Ver. |
日付 |
内 容 |
13.00.00 |
'14.03.27 |
■機能追加
1.計算関連
- 逆T式橋台において、FRAME3Dエクスポート、Engineer's Studio®エクスポートに対応しました。竪壁保耐照査がある場合の単独エクスポートや震度連携ファイル(F3Wファイル)にも動的解析モデルを保存することができます。
※土圧によるバネは、モデル化されません。
- 保耐法拡張オプションを追加しました。竪壁保耐設計時において、道路橋示方書Xによる照査方法(Pa≧Khc・W)と設計震度による照査方法(kha≧khc)が選択ができます。設計震度による照査方法の場合、Mc>My0の場合にMc,φcをMy0、φy0、My0>Mlsの場合にMls,φlsをMy0,φy0とする選択を用意しました。また、連動時において基礎底面でのモーメントが一致するように土圧の増分を上部構造分担重量Wuに加算する選択を追加しました。
■機能拡張
1.入力関連
- メイン画面において、3D描画の表示に土砂や水位高を表示できるように拡張しました。
2.計算関連
- 橋座の設計において、斜角がある場合の抵抗面積の考え方に橋軸方向を考慮できるようにしました。
- 胸壁前面に突起がある形状において、突起部分の照査に対応しました。照査方法は、桁かかり部と同様の照査となります。
- 竪壁保耐設計時において、軸力範囲外が発生する場合にでも、印刷プレビューを表示できるように選択を追加しました。
・竪壁保耐設計時において、軸力が小さく前後の配筋が非対称の場合に「軸力範囲外エラー」となった場合、圧縮限界値が算出できない場合に引張限界だけを求めるかどうかの選択を追加しました。
- 置換基礎において、橋台幅<置換基礎幅の場合にでも橋台の地盤反力を正しく考慮できるようにしました。また、後趾より後ろの部分の土砂重量を考慮するようにしました。
- 置換基礎において、基礎底面の滑動照査時に有効幅/全幅の選択を追加しました。
- 翼壁平板解析オプションにおいて、B部及びC部の作用力の考え方に平均を追加しました。
- 試行くさびにおいて、平成24年擁壁工指針の仮想のり面傾斜角β’の考え方に対応しました。
3.計算結果関連
- 印刷プレビュー時に、形状図やブロック割を左右反転して表示する機能を追加しました。また、翼壁や張出部の左右の表示を逆に表示できる選択を追加しました。
- 荷重状態に温度荷重を設定した場合において、計算結果及び計算書の安定計算に結果を表示しないようにする選択を追加しました。
■機能改善
1.入力関連
- 平面形状において、斜角の指定を矩形、平行四辺形、直接指定から指定できるようにしました。計算は、従来どおり矩形にモデル化して設計します。
- 初期入力画面において、杭基礎でレベル2基礎、底版照査を行う場合は、自動的に杭基礎を連動するようにしました。また、連動中断時は、自動的にレベル2の選択をはずすようにしました。
- 飽和土圧で設計した場合において、前面側の水圧が指定されているにメッセージを表示するようにしました。
- 橋座の設計において、せん断抵抗面積の入力値の有効桁を変更しました。
- 「土圧・水圧」画面において、土圧水圧の考え方にガイド図を追加しわかりやすいように変更しました。
2.計算関連
- 竪壁設計において、照査位置にある鉛直力を考慮できるように選択を追加しました。
- 見かけの震度において、地表面の荷重を考慮した見かけの震度を算出するように変更しました。
- 置換基礎設計時の浮力において、置換基礎下端背面側の水圧の算出方法を変更しました。
3.計算結果関連
- 計算結果において、配筋情報にかぶりを表示するようにしました。
4.計算書関連
- 結果詳細計算書において、胸壁の設計にあった落橋防止構造出力項目を別の章として表示するようにしました。
- 結果詳細計算書の形状図において、突起寸法,置換基礎寸法を表示するようにしました。
- 結果詳細計算書において、荷重の組み合わせ画面のコメントを表示するようにしました。
- 結果詳細計算書において、任意荷重のコメントを表示するようにしました。
- 結果詳細計算書において、動的解析の結果を選択した場合の余裕判定のkhcは、動的解析の結果を使用していないので記号をkhc’と表示するようにしました。
- 結果詳細計算書において、斜面上基礎の計算式にγの説明を追加しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
- 必要システム
- プログラムの機能概要
機能及び特長
適用範囲
適用基準及び参考文献
2.操作方法−標準的な処理の流れ
3.操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 形状(躯体「正面形状,前面形状,背面形状,平面形状」)
- 形状(躯体「段差形状」)
- 荷重(荷重の扱い)
- 荷重(胸壁突起部)
- 部材(胸壁突起部配筋)
- 考え方(安定計算:直接基礎)
