Ver. |
日付 |
内 容 |
2.00.00 |
'02.04.03 |
(1)機能追加
1.道示改訂
・フーチングのせん断スパン,せん断耐力算定時の引張側の改訂
・直接基礎の支持力算出時の寸法効果の考慮
・杭基礎の杭軸方向バネ定数算出方法の改訂
・修正物部・岡部法の地震時土圧(レベル1、2地震動に対する照査に適用)
・レベル2地震時のフーチング断面照査,レベル2地震時の基礎の照査
「橋台の設計」では直接基礎のみ対応し、杭基礎時は「杭基礎の設計」との連動により対応します。
2.入力関連
・メイン画面の表示として、2D画面では拡大や移動ができるようにしました。
・メイン画面上の分類ボタンや項目ボタンに確認済を示すマークを付加することにより、どのデータを確認したかを一目で確認ができるようにしました。また、図面作成のみに使用するデータには図形のマークを配置することにより、入力時にわかりやすくしました。
・形状確認時は詳細な寸法値を表示するようにしました。
・画面構成や「杭基礎」プログラムとの連動処理を見直して、必要なデータがわかりやすいよう整理しました。
・荷重の設定において、荷重ケースの挿入・削除をサポートしました。
・土砂の設定では、勾配を角度でも指定ができるようにしました。
・水位が不要な場合は、水位の指定無しで計算を実行できるようにしました。
3.計算関連
・設計要領に準拠した鉛直支持力照査に対応しました。
・スターラップの入力を用意して、使用量と必要量の比較を可能にしました。
4.出力関連(結果表示)
・照査結果にエラー(赤表示)がある時は、確認が必要な項目をガイド表示し
その項目を選択することにより入力値の修正ができるようにしました。
・新しい出力ルーチンに対応し計算書の編集やWord出力に対応しました。また、危険ケースのみを表示するクリティカルケース出力に対応しました。あわせて、出力内容を見直しページ数を削減しました。
・計算書において、自由に閾値・単位・桁数を変更できる出力書式設定をサポートしました。
・図面作成後には、数量表を出力できるようにしました。
5.図面関連
・竪壁配力筋の帯筋形状に対応しました。
・底版スターラップの形状拡張(先端半円フックの組筋)を行いました。
・底版配力筋が底版主鉄筋の外側に配筋される場合に底版配力筋を巻いた底版ス
ターラップの作図に対応しました。
・断面図に作図する中間帯鉄筋のフックの向きの交互作図に対応しました。
・図面表題(図面タイトル)の設定に対応しました。
・図面確認において、DWGファイル出力に対応しました。
6.その他
・電子納品対応として、拡張子の変更,禁止文字対応,しおりの表示等をサポートしました。
・「震度算出(支承設計)」との連動として、プロジェクトファイルの連携機能をサポートしました。
(2)要望・不具合対応
1.「初期入力」画面において、荷重変更時はデータが初期化されるため警告メッセ−ジを表示するようにしました。
2.右翼壁入力時のエラーチェック時に不正な不動少数点演算エラーが発生する場
合があるため修正しました。
3.側面土砂の考慮のスィッチは、安定計算時のみ有効でしたが後趾設計時にも反映するよう変更しました。
4.背面土砂に勾配がある場合の主働土圧の直接指定は土圧作用高さに勾配が考慮されていましたが、この値をそのまま使用するように変更しました。
5.受け台の設計において、取り付け位置が橋座面以下の場合はRfが0.0とな
ってしまうため修正しました。
6..翼壁設計時は橋軸直角方向の設計震度を使用するように変更しました。
7.結果総括の表示において、曲げモーメントとせん断力の単位表記が適切でない箇所があるため修正しました。
8.結果詳細(詳細結果)の出力において、次の項目を修正しました。
・竪壁背面にテーパがある場合に土圧の作用高さがテーパ高さを超えた際は、設計条件の出力に失敗するため修正しました。
・主働土圧の直接指定時に、水圧の計算値が0.0にも関わらず1.0と表示される場合があるため修正しました。また、土圧強度を指定した場合は、土圧係数の結果に不明な係数値が表示されるため改善しました。
・安定計算時の水圧強度において、算出用高さが0.0と表示されるため修正しました。
・フーチングの剛体照査において、β・λの計算結果を追加しました。
・突起断面力の集計において、「c,tanθ,tanθB」が全て0と表示される場合があるため修正しました。
9.図面作成において、次の項目を修正しました。
・橋座面が一定勾配の場合は、橋座面配力筋の継ぎ手交互作図に対応しました。
・アンカボルトよけの配筋情報を最大49行から99行に拡張しました。
・鉄筋生成時の底版側面(横鉄筋)の配筋ピッチ指定に対応しました。
・鉄筋生成時に翼壁水平主鉄筋を別々の鉄筋(胸壁一定筋,胸壁変化筋,竪壁一定筋,竪壁変化筋)で配筋するように変更しました。
・「杭基礎の設計」との連動した際は、入力した杭の埋込み長を図面に反映するよう変更しました。
・正面図の竪壁主鉄筋の作図位置をずらすことにより、胸壁主鉄筋と竪壁主鉄筋の重なりがわかるようしました。
・支承補強筋の鉄筋記号生成が正しく行えない点を対策しました。
・翼壁水平主鉄筋(途中止め)の設定が正しく行えない点を対策しました。
10.図面確認において、次の項目を修正しました。
・点(ポチ筋)のDXF出力方法に「2重円にして出力」を追加しました。
・図面毎の「色設定」に対応しました。
・DXF出力時の引出線の引出部が複数の直線で作図される点を対策しました。
11.設計調書において、底版最小鉄筋量の表示が行われていなかったため修正しました。
(3)ヘルプの修正
・後趾せん断応力度照査位置のガイド図が誤っていたため修正しました。
・改訂に伴い全面的に修正しました。 |
2.00.00
↓
2.00.01 |
'02.04.12 |
