| Ver. |
日付 |
内 容 |
4.01.00
↓
(Ver.5)
5.00.00 |
'05.03.03 |
■機能追加
１．衝撃力と崩壊土を考慮した設計に対応しました。（別途ライセンスが必要）
対象形状は、重力式，もたれ式，ブロック積，任意形になります。
２．直接基礎時に危険水位の算出に対応しました。（別途ライセンスが必要）
対象形状は、Ｕ型以外になります。
■機能改善
１．入力
・可変タイプの表入力に関して、削除方法のコメントを追加しました。
・「基礎」画面においては、照査にあわせて不要な項目を表示しないようにしました。
・「初期入力」画面において支持地盤に変更があった場合のみ、摩擦係数を再設定するようにしました。
・「荷重」－「主働土圧」画面において土圧式が土圧合力の時は、壁面摩擦角を初期設定できるようにしました。
・「荷重」－「主働土圧」画面において、壁面摩擦角の初期化を行った場合は直接指定に変更し、自動設定時は入力不可となるように変更しました。
・「部材」－「.底版照査位置」画面において初期化を行う際は、算出された位置が底版長より長い場合は設定しないようにしました。
・ヤング係数（底版剛体照査用）は、「計算用設定値」画面において入力するように変更しました。
２．出力（結果一覧）
・逆Ｔ型でつま先版あるいはかかと版が存在し ない形状でも出力できるようにしました。
・Ｕ型バネ基礎の場合は、安定計算結果を表示し ないようにしました。
３．出力（結果詳細）
・土圧式が「土圧係数」の場合は、設計条件の項目に土圧係数を表示するようにしました。
また、土圧・水圧の項目では内部摩擦角は表示しないようにしました。
・浮力の算出過程を改善しました。
・転倒に対する照査において、抵抗モーメント及び転倒モーメントを表示するようにしました。
４．その他
・*.f8rの拡張子データは、「擁壁の設計（設計データファイル）」と表示するようにしました。
・サンプルデータ「MANUCHO11.f8r」において、「ため池整備」にあわせて部材の許容応力度を変更しました。
■不具合修正
１．入力
・「荷重」－「主働土圧」画面において土圧式が土圧係数の場合、係数算出時の傾きの値が（度）ではなく（Rad）として
表示されていたため修正しました。
２．計算（計算確認）
・Ｕ型擁壁において次の条件の際は、エラーが発生し計算できない場合があったため修正しました。
基礎形式が「バネ基礎」
反作用側の側壁に作用位置＞０となる衝突荷重や風荷重が設定されている
・試行くさび法で土圧強度分布を推定する場合は、土圧の作用位置が正しく算出されない場合があったため修正しました。
・壁面の地盤反力考慮時の許容支持力の照査において、有効載荷幅の算出が正しく行えない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の浮き上がりの照査において、判定がＮＧであるにも関わらず結果ボタンが緑色で表示されていたため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、計算確認の底版設計時の必要鉄筋量が０で表示される場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、左側壁の最小鉄筋量が正しく算出されない場合があったため修正しました。
３．出力（結果詳細）
・底版照査位置の設定によっては、「全ての荷重ケース」の出力が行えない場合があったため修正しました。
・切り土部の滑り面の長さとして盛り土部の滑り面の長さが表示されていたため修正しました。
・浮力を考慮しない設定の場合は、水圧の計算過程が表示されていなかったため修正しました。
４．図面作成
・単位メートル作図の際は、端数ピッチを含んだ配筋情報が生成される場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において「側壁底版一体」主鉄筋を使用した場合、側壁配力筋の配筋ピッチが指定できなかったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．操作方法
(1)『入力』モードの操作
・初期入力
・形状（側面），形状（正面：図面用），形状（土砂）
・材料（躯体・土砂）
・荷重（土砂），荷重（水位）
・部材（竪壁変化位置，竪壁照査位置）
・考え方（安定計算：直接基礎）
(2)『計算確認』モードの操作
・安定計算（危険水位） 【新規】
(3)基準値画面の操作
・計算用設定値
２．計算理論及び照査の方法
(1)安定計算（直接基礎）
・危険水位の算出【新規】
(2)衝撃力と崩壊土を考慮した設計【新規】
・土砂捕捉容量の検討
・崩壊土砂による衝撃力
・崩壊土砂による堆積土圧 |
5.00.00
↓
5.00.01 |
'05.03.14 |
■不具合修正
１．入力
・「基礎」画面において、「基礎の有効根入れ深さDf」を入力することができなかったため修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁の土圧算出式において、試行くさび法と土圧係数を混在させることができなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の左側雪荷重において、有効な検討が計算に正しく反映されていなかったため修正しました。
・U型擁壁において反作用側の土砂高さが「０＜Ｈ＜底版部材高の１/２」の範囲にある場合は、土圧が作用しないにも関わらず不要な土圧をフレームモデルに作用させていたため修正しました。
■ヘルプ修正
１．計算理論及び照査の方法
(1)安定計算（杭基礎）
・杭頭結合部の照査 |
5.00.01
↓
5.01.00 |
'05.04.04 |
■機能追加
１．数量計算書の作成に対応しました。（Ver.5のライセンスが必要です）
対象形状は、逆Ｔ型Ａ，Ｌ型Ｂ，逆Ｌ型Ｂ，Ｕ型Ａになります。
■機能改善
１．出力（結果詳細）
・設計条件において、無筋構造時にも鉄筋種類が表示されていたため修正しました。
・土圧図の地盤線表示において、任意形状の寸法によっては適切な長さで表示されない場合があったため修正しました。
■不具合修正
１．読み込み、表示関連
・もたれ式，ブロック積み擁壁のファイル読み込みにおいて、偏心量照査方法が正しく反映されず２ケース目以降の転倒判定が正しく行われない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において平面形状に傾斜がある場合は、３Ｄ描画でハンチが正しく表示されなかったため修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁において土圧作用面の下端位置が底版軸線位置より上方にある場合は、土圧作用高さが正しく算出されなかったため修正しました。