- 考え方(竪壁設計:許容応力度法)
- 考え方(竪壁設計:保有耐力法)
- 考え方(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,桁かかり部設計,胸壁前面突起部設計)
4.非線形動的解析プログラムへのエクスポート
- 非線形動的解析モデル
- 非線形動的解析データ(対応モデル一覧)
- 非線形動的解析データ(モデル化)
- M-φ特性、M-θ特性
5.計算理論及び照査の方法
- 荷重の考え方
土圧・水圧の考え方
- 竪壁の設計
保有耐力法での照査(オプション:kha≧khc)
- 胸壁前面突起
6.Q&A
■ヘルプ修正(付属設計)
1.橋座の設計
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13.00.01 |
'14.05.20 |
■機能改善
1.計算関連
- 直接基礎の滑動照査において、CB=0,tanφB=0となる場合は、判定をOKとしていたのをNGとするようにしました。
■不具合対策
1.計算関連
- 竪壁保耐において、竪壁幅にmm単位で入力した場合に竪壁保耐で鉄筋位置を算出する際の竪壁幅の丸めが1mm単位となっていたので左右対称でも同じ配置とならずに結果が同じにならなかったのを対策しました。
- 落橋防止構造の耐力において、落橋防止構造の耐力算出時のCeの扱いが1となっているのを対策しました。(Ver.12.1.0〜)
- 直接基礎時の2.5次元解析において、直角方向段差フーチングで底版の範囲を指定していない場合または、橋軸方向段差フーチング時の最大となる地盤反力と反対側の反力の値が正しく計算されないのを対策しました。
- 直接基礎時の2.5次元解析において、置換基礎への地盤反力の鉛直力が正しく計算できないのを対策しました。
2.入力関連
- 「震度算出(支承設計)」からのデータ取り込みにおいて、水平反力の取り込みが行われないのを対策しました。(Ver.12.0.0〜)
- PC環境によって、起動時の初期画面を表示後、ファイルを開くとすると直後に初期画面が表示される場合があったのを改善しました。
- 初期入力画面において、底版厚を変更した場合に直角方向の有効幅を初期化していなかったのを対策しました。
- 増し杭設計時において、後趾にハンチがある場合にメイン画面の平面形状及び3D描画が正しい寸法で描画されないのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書において、受け台と胸壁の鉄筋材質が異なる場合に1本当たりの鉄筋量に胸壁の鉄筋材質での鉄筋量が表示されているのを対策しました。
- 橋台単独設計時の杭基礎において、基礎ばね算出時に場所打ち杭で断面変化があると地層データに表示されている値が正しく表示されないのを対策しました。
- 雪荷重を考慮した場合の翼壁のパラレル部の分担時の計算書において、「b)パラレル部の上部断面力」に1ケースのみを表示していたのを対策しました。
4.計算結果関連
- 結果総括において、杭基礎設計時の杭本体の判定が間違っているのを対策しました。
5.設計調書
- 設計調書の場所打ち杭の杭本体の結果において、せん断補強筋の結果がある場合に危険値が出力されないのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
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13.00.02 |
'14.07.18 |
■要望対策
1.計算関連
- 付属設計の翼壁設計のFEM解析において、フルウイングでパラレル部下端が側壁部付け根より下にある場合に側壁付け根より1m下にあっても支点を設けるようにしました。
■不具合対策
1.計算関連
- 竪壁設計において、竪壁照査位置を指定した場合に照査位置より上に水位がある場合の土圧算出時の水位高さが正しく算出されていないのを対策しました。
2.入力関連
- 動作環境の設定において、計算内容確認画面を表示する機能を削除しました。
- 初期入力画面において、新規作成時に深礎フレームを選択しレベル2地震時にチェックをいれ画面を確定をすると、杭基礎の選択が表示されるのを対策しました。
- 杭連動時において、杭配置確定後に橋台側で直角方向張り出し部の照査を無しから有りにすると杭反力が反映されないのを対策しました。再度ファイルを読み込んだ場合は、正しく反映されます。
3.計算書関連
- 計算書において、反転配置で表示した場合の杭基礎の寸法線が正しい位置に表示されていないのを対策しました。
- 結果一覧計算書において、直角方向の竪壁照査がある状態で底板にせん断照査がない場合にせん断照査の表が正しく表示されないのを対策しました。
- 結果一覧計算書において、任意形状で指定した場合に誤差により部材寸法があると判断されて計算書の表が壊れる場合があるのを対策しました。
