Ver. |
日付 |
内 容 |
10.99.00
(Ver.11
暫定) |
'12.03.28 |
■機能拡張
・平成24年2月16日に国土交通省より通知された道路橋示方書の条文に対応しました。
※本バージョンは、平成24年改定予定の道路橋示方書対応の暫定版です。国土交通省ホームページで公開された「橋、高架の道路等の技術基準の改定について(国都街第98号、国道企第87号)」別添資料に対応しています。なお、上記資料において公開されているのは条文のみであり、解説文につきましては道路橋示方書が発刊された後に正式版にて対応致します。
※本バージョンより、旧道路橋示方書(平成14年以前)に準拠した計算を行うことはできません。
※暫定版の機能制限として、旧データの読み込みを行うことができません。
- 地域区分において、A1,A2,B1,B2,Cに変更しました。併せて地域別補正係数を変更しました。
- 設計水平震度において、レベル2地震時タイプTを変更しました。
- レベル2地震時設計において、タイプTとタイプUを同時に照査できるようにしました。
- 竪壁保耐の設計において、平成24年 道路橋示方書X(平成24年2月16日通知)に対応しました。
- 鉄筋の基準値として、SD390,SD490鉄筋を追加しました。
※連動できる製品は、平成24年 道路橋示方書に対応した次の製品が対象です。
「基礎の設計計算・杭基礎の設計Ver.10 (平成24年道示対応版)」
「深礎フレームVer.8 (平成24年道示対応版)」
「震度算出(支承設計)Ver.8 (平成24年道示対応版)」
■機能拡張
1.入力関連
- 鉄筋の基準値において、引張応力度を軸方向鉄筋とそれ以外(せん断補強鉄筋)に分けて指定できるようにしました。また、降伏応力度も同様にせん断補強鉄筋,横拘束鉄筋とそれ以外で分けて指定できるようにしました。
- 竪壁保耐の設計において、必ず横拘束鉄筋を入力するようにしました。また塑性ヒンジ算定用の有効長、鉄筋本数を追加しました。
- 設計震度画面において、橋台として設計した場合でもタイプIの入力を追加しました。
■機能改善
1.計算関連
- 竪壁設計時の任意荷重において、竪壁の範囲外でも任意荷重を考慮できるようにしました。「考え方」−「竪壁設計」画面の範囲外の任意荷重の扱いで指定が可能です。
- 底版設計時の任意荷重において、竪壁の範囲外でも任意荷重を考慮できるようにしました。「考え方」−「底版設計」画面の範囲外の任意荷重の扱いで指定が可能です。
- レベル2の直接基礎において、浮き上がり限界時のモーメント算出の処理を収束にて算出するように変更しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.00.00(暫定版)について
- 適用基準及び参考文献
2.操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 荷重(設計震度)
- 荷重(許容応力度法荷重ケース)
- 荷重(上部工反力、地表面荷重)
- 部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
- 考え方(竪壁設計:許容応力度法)
- 考え方(底版設計)
- 考え方(土圧・水圧)
- 許容値(竪壁設計,底版設計,突起設計)
- 許容値(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,受け台の設計,桁かかり部設計)
3.操作方法−『計算確認』モードの操作
- 安定計算−安定計算(作用力の集計)
- 安定計算−安定計算(地盤反力データ)
4. 操作方法−オプション画面の操作
5. 計算理論及び照査の方法
- 設計水平震度
- 竪壁設計−保有水平耐力法での照査
全体の流れ
曲げモーメントと曲率の算出
水平耐力及び水平変位の算出
せん断耐力の算出
許容塑性率の算出
6.サポート
|
11.00.00 |
'12.05.21 |
■機能追加
・平成24年3月 道路橋示方書に対応しました。
※本バージョンより、旧道路橋示方書(平成14年以前)に準拠した計算を行うことはできません。
- 地域区分において、A1,A2,B1,B2,Cに変更しました。併せて地域別補正係数を変更しました。
- 設計水平震度において、レベル2地震時タイプTを変更しました。
- レベル2地震時設計において、タイプTとタイプUを同時に照査できるようにしました。
- 竪壁保耐の設計において、平成24年 道路橋示方書Xに対応しました。
- 鉄筋の基準値として、SD390,SD490鉄筋を追加しました。
※連動できる製品は、平成24年 道路橋示方書に対応した次の製品が対象です。
「基礎の設計計算・杭基礎の設計Ver.10 (平成24年道示対応版)」
「深礎フレームVer.8 (平成24年道示対応版)」
「震度算出(支承設計)Ver.8 (平成24年道示対応版)」