・置き換え基礎において許容支持力の照査基準が「道示Ⅳ」または「土地改良」の場合は、「考え方」－「安定計算」画面の許容支持力の考え方が計算に正しく反映されなかったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．操作方法
(1)メイン画面の操作
・『計算書作成』モード |
5.01.00
↓
5.02.00 |
'05.04.28 |
■機能追加
１．大型ブロック積み擁壁設計・施工マニュアル（平成１６年６月）の次の項目に対応しました。（Ver.5のライセンスが必要です。）
・速度場法（上界法）による支持力照査（ブロック積み以外でも適用可）
・改良試行くさび簡便法による切土土圧算出（ブロック積み以外でも適用可）
２．杭基礎の設計において、許容支持力の算出に対応しました。（Ver.5のライセンスが必要です。）
３．地盤種別の判定を追加しました。使用の際は、「初期入力」画面の「荷重（設計震度）」において、「条件」ボタンを選択し地層データを入力してください。
４．重力式擁壁においてＲＣ構造での設計に対応しました。
■機能拡張
１．入力、計算
・「初期入力」画面において、もたれ式，ブロック積み擁壁の場合でも「盛土勾配Ｎ」，
「盛土形状」（Ｈ０／Ｈ）を指定できるようにしました。また、「盛土形状」（Ｈ０／Ｈ）の最大値を拡張しま
した。
・Ｕ型擁壁のバネ基礎時において、反作用側の側壁に土圧を直接考慮できるようにしました。（「基礎」画面）
・もたれ式，ブロック積み擁壁において壁面地盤反力を考慮する際は、Kv,Ks,Ktのバネ定数を直接指定できるようにしました。（「基礎」－「地盤反力係数」画面）
・もたれ式，ブロック積み擁壁において、「大型ブロック積み擁壁設計・施工マニュアル」における壁面地盤反力の簡便法による算出に対応しました。
２．図面作成
・逆Ｔ型，Ｌ型，逆Ｌ型擁壁において、「入力」の「部材」－「底版配筋」画面において指定した配筋ピッチの反映を拡張しました。
■機能改善
１．入力・表示
・メイン画面の表示において、背面土砂が載荷荷重よりも小さく表示される場合があったため改善しました。
・躯体形状や土砂形状の入力変更判定を改善し、ボタン状態が適切に変更されるようにしました。
・もたれ式，ブロック積み擁壁において、壁面地盤反力の考慮の有無を「初期入力」画面で選択できるように変更しました。また、竪壁変化位置の有無も「初期入力」画面で選択できるように変更しました。
・Ｕ型擁壁において、バネ値の指定を「基礎」画面で入力できるように改善しました。
・杭配置が未入力の場合のデータチェックを強化しました。
・「計算用設定値」画面において、許容値に関するデータが変更された場合は許容値の初期化を促すメッセージを表示するようにしました。
２．出力（結果詳細）
・出力項目のオプションにおいて、「データコメントの表示」，「一般事項の表示」の選択を追加しました。
・Ｕ型擁壁において作用方向が逆で荷重強度が同じ場合でも、個別に荷重ケースを出力できるようにしました。
・もたれ式，ブロック積み擁壁において壁面地盤反力を考慮する際の許容支持力の照査において、壁面地盤反力を考慮した鉛直力と水平力，偏心量，有効載荷幅を表示するようにしました。
・各部材設計において、必要鉄筋量を表示するようにしました。
３．図面作成
・Ｕ型擁壁において、側壁底版一体主鉄筋を使用した場合の側壁天端勾配に対応しました。
■不具合修正
１．入力
・Ｕ型擁壁がＢタイプの時は、底版照査位置の初期設定が適切に行われていなかったため修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁において「基礎形式がバネ基礎」で「底版せん断バネＫｓが０」の時は、エラーが発生して計算が続行できない場合があったため修正しました。
・かかと版にハンチを設けてハンチの扱いが全断面有効の場合は、せん断照査時の断面高さが正しく算出されない場合があったため修正しました。
３．出力
・Ｕ型擁壁において側壁が無筋コンクリートの場合は、左側壁の断面計算時の許容応力度が入力値と異なっていたため修正しました。
４．図面作成
・側壁底版鉄筋画面において、組立筋の配置名称が「千鳥」と「格子」で逆に表示されていたため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、継手のある底版主鉄筋の作図が正しくなかったため修正しました。
■ヘルプの修正
１．概要
(1)プログラムの機能概要
・機能及び特長
・適用基準及び参考文献
２．操作方法
(1)入力モードの操作
・初期入力
・形状（天端）
・材料（躯体・土砂）
・基礎（支持地盤、根入地盤），基礎（地盤反力係数）【新規】
・基礎（杭の条件），基礎（地層データ），基礎（算出オプション）【新規】
・基礎（バネ基礎），基礎（分布バネ）【新規】
・荷重（土圧）
・考え方（安定計算：直接基礎），考え方（部材設計：竪壁設計）
(2)基準値画面の操作
・計算用設定値
３．計算理論及び照査の方法
(1)荷重の考え方
・設計水平震度－設計水平震度【新規】
・土圧の考え方－試行くさび法（切土）
(2)安定計算（直接基礎）
・地盤反力度の照査
・鉛直支持力の照査
・支持力の算定方法【新規】
(3)安定計算（杭基礎）
・杭のバネ定数
・杭の許容支持力【新規】
(4)竪壁の設計
・壁面の地盤反力(もたれ式・ブロック積)
(5)Ｕ型擁壁
・「バネ基礎」時の考え方
４．サンプルデータ
・サンプルデータ |
5.02.00
↓
5.03.00 |
'05.07.26 |
■機能追加
１．二段積み擁壁の簡易設計に対応しました。（Ver.5のライセンスが必要です。）
２．任意荷重の指定を変更し、モーメント荷重を考慮できるようにしました。
３．シングル配筋の指定に対応しました。
■機能拡張
１．入力、計算
・「初期入力」画面において、重力式の場合でも背面勾配を指定できるようにしました。
・「基礎」画面において、鉛直支持力の照査時の水位の扱い（水位が０の場合のγ１算出）を選択できるようにしました。
・「荷重」－「主働土圧」画面において、崩壊土砂堆積時の裏込土圧の算出方法を選択できるようにしました。
・「荷重」－「主働土圧」画面において、切土土圧の扱いを「切土部土圧と盛土部土圧の大きい方」，「切土部土圧」，「盛土部土圧」から選択できるようにしました。また、切土土圧の滑り角を制限できるようにしました。
・「考え方」－「安定計算」画面において、支持地盤が岩盤以外の時の地震時地盤反力度照査の選択を追加しました。
・崩壊土砂の堆積高の照査に対応しました。