- 翼壁FEM解析において、パラレル部の断面力の分担法でABCで分担を選択すると計算結果や計算書にABC部のみ表示されるのを対策しました。
- 底版拡幅部設計時の計算書の杭の描画において、底版右側の角度が90度未満の場合に杭位置が、正しく表示されないのを対策しました。
4.図面関連
- 胸壁開口部と開口補強筋の配置位置がずれる場合があった点の対策を行いました。
- 胸壁天端の橋面工の3D表示が胸壁天端の3D表示とずれる場合があった点の対策を行いました。
- 底版長が30mより長い場合に底版組立筋が正常に作図されない点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
- 操作方法
- 「入力」モードの操作−形状−形状(躯体「正面形状,前面形状,背面形状,平面形状)
- 計算理論及び照査の方法
- 竪壁の設計−保有耐力法での照査(オプション:kha≧khc)−保有耐力の照査−等価重量の算出
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13.00.03 |
'14.09.18 |
■不具合対策
1.計算関連
- 竪壁保耐設計において、Ver.12.2.2にて対策した「竪壁保耐時において、任意形状で指定した場合に胸壁躯体重量の作用位置が正しく算出されないケースがあったのを対策しました。」の対策が不十分で任意形状、胸壁前面突起や竪壁前面突起がある場合に胸壁重量の作用位置が正しく算出されないのを再度対策しました。
- 背面土砂重量と任意荷重の適用が土砂を選択している場合において、合計が0となる場合に0割が発生してエラーとなるのを対策しました。
2.入力関連
- 増設形状において、底版張出無し形状から有りの形状とした場合に「許容応力度法荷重ケース」画面で側面土砂の扱いが選択できなくなっていたのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書において、背面土砂に勾配がある場合に仮想背面を土とコンクリートとした場合に安定計算時の地表面荷重の作用力集計の載荷位置Yが正しく表示されないのを対策しました。計算結果には、影響ありません。
- 結果詳細計算書において、設計条件に表示される任意荷重の躯体の線が途中で切れて表示されるのを対策しました。
4.結果確認
- 翼壁設計において、正し位置の鉄筋かぶりが表示されていないのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
|
13.01.00 |
'14.10.15 |
■機能拡張
1.計算関連
- 翼壁拡張オプションにおいて、照査位置の拡張を行いました。選択によりB部においてb-b'点間に作用する断面力、B'部においてb'-c点間に作用する断面力、C部においてd-c'点間に作用する断面力、C’部においてc'-c点間に作用する断面力の最大値にて設計することができます。
- 置換え基礎の照査において、安定照査の照査内容毎(転倒照査、滑動照査、地盤反力度照査、支持力照査)に照査の有無を選択できるようにしました。
- 橋台のレベル2地震時の照査において、杭基礎設計時に底版照査の有無を選択できるようにしました。
■要望対応
1.計算書関連
- 設計条件の形状図において、任意形状時の寸法線の表示を改善しました。
- 橋軸方向のみの照査において、直角方向の土圧の水平成分が表示されていたのを表示しないようにしました。
- 直角方向の底版照査で橋軸方向の反力を用いる場合において、直角方向の安定計算がない場合に直角方向の計算過程を出力しないようにしました。
2.入力関連
- 杭基礎時のデータチェックにおいて、Kv算出時のL/D<10のデータチェックの杭長に突出長を考慮しない場合でもデータチェックにかかるようにしました。
- 杭基礎連動中において、「考え方」−「安定計算」画面の不要な入力項目を非表示としました。
- 落橋防止構造の入力において、cm単位の入力をmm単位に変更しました。
- 橋座の設計の入力において、cm単位の入力をmm単位に変更しました。
- 落橋防止構造用の水平耐力算出において、荷重の組み合わせのデータチェックを追加しました。
- フルウイングにおいて、パラレル部の付け根位置がb点より下にある場合に「パラレル部の断面力はA部のみで負担します。A部高<D部高の場合、B部及びC部にパラレル部の断面力が考慮されません。」とメッセージを表示するようにしました。
- 「許容応力度法荷重ケース」画面において、画面の解像度によって荷重数の選択が表示されないのを対策しました。
- 任意形状時の「形状」−「土砂・舗装」画面において、仮想背面の入力は、土とコンクリートの入力であるのを画面に表示するようにしました。
- 任意形状時の底版の有効幅の初期化において、背面に絞りがある形状の場合でも有効幅を正しく算出できるようにしました。