※平成24年道示対応版オプションについて
- 設計対象に増設が選択可能になります。
- コンクリート材質σckにおいて21,24,27,30以外の材質が選択可能なります。
- 使用鉄筋においてSD345,SD390,SD490以外の鉄筋(追加鉄筋を含む)が選択可能になります。
- 杭の種類において、PC杭,RC杭が選択可能になります。
- 杭頭接合方法において、A法が選択可能になります。
■機能拡張
1.入力関連
- 鉄筋の基準値において、引張応力度を軸方向鉄筋とそれ以外(せん断補強鉄筋)に分けて指定できるようにしました。また、降伏応力度も同様にせん断補強鉄筋,横拘束鉄筋とそれ以外で分けて指定できるようにしました。
- 竪壁保耐の設計において、必ず横拘束鉄筋を入力するようにしました。また塑性ヒンジ算定用の有効長、鉄筋本数を追加しました。
- 設計震度画面において、橋台として設計した場合でもタイプIの入力を追加しました。
- 「保耐法荷重ケース」画面において、杭基礎連動対象の名称を杭基礎連動対象荷重に変更しました。
- 付属設計の翼壁設計において、配筋情報未入力時の配筋のデータチェックを追加しました。
- 杭基礎において、杭の先端位置と帯鉄筋変化位置が同じ場合のデータチェックを追加しました。
- 翼壁のデータチェックにおいて、翼壁のパラレル下端水平がある場合の入力範囲を後趾がない場合は底版下面位置としました。
2.計算関連
- 杭において、鋼管ソイルセメント杭,SC杭,SC+PHC杭,回転杭を追加しました。
- 土圧において、飽和土土圧にて検討できるようにしました。
- 置換え基礎において、前面が斜めの形状に対応しました。
■機能改善
1.計算関連
- 竪壁設計時の任意荷重において、竪壁の範囲外でも任意荷重を考慮できるようにしました。「考え方」−「竪壁設計」画面の範囲外の任意荷重の扱いで指定が可能です。
- 底版設計時の任意荷重において、竪壁の範囲外でも任意荷重を考慮できるようにしました。「考え方」−「底版設計」画面の範囲外の任意荷重の扱いで指定が可能です。
- レベル2の直接基礎において、浮き上がり限界時のモーメント算出の処理を収束にて算出するように変更しました。
2.図面関連
- 図面作成において、配力筋フック形状の初期値を「曲げなし」から「直角フック」に変更しました。
- 図面作成において、翼壁水平主鉄筋の配筋方法を改善(底版側からの基準ピッチ配筋に対応)しました。
- 図面作成において、水平補強筋の鉄筋入力画面で橋座面主鉄筋の配筋情報を取得操作を改善(ヘルプを参照することなく操作できるように)改善しました。
- 図面作成において、逆T型橋台、翼壁の図面作成「かぶり、鉄筋」データを初期値に反映するようにしました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.0.0について
- 適用基準及び参考文献
2.操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 基礎(杭の条件)
- 基礎(杭頭接合部)
- 基礎(算出オプション)
- 荷重(設計震度)
- 荷重(許容応力度法荷重ケース)
- 荷重(上部工反力、地表面荷重)
- 部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
- 考え方(竪壁設計:許容応力度法)
- 考え方(底版設計)
- 考え方(土圧・水圧)
- 許容値(竪壁設計,底版設計,突起設計)
- 許容値(胸壁設計,翼壁設計,踏掛版の設計,受け台の設計,桁かかり部設計)
3.操作方法−『計算確認』モードの操作
- 安定計算−安定計算(作用力の集計)
- 安定計算−安定計算(地盤反力データ)
4. 操作方法−オプション画面の操作
5. 計算理論及び照査の方法
- 設計水平震度
- 安定性の照査(許容応力度法)−杭基礎
杭のばね定数
杭の許容支持力
杭本体の設計
杭と底版の接合部の照査
- 竪壁設計−保有水平耐力法での照査
全体の流れ
曲げモーメントと曲率の算出
水平耐力及び水平変位の算出
せん断耐力の算出
許容塑性率の算出
6.サポート
|
11.00.01 |
'12.06.11 |
■不具合対策
1.入力関連
- 初期入力画面において、画面確定時に増設のエラーが表示される場合があるのを対策しました。
2.計算関連
- 落橋防止構造の照査において、配筋を直接指定としても胸壁背面鉄筋を参照しているのを対策しました。
- 竪壁保耐の照査において、限界状態曲げモーメントを算出する際に軸力範囲外でも計算が流れてしまうのをデータチェックにかけるようにしました。
3.結果確認
- 結果確認画面において、落橋防止構造の胸壁曲げモーメントの照査時の記号が終局曲げモーメントMuのままであったのを降伏曲げモーメントMyに変更しました。
4.図面関連
- 図面作成において、加工図の曲げ角度表記「度分秒」が「1秒」ずれる場合があった点を改善しました。