２．図面作成
・Ｕ型擁壁において、折れ形状（正面形状の左右個別指定，正面山折れ・谷折れ形状，平面折れ形状）の入力及び作図に対応しました。
・縦断勾配の最大値を拡張しました。
・平面折れの配力筋継ぎ手タイプを拡張（片側直線部に２ヶ所の継ぎ手に対応）しました。
・日本道路公団から公開された「調査等業務の電子納品要領（案）図面作成編
平成１７年４月」のレイヤ情報設定に対応しました。
３．その他
・「オプション」メニューに「計算書表示の設定」を追加し、計算書における断面計算の参考式等の表示を選択できるようにしました。
■機能改善
１．入力
・「初期入力」画面において杭基礎連動時には、不要な許容支持力の算出，杭頭結合部の照査を選択できないようにしました。
・「形状」－「側面」画面において、ブロック長に関する注釈を表示しました。
・「材料」画面において、コンクリートの単位体積重量を入力できるように変更しました。
・「荷重」－「組み合わせ」画面において、任意土圧（土圧強度，土圧合力，土圧係数）適用時は任意土圧の選択をチェックするようにしました。
・「部材」－「底版照査位置」画面において、せん断照査位置の「部材面内よりｈ／２」の設定は側壁内面からの距離で設定するようにしました。
・載荷荷重の載荷位置や載荷幅の設定によっては、載荷荷重の描画が適切に行われない場合があったため改善しました。
２．計算
・切土適用時に切土土圧が算出できなかった場合は、メッセージを表示するようにしました。
・Ｕ型擁壁において水平反力＞受働土圧となった場合のメッセージを詳細に表示するようにしました。
・支持層の厚さt1，良質層の厚さt2，根入れ長Dfのデータチェックにおいて、誤差により正しく行われない場合があったため修正しました。
・任意形状の場合は、誤差により躯体，土砂，水位のブロック割りが正しく行われない場合があったため修正しました。
・前面土砂のブロック割り時の重心位置算出において、誤差が発生する場合があったため修正しました。
・土砂捕捉容量の計算は、堆積時に行うように変更しました。
・崩壊土による移動の力の計算において、衝撃力＜０となった場合は０とするようにしました。
・土工指針に準拠して受働土圧を考慮する場合は、土圧作用面が鉛直の時は壁面摩擦角を０とするようにしました。
・支持力係数の計算は、小数点以下３桁で行うようにしました。
・杭基礎の変位法による計算において、Aya（Aay）の算出に誤差が発生する場合があったため修正しました。
・壁面の地盤反力の作用幅の算出において、条件によっては収束しない場合があったため改善しました。
・Ｕ型擁壁のフレームデータ作成時に断面データに誤差が発生する場合があったため修正しました。
・底版設計時の任意荷重において、竪壁位置より前方，後方で範囲を決定するように改善しました。
３．計算確認
・結果表示桁数を小数点以下３桁にしました。
・「構造解析」画面において、支点条件をコード表示ではなく支点名称を表示するようにしました。
・Ｕ型擁壁で配筋の設定方法を「直接入力（集計後）」としている場合は、底版設計時の断面力を全照査位置について表示するようにしました。
４．出力（結果一覧）
・示力線の結果を表示するようにしました。
・Ｕ型擁壁の鉄筋量の照査において、右側壁→左側壁の順番で表示するようにしました。
５．出力（結果詳細）
・設定画面において数量表作成に関する注釈を表示しました。
・設計条件の形状寸法において、突起の寸法を表示するようにしました。
・設計条件の形状寸法において、躯体規模によっては枠線外に表示される場合があったため修正しました。（結果一覧も同様）
・設計条件の使用材料において、前面土砂の内部摩擦角は受働土圧を考慮する時のみ表示するようにしました。
・ＥＰＳの算出過程を表示するように追加しました。
・任意荷重は、水平荷重，鉛直荷重毎に個別に表示するようにしました。
・Ｕ型擁壁の内部土圧の算出において、外部土圧の状態によっては表示されない場合があったため修正しました。
・安定計算時のフーチング中心の作用力において、全幅当りの結果もあわせて表示するようにしました。
・地盤反力度の照査において、偏心量による転倒照査を行わない場合は合力の作用位置と偏心量の算出過程を表示するようにしました。
・壁面の地盤反力の算出法として簡便法を適用した場合は、合力作用位置を計算結果に応じて表示するようにしました。
・示力線方程式のＣ１，Ｃ２を小数点以下５桁まで表示するようにしました。（計算確認も同様）
・偏心量による示力線照査において、Ｍ，Ｎを表示するようにしました。（計算確認も同様）
・Ｕ型擁壁の部材設計において、内部土砂，支点バネ，分布バネの算出過程を表示するようにしました。
６．図面作成
・Ｌ型擁壁の単鉄筋作図の際は、底版下面図でなく底版上面図を作図するように変更しました。
７．その他
・「オプション」メニューの「動作環境の設定」において、配筋の設定方法を「自動設定」としている場合は計算後の配筋表示の切替を選択できるようにしました。
■不具合修正
１．入力
・「部材」－「側壁配筋」画面において、左側と右側を切り替えた際はスターラップが正しく反映されていなかったため修正しました。
２．計算
・下記の条件を全て満たした場合は、計算終了後にエラーが発生していため修正しました。
「初期入力」画面において、「考え方」の「竪壁変化位置の照査」が「しない」と設定
「材料」画面において、竪壁が無筋に設定
「部材」－「竪壁照査位置」画面において、照査位置に値が設定
・下記の条件を全て満たした場合は、計算確認時にエラーが発生したいため修正しました。
「初期入力」画面において、「考え方」の「衝撃力と崩壊土」が「する」と設定
「初期入力」画面において、「考え方」の「大型ブロック積擁壁設計，施工マニュアル適用」が「する」と設定
「形状」－「土砂」画面において、切土を無視する設定
・堆積土圧の計算において、水平距離Ｘ部分に勾配を考慮する場合があったため修正しました。
・もたれ式擁壁で天端背面が切土折れ点より背面側にある場合は、崩壊土砂の土くさび重量が正しく算出されなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁でバネ基礎の場合は、受働土圧抽出に誤りがある場合があったため修正しました。
・段差フーチングで後方に偏心する場合は、地盤反力度分布に誤りがあったため修正しました。
・Ｕ型擁壁で直接基礎時に水平反力が生じた場合は、許容支持力の再計算を行った場合は誤った支持力係数により計算を行っていたため修正しました。
・Ｕ型擁壁でバネ基礎の場合は、左側壁の断面設定に誤りがある場合があったため修正しました。
３．出力（結果一覧）