- 基礎画面において、支持力照査が無い場合に、画面に「鉛直支持力の照査が無しとなっています」と表示するようにしました。
■不具合対策
1.計算書関連
- 橋軸段差フーチングの安全性の検討において、土圧の作用幅が竪壁と底版で異なる場合に土圧図がプレビュー画面からはみ出るのを対策しました。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
- 操作方法−標準的な処理の流れ
- 操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 考え方(安定計算:直接基礎)
- 考え方(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,桁かかり部設計,胸壁前面突起部設計)
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13.01.01 |
'14.11.07 |
■要望対応
1.入力関連
- 道路橋示方書X 耐震設計編 P.97の「橋台の壁、パラペット及びフーチングについては、レベル1地震動に対する耐震性能1を満たせば、レベル2地震動の照査を省略してよい」の記載は、正誤表によりフーチングが削除されてましたのでVer.13.1.0(スイート版Ver.2.1.1)で対応した「橋台のレベル2地震時の照査において、杭基礎設計時に底版照査の有無を選択できるようにしました」について底版照査の有無の選択を削除しました。
■不具合対策
1.計算関連
- 逆方向橋軸方向段差フーチングの計算において、橋軸方向の鉛直支持力を斜面上基礎として設計していたのを水平地盤として設計するように変更しました。
- 橋座の設計で斜角橋軸を選択した場合において、控除する面積が正しく算出されていないのを対策しました。また、コンクリートの抵抗面積の式を変更しました。
- 重力式橋台の竪壁前面に突起がある場合において、突起位置まで水位がある場合に前面水の重量が正しく算出できないのを対策しました。
- 逆方向橋軸方向段差フーチングの計算において、前面受動土圧算出時の前面水位の高さに段差高が考慮されていないのを対策しました。
- 受働土圧の上載圧の計算において、土砂高=水位高の場合に水位を考慮した上載圧となっていないのを対策しました。
- 逆方向橋軸方向段差フーチングの支持力算出において、上載荷重を算出する際の水位高に段差部分の高さが考慮されていないのを対策しました。
2. 入力関連
- 任意荷重の描画において、同じ荷重でも矢印の大きさが変わるのを対策しました。
- 荷重の組み合わせ画面において、上部工反力・地表面荷重のチェックを変更すると矢印の描画が消えるのを対策しました。
3.計算書関連
- 逆方向橋軸方向段差フーチングの計算において、底版上面に段差がない場合に結果詳細計算書に表示される形状図の寸法が正しく表示されていないのを対策しました。
- 橋軸段差時の安全性の検討において、土圧の図が用紙から大きくはみ出しているのを対策しました。
- 杭基製品と連動している時の安定計算の出力において、危険値出力を選択すると荷重ケース名称が表示されないのを対策しました。
- 設計条件において、側圧が緩衝材を設置有りで壁照査時の側圧を考慮する場合に計算書に表示されないのを対策しました。
- 入力データの出力において、胸壁形状が省力タイプの場合に受け台の材料が表示されていたのを対策しました。
- 浮力の算出において、下向きの水圧が0でも誤差により計算過程が表示されれうのを対策しました。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
- 付属設計
- 橋座の設計−照査の方法
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13.01.02 |
'14.12.08 |
■不具合対策
1.計算書関連
- 結果詳細計算書の張出部の有効幅の表示において、杭反力を橋軸方向の杭を考慮とした場合に有効幅が正しく表示されていないのを対策しました。
- 結果詳細計算書の竪壁保耐において、補正時にMc<Mls<My0が*1と記載していますが、実際にはMls<My0の場合に*1を表示しているのでコメントを修正しました。
- 結果詳細計算書の設計条件において、直角方向段差フーチングで橋軸方向を斜面上基礎とした場合に前面余裕や傾斜角が表示されないのを対策しました。
2. 入力関連
- 落橋防止設計時の組み合わせのチェックにおいて、レベル2地震時の照査がある場合にもデータチェックにかかるのを対策しました。
3.図面関連
- 橋座面配力筋の鉄筋長に横断勾配が考慮されていない場合があった点の対策を行いました。
- 底版側面横方向鉄筋の先端フック角度がたて壁平面角度になっている場合があった点の対策を行いました。
- 地覆幅が胸壁前背面で異なる場合、地覆鉄筋が変化筋となっていなかった点の対策を行いました。