(1)要望・不具合対応
1.震度算出と単独設計の切り替えボタンとして、「単独設計」を「単独設計へ」、「震度連携」を「震度連携へ」に変更しました。
2.旧製品の杭基礎連動データを読み込んだ際に保耐法の照査を行う場合は、橋脚として連動されるため修正しました。
3.修正物部・岡部の土圧係数算出時において、「φpeak−α−θo」の場合に土圧
係数が正しく求まらない可能性があるためエラーチェックを追加しました。
4.レベル2地震時の底版照査(保耐法)において、設計曲げモーメントに地盤反力度の水平
抵抗力分が考慮されていなかったため修正しました。
5.計算書作成モードの結果一覧において、次の項目を修正しました。
・不明な「2s」の文字が表示される箇所を修正しました。
・フーチング厚さの照査において、常時と地震時に同じ値が表示されてるため修正しました。
・翼壁の設計において、存在しない照査位置の結果が表示される場合があるため修正しました。
6.計算書作成モードの結果詳細において、次の項目を修正しました。
・胸壁がタイプ3の場合、躯体のブロックデータの計算式が誤っているため 修正しました。
・浮力を考慮しない場合、水位を考慮するブロック図と表が正しく表示されないため修正しました。
・安定計算結果において、水圧を考慮しない場合は水圧力の表を表示しないようにしました。
・杭基礎の安定計算結果において、常時・地震時の危険値または最大危険値を選択した場合は異なった荷重ケースが出力されるため修正しました。
・杭頭変位の表が常時・地震時の危険値または最大危険値を選択しても常に全てのケースが表示されるため修正しました。
・杭反力の結果が全て合成されて表示されるため修正しました。
・安全性の検討(保耐法)の地盤反力,作用力の集計の表において、荷重名称が右寄せになっているため修正しました。
・竪壁の地震時の断面力の集計において、土圧力のYiが0.0になっているため修正しました。
・直角方向張出部のスターラップを出力した場合、「F8PPFで括弧がありません」とエラーが表示されるため修正しました。また、スターラップの表が常に全てのケースを表示しているため修正しました。
7.震度連携モードにおいて、次の項目を修正しました。
・結果の取り込みを行わない(使用しない)データは、「設定値/結果比較」画面において「0.0」と表示するように変更しました。
・「慣性力の作用位置」の結果は、取り込まないように 変更しました。
・「許容塑性率」の結果は取り込まず、橋台側の設定値 を使用して設計水平震度Csa・Cz・Khc0を算出するように変更しました。
・3Dデータの高さがずれていたため修正しました。
8.サンプルデータ(MANUCHO3)の図面レイアウトを調整しました。
(2)ヘルプの修正
1.本体プログラム
・操作方法−メイン画面の操作−基本的な操作について,『入力』モード,『計算確認』モード,『計算書作成』モード,『図面作成』モード,「杭基礎」プログラムとの連動,震度算出(支承設計)との連動
・操作方法−震度連携画面の操作−設定値/結果比較
・震度算出(支承設計)と下部工プロダクトの連動 |
2.00.01
↓
2.00.02 |
'02.04.23 |
(1)要望・不具合対応
1.「初期入力」画面における適用基準が道示Wで基準準拠の場合は、鉛直支持力照査において標準で寸法効果を考慮して計算するように修正しました。
2.「材料」画面における部材の種類において、胸壁を一般部材としても水中部材となるため修正しました。
3.「荷重」−「上部工反力・地表面荷重」画面において、再度画面を開いた際に選択していない載荷状態が設定される場合
があるため修正しました。
4.設計方法が自動決定の場合、「部材」−「胸壁配筋」画面において確定をしても確認済にならず計算実行できな
い場合があるため修正しました。
5.「部材」−「踏掛版・受け台」画面において、「かぶり、ピッチ、鉄筋径」を指定した際も確定後に保存されない場合があるため修正しました。
6.荷重ケースや組み合わせを変更し計算を行った場合は、水位を考慮しないケースでも水位が考慮される場合があるため修正しました。
7.翼壁が立ち上げタイプのブロック割りにおいて、翼壁形状「WH1」がウィング高さ以上になっている場合はブロック割りが正
常に行われないため修正しました。
8.支持力算出用データγ2に水位が反映されない場合があるため修正しました。
9.底版せん断スパン算出時の「tcc」として、奥行き幅を使用していたため修正し
ました。
10.出力の際にタイトルのみが最下段に表示され、出力内容が次頁になる場合があるため改善しました。
11.Word出力において、図の下端の線が消える場合があるため修正しました。
12.結果詳細の出力において、次の項目を修正しました。
・杭基礎または杭基礎プログラムとの連動時において、「安全性の判定」を選択した場合はエラーが発生するため修正しました。
・設計条件の部材の許容応力度の項目において、杭種がその他杭の場合は「その他部材」のタイトルのみ表示されるため修正しました。
・安定計算の水位以下のブロック割りにおいて、背面土砂重心位置,側面土砂重心位置の計算式及び結果が「0.0」となる場合があるため修正しました。
・安定計算時に側面土砂の水平力を無視した場合、土砂重量の地震時慣性力の表において計算式と結果があわない(重量が「0.0」となる)場合があるため修正しました。
・フーチング剛体照査において、β・λの数値が1/10になっていたため修正しました。
・竪壁の躯体ブロック割りにおいて、全幅当たりの結果と単位幅当たりの結果が混在しており、整合がとれていなかったため修正しました。
・竪壁のその他荷重の項目が2回繰り返されて表示されているため修正しました。
・竪壁のせん断照査において、「CN」の説明が「せん断スパンに関する補正係数」となっていたため修正しました。