・Ｕ型擁壁でバネ基礎の場合は、印刷プレビューができない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の鉄筋量の照査において、左側壁の鉄筋量に右側壁の鉄筋量が表示されていたため修正しました。
４．出力（結果詳細）
・設計条件の雪荷重において、有効な検討の「底版」を×と指定していた場合でも○と表示されていたため修正しました。
・土砂捕捉容量の計算において、VdとVを比較する際の符号の向きに誤りがあったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、受働土圧の水平成分表示に誤りがあったため修正しました。
・段差フーチングにおいて、滑動照査時の有効載荷面積の表示に誤りがあったため修正しました。
５．図面作成
・単位メートル作図の際は、底版上面寸法値が正しく表示されていなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において側壁外面図と内面図が重なって作図される場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．操作方法
(1)メニューの操作
・オプション
(2)メイン画面の操作
・『入力』モード
(3)入力モードの操作
・初期入力
・形状（側面），形状（正面），形状（土砂）
・基礎（支持地盤、根入地盤），基礎（算出オプション）
・荷重（土圧），荷重（任意荷重），荷重（上部擁壁）【新規】
・部材（竪壁配筋，底版配筋，突起配筋）
・考え方（安定計算：直接基礎），考え方（安定計算：杭基礎）
(4)計算書作成モードの操作
・結果詳細
(5)設計調書モードの操作
・データファイル読込み
(6)オプション画面の操作
・出力値の書式設定【新規】
・計算書表示の設定【新規】
・動作環境の設定
２．計算理論及び照査の方法
(1)荷重の考え方
・浮力の取り扱い－浮力
(2)安定計算（作用力の集計）
・作用力の集計
(3)衝撃力と崩壊土を考慮した設計
・土砂捕捉容量の検討
・崩壊土砂による堆積土圧
(4)二段積み擁壁【新規】
・概要
・土圧の算出法 |
5.03.00
↓
5.03.01 |
'05.09.07 |
■機能改善
１．入力、計算
・Ver.5.01.00以前の壁面地盤反力を考慮したデータを読み込んだ場合は、αEoを初期設定するようにしました。
・鉛直支持力照査用のDf，Df'において、Df≧Df'のチェックをしないようにしました。
・衝撃力・崩壊土考慮時は、水平距離Ｘ≦０．０でも計算できるようにしました。
２．出力
・計算書の書式選択用の出力設定ファイル（テンプレート）を更新しました。
■不具合修正
１．入力
・Ver.5.02.00以前に作成されたデータにおいて、任意荷重が正しく読み込めない場合があったため修正しました。
・衝撃力と崩壊土考慮時の任意形状において、「形状」－「側面」画面の「構造寸法」項目が表示されていなかったため修正しました。
・「材料」画面において躯体の単位重量を変更し保存した後に再度読み込んだ場合は、変更が反映されていなかったため修正しました。
２．計算
・衝撃力・崩壊土考慮時の竪壁の設計において、土圧を考慮しない高さHr＞０、切土の基準位置Sk＞０の場合は土圧作用位置が正しく算出されなかったため修正しました。
３．出力
・Ｕ型擁壁で杭基礎の場合は、底版照査位置の断面力表示に誤りがある場合があったため修正しました。（計算確認，結果一覧，結果詳細）
・杭頭結合部の照査時おいて、仮想鉄筋コンクリート断面照査時の符号の向きが正しくない場合があったため修正しました。（結果詳細）
４．図面
・鉄筋生成時に底版組立筋が生成されない場合があったため修正しました。
・生成された図面の鉄筋引出線や図面タイトルのレイヤ名称が正しく設定されない場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．概要
(1)プログラムの機能概要
・適用基準及び参考文献
２．操作方法
(1)『計算確認』モードの操作
・安定計算（浮き上がりの詳細） |
5.03.01
↓
5.04.00 |
'05.10.03 |
■機能追加
１．改良試行くさび法による土圧算出に対応しました。（Ver.5のライセンスが必要です。）
■機能拡張
１．荷重ケース毎の地震時慣性力の作用方向指定に対応しました。
２．ブロック積擁壁において、竪壁背面勾配の指定に対応しました。
■機能改善
１．入力
・「初期入力」画面の前面水位・背面水位において、入力範囲を拡張し負値も入力できるようにしま
した。
・「形状」－「側面」画面の「底版切り欠き」は、重力式擁壁に底版が有る場合にのみ表示するようにしました。
・「形状」－「土 砂」画面の「仮想背面の考え方」において、Ｕ型擁壁の底版張出幅が変更された場合は自動設定するようにしました。
・「基礎」－「杭の条件」画面の鋼管杭の杭径、「許容値」－「安定計算」画面の許容変位量の入力桁数を拡張しました。
・躯体全高＝背面水位の時は、誤差により背面水位が表示されない場合があったため改善しました。
２．計算
・躯体全高＝背面水位の時は、誤差により水位ブロックが算出されない場合があったため改善しました。
・衝撃力・崩壊土考慮時において、裏込土の土砂高が０の場合でも計算できるようにしました。
・土圧係数での土圧算出において、躯体全高＝背面水位の場合でも適切に土圧強度を算出できるようにしました。
・切土部土圧の算出において、内力Ｘの傾斜角δ１の扱いを選択できるようにしました。
・転倒安全率の照査において、回転モーメントが０となる場合は安全率の表示を99.999とするようにしました。
・竪壁設計の軸力に扱いにおいて、ＲＣ構造，無筋構造に関わらず選択できるようにしました。
３．出力（結果詳細）
・浮力の算出過程が土砂重量の算出過程に依存し、表示されない場合があったため改善しました。
・試行くさび法による土圧算出時の土圧図において、土くさびを形成する多角形の座標値を表示するようにしました。また、「オプション」メニューの「計算書表示の設定」画面において、表示の有無を選択できるようにしました。
・衝撃力・崩壊土考慮時において、記号hp，hsの説明を追加しました。また、堆積時の土圧図を表示するようにしました。
・混合擁壁の土圧図において、下部擁壁の載荷荷重の表示が上部擁壁の土圧結果に依存していたため、計算通りに表示するようにしました。
・土工指針に準拠した地盤反力度の算出式において、地盤反力が三角形分布となる時は式が適切でない場合があったため改善しました。
・Ｕ型擁壁において荷重ケースを複数出力する時に底版左端部の断面力が同じ場合は、「作用力の算定」や「断面力の算定」項目において同ケースとして表示されていたため改善しました。
■不具合修正