- 翼壁水平鉄筋の長さが正しくない場合があった点の対策を行いました。
■ヘルプ修正 本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
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13.01.03 |
'14.12.29 |
■不具合対策
1.計算関連
- 増設時の設計において、既設底版より外側に照査位置がある場合に最小鉄筋量の照査の結果が正しく算出されていないのを対策しました。
- 竪壁が無筋の場合の落橋防止構造の水平耐力において、せん断耐力算出時のτcの値が鉄筋のτcの値になっていたのを対策しました。
- 直角方向張出部の設計において、曲げ照査位置とせん断照査位置でモーメントの向きが異なる場合に、せん断照査時の2.5dとcdc算出時の有効高が付け根の曲げモーメントの向きを用いていないのを対策しました。
- 翼壁設計時の計算において、A部、B部、C部で負担とした場合でエラーとなった場合にメッセージが表示されないのを対策しました。
- 試行くさび法による土圧算出において、水位の扱いが反映されておらず常に入力された水位で土圧を算出していたのを対策しました。
2. 結果確認関連
- 結果総括において、最小鉄筋量の判定でNGとなっても危険なケースとして抽出されないのを対策しました。
3. 計算書関連
- 入力データの出力において、下記の項目が入力画面と異なっていたので対策しました。
1)考え方の竪壁の設計の任意荷重の扱い
2)考え方の土圧・水圧の地震動の方向と異なる地震時土圧の扱い
4. 入力関連
- 鋼管ソイルセメント杭の杭頭結合部の照査において、仮想鉄筋コンクリート断面の直径算出時の杭径が鋼管径ではなく杭径で初期化されていたのを対策しました。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
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13.02.00 |
'15.01.26 |
■機能拡張
1.計算関連
- 「設計要領 第2集 橋梁建設編」(平成26年7月 東・中・西日本高速道路株式会社)の落橋防止構造における下記の項目に対応しました。
1)落橋防止作動ケースの直接基礎の安定照査
2)落橋防止作動ケースの竪壁の耐力照査
3)落橋防止作動ケースのフーチングの耐力照査(直接基礎)
※杭基礎の場合は、落橋防止作動時の胸壁、竪壁の計算のみを行います。サンプルデータは、「MANUCHO12.f4a」となります。
■要望対応
1.入力関連
- 標準設計を選択した場合は、後趾土圧の作用高さのデフォルトを後趾下端に設定するようにしました。
2.計算書関連
- 安全性の検討において、「地震動による土圧の増分」を「地震動による土圧」に表記を変更しました。
- 胸壁前面突起において、鉛直力のタイトルが上部工反力となっていたのを鉛直力に変更しました。
3.ヘルプ関連
- 形状(躯体「側面形状:寸法入力,自動決定」)において、胸壁無し形状、竪壁無し形状、底版無し形状の入力方法を追加しました。
■不具合対策
1.計算関連
- 杭基礎の2.5次元解析について、橋軸方向の荷重ケースが30ケースを超える場合に杭基礎側に作用力が正しく連動されないのを対策しました。
2.計算関連
- 落橋防止構造設計時の耐力算出において、せん断耐力の補正係数Ceが1000mm以下は、1.0となっているのを対策しました。
- 試行くさび法において、胸壁が無い場合にも試行くさびの計算を実行していたため計算終了時にエラーメッセージが表示されるのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書に橋座の設計結果を表示した場合において、結果が0で表示されてるのを対策しました。
- 設計条件において、左右反転表示を行った場合、地表面に勾配があると地表面荷重の矢印の向きが上下逆になるのを対策しました。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
- プログラムの機能概要
適用範囲
- 操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 形状(躯体「側面形状:寸法入力,自動決定」)
- 荷重(胸壁設計)
- 荷重(落橋防止構造)
- 計算理論及び照査の方法
- 落橋防止構造の設計
- 落橋防止構造を取り付ける場合の胸壁の設計
- 落橋防止作動時の照査(平成26年7月設計要領)
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13.02.01 |
'15.02.06 |
■不具合対策
1.計算関連