・胸壁の受け台の設計において、断面計算結果に胸壁の結果が表示されていたため修正しました。また、スターラップの計算結果が正しく表示されていなかったため修正しました。
・翼壁の設計において、断面力の集計表に常時・地震時の境界線がなかったため追加しました。また、断面計算結果のスターラップの計算結果において、各せん断力の桁が正しく表示されていなかったため修正しました。
13.付属設計の踏掛版の設計において、曲げ応力度照査の入力値と計算値の表示が異なっていたため修正しました。
14.図面作成において、次の項目を修正しました。
・一般図のたて壁平面図において、矢視の表示方向が正しくない場合があるため修正しました。
・レイヤ属性画面のレイヤタイプが「CAD製図基準(案)」の場合、レイヤコメントの一部が不的確な表現となっているため修正しました。
・レイヤ属性画面のレイヤタイプが「CADによる図面作成要領(案)」の場合、ライフサイクルを変更した際に表示されるレイヤ名称が正しくないため修正しました。
15.杭基礎プログラムとの連動終了を行った場合は、読み込み違反が発生する場合があるため修正しました。
(2)ヘルプの修正
1.本体プログラム
・操作方法−『入力』モードの操作−部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
・計算理論及び照査の方法−底版の設計 |
2.00.02
↓
2.00.03 |
'02.04.30 |
(1)要望・不具合対応
1.「基礎」−「支持地盤・根入地盤」画面において、直接基礎時の鉛直支持力算出用データ「基礎地盤のせん断抵抗角φ(度)」の最大
値を「40.00→45.00」に修正しました。
2.「考え方」−「底版設計」画面において、後趾設計時の土圧作用高さの初期値を「後趾下端」へ変更しました。
3.レベル1地震時の照査において修正物部・岡部の土圧式を使用する場合は、土圧係数算出時に竪壁背面の角度を常に鉛直としており、正しく考慮されていなかったため修正しました。
4.落橋防止構造を設置する際の押し抜きせん断の照査において、せん断抵抗面積を直接指定しない場合は有効高さとして曲げ照査時の値を使用していましたが、前面鉄筋のかぶりを引いた値を使用するように修正しました。
5.レベル2地震時の直接基礎の底版の照査において、2ケース目の浮力(揚圧力)が1ケース目の結果で集計されていたため修正しました。
6.計算確認,結果一覧,結果詳細の出力において、レベル2地震時の直接基礎の底版の曲げ照査判定が正しく表示されない場合があるため修正しました。
7.結果一覧、結果詳細の出力において、計算結果の桁数によっては表内に数値が入りきらない場合があるため改善しました。
8.結果一覧、結果詳細の出力において、躯体形状図に橋台全高の表示を追加しました。
9.結果詳細の出力において、次の項目を修正しました。
・設計条件の土圧算出用データにおいて、竪壁設計時の係数「a,b」を追加しました。
・鉛直支持力の照査において、「B’=B/B0」の表示を「B’=Be/B0」へ修正しました。
・胸壁の設計において、断面力の集計過程が正しく表示されていない箇所があったため修正しました。
・胸壁のみが鉄筋コンクリートで受け台を設置する場合、鉄筋量の照査の表示が正しく行われていなかったため修正しました。
・直角方向張出部の設計において、張出部が右のみの場合はブロックデータの表示が行われないため修正しました。
・直角方向張出部の曲げ照査結果において、最小鉄筋量の考え方に有効幅の記述が不足していたため修正しました。
10.図面作成において、次の項目を修正しました。
・旧バージョン(Ver1.02.03以前)の入力データ(「鉄筋」 −「胸壁鉄筋」−「前面寸法a」)が正しく読み込まれていなかったため修正
しました。
・胸壁スターラップの鉄筋生成時に胸壁配力筋本数が2本の 場合でも胸壁スターラップを配筋するように変更しました。
・踏掛版受け台が存在した場合の鉄筋生成時に胸壁スターラ ップの鉄筋記号が正しく生成できない場合があったため修正しました。
・竪壁配力筋形状が帯筋の場合に加工図が正しく表記されないため修正しました。また、帯筋の鉄筋生成時に先端フック形状が正しく設定されないため修正しました。
11.付属設計の「翼壁の設計」において、計算書に鉄筋本数でなくピッチが表示されていたた
め修正しました。
12.「杭基礎の設計」との連動において、レベル2地震時土圧係数算出用データ「a,b」の算出に失敗し「a=b=0.0」となる場合があるため修正しました。
13.「震度連携」時の「設定値/結果比較」画面において、使用していない橋軸方向慣性力
の作用位置が表示されているため削除しました。 |
2.00.03
↓
2.00.04 |
'02.05.08 |
(1)要望・不具合対応
1.杭基礎プログラムとの連動において、I/Fを変更しました。そのため、連動の際は「杭基礎の設計
Ver.2」 Ver.2.00.02以降をご使用ください。
2.「形状」−「突起」画面の突起幅の最大値を変更しました。
3.土圧の仮想背面が「土とコンクリート」の場合、荷重ケースの設定が正しく行われない場合があるため修正しました。
4.落橋防止構造を設置する際の押し抜きせん断許容値「τa3」の初期化において、道示改訂内容に従って割増し係数を考慮するように変更しました。
5.レベル2地震時の照査におけるフーチング上載土砂重量(WS)算出時には、「荷重」−「土砂」画面の水平力考慮のスイッチを参照するように修正しました。また、受け台自重を考慮する場合に受け台控除分の重量が考慮されていなかったため修正しました。
6.計算書作成モードの結果照査において、次の項目を修正しました。