１．結果詳細の計算書において、竪壁の設計の任意荷重の算出過程が正しく出力されない場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．操作方法
(1)入力モードの操作
・初期入力
・荷重（設計震度），荷重（土圧），荷重（組み合わせ）
・考え方（部材設計：竪壁設計）
(2)オプション画面の操作
・計算書表示の設定
２．計算理論及び照査の方法
(1)荷重の考え方
・土圧の考え方－改良試行くさび法【新規】
・浮力の取り扱い－浮力
３．サンプルデータ
・サンプルデータ |
5.04.00
↓
5.04.01 |
'05.11.30 |
■機能改善
１．入力
・「基礎」－「杭の条件」画面において、杭先端の設計Ｎ値入力時にｑｄの初期化が行われない場合があったため改善しました。
２．計算確認
・「安定計算」－「杭反力の詳細」画面において、単位表示を見直しました。
■不具合修正
１．入力
・Ver.4.01.00以前のバージョンにより作成されたデータの読み込み，「計算用設定値」画面における製品同梱の基準データを読み込んだ場合は、ヤング係数比が正しく設定されない場合があったため修正しました。
２．計算
・任意形状において、危険水位算出の際は計算確認毎に水位結果が異なる場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、左側底版張出部がある場合に左側土砂高さを指定してない時でも左側土砂重量が考慮されていたため修正しました。
・混合擁壁において、下部擁壁の形状によっては浮力の算出に誤りがある場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、杭基礎時に「底版左端部材長＜側壁断面幅／２」，「左側の照査位置＜側壁断面幅／２＋底版左端部材長」，「モーメントシフトを行う」の場合は断面力が正しく表示されなかったため修正しました。
３．出力
・設計条件の形状寸法において、混合擁壁の下部擁壁に底版がある場合は形状寸法図が正しく表示されない場合があったため修正しました。
・設計条件の使用材料において、混合擁壁の場合は下部擁壁の土質定数が入力値と異なる場合があったため修正しました。
・背面土砂や前面土砂の水位を考慮するブロックデータにおいて、荷重ケースの設定によっては図と表が一致しない場合があったため修正しました。
・「考え方」－「浮力、土圧・水圧」画面において「浮力の算出」を「考慮しない」と設定している時は、ＥＰＳ補正分及び任意荷重の表示が適切に行われない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において左側土砂高さ＞０，右側土砂高さ＝０の場合は、土圧の算出過程が表示されなかったため修正しました。
４．図面
・Ｕ型擁壁のレイアウト調整画面に表示される図形名称が正しく表示されていなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の任意断面作図位置が正しく設定できなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の側壁形状が正しく作図できない場合があったため修正しました。
５．設計調書
・鋼材のかぶり図のかぶり寸法線の作図位置が正しくない場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．操作方法
(1)オプション画面の操作
・動作環境の設定 |
5.04.01
↓
5.04.02 |
'06.02.06 |
■機能改善
１．入力
・「形状」－「土砂」画面において、衝撃力・崩壊土考慮時は斜面高さｈ及び斜面勾配θｕ変更時のみ土砂形状を初期設定するようにしました。
・「形状」－「土砂」画面において、躯体の形状タイプが任意形Ｂで土砂の形状タイプが任意形状である時は形状によっては誤差により土砂ブロックが正しく生成されない場合があったため改善しま
した。
２．計算
・Ｕ型擁壁において、水平反力が発生した場合の滑動照査は水平反力を滑動抵抗力に含めて計算するようにしました。
・偏心量による示力線の照査において、誤差が発生する場合があったため改善しました。
・Ｕ型擁壁の任意荷重の載荷において、底版に載荷する任意荷重幅に誤差が発生する場合があったため改善しました。
３．出力（結果詳細）
・杭基礎設計において、杭軸方向バネ定数に大きな値を指定した時は桁あふれを起こす場合があったため修正しました。
４．図面作成
・入力形状がつま先版端高≠かかと版端高，底版テーパー有りの場合に、図面作成時の寸法に相違がある場合があったため改善しました。
・Ｕ型擁壁の場合は、「入力」の「部材」の配筋情報の反映を拡張しました。
・配力筋かぶりの入力方向指定に対応しました。
・「鉄筋情報」－「開口部補強筋」の「斜め筋」の配筋情報（ｄ ：ずらし寸法）の入力範囲を拡張しました。
５．その他
・杭基礎のサンプルデータにおいて、ヤング係数比が１と設定されているデータがあったため変更しました。
■不具合修正
１．入力
・「初期入力」画面において、基礎形式を変更した際は土圧式が標準（試行くさび法）に変更されるため修正しました。
・「初期入力」画面において、データの変更を行わない場合でも載荷荷重が再設定される
場合があったため修正しました。
・Ｕ型（Ｂタイプ）の場合は、「初期入力」画面確定後に仮想背面角度が不正な値に設定される場合があったため修正しました。
２．計算
・杭の支持力算出時の地層データにおいて、設計地盤面を常に現地盤面位置からの高さで考慮していたため修正しました。
・「壁面の地盤反力を簡便法で算出」し「偏心量照査方法が｜e｜≦B/n」の場合は、偏心量が正しく計算されなかったため修正しました。
３．出力（結果詳細）
・印刷プレビュー実行時に正しく表示できない（またはエラーとなる）場合があったため修正しました。
・設計条件の地盤条件において、設計データ読み込み後に出力した時は地盤種別の判定が正しく表示されなかったため修正しました。
・土圧式が「試行くさび（係数）」である場合は、鉛直土圧係数Kvが正しく表示されなかったため修正しました。
４．図面作成
・竪壁天端形状が「背面すりつけ」の場合、竪壁背面主鉄筋が断面図の外形外に作図される場合があったため修正しました。
・底版腹部配力筋が断面図に作図されない場合があったため修正しました。
５．その他
・ローカル（USB）またはネットワークタイプのプロテクトキーを使用した場合、Windows
XP SP2 より搭載されたDEP（データ実行防止）により、アプリケーションエラーが発生する不具合を修正しました。この不具合は、ハードウェアによる