- 平成26年7月 設計要領基準時の落橋防止荷重において、竪壁設計時のせん断耐力Ss算出時の鉄筋の降伏強度σsyが1/100となって計算されていたのを対策しました。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
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13.02.02 |
'15.03.18 |
■要望対応
1.計算関連
- 剛性モデル算出時の断面二次モーメントの照査において、小数点5桁目まで手計算と合うようにしました。
■不具合対策
1.計算関連
- H26設計要領基準時の落橋防止において、以下の不具合を対策しました。
1)「荷重」−「落橋防止荷重ケース」画面で選択された「上部工反力・地表面荷重」画面のケースに地表面載荷荷重Qlに値があると計算に考慮されるのを対策しましました。
2)保耐法にチェックある状態で落橋防止構造を設計「しない」から「する」へ変更した場合に、「荷重」−「落橋防止荷重ケース」画面で荷重組み合わせのデータチェックにかかるのを対策しました。
- 橋台側でレベル2地震時の底版設計をする場合において、曲げモーメントによる判定を最小鉄筋量の判定とM<Myの判定とで別々にするように修正しました。従来の判定は、1.7M<Mcの場合は常に判定はOKとなっていました。
- 最大鉄筋量の照査において、受け台部材の設計時の部材厚が胸壁基部厚となって設計されていたのを対策しました。
- 後趾開始位置をハンチ付け根とした場合の増設設計において、照査位置で参照する鉄筋を正しく取得できずに後趾鉄筋がないとエラーとなるのを対策しました。
- 踏掛版の設計において、「考え方」−「部材共通」画面の鉄筋の表示で両方とすると複鉄筋で計算されていたのを対策しました。
- 翼壁の設計で設計要領基準を選択した場合において、パラレル翼壁で翼壁長=下端水平幅とした場合に設計要領A部の結果となってしまうのを対策しました。
- 橋台本体設計時の翼壁の設計において、「荷重」−「翼壁設計」画面で「載荷荷重に雪荷重を考慮する」にチェックを入れた場合に、雪有ケース、地震時ケースのせん断補強筋照査時のσsaの参照先に誤りがあったのを対策しました。
2.計算書関連
- 左右反転描画を行った場合において、安全性の検討時の土圧描画が枠線からはみ出して表示されるのを対策しました。
- 底版張出部の拡幅部の設計において、土砂ブロック割の三角形の描画が正しく行われない場合があるのを対策しました。
3.入力関連
- 付属設計の翼壁の設計において、考え方の「B部,C部の断面力は、B部はb-b'、B'部はb'-c、C部はc'-d、C'部はc-c'区間の断面力の最大値を用いる」の選択がファイルを読み込むと常にチェックがある状態となっていたのを対策しました。
- 翼壁設計の入力において、胸壁天端に地覆を設けた場合に画面に表示される寸法が実際の翼壁形状寸法と異なっていたのを対策しました。
- 右張出部のみある場合の「土砂」画面において、土砂形状を左右異形状とした場合に画面の土砂形状図が正しくし表示されないのを対策しました。
- 「上部工反力・地表面荷重」画面において、直角方向の照査にチェックがある場合でも直角方向の入力項目が表示されないことがあるのを対策しました。
4.設計調書
- 翼壁設計時の設計調書において、フルウイングの場合にD部が危険値となってもC部の配筋情報が表示されるのを対策しました。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点−What's Newについて
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13.03.00 |
'16.05.13 |
【重要】
ライセンスの認証をサブスクリプション方式に変更しました。
詳しくは、弊社ホームページの「FORUM8 サブスクリプションサービス移行のご案内」をご覧ください。
http://www.forum8.co.jp/product/subscription.htm
■不具合対策
- 計算関連
- 翼壁FEM解析時のフルウイングでウイング天端に勾配がある場合に、パラレル部付け根の断面力が正しく取得されないのを対策しました。
- 増設設計時の張出部設計において、既設張出部なしの状態から増設後に張出部がある形状となった場合に側面土砂が考慮されないのを対策しました。また前面土砂のブロック割が正しく行われないのを対策しました。
- 計算書関連
- 竪壁直角方向照査時の上部工作用位置Yの表示が橋軸方向の作用位置Yを表示していたのを対策しました。計算結果には、影響ありません。
- 竪壁直角方向照査時の躯体ブロックの作用位置Zの誤りを訂正しました。計算結果には、影響ありません。
■ヘルプ修正
本体プログラム
- 概要
- バージョン及び改良点-What's Newについて
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