・「安定計算」−「安定計算」を「安定照査」の項目名称に変更しました。
・鉛直支持力照査において、寸法効果に関する補正係数を荷重ケース毎に表示するようにしました。
7.「杭基礎の設計」との連動において、次の項目を修正しました。
・レベル2地震時の照査において、前趾上土砂高さが正しく設定されていなかったため修正しました。
・「橋台の設計」において「前趾上土砂の扱い」を無視とした場合、「杭基礎の設計」の底版設計時「前趾上載土厚」を「0.0」とするように修正しました。
(2)ヘルプの修正
1.本体プログラム
・操作方法−『入力』モードの操作−許容値(胸壁設計,翼壁設計)
・震度算出(支承設計)と下部工プロダクトの連動 |
2.00.04
↓
2.00.05 |
'02.06.11 |
(1)要望・不具合対応
1.旧製品「逆T式橋台の自動設計計算」で作成したデータにおいて、翼壁がある場合は厚さが正しく設定されない場合があるため修正しました。
2.入力モードにおいて、次の項目を修正しました。
・「初期入力」画面における設計震度設定用データ変更時は、少数点以下2桁で丸めて設定するように修正しました。
・「材料」画面において、使用鉄筋を変更した場合でも許容値が変更されない場合があるため修正しました。
・「荷重」−「土砂」画面において、勾配に0で入力した際は次回以降画面が開けなくなるため
修正しました。
・「部材」画面において、スターラップの間隔,ピッチに1000mm以上の値を入力できるようにしました。
・「部材」-「胸壁配筋」画面において、落橋防止構造を設置する際はデータが確定されない場合があるため修正しました。
・「許容値」−「胸壁設計・翼壁設計」画面において、踏掛版の許容値が変更できないため修正
しました。
3.新規でEPSを設定した際は、EPSの自重が作用力の集計に考慮されないため修正しました。
4.滑動に対する照査において、水平力が0の場合はエラーが発生するため修正しました。
5.背面土砂より上方に翼壁が設置された際も躯体自重及び土砂重量を算出できるようにしました。
6.後趾設計時において、「考え方」−「安定計算」画面における翼壁の自重の扱い方を安定計算時と同様に考慮するようにしました。
7.直接基礎で前趾,後趾が短い場合は、自動決定時にエラーが発生する場合があるため修正しました。
8.直接基礎のレベル2地震時の底版の照査において、せん断地盤反力HNの算出をせん断地盤反力度が等分布するものとしていたものを、鉛直地盤反力度と同様に荷重強度が台形分布,三角形分布するものとして算出するように変更しました。また、せん断地盤反力に水圧も考慮するようにしました。
9.「計算確認」モードにおいて、次の項目を修正しました。
・「結果総括」において、常時のケースのみの場合は鉛直支持力照査時に許容値範囲内にも関わらずNGとなる場合があるため修正しました。
・「部材設計」−「胸壁断面計算」画面において、落橋防止構造設置の照査の際は少数点以下1桁を表示していたため修正しました。
10.計算書作成モードの結果詳細において、次の項目を修正しました。
・直角方向に張り出しがある場合は、印刷プレビューができない場合があるため修正しました。
・印刷プレビューにおいて、2回目以降に設計条件が表示されない場合があるため修正しました。
・計算式の説明途中で改ページしないようにしました。
・設計条件に地盤条件を追加しました。
・設計条件において、主働土圧の直接指定時に土圧タイプが土圧強度の場合は値が表示されないため修正しました。
・前趾及び後趾のせん断照査において、せん断照査位置のフーチング上部と水平面のなす角度θの値がラジアンで表示しているため修正しました。
・「安全性の検討」の項目に計算過程を追加しました。
11.図面作成モードにおいて、次の項目を修正しました。
・逆T式橋台の鉄筋生成時において、「底版腹部鉄筋」と「底版側面筋 (横方向)」の配筋情報を極力揃えるよう変更しました。また、水平補強筋アンカボルトよけ配筋情報が正しく生成されないため修正しました。
・逆T式橋台の胸壁配力筋(橋座面平行)において、「断面図」「正面図」の配力筋配置寸法線が正常に作図されないため修正しました。
・翼壁の鉄筋記号が正しく生成されず、図面生成が行えない場合があるため修正しました。
・竪壁平断面図の翼壁水平主鉄筋の鉄筋記号が正常に作図されない場合があるため修正しました。
・翼壁の作図方向が「タイプ1」の場合、一般図(竪壁平面図)の矢視が正しい向きで作図されないため修正しました。
・翼壁がフル及び立ち上げタイプの場合、「入力」モードで指定した翼壁外面主鉄筋ピッチが翼壁内面主鉄筋ピッチの2倍の時は、入力された翼壁外面主鉄筋ピッチを図面へ反映するように変更しました。
12.震度連携モードにおいて、次の項目を修正しました。
・「震度算出(支承設計)」で非免震設計を指定した場合、レベル2地震時のKhceに0が設定されるため修正しました。
・「F8 COM Server」 がインストールされていない際は、保存時にエラーが発生するため修正しました。
・橋軸(逆)方向の場合も剛性モデルを生成するようにしました。
・橋座面,胸壁天端のいずれかに折れ位置がある場合、3Dモデルにおいて桁の表示位置が底版上面になるため修正しました。
13.「基礎」−「杭の配置」画面において設定方法が自動設定の場合、「初期入力」画面より杭基礎プログラムの連動を行った際は「杭基礎の設計」と杭配置が一致しないため修正しました。
14.「計算用設定値」画面に「荷重の扱い」を追加しました。ここでの設定は、「橋台の設計」では安定計算時の許容値のみ関係し、杭連動時は「杭基礎」プログラムにもこ反映します。
15.付属設計の橋座の設計において、コンクリートの抵抗面積が表示されないため修正しました。
(2)その他
1.システムリソースのチェック機能を追加しました。