DEP をサポートするプラットフォームでのみ発生します。 |
5.04.02
↓
5.04.03 |
'06.04.12 |
■機能改善
１．入力
・「許容値」－「安定計算」において、その他の杭の場合は許容支持力算出の有無に関わらず許容値を入力できるようにしました。
２．出力（結果詳細）
・設計条件の水位において、危険水位＝躯体全高となった場合は誤差により危険水位が表示されない場合があったため改善しました。
３．図面作成
・図面生成時に使用していた全角文字[ （ ）／＝]を半角文字に変更しました。
・Ｕ型擁壁の側壁底版一体型主鉄筋の隅角部半径を鉄筋生成時に10mm単位に丸める処理を追加しました。
■不具合修正
１．入力
・「基礎」－「杭の条件」画面において、qdの値 を変更することができなかったため修正しました。
・「荷重」－「土砂」画面において、「崩壊土による堆積土圧」が選択されているにも関わらず「崩壊土量設定方法」を設定することができなかったため修正しました。
・「荷重」－「土圧」画面において、Ｕ型擁壁で左側のみ切土が存在する場合は「特殊条件」が正しく表示されなかったため修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁において切土の適用が異なる（片方のみ切土）場合は、左側壁設計時の地震時土圧の計算が正しく行なわれなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において「荷重の考慮」を『軸線内』としている場合でも、底版慣性力の算出は『全幅』として行なっていたため修正しました。
３．出力（結果一覧）
・Ｕ型擁壁において最大危険値選択の際は、底版のせん断応力度結果が危険値とならない場合があったため修正しました。
４．出力（結果詳細）
・安定計算時の水位を考慮するブロックデータにおいて、背面土砂高＜背面水位のケースは背面土砂の重心位置が正しく表示されていなかったため修正しました。
・設計条件，土圧・水圧において、Ｕ型擁壁で左側のみ切土が存在する場合は図が正しく表示されなかったため修正しました。
・部材設計の衝突荷重において、Ｕ型擁壁の左側壁設計時の衝突荷重が表示されない場合があったため修正しました。
・部材設計の任意荷重において、Ｕ型擁壁の時は正しく表示されない場合があったため修正しました。
５．図面作成
・Ｕ型擁壁を単鉄筋で作図する場合、かぶり画面が「確定」できない場合があったため修正しました。
・平面折れ擁壁の寸法線の数値がmm止めの表示とならない場合があったため修正しました。
・天端筋の配筋情報からの図面生成が正常に行われない場合があったため修正しました。
・単位メートル作図の際に底版主鉄筋本数を少なく計上する場合があったため修正しました。 |
5.04.03
↓
5.04.04 |
'06.04.19 |
■機能改善
１．入力、計算
・「部材」－「底版照査位置」画面において、Ｕ型擁壁の時は照査位置（曲げ＋せん断）の合計が20以上になる時はフレーム計算の制限により計算できないためデータチェックを追加しました。
２．出力（結果詳細）
・つま先版高さ＝前面水位位置の時は、誤差により自重集計の表示が適切でない場合があったため改善しました。
■不具合修正
１．入力
・「形状」－「正面」画面において、Ｕ型擁壁の時は入力時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁においてモーメント荷重が指定されている場合は、部材設計時の水平反力が正しく算出されなかったため修正しました。
３．出力（結果詳細）
・Ｕ型擁壁において左側土圧図の載荷荷重が正しく表示されない場合があったため修正しました。
４．図面
・Ｕ型擁壁において鉄筋生成が正常に行えない場合があったため修正しました。 |
5.04.04
↓
5.04.05 |
'06.06.06 |
■機能改善
１．入力
・「初期入力」画面において、設計方法が自動決定の時は初期設定形状のかかと版幅が０となる場合があったので修正しました。
・「基礎」－「地層データ」画面において、全ての地層でDE=0と指定されている時は計算不可のためDE＞0の層が存在するかチェックするようにしました。
・「許容値」－「安定計算」画面において、杭の許容支持力算出時は杭径の変更のみでは許容値の初期設定が行なわれなかったため修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁において、右側のみ底版が張り出す時は底版に作用する載荷荷重が誤差により正しく考慮されずにエラーとなる場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、不要な前面土砂高さのチェックを行わないようにしました。
・任意形状において、土砂ブロック及び躯体ブロックの自動生成結果が誤差により計算実行毎に異なる場合があったため修正しました。
・壁面地盤反力が負の時は、壁面地盤反力を考慮しないようにしました。
・Ｕ型擁壁において、杭基礎の時は誤差により前面反力が考慮されない場合があったため修正しました。
３．出力（結果詳細）
・竪壁の設計の断面計算において、せん断応力度の照査に有効高ｄを荷重ケース毎に表示するようにしました。
■不具合修正
１．入力
・「考え方」－「安定計算」画面において、確定した場合は入力とは無関係のエラーメッセージが表示される場合があったため修正しました。
・「考え方」－「部材設計」画面において、壁面地盤反力を考慮する場合に「壁面の地盤反力による軸力」が表示されなかったため修正しました。
２．出力（結果一覧）
・Ｕ型擁壁において左右側壁の変化位置数が異なっている際は、エラーが発生する場合があったため修正しました。
３．出力（結果詳細）
・二段積みにおいて竪壁変化位置を設定している際は、エラーが発生 していたため修正しました。
・設計条件の地盤種別において、「初期入力」画面で地盤種別の判定を行なっていないにも関わらず地盤種別の判定過程が表示される場合があったため修正しました。
・設計条件のその他荷重において、底版の有効な検討が入力どおりに表示されない場合があったため修正しました。
・安定計算の躯体自重，土砂重量，その他荷重，浮力（揚圧力）による鉛直力、水平力において、Ｕ型擁壁で側壁，底版が無筋、浮力を考慮しない場合は「躯体自重による作用力」における部材名称が逆に表示される場合があったため修正しました。
・安定計算，部材設計の土圧・水圧において、衝撃力・崩壊土考慮時に急斜面形状の水平距離Ｘが０の場合は堆積土圧の主働土圧算出式の表示に誤りがあったため修正しました。
・安定計算の地盤反力度の計算において、壁面の地盤反力を考慮する場合はつま先位置の変位算出におけるl2／2がl2-2と表示されていたため修正しました。