- 図面作成において、DXF/DWG出力の際に文字フォントが正常に設定できない場合があった点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.0.1について
2.操作方法−『入力』モードの操作
|
11.01.00 |
'12.07.31 |
※上部構造の慣性力を支承の水平反力に変更により、「基礎の設計計算・杭基礎の設計Ver.10 (平成24年道示対応版)」Ver10.1.0より前のバージョンの場合においては、設計震度Khce=1.0,分担重量Wu=支承の水平反力として連動されます。
■機能改善
1.入力関連
- 各配筋画面において、せん断補強鉄筋のガイド図を表示できるようにしました。
- 上部工死荷重反力の入力において、「初期入力」画面で行うか「上部工反力・地表面荷重」画面で行うかの選択を追加しました。
- 「落橋防止構造」画面において、グループ数と組数のガイド図を追加しました。
- 竪壁保耐設計時において、鉄筋の有効長、本数のデータチェックがマイナスの場合でもかかるようにしました。
- 各部材の許容値画面において、斜め引張鉄筋σsa´が0の場合のデータチェックを追加しました。
- 竪壁保耐設計時において、せん断補強鉄筋が前趾と後趾で異なる場合のチェックを追加しました。異なる場合は、杭基礎側でレベル2底版設計を行うことができません。
- 落橋防止構造において、下部構造の水平耐力PLGが0の場合は、データチェックにかけるようにしました。
2.計算関連
- 橋台レベル2計算時の橋台に作用する上部構造の慣性力を上部構造の水平反力Wu×khceから支承の水平反力の入力に変更しました。旧データ読み込み時には、Wu×khceを支承の水平反力に設定します。
3.結果確認
- 結果確認及び計算書において、せん断補強鉄筋を計算時に使用有無に関わらず表示するように修正しました。また、ピッチを追加して表示するようにしました。
4.結果確認
- 結果詳細計算書において、配筋要領図を出力選択画面上で選択できるようにしました。
5.図面関連
- 図面作成時の配力筋径の自動設定に対応しました。
- 鉄筋生成時の半円フック曲げ半径設定を改善(固定値「鉄筋径の3倍」から「図面作図条件データの値」を参照するように)しました。
- 「入力-部材-底版配筋」画面で入力した鉄筋ピッチの図面作成への反映を改善しました。
- パラレル翼壁の水平主鉄筋の配筋基準点を変更した場合、組立筋の配筋情報の調整ができない場合があった点の対策を行いました。
■不具合対策
1.入力関連
- 鉄筋入力時において、鉄筋ピッチや鉄筋本数変更後に矢印キーの下を押すと自動的に鉄筋本数や鉄筋量が更新されないのを対策しました。
- 初期入力画面において、置換え基礎寸法を変更しても詳細に反映されないのを対策しました。
- 竪壁保耐設計時の竪壁配筋画面において、直角方向の鉄筋情報を変更すると橋軸方向の鉄筋の配置情報も初期化されてしまうのを対策しました。
- 初期入力画面確定後に、置換え基礎の滑動安全率が1.1と変更されるのを対策しました。
- 深礎フレームとの連動において、一度保存したデータを読み込む場合に読み込むことができない場合があるのを対策しました。
- 「許容応力度法荷重ケース」画面において、荷重を新規ケースにコピーした場合に許容値のσsa´が0となるのを対策しました。
- 杭基礎において、断面変化ありの場合に許容値の初期化が正しく行われないのを対策しました。
2.計算関連
- 底版中心の作用力の直接指定において、0が指定されているとエラーとなり作用力が指定できないのを対策しました。
- 置換え基礎設計において、地盤反力の後ろ側が大きくなるケースにおいて作用位置に誤りがあったのを対策しました。
- 付属設計の翼壁設計において、せん断補強鉄筋を入力しても斜め引張鉄筋の照査が行われないのを対策しました。
3.図面生成
- たて壁配力筋のフック形状が半円フックの場合、たて壁平断面図に不要な鉄筋線が作図される点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.1.1について
2.操作方法−標準的な処理の流れ
3.操作方法−『入力』モードの操作
- 初期入力
- 荷重(上部工反力、地表面荷重)
- 部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
4.操作方法−震度連携画面の操作
5. 計算理論及び照査の方法
- 安定性の判定(保有水平耐力法での照査)−震度の増加方法と各震度の作用力
|
11.01.01 |
'12.08.28 |
■不具合対策
1.入力関連
- 付属設計の翼壁の設計において、画面を開くとインデックスが範囲を超えていますと表示されるのを対策しました。
- 落橋防止構造入力画面において、形状が円形で1組の緩衝材の本数が1本の場合にせん断抵抗面積の切り替えても入力が正しく表示されていなかったのを対策しました。