2.インストール後の作業領域は、WindowsのTempを使用するように変更しました。
3. 杭基礎プログラムとの連動時の処理速度を改善しました。そのため、連動の際は「F8
COM Server」 Ver.2.00.00、「杭基礎の設計 Ver.2」 Ver.2.00.04以降をご使用ください。
(3)ヘルプの修正
1.本体プログラム
・操作方法−メニューの操作−基準値
・操作方法−『入力』モードの操作−部材(竪壁配筋,底版配筋,胸壁配筋,翼壁配筋),許容値(安定計算:直接基礎),許容値(安定計算:杭
基 礎)
・操作方法−基準値画面の操作−計算用設定値
・計算理論及び照査の方法−荷重の考え方−設計水平震度
・計算理論及び照査の方法−底版の設計−保有水平耐力法での照査−断面力の集計
・Q&A−5.浮力、土圧・水圧,11.底版の設計,17.連動,19.その他
橋台の設計 Ver.2 Ver.2.00.05の不具合内容 |
2.00.05
↓
2.00.06 |
'02.07.08 |
Ver.2.00.05の不具合対策バージョンです。
(1)重要な不具合対策
1.胸壁の設計(踏掛版を設置する場合の胸壁背面鉄筋の照査)において、「レベル1地震時土圧係数の算出方法」が「修正物部・岡部式」の場合でも常に「物部・岡部式」で算出していたため修正しました。
(2)要望・不具合対応
1.旧版データ(Ver.2.00.04以前)を読み込んだ際は、「考え方」−「安定計算」画面の「地中部曲げモーメント、せん断力の最大値算出方法」における「着目点ピッチ」が0になるため修正しました。
2.「入力」モードにおいて、次の項目を修正しました。
・「初期入力」画面において、「基準準拠」にチェック(レ)している場合でも「荷重の扱い」画面の「レベル1地震時土圧係数の算出方法」が「物部・岡部式」になる場合があるため修正しました。
・「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」,「保有耐力法の荷重ケース」画面において、震度算出用の固有周期の入力範囲を5.0まで拡張しました。
・「荷重」−「胸壁設計」画面における「活荷重扱いのQl」は、T荷重を考慮しており不要なため削除しました。
・「荷重」−「上部工反力、地表面荷重」画面において、上部構造分の重量Wuの入力範囲を999999.999まで拡張しました。
3.せん断抵抗角に少数点以下の数値がある場合は、Nγが0で算出される場合があるため修正
しました。
4.「計算確認」モードの「結果総括」において、押し込み力が負の場合は0で表示されるため修正しました。
5.「計算書作成」モードの「結果一覧」において、次の項目を修正しました。
・仮想背面の扱いが「土とコンクリート」の場合はエラーが発生するため修正しました。
6.「計算書作成」モードの「結果詳細」において、次の項目を修正しました。
・「安定計算」−「安定照査」−「地盤反力度の計算」において、底面反力の作用幅の表記ミスを修正しました。
・「安全性の検討」において、水位が2ケースある場合は2ケース目の増加分に初期荷重が考慮されるため修正しました。
・「胸壁の設計」において、踏掛版を設けない場合は土圧係数が0と表示されるため修正しました。
7.「基準値」−「計算用設定値」画面の「コンクリート」において、σck=18のヤング係数を2.2へ
変更しました。
8.「付属設計」−「橋座の設計」,「踏掛版の設計」において、出力図の線幅が細く表示されるため修正しました。
(3)ヘルプの修正
1.本体プログラム
・操作方法−震度連携画面の操作−設定値/結果比較
・計算理論及び照査の方法−荷重の考え方−土圧・水圧の考え方
地震時土圧係数の算出において、記載されている内容が「道示(改訂案)平成13年12月27日」の処理となっていたため「H14道示」の処理に修正しました。
橋台の設計 Ver.2 Ver.2.00.06の不具合内容 |
2.00.06
↓
2.00.07 |
'02.07.12 |
Ver.2.00.06の不具合対策バージョンです。
(1)重要な不具合対策
1.Ver.2.00.04以前で作成されたデータを読み込んだ場合、次の不具合が発生するため修正しました。(Ver.2.00.05,2.00.06で作成されたデータは問題ありません)
・杭基礎連動時
「致命的なエラー」が発生し、杭の計算を続行することができなくなる。
・その他
荷重ケース数を増やした場合や「許容値」画面で許容値の初期設定を行った際に、安定計算時の許容値が0になる。
(2)要望・不具合対応
1.胸壁がタイプ3の場合に、胸壁設計時のパラペット断面の図心位置からの反力作用位置までの距離lxが誤っていたため修正しました。
2.杭基礎連動時において、直角方向張出部内に杭がある時でも杭反力が算出されない場合があるため修正しました。
3.「計算書作成」モードの「結果一覧」において、「直角方向張出部の設計」の「躯体形状」の項目で杭配置が左右逆に表示されるため修正しました。
4.「計算書作成」モードの「結果詳細」において、次の項目を修正しました。
・設計条件において、未設定の載荷荷重(活荷重)が表示される場合があるため修正しました。
・直角方向張出部および翼壁の断面計算において、Zc:コンクリート部材の断面係数,Ac:コンクリート部材の断面積の表示桁数が誤っていたため修正しました。
・各部材のスターラップの計算において、s:斜引張鉄筋の部材軸方向の間隔の表示桁数が誤っていたため修正しました。 |
2.00.07
↓
2.00.08 |
'02.08.27 |
(1)要望・不具合対応
1.「計算確認」モードの「支持力の詳細」または「杭反力の詳細」画面において再計算実行後保存し、再度読み込み計算実行を行った場合、計算結果が前回と異なっていたため修正しました。