・部材設計の作用力の算定において、Ｕ型擁壁の場合は部材幅外に外れる集中荷重の単位表記に誤りがあったため修正しました。
・突起の設計の時の断面力の集計において、せん断抵抗力Hkや水平力Htが０と表示される場合があったため修正しました。
４．図面作成
・平面折れ時の平面ハンチ配力筋の配筋範囲が正常に算出されない場合があるため修正しました。 |
5.04.05
↓
5.04.06 |
'06.08.04 |
■機能改善
１．入力
・「荷重」－「主働土圧」画面において、衝撃力と崩壊土を考慮する際は裏込土の土質に粘性土が選択された場合でも粘着高さを考慮することはできないため粘着高さ算出用のCzの初期設定を行なわないようにしました。
・「荷重」－「主働土圧」画面において、土圧式が土圧係数の場合は高さｈのデータチェックを行うようにしました。
２．計算
・Ｕ型擁壁のバネ基礎において、反作用側に主働土圧を考慮する場合は底版せん
断バネの照査を行なわないようにしました。
・底版付根の断面力＞竪壁基部の断面力の時に底版付根の断面力が負の方向に作用している場合は、底版付根の断面力を採用するようにしました。
３．出力（結果詳細）
・設計条件の形状寸法において、背面土砂形状寸法図の躯体部分が誤差により表示
されない場合があったため修正しました。
４．図面作成
・側壁底版一体型の側壁主鉄筋を配筋したＵ型擁壁の側壁内面主鉄筋の底版側フック作図において、「鉄筋情報」画面にて設定できるようにしました。
■不具合修正
１．入力
・「荷重」－「受働土圧」画面において、誤字及び単位表記を修正しました。
２．計算
・Ｕ型擁壁において受働土圧の土圧式が土圧係数で係数算出ボタンによる初期化を行なった場合は、内部算出された土圧係数と壁面摩擦角に整合性がなかったため修正しました。
・示力線方程式による照査において、切土を考慮している場合のＣ１が正しく算出されていなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、荷重を軸線幅で考慮する場合は条件によってはフレーム計算時に地盤反力が考慮されない場合があったため修正しました。
３．計算確認
・「安定計算」－「示力線の評価」画面において、示力線方程式による判定表示が正しくない場合があったため修正しました。
・「部材設計」－「左側壁」画面において、Ｕ型擁壁の左側壁変化位置の鉄筋が正しく表示
されていなかったため修正しました。
４．出力（結果一覧）
・許容支持力度の単位表記に誤りがあったため修正し ました。
５．出力（結果詳細）
・Ｕ型擁壁において、張出底版が設けた際はブロック データが正しく表示されない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、側壁設計用モデルと底版設計用モデルの土圧力が異なる場合は、底版設計時の土圧の水平成分，鉛直成分が０と表示されていたため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、底版設計用モデルの土圧を「かかと端（鉛直）」で算出している場合は、土圧作用面の角度αとして壁背面の角度を表示していたため修正しました。
・Ｕ型擁壁において、左側壁にハンチを考慮している場合は配筋表のかぶり表示にハンチ幅が考慮されていなかったため修正しました。
６．図面作成
・Ｕ型擁壁の「鉄筋」－「底版側壁一体」画面において、入力確認状態が正常に表示されなかったため修正しました。
・Ｌ型擁壁のシングル配筋において、竪壁下の底版中央に配力筋が配筋されない場合があったため修正しました。
・側壁底版一体型の側壁主鉄筋に継ぎ手がある場合は、配筋図と加工図の鉄筋記号に矛盾があったため修正しました。
・Ｌ型擁壁（平面折れ90度）の底版下面図に作図される鉄筋寸法線の配筋ピッチが正常に作図されなかったため修正しました。
■ヘルプ修正
１．操作方法
(1)『入力』入力モードの操作
・形状（正面） |
5.04.06
↓
5.04.07 |
'06.11.07 |
■不具合修正
１．入力
・「基礎」画面において、バネ値の単位表記に誤りがあったため修正しました。
２．計算確認
・計算確認実行時に基礎連動の際は、プログラムが強制終了する場合があったため修正しました。
３．計算
・Ｕ型擁壁の土砂重量算出において、水位の設定によっては内部土砂重量が二重集計される場合があったため修正しました。
・崩壊土考慮時の堆積土圧算出において、粘着力Czが考慮される場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の水平抵抗算出において、バネ基礎時に粘着力を考慮している時は正しく算出されなかったため修正しました。
・混合擁壁の水圧計算において、水圧の作用位置算出に誤りがあったため修正しました。
・杭配置の自動決定において、エラーが発生する場合があったため修正しました。
・U型擁壁のフレーム計算において、慣性力方向が「左→右」の場合は内部載荷荷重による慣性力の作用方向に誤りがあったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の部材設計において、バネ基礎時に不要な地盤反力が考慮される場合があったた
め修正しました。
・Ｕ型擁壁の部材設計において、左右対称の条件でも結果が左右対称とならない場合があったため修正しました。
・任意形状の部材設計において、プログラム上の誤差により竪壁断面幅が正しく
算出されない場合があったため修正しました。
４．出力（結果一覧）
・底版照査位置数の設定によっては、印刷プレビュー時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
・基礎形式が置き換え基礎の場合は、印刷プレビュー時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
５．出力（結果詳細）
・底面に傾斜を付けた形状において、ブロック割り図とブロック割り表が一致しない場合があったため修正しました。また、土圧方向の躯体幅，水位が正しく表示されなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の左側壁の設計において、変化位置，定着位置に衝突荷重の計算過程が表示されなかったため修正しました。
６．図面
・Ｌ型擁壁のシングル配筋（主鉄筋）が設定した配筋ピッチで作図されない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の底版配力筋が正常に配筋されない（左右側壁側で対称に配筋され
ない）場合があったため修正しました。
