で異なる不具合を修正。
・切ばり面外座屈長用スパンを内部計算する際に、「A端腹起しB端腹起し」、「A端腹起しB端直交切ばり」の採り方に誤りあった点を修正。
・[部材|切ばり火打ち]、[部材|隅火打ち]画面において、「検討方法」と「温度軸力、鉛直荷重」の入力制御が不正である不具合を修正。
・支保工の計算で、道路公団基準の際に、腹起しおよび切ばりの水平方向の座屈計算値が、結果一覧と詳細で値が異なる不具合を修正。
1.03.07

1.03.08
'03.10.21 ■主な修正内容
・単独設計で各部材につき最大50箇所検討できるが、結果表示印刷は20箇所までとなる不具合を修正。
・解析法Uでプレロード時に出力上「n次掘削時+プレプレロード」となる不具合を修正。
・単独設計支保工反力画面で反力を1行入力した時に表左欄に1行目として表示されない不具合を修正。
1.03.08

1.03.09
'03.12.17 ■主な修正内容
(1)断面計算用土圧にて上載荷重換算高さ(q/γ)が5.0mを超える時に5.0mラインでの土圧形状変化が無視される不具合を修正しました。
(2)ボイリング(仮設指針法)で、掘削形状を、例えば、円から矩形に変更したにも拘らず、円のままで計算処理がなされる不具合を修正しました。
(3)ヒービングで、首都高速・道路公団の方法の時に、本来ならば、慣用法の根入れ長の計算結果から得られる仮想支持点の深さを表示し、これと可能すべり深さxoとを比較すべき所、仮想支持点深さ(計算値)を正しく認識できておらず(常に[検討ケース|仮想支持点位置]の直接入力値を参照)、正しい判定ができていない不具合を修正しました。
(4)アンカー設計時に土圧最下端とすべり面基準点が一致している(深いすべり面の基準点を仮想支持点としている)にも拘らず、「土圧最下端がすべり面基準点よりも浅くなっています。土圧データまたはすべり面基準点を確認してください。」という不要な警告エラーとなる不具合を修正しました。
1.03.09

1.03.10
'04.04.09 ■主な修正内容
(設計計算)
(1)撤去時の下方支点位置を、最終掘削時の仮想支持点より下方に設置する事は本プログラム上では想定外(サポート外)であるにも拘らず、データチェックが抜けており、結果的に、内部計算エラーが発生し、計算結果を確認できない状態となる不具合に対して、計算エラー制御を追加しました。
(2)設計条件の印刷で、[部材|盛替えばり]を4段以上設定しているにも拘らず、3段までしか出力されない不具合を修正しました(弾塑性解析結果に問題はありません)。
(3)鉄道標準における隅火打ちの結果印刷で、軸力自体は正しく計算されているが、印刷式が、本来ならば、N=0.6×(L1+L2)×R/cosθ+Ntとすべき所をN=(1/2)×(L1+L2)×R/cosθ+Ntとなっている不具合を修正しました。
(4)一次掘削自立時の計算で、(3)断面力の計算、特性値βの計算で、矢板の有効率が「有効率(根入れ計算用)」になっていますが、「有効率(断面力、変位計算用)」の表記ミス(計算は問題なし)をしている不具合を修正しました。
(5)解析法Uにおいて、弾塑性解析結果の開始時構造荷重条件に表記の「掘削側荷重集計値」が、撤去時において、実際の表の集計値と一致しない不具合を修正。本集計ミスにより、撤去時の解析結果に若干影響を及ぼす場合がありますが殆ど誤差の範囲と考えられます。
(6)製品付属のサンプルモデルで、メイン画面に表示されるタイトル及び[ヘルプ]-[サンプルモデル]の文中で記述されている壁体種類が間違っている不具合を修正しました。該当するサンプルモデルを下記の通りです。
・Front-Back.Dwc:親杭横矢板(タイトル/ヘルプ:鋼矢板)
・Left-Right.Dwc:親杭横矢板(タイトル/ヘルプ:鋼矢板)
・SmallScale.Dwc:鋼矢板(タイトル/ヘルプ:親杭横矢板)
(7)柱状図データを有するモデルデータで、単に[入力]-[柱状図]画面を開いて「取消」ボタンで[柱状図]画面を閉じても、AP終了時または他データ読み込み時に「保存確認」警告メッセージが表示される不具合を修正しました。
(8)壁体種類が鋼矢板のモデルで[図面作成]ボタンがDisable(グレイ表示)になる不具合を修正しました。
例えば、 壁体種類が「鋼矢板」のモデルデータ(例:AIJ-H14.F8L)で、[入力]-[部材]-[壁体]画面を開いて「取消」ボタンで閉じると、それまでEnableであった[図面作成]ボタンがDisable(グレイ表示)に変わってしまい、図面表示が出来なくなるという症状を回避しました。
(9)アンカー定着長の丸め処理において、出力上はぴったりx.000mでも、丸め処理にてx.500mになる場合があり、誤差判定を強化し誤解のないように改善しました。

(図面作成)
(10)アンカー断面図にて「腹起しブラケット」が「腹越しブラケット」と表記されている点を修正しました。
(11)ファイル読み込み実行後、[図面作成]-[地中連続壁]でリストインデックスエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
(12)図面確認−sxf出力−設定−ヘルプでヘルプが開かない不具合を修正しました。
(13)図面作成において、タイトル版データの読み込みの際にエラーメッセージ(ドライブにディスクがありません。
ディスクをドライブ****に挿入してください。)が表示される場合がある点を対策しました。

■ヘルプの修正
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