2.「初期入力」画面において地盤種別として「V種」を選択した場合、レベル1地震時の設計震度に正しい値が設定されていなかったため修正しました。
3.「形状」−「翼壁」画面において、胸壁天端に勾配がある場合はガイド図の寸法表示が入力と異なっていたため修正しました。
4.「材料」画面における変更が「許容値」画面に反映されていなかったため修正しました。
5.「考え方」−「安定計算」画面において、鉛直支持力の照査の項目を適用基準にあわせて表示するように変更するようにしました。
6.土圧係数を修正岡部・物部式で算出する際に、竪壁背面で傾斜が急な時はエラーが発生する場合があったため修正しました。
7.竪壁の土圧係数算出において、壁面摩擦角としてδres,δpeakを0固定で計算していたため修正しました。
8.計算確認において、次の項目を修正しました。
・「結果総括」画面において、部材設計の判定に誤りがあったため修正しました。
・「部材設計」−「突起断面計算」画面において、配筋情報の前面と背面が逆に表示されていたため修正しました。
9.計算書作成の結果一覧及び結果詳細において、躯体形状図に土砂の勾配を表示するようにしました。また、直角方向に張り出しがない場合には、躯体形状図に側面土砂位置を表示しないようにしました。
10.計算書作成の結果詳細において、次の項目を修正しました。
・安定計算及び竪壁の設計の土圧・水圧において、背面水圧の作用方向が土圧と同じ場合は水圧強度が0で表示されており、背面水圧の作用方向が水平の場合は水圧が表示されていなかったため修正しました。また、土圧の作用位置Y2の算出式の表記が誤っていたため修正しました。
・主働土圧の直接指定時において、背面水圧の作用方向を土圧方向に指定した場合に水位位置が下から2区間目より上にある際は、水圧強度が正しく計算されていなかったため修正しました。また、水圧強度の土圧作用位置Y3にHLが加算されていなかったため修正しました。
・安定計算において、照査方法が「設計要領」の場合は符号が逆に表示されていたため修正しました。
・直角方向張出部の設計において、杭基礎連動時,杭反力のみの場合は安定計算の項目を表示しないようにしました。
11.図面作成において、次の項目を修正しました。
・「基準値」→「図面作図条件」画面の作図条件 データを変更した後に「図面作図条件」画面の「取消」ボタンを押して
作図条件データの変更を取消した際は、作図条件データが変更されている 場合があったため修正しました。
・「基準値」→「図面作図条件」→「レイヤ属性」 画面のレイヤ分類に「柱状図」を追加しました。
12.図面確認において、次の項目を修正しました。
・鉄筋引出線を移動すると矢印が消える場合があったため修正しました。
・「図面印刷」時の図面一覧表示領域を拡張しました。
・DWG・DXF出力時に丸文字の○が真円の場合は円として出力するように変更しました。また、線種ピッチが極端に短くなる場合や直径寸法線の両端に不要な線分が付加される場合があったため修正しました。
・SXF出力時に寸法線の線と寸法文字が異なる色で出力される場合があったため修正しました。
・「設定」→「背景色設定」を「システム色設定」に変更し、その設定値を各図面に反映する機能に対応しました。
・図面の色設定の変更が保存したPSGファイルに反映 されない場合があったため修正しました。
13.付属設計において、使用環境によっては出力時に図の寸法値が消える場合があったため修正しました。
(2)ヘルプの修正
1.本体プログラム
・操作方法−『入力』モードの操作−初期入力,考え方(安定計算:直接基礎) |
2.00.08
↓
2.01.00 |
'02.09.03 |
■機能追加
(1)入力関連
1.表の入力において、コピーペーストができるように対応しました。
(2)計算関連
1.弊社「基礎の設計計算」との杭基礎連動に対応しました。連動の際は、「基礎の設計計算
Ver.2」 Ver.2.01.00以降をご使用ください。
2.重力式橋台において、レベル2地震時の検討を可能にしました。
■機能拡張
(1)入力関連
1.土圧の作用幅を安定計算時,竪壁設計時,底版設計時で別途直接指定できるようにしました。
2.基礎バネ算出時に直接指定/自動設定を選択可能にしました。
3.荷重画面において名称補足用としてコメントを追加し、組み合せ画面で表示するようにしました。
4.その他の盛土ブロックを指定した際は、背面土砂の修正設計震度を指定できるようにしました。
5.主働土圧を直接指定した場合は、高さ毎に壁面摩擦角及び水位以下の土圧係数(土圧強度)を別途指定できるようにしました。
6.安定計算時及び後趾設計時において、受け台や翼壁の扱いを別途指定できるようにしました。
(2)計算関連
1.「震度算出(支承設計)」との連携において、フーチングがない場合でも剛性モデルを生成できるようにしました。
■機能改善
(1)入力関連
1.水位の指定がある荷重ケースの場合、浮力無しのデータもあわせて生成するようにしました。また、レベル2地震時の設計震度を初期設定するようにしました。
2.前面土砂(側面土砂)の形状寸法入力を形状画面に移動しました。
3.後趾長が短い場合に壁面摩擦角のみ変更できるように壁面摩擦角の扱いを追加しました。また、せん断抵抗角φ及び地震時の壁面摩擦角を追加しました。
4.形状,荷重画面より支持地盤の指定,Dfの指定を移動して、直接基礎の入力を変更しました。
5.設計震度に関するデータを分離して、新たに入力を追加しました。
6.「荷重」−「上部工反力、地表面荷重」画面において、不可視状態の際はチェックも同様にグレイになるように変更しました。
7.直接基礎の底版剛体照査において、照査の有無は荷重状態を選択して行うよう変更しました。
(2)結果確認