７．保存
・荷重ケース数の設定によっては、ファイル保存が行なえない場合があったため修正しました。 |
5.04.07
↓
5.04.08 |
'07.05.24 |
■機能改善
１．計算
・地震時の土圧係数の算出において、水位がない時でも見掛けの震度を考慮した土圧係数算出によりエラーが表示される場合があったため修正しました。
・安定計算の鉛直支持力照査において、水平力が微小な時は荷重傾斜を求める際にエラーが発生する場合があったため修正しました。
２．出力（結果詳細）
・竪壁の設計の土圧において、土圧の鉛直成分を無視する時は土圧式及び土圧図が一致してなかったため改善しました。
■不具合修正
１．入力
・「許容値」－「部材設計」画面において、混合擁壁の場合は「竪壁（躯体下部）」の値が正しく表示されなかったため修正しました。
２．計算
・躯体自重のブロック割において、任意形Ａの右下直角の三角形ブロックが正しく計算されなかったため修正しました。
・背面土砂のブロック割において、背面土砂高さ＜背面ハンチ高さの場合は正しく計算されなかったため修正しました。
・背面土砂のブロック割において、二段積みで下側擁壁が任意形状の時は正しく計算されなかったため修正しました。
・衝撃力と崩壊土の考慮において、堆積土圧算出時の土塊重量が正しく計算されない場合があったため修正しました。
・載荷荷重（慣性力）の作用位置において、土砂形状が任意形の時は誤りがある場合があったため修正しました。
・示力線方程式の照査において、方程式の適用高さが「全高」である時は荷重変化点が正しく設定されていなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の前面地盤反力の算出において、杭基礎時は正しく計算されない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の側壁用の骨組モデルにおいて、土圧の鉛直成分の扱いが反映されていなかったため修正しました。
・竪壁変化位置の自動決定において、l2aとl2bの大きい方が採用されない場合があったため修正しました。
・かかと版設計時の土圧算出において、背面盛土の扱いを荷重換算する時は地表面と水平面となす角βが０となっていなかったため修正しました。
・せん断力が負の時や最大せん断応力度の計算時には、スターラップの計算を行っていなかったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の部材設計において、スターラップの断面積算出時に不要なせん断スパンを考慮していたため修正しました。
３．出力（結果詳細）
・天端形状において前面突起を設定している際に突起幅が非常に大きい場合は、躯体形状寸法図がページ内に収まらなかったため修正しました。
・設計条件の形状寸法において、土砂の形状タイプが任意形状で下側に傾斜がある時は背面土砂形状寸法の寸法値が異なっていたため修正しました。
・設計条件の形状寸法において、二段積みの場合は形状によっては背面土砂形状寸法が正しく表示されなかったため修正しました。
・設計条件の土砂において、前面土砂が未入力の場合でも土砂の取扱いに関する項目が表示されていたため修正しました。
・土圧・水圧において、物部・岡部式の壁面摩擦角算出時に計算式の符号表示が正しくなかったため修正しました。
・土圧・水圧の盛土の荷重換算過程において、載荷荷重の単位表記に誤りがあったため修正しました。
・躯体自重，土砂重量，その他荷重，浮力（揚圧力）による鉛直力、水平力において、浮力を考慮せずに任意荷重（モーメント）を考慮した時は算出過程が表示されなかったため修正しました。
・安定計算の土砂補足容量の検討において、杭基礎の時は土砂捕捉容量の結果が表示されなかったため修正しました。
４．図面
・平面折れの正面図において、天端筋が正常に作図されない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において側壁天端に勾配がある時は、側壁底版一体主鉄筋の天端かぶりが設定値と異なる場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁（縦断勾配あり）の断面図において、竪壁主鉄筋の位置が正常に作図されない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁において平面に斜角がある時は、鉄筋生成時に余分な底版下面主鉄筋が生成される場合があったため修正しました。 |
5.04.08
↓
5.04.09 |
'07.07.12 |
■不具合修正
１．入力
・メイン画面の３Dの表示処理において、重力式擁壁で天端形状が基部変化の時は正しく表示されなかったため修正しました。
２．計算
・多層地盤の計算において、１ケースの載荷荷重の総数が６以上になる時はエラーになるため修正しました。
・土砂の重量計算において、Ｕ型擁壁の時に土圧の鉛直成分を無視する際は内部土砂重量に誤りがあったため修正しました。
・浮力及び水圧の算出において、段差フーチングの時は段差の影響を考慮して算出するように修正しました。
前面水位，背面水位の設定がある時は、浮力，水圧が以前のバージョンと異なります。
・Ｕ型擁壁の部材の設計において、土圧式が「物部・岡部式」（地震時）で地震時慣性力の扱いが「ＫＨ’（水位毎1，水位毎2）」の時は水位無しの荷重ケースにおいてフレーム計算時の土圧が正しく考慮されなかったため修正しました。
・竪壁の設計において、任意形状の時はハンチのアーム長が正しく計算されなかったため修正しました。
・竪壁の設計において、変化位置自動計算時の最大危険値抽出が適切でない場合があったため修正しました。
・かかと版の設計において、任意荷重（モーメント）を考慮することができなかったため修正しました。
・任意形Ａで三角形控除ブロックを設定した時は、計算後に加算ブロックに変更されていたため修正しました。
３．計算確認
・「結果総括」画面において、シングル配筋で負のモーメントが発生する時は配筋情報が表示されなかったため修正しました。
４．出力（結果詳細）
・設計条件の形状寸法において、任意形Ａで突起を設置した時は突起の寸法線が正しく表示されない場合があったため修正しました。
５．.図面
・Ｌ型擁壁の鉄筋生成（底版下面主鉄筋）において、曲げ長算出が正しくない場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の正面図に作図する天端筋（曲げ部）において、長さが内面と外面で逆に作図される場合があったため修正しました。
・Ｕ型擁壁の右側壁組立筋において、長さが正しくない場合があったため修正しました。 |
Ｑ＆Ａ集