- Windowsのフォントサイズ設定がデフォルト以外の場合において、基準値画面でコンクリートの追加画面が正しく表示されないのを対策しました。
2.計算関連
- 落橋防止の降伏曲げモーメントの計算において、胸壁背面計算で常時、地震時の両方にチェックがある状態で計算をすると正しく計算されないのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書の安全性の検討において、土圧の増分にタイプTの設計震度のみ表示されていたのをタイプT、タイプU毎に設計震度を表示するようにしました。
- 結果詳細計算書の翼壁設計において、最大鉄筋量の算出過程に0で表示される箇所があったのを対策しました。
- 結果詳細計算書の翼壁設計において、立ち上げ部分に翼壁A部がない形状において最小鉄筋量の算出過程に数値が0で表示される箇所があったのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.1.1について
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11.02.00 |
'12.10.01 |
■機能拡張
1.計算関連
- 落橋防止構造設計時の下部構造の水平耐力PLGの算出に対応しました。併せて、落橋防止水平耐力算出用のサンプルMANUCHO10.f4aを追加しました。「荷重」−「胸壁設計」画面,「部材」−「竪壁配筋」画面に落橋防止水平耐力用の入力を追加しています。
- 胸壁、竪壁部材において主鉄筋とせん断補強鉄筋の鉄筋材質を別々に指定できるようにしました。
- 各部材毎に鉄筋材質を変更できるようにしました。
■機能改善
1.入力関連
- 「初期入力」画面において、底版厚を入力できるようにしました。
- 「形状」−「翼壁形状」画面において、省力タイプ時の寸法は胸壁高を表示するのではなく、翼壁付け根位置(壁背面)での高さを表示するようにしました。
- 「考え方」−「底版設計」画面の特殊条件において、後趾位置をハンチ付け根を選択している場合で竪壁保耐の設計を行う場合にデータチェックを追加しました。
- その他杭において、抵抗モーメントのデータチェックをかけるようにしました。
- 基礎バネ照査において、地盤の変形を無視する選択を追加しました。
- 土地改良(小規模)において、曲げ圧縮応力度をコンクリート標準示方書にて初期化するようにしました。
2.計算関連
- 竪壁において全圧縮となる場合には、鉄筋の引張側の許容圧縮応力度を用いて比較するようにしました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書の設計条件において、直角方向のみ上部工反力の補正モーメントを指定した場合でも表示するようにしました。
- 結果詳細計算書の設計条件において、2.5次元解析時に必ず直角方向の設計震度が表示されていたのを照査有無を参照して表示するようにしました。
■不具合対策
1.入力関連
- 竪壁保耐設計時において、竪壁厚を変更すると鉄筋情報が初期化されるが鉄筋量が0となっていたのを対策しました。
- 底版配筋画面のデータチェックにおいて、有効高がマイナスで表示される場合があるのを対策しました。
- SC+PHC杭の許容値が正しく初期化されないのを修正しました。
2.計算関連
- 重力式橋台において、底版張出の拡幅部の照査を行った場合に補強の範囲に誤りがあるのを対策しました。
- 置換え基礎において、荷重の組み合わせで浮力無しを選択後、再度浮力有りとした場合に前面側の揚圧力が0となるのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書において、パラレル翼壁で最大鉄筋量の照査があると計算書の出力がとまるのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.2.0について
2.操作方法−『入力』モードの操作
- 基礎(基礎ばね算出データ)
- 荷重(水位)
- 荷重(胸壁設計,踏掛版の設計)
- 荷重(落橋防止構造 荷重組み合わせ)
- 部材(竪壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋)
3.計算理論及び照査の方法−断面計算
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11.02.01 |
'12.11.12 |
■機能改善
1.入力関連
- 段差フーチングにおいて、底版張出部の拡幅部の補強を選択できないようにしました。
2.計算書関連
- 結果詳細計算書において、無筋コンクリート設計時のせん断照査時の計算式をSh/b・hに変更しました。
3.設計調書
- 森林土木設計時において、設計調書と転倒照査時の出力が異なるため表示しないようにしました。