1.計算確認において、編集した鉛直支持力算出用データおよび杭反力を保存するようにしました。また、震度連携時には基礎バネ画面を表示するようにしました。
(3)計算関連
1.仮想背面の扱いが土とコンクリートの場合、側面土砂を安定計算時に考慮するようにしました。
2.その他の盛土ブロックがある場合は、指定した単位重量を用いて土圧を算出するようにしました。
3.突起を設置した時の滑動照査において、c,φをを用いて計算するように変更しました。
4.αE0(基礎バネ含む)等の有効桁が大きい数値において、誤差が発生しないように改善しました。
5.落橋防止構造を設置する場合も自動配筋できるようにしました。
6.レベル2地震時において、任意荷重を考慮できるようにしました。また、レベル2地震時における荷重の扱い及び制限、杭基礎連動時の水位扱いを見直しました。この修正により水位等の設定によっては、荷重が異なりますのでご注意ください。詳細については、ヘルプの適用範囲の項目を参照してください。
(4)出力関連
1.修正物部・岡部式で土圧算出する場合は、計算書において土圧係数算出時のグラフを設計条件に表示するように追加しました。
(5)図面関連
1.図面作成において、踏掛版の側面図と断面図へのかぶり寸法作図に対応しま
した。
(6)付属設計
1.翼壁の設計において、せん断抵抗角φ及び地震時の壁面摩擦角を追加しました。
■不具合修正
(1)入力関連
1.「初期入力」画面において、地域区分のみを変更した場合は設計震度の初期値が変更されない場合があったため修正しました。また、踏掛版の照査における係数算出方法が適用基準とおりに設定されていなかったため修正しました。
2.「荷重」画面においてケース項目をスクロールした状態で編集(挿入)した場合は、スクロールの矢印が消えていたため修正しました。
3.「荷重」−「主働土圧」画面において、荷重図に無関係な任意荷重が表示されていたため表示しないようにしました。
(2)出力関連
1.結果詳細の胸壁の設計の落橋防止構造(緩衝材の設計)の項目において、支圧面積を求める式に−(マイナス)が抜けていたため修正しました。
■その他変更
1.リソース消費量を改善しました。
2.杭基礎プログラムとの連動おいて、連動I/Fを変更しました。そのため、連動の際は「杭基礎の設計
Ver.2」Ver.2.00.08以降をご使用ください。
3.「震度算出(支承設計)」との連携において、ファイル連動I/Fを変更しました。連動の際はVer.1.01.00以降をご使用ください。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
・概要−バージョン及び改良点−Ver.2.01.00について【新規】
・概要−プログラムの機能概要−適用範囲
・操作方法−標準的な処理の流れ−設計手順,「杭基礎」プログラムとの連動,震度算出(支承設計)との連動
・操作方法−メニューの操作−ファイル
・操作方法−メイン画面の操作−基本的な操作について,『入力』モード,『計算確認』モード,『計算書作成』モード,『図面作成』モード,杭基礎」プログラムとの連動,震度算出(支承設計)との連動
・操作方法−『入力』モードの操作−初期入力
・操作方法−『入力』モードの操作−形状(躯体),形状(土砂)
・操作方法−『入力』モードの操作−材料
・操作方法−『入力』モードの操作−基礎(支持地盤・根入地盤),基礎(基礎の扱い),基礎(地層データ)
・操作方法−『入力』モードの操作−部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
・操作方法−『入力』モードの操作−荷重(荷重の扱い),荷重(設計震度)【新規】,荷重(上部工反力、地表面荷重),荷重(土砂),荷重(主働土圧),荷重(任意荷重),荷重(許容応力度法荷重ケース),荷重(保有耐力法の荷重ケース)
・操作方法−『入力』モードの操作−考え方(安定計算:直接基礎),考え方(安定計算:杭基礎,底版設計)
・操作方法−震度連携画面の操作−基礎バネ
・メッセージ−入力時のエラー,計算時のエラー,杭連動時のエラー
2.付属設計
・翼壁の設計−操作説明(入力データ),操作説明(計算結果) |
2.01.00
↓
2.01.01 |
'02.09.06 |
Ver.2.01.00の不具合対策バージョンです。
■修正内容
1.「震度連携」モードにおいて、保存の際に「設計方法」(「初期入力」画面)が形状入力にも関わらず「自動決定」に変わり、この状態で保存が行われる不具合を修正しました。
2.「基礎」−「杭の配置」画面において、設計方法が自動配置の際は、杭基礎連動が正常に動作しない不具合を修正しました。
3.落橋防止構造設置時の胸壁のせん断照査において、スターラップの水平ピッチと鉛直ピッチを逆に反映している不具合を修正しました。
4.レベル2地震時の作用荷重において、「荷重」−「水位」画面の「水圧の扱い」を反映するようにしました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
・概要−プログラムの機能概要−適用範囲
橋台の設計 Ver.2 Ver.2.01.00の不具合内容 |
2.01.01
↓
2.01.02 |
'02.09.09 |
■修正内容
1.「基礎」画面の「基礎の有効根入れ高さDf」において、本画面の確定のみでは計算に反映されない不具合を修正しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
・操作方法−『入力』モードの操作−部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋) |
2.01.02
↓
2.01.03 |
'02.10.07 |
■機能拡張
1.図面作成において、橋台の平面角度と翼壁の取付け角度の異なる配筋図の作図に対応しました。
■機能改善
1.「初期入力」画面から初期設定した際は、「荷重」−「水位」画面の水圧を「両方考慮」に設定するように変更しました。
2.「部材」−「底版照査位置」画面において、せん断照査位置の初期設定値を変更しました。
3.計算書において、次の項目を修正しました。
・側面土砂の勾配が小さい場合は、形状寸法において躯体形状が小さく表示されるため改善しました。
・設計条件の土圧の仮想背面が直線でない際の考え方に2点 モデル,1点モデルを補足しました。
4.「震度連携」の「設定値/結果比較」画面において、現時点でのデータを確認できるように変更しました。
5.図面作成において、次の項目を修正しました。
・本体・翼壁のスターラップ・中間帯鉄筋・組立筋の曲げ長に主鉄筋曲げ長を鉄筋生成時に使用するようにしました。
・橋面工の地覆部の配力筋の配置位置を胸壁・たて壁配力筋の配置位置(主鉄筋に対する内外指定)と同じ配置で作図するようにしました。
・「CAD製図基準(案)」時の配筋図の躯体外形と一般図の基礎材のレイヤ名称付けを変更しました。(BGDを使用するようにしました。)
・入力された図面生成条件を保存し、新規データ作成時の初期値とするようにしました。
■不具合修正
1.Ver.2.00.08以前の震度算出(支承設計)プロジェクトファイルを読み込んだ際は、基礎バネの算出方法が自動設定となっていたため修正しました。
2.設計方法が杭反力のみを直接指定する場合に基礎バネの算出方法が自動設定の際は、保存時に「基礎バネを算出できません」のメッセージが表示されていたため修正しました。
3.「杭基礎」プログラムとの連動時において、「初期入力」画面の地域区分,地盤種別のみを変更した時は設計震度が反映されていなかったため修正しました。
4.「形状」−「土砂」画面の前面土砂において、勾配に0が指定されている際は入力画面を開くことができなかったため修正しました。
5.「荷重」−「設計震度」画面において、レベル1地震時の項目に橋軸方向ではなく、背面土砂と表示されていたため修正しました。
6.「荷重」−「設計震度」画面において、固有周期より算出した設計震度が五捨五入されていなかったため修正しました。また、「杭基礎」プログラムとの連動時において、レベル2地震時の設計震度を変更した際は設計震度が反映されていなかったため修正しました。
7.土砂の勾配と翼壁の勾配の差が小さい場合、背面土砂の翼壁控除部分の体積算出が誤っていたため修正しました。
8.スターラップの計算において、使用鉄筋量算出時は間隔により算出していたため修正しました。
9.レベル2地震時の設計震度算出時において、Cs・Cz・Khc0が0.4×Czより小さい場合は設計震度として0.4×Czを設定するように修正しました。
10.計算書作成において、次の項目を修正 しました。
・Windows9x系のOSにおいて底版無しの形状の場合、印刷プレビューができない場合があるため修正しました。また、杭本数が多い場合に印刷プレビューができない場合があるため修正しました。
・Word出力の際に図の端が消える場合があったため修正しました。
・胸壁天端に勾配がある場合、胸壁高hの表示が誤っていたため修正しました。
・入力された荷重ケースと異なる任意荷重が表示される場合があっため修正しました。
11.図面作成において、次の項目を修正しました。
・底版の詳細図が正しくない場合があるため修正しました。
・断面図に作図しているかぶり値が正しくない場合があるため修正しました。
・生成された水平主鉄筋の曲げ長が直角フック長より短くなる場合があるため修正しました。
・生成された配筋情報の端数ピッチが正しくない場合があるため修正しました。
12.「震度連携」モード時の「設定値/結果比較」画面において、常に「最新のものではありません。」のメッセージが表示されていたため修正しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
・操作方法−震度連携画面の操作−設定値/結果比較 |
2.01.03
↓
2.01.04 |
'02.10.18 |
■機能改善
1.図面作成において、翼壁水平主鉄筋かぶりを「かぶり」−「左翼壁」,「右翼壁」画面で小数1位まで入力できるようにしました。
■不具合修正
1.浮力の扱いが揚圧力で水位が無い場合、計算書の結果詳細において土砂重量が表示されなかったため修正しました。
2.「図面作成」モード切替時や「図面生成」時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
3.図面作成において、翼壁形状が「パラレル」の場合に図面が生成できない場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
・操作方法−『図面作成モード』の操作−かぶり|翼壁(◆かぶり−A翼壁関連−・左翼壁,・右翼壁) |
2.01.04
↓
2.01.05 |
'02.10.29 |
■機能改善
1.「震度連携」モードにおいて、「初期入力」画面の重要度と地域区分,「荷重」−「設計震度」画面のレベル1及びレベル2の設計震度等を変更可能にしました。
■不具合修正
1.「基礎」−「杭の配置」画面において、「条件」項目で杭径を入力後「杭配置」項目へ移動した際は杭径が以前の状態に戻るため修正しました。
2.図面作成において、次の項目を修正しました。
・バージョンが古いデータを読み込んだ場合、エラーが発生する時があるため修正しました。
・本体正面図の胸壁天端幅の寸法線が正しく作図されない場合があるため修正しました。
・翼壁の内面図・外面図において、入力された翼壁高で作図されない場合があるため修正しました。 |