■不具合対策
1.入力関連
- 任意土圧において、翼壁がある場合で軽量盛土が指定されていない状態で「任意土圧」画面で初期化を行うとエラーが発生していたのを対策しました。
2.計算関連
- 竪壁がない形状において、上部工反力を前趾上に考慮した場合の杭基礎L2照査において任意荷重で与えている上部工反力の符号が逆になっていたのを対策しました。
3.計算書関連
- 段差フーチングにおいて、照査区間を指定した場合の底版鉄筋の出力が、常に区間1での配筋データを出力されていたのを対策しました。
- 張出部に拡幅部を補強するとした場合において、計算書が出力されないケースがあったのを対策しました。
- 液状化有無がある場合の左右張出部の照査において、液状化有り無しケースの杭反力結果が計算書に正しく表示されないのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.2.1について
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11.03.00 |
'12.12.20 |
■機能改善
1.入力関連
- 「置換基礎の設計計算Ver.2」へのファイル連携に対応しました。
「置換基礎の設計計算Ver.2」にデータをインポートする場合は、ファイルメニューより「基礎連動用(*.XPR)ファイルエクスポート」を実行します。「置換基礎の設計計算Ver.2」では、底版寸法,荷重名称,底版中心の作用力を反映します。また、置換基礎を選択している場合は、置換えコンクリートへ形状寸法を反映します。
■機能改善
1.入力関連
- 「動作環境の設定」画面において、「連動時のトラブル対策を行う」を用意しました。基礎工製品(「基礎の設計計算,杭基礎の設計」,「深礎フレーム」)との連動において正しく動作しない場合にチェックをいれることで回避できる場合があります。
- 「部材」−「竪壁配筋」画面において、竪壁保耐時の配筋情報の初期化でピッチ等を変更した場合に既存の詳細情報がある場合は、それから配筋情報を生成していましたが新規と同様に配筋情報を再生成するように変更しました。
■不具合対策
1.入力関連
- 「任意土圧」画面において、係数算出時にエラーとなる場合があったのを対策しました。
- 「杭の条件」画面で、場所打ち杭や中堀り杭コンクリート打設時に表示される支持力算出用データqdを変更しても、再度画面を開くと元に戻るのを対策しました。
- 落橋防止構造の耐力算出において、杭基礎と連動時に竪壁配筋情報を変更後に再計算を実行しても計算結果が変更前の結果となるのを修正しました。他の画面を確定後や再度ファイル読み込み後、竪壁保耐計算を行う場合の結果は、更新されて正しい結果となります。
2.計算関連
- 竪壁保耐計算時において、橋座面より上にある荷重(土圧、任意荷重、側圧)によるモーメントに橋座面からの荷重の開始高さ分が考慮されていないため、水平力によるモーメントが正しく計算されていなかったのを対策しました。
3.計算書関連
- 竪壁保耐時の結果詳細計算書において、竪壁前面側に突起がある場合に印刷プレビューが途中で止まるのを対策しました。
4.計算確認関連
- 結果確認において、橋軸段差フーチングの先端高が0の場合に前趾、後趾の結果が表示されないのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.3.0について
2.操作方法
- メニューの操作−ファイル
- オプション画面の操作−動作環境の設定
3.サポート
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11.04.00 |
'13.02.08 |
■機能改善
1.計算力関連
- 柱の設計(保有水平耐力法)において、許容ひずみ算定に用いる軸方向鉄筋径φは塑性ヒンジ長の算定に用いるφ’と同じ面から抽出するようにしました。※本変更により、非対称の鉄筋径を有する断面の結果が変化します。
- 柱の設計(保有水平耐力法)において、My0>Mlsとなる断面に対してMy0=Mlsとして設計できるように選択を追加しました。
■不具合対策
1.入力関連
- 付属設計の「翼壁の設計」画面において、翼壁にD´部がある場合にD´部の配筋がデフォルトで表示されないのを対策しました。
- 道示対応版オプションがない場合のデータチェックで、踏掛版の材質のチェックを受け台無しでも行っているのを対策しました。
- 震度算出のファイルを読み込んだ場合において、水平力をデータから取得できない場合があったのを対策しました。
- 竪壁配筋画面の配筋詳細入力において、形状図に表示される竪壁の寸法値に誤差が生じる場合があるのを対策しました。
2.計算関連
- 結果詳細計算書の設計条件において、半重力式橋台,重力式橋台の区分を初期入力画面の設定の通りになっていないのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.4.0について
2.操作方法
- 『入力』モードの操作−考え方(竪壁設計:保有耐力法)
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11.04.01 |
'13.03.06 |
■機能改善
1.図面関連
- 3D配筋ビューワ出力フォーマットを更新(Allplan形式ファイルフォーマットを更新)しました。
■不具合対策
1.入力関連
- 竪壁しぼりがある場合において、3D描画が正しく表示されない場合があるのを対策しました。
- 重力式橋台形状のデータチェックにおいて、竪壁前面側に突起がある場合に誤差によりデータチェックにかかる場合があったのを対策しました。
2.計算関連
- 置換基礎において、支持力照査の基礎幅が、置換底面幅+傾斜幅になっているのを置換基礎底面幅に変更しました。
- 底版無筋時には、レベル2の底版照査を結果表示を行わないようにしました。
- 鋼管ソイルセメント杭、SC杭、SC+PHC杭、回転杭の場合に、杭頭結合部のすみ肉溶接の許容せん断応力度が正しく考慮されていない場合があるのを修正しました。
- 回転杭の許容押込み支持力算出時の周面摩擦力の考慮範囲として、支持層が1.5×羽根径Dpより上にある場合にも、1.5Dp分しか周面摩擦を控除していなかったのを修正しました。
3.計算書関連
- 土圧の作用幅が底版と竪壁で異なる場合において、土圧図と土圧の表の区間表示が一致していない場合があるのを対策しました。
- 増設時の結果一覧計算書と結果詳細計算書において、最小鉄筋量の結果が結果確認の結果と異なっているのを対策しました。
- 竪壁保耐の結果詳細計算書において、動的解析結果を使った場合に許容塑性率より求めた設計水平震度を表示する箇所に動的照査法の結果と同じものを表示しているのを対策しました。
- 橋軸段差フーチング時の結果詳細計算書において、土圧の出力に表示される計算式が手計算と一致しないのを対策しました。計算結果には、影響ありません。
- 鋼管ソイルセメント杭、SC杭、SC+PHC杭、回転杭の場合に、杭頭結合部の計算書に板厚が表示されていないのを修正しました。
4.図面関連
- 段差フーチングの竪壁天端勾配ありの場合、図面が正常に生成できない場合があった点の対策を行いました。
- 竪壁前面突起の張り出しが小さい場合、図面が正常に生成できない場合があった点の対策を行いました。
- 配筋要領図のスターラップピッチが正常に作図されない場合があった点の対策を行いました。
- 断面図の橋面工寸法が正常でない場合があった点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.4.1について
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11.04.02 |
'13.05.22 |
■不具合対策
1.入力関連
- 「形状」−「受け台」画面において、橋軸前面から見た図となっているのを橋台前面からに変更しました。
2.計算関連
- 胸壁設計時の図心位置から反力作用位置までの距離Lxが胸壁の重心位置からの距離となっているのを胸壁付け根断面/2から受け台端部の距離としました。胸壁天端に勾配がない場合は影響ありません。
- 竪壁に絞りがある場合において、レベル差考慮時の土砂のブロック割に誤りがあるのを対策しました。
- 胸壁省力タイプにおいて、落橋防止構造の降伏曲げモーメント算出時の鉄筋の参照先が胸壁背面(上部)となっていたのを対策しました。
- 底版増設設計時において、後趾にハンチがある場合で後趾設計位置がハンチ付け根とした場合に躯体及び土砂のブロック割が正しく行われないのを対策しました。
3.結果確認関連
- 結果確認において、橋軸段差時の底版照査判定に付け根位置が含まれるためNGとなるのを対策しました。
4.図面関連
- 踏掛版形状が「バチ型」の場合に図面が生成できない場合がある点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.4.2について
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11.04.03 |
'13.07.25 |
■不具合対策
1.入力関連
- 「土砂・舗装」画面において、橋軸段差時にガイド図に表示される側面土圧の枠が底版下面位置からになっていないのを対策しました。
- 入力画面確定時において、エラーが発生する場合があるのを対策しました。
2.計算関連
- 計算実行時において、エラーが発生する場合があるのを対策しました。
- 杭の突出部の水平耐力を考慮した場合の層厚おいて、層厚=0.000mが表示される場合があるのを対策しました。
- 直角方向の偏心が小さい場合の地盤反力において、前趾後趾設計時の地盤反力の作用位置が正しく算出されない場合があるのを対策しました。
- 段差フーチングにおいて、橋台として基礎プログラムと連動した場合のレベル2地震時の底版照査で、タイプT地震動の杭反力がタイプU地震動と同じになっていたのを修正しました。
- 橋軸方向段差フーチングのレベル2地震時底版照査において、地盤反力の水平力によるモーメントの集計が常に付け根断面図心位置で行われていたのを修正しました。
3.計算書関連
- 段差フーチング時の杭基礎レベル2底版照査において、計算書が途中で止まる不具合を対策しました。
4.図面関連
- 竪壁背面に「竪壁しぼり」がある場合、翼壁垂直主鉄筋の配筋範囲が正しくない場合があった点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver11.4.3について
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11.04.04 |
'13.09.24 |
■機能改善
1.入力関連
- 竪壁設計時において、「軸力補正係数CNを考慮しない」をデフォルトに変更しました。
■不具合対策
1.入力関連
- 震度算出連携ファイル読み込み時において、取り込み画面の上に「剛性モデルおよび震度算出の結果は最新のものではありません」と表示されるのを対策しました。
- 橋脚として設計した場合の連動において、任意土圧に土圧係数と土圧強度が混在している場合に杭基礎側の死荷重時モーメントMdに土圧強度のモーメントが二重に考慮されるのを対策しました。
2.計算関連
- 竪壁保耐の設計において、水平耐力照査時のC地域のレベル2タイプ1の補正係数が0.7となっていたのを0.8に修正しました。
- 胸壁省力タイプ時の直角段差形状において、土砂を水平とした場合に側面土砂のブロックが考慮されないのを対策しました。
- 受け台が胸壁より下にある形状の自動配筋決定において、前面側の鉄筋が背面側の鉄筋より大きくなるのを対策しました。
- 直角段差フーチングにおいて、前面土砂高が底版厚と同じ場合に計算に必要ない矩形のブロック割が発生していたのを対策しました。
- 杭頭結合部の計算において、1列目がすべて斜杭の場合に直杭の水平力、モーメントが正しく抽出されずに0となるのを修正しました。
- 底版より下にその他盛り土ブロックがある場合に、背面土砂のブロック割に誤りがあるのを対策しました。
3.計算書関連
- 杭基礎連動時で斜杭とした場合において、杭の角度が正しく計算書に表示されなかったのを対策しました。
- 入力データの出力において、「考え方」−「A竪壁設計」の保有水平耐力法のせん断耐力算出時のCcが考慮なしの際→考慮あり、考慮ありの際→考慮なしと表示されるのを対策しました。
4.設計調書
- せん断応力度の照査において、τm>τa1の場合にせん断補強鉄筋の照査で判定がOKとなると設計調書にτm≦τa1と表示されていたのを修正しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver.11.4.4について
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11.04.05 |
'14.01.23 |
■不具合対策
1.計算関連
- 直角段差フーチングにおいて、胸壁が省力タイプ時に誤差により背面土砂ブロック割りが考慮されない場合があったのを対策しました。
- 直角段差フーチングの土圧の作用幅において、底版より外に竪壁分の土圧がある場合に土圧が底版下面位置まで考慮されているのを対策しました。
- 竪壁保耐の設計において、竪壁前面に突起がある場合で橋座面にプラスの勾配がある場合に壁より上の躯体重量の作用位置に誤りがあるのを対策しました。
- 竪壁保耐にチェックがある場合の直接基礎のレベル2照査において、荷重集計に初期土圧分が考慮されていないのを対策しました。
- 胸壁設計時に任意土圧を指定した場合において、胸壁高より上に土圧位置を指定した任意土圧を指定するとT荷重による断面力と土圧力が正しく計算されないのを対策しました。
- 杭基礎において、斜杭が危険値となる場合に「せん断力に対する照査(斜引張鉄筋と共同してせん断力を負担する場合)」が0と表示されるのを対策しました。
- 竪壁背面に絞りがある場合の竪壁L2の計算において、1m以上の絞りがあると躯体断面の重量が算出できなかったのを対策しました。
2.入力関連
- 荷重組み合わせ画面において、照査方向を切り替えても描画で表示される上部工水平反力の方向が正しく描画されていないのを対策しました。
- 竪壁保耐の設計にチェックがある場合において、杭基礎の底版の設計で版として設計した場合に斜引張鉄筋の本数を指定できなかったのを対策しました。
- 土砂形状で勾配を指定した場合において、勾配指定後に形状を変更すると正しい勾配での寸法とならないため、一度「土砂」画面を未入力とするように変更しました。
- 置換基礎を照査する場合において、入力の荷重の扱いで”水位を指定する”にチェックを入れた後、「許容応力度法荷重ケース」画面を確定し、再度”水位を指定する”にチェックを外しても元の値と同じにならないのを対策しました。
- 落橋防止構造の水平耐力を自動算出とした後、落橋防止構造の照査を行わないとしても水平耐力の入力及び照査をおこなっていたのを対策しました。
- データチェックにおいて、任意形状時に後趾の開始位置がハンチ先端となっていない場合にデータチェックにかかるのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書において、レベル2タイプTの設計震度の算出過程で補正係数の表示に誤りがあったのを対策しました。
- 結果詳細計算書の設計条件において、胸壁が無筋でも許容値が鉄筋のものが表示されていたのを修正しました。
- 結果詳細計算書の安全性の検討において、任意荷重の増分が表示されないのを対策しました。
- 結果詳細計算書の安全性の検討において、「土砂・舗装」画面の側面土砂項目の安定計算時に「側面土圧を考慮する」のチェック状態が反映されていないのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、直角方向の土圧がある場合に保有水平耐力法照査時の計算書の作用力の集計に側面土圧が表示されていないのを対策しました。
- 結果詳細計算書の前趾の設計において、前趾設計時の浮力のX位置が前面からとなっているが、照査位置からの式で表示するように変更しました。
4.図面関連
- 胸壁背面配力筋形状を「鉄筋長指定あり」とした場合、配筋範囲チェックメッセージが表示される場合があった点を修正しました。
- 段差フーチングの場合、底版組立筋形状を「半円フック、継ぎ手有り」形状としても「半円フック、継ぎ手なし」形状で作図していた点を修正しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver.11.4.5について
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11.04.06 |
'14.04.09 |
■要望対応
1.入力関連
- 「橋台の設計Ver.13」にて変更されたプロテクトにおいて、「橋台の設計Ver.11」で動作できるようにしました。
■不具合対策
1.計算関連
- 竪壁保耐時において、任意形状で指定した場合に胸壁躯体重量の作用位置が正しく算出されないケースがあったのを対策しました。
- 任意形状において、底版前趾付け根位置より橋座面前面が前にある場合に側面土砂より上に水位がある場合に水の重量が正しく算出されていないのを対策しました。
2.入力関連
- 「許容応力度法荷重ケース」画面において、直角方向の照査を行う場合の照査対象において橋軸または直角方向のみにチェックがある場合のガイド図が正しく表示されないのを確認しました。
- 「上部工反力・地表面荷重」画面において、直角方向のガイド図に橋軸方向のガイド図が表示される場合があったのを対策しました。
3.計算書関連
- 結果詳細計算書において、置換基礎の計算書にB4の表示が不足していた箇所があったのを対策しました。計算結果には影響ありません。
- 結果詳細計算書において、段差高<後趾端厚の場合で後趾設計時の土圧を後趾上端からとした場合に土圧描画位置が実際の位置より上に描画されるのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、受け台の1本あたりの鉄筋量表示に胸壁の鉄筋材質を参照して鉄筋量を表示していたのを対策しました。
- 結果詳細計算書において、橋台単独で杭基礎を設計した場合の基礎ばね算出時の計算書出力で場所打ち杭で断面変化があると地層データに表示されている値が正しく表示されないのを対策しました。
4.結果確認関連
- 翼壁設計時の結果確認の画面の判定において、翼壁の設計の荷重ケースを常時のみとした場合にも地震時の結果を参照していたのを修正しました。
5.設計調書
- 基礎工設計調書において、曲げ引張応力度の符号が逆になっている場合があるのを対策しました。
6.図面関連
- 橋座に勾配があり、胸壁配力筋(橋座面平行)鉄筋を配筋した場合に図面が正常に生成できない場合があった点の対策を行いました。
- 段差フーチングで底版腹部配力筋が配筋範囲のチェックにかかり図面が生成できない場合があった点の対策を行いました。
- 竪壁主鉄筋を「定尺鉄筋」とした場合に、橋座面主鉄筋の長さが竪壁主鉄筋径分不足している点の対策を行いました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
- バージョン及び改良点−What's New,Ver.11.4.6